カテゴリー「日記・コラム・つぶやき」の記事

☆日本政府がコロンビアへCOVID19対策として医療機器等を寄贈

日本政府がコロンビア政府に対しCOVID19対策として医療機器等(約US$470万ドル相当額)を寄贈する事となりました。現在コロンビアは一日の感染者数が一万人を突破、首都ボゴタの90%超を含め各市町村ではICUの稼働率がひっ迫・医療危機が迫っています。我々コロンビア在留邦人も精神面でつらい日々を過ごしています。日本政府の支援に深い感謝の意を申し上げます。 Ceremonia de firma del canje de notas formalizando la donación del Gobierno del Japón al Gobierno de la República de Colombia para la adquisición de equipos médicos aprox US$4,7 millones.調印式の模様はこちら→(Youtube)


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独立記念日で外出自粛・禁止令から四ヶ月

7月20日は「コロンビア独立記念日(正確にはコロンビア独立軍がスペインからの独立を宣言した日)」という事で、各所でコロンビア国旗を掲げて祝う風景が見られました。
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三色のコロンビア国旗、よく見ると黄色の部分が全体の約半分を占めています。これは黄=黄金を意味します。コロンビアは「エルドラド(黄金郷・若しくは黄金の男)」の語源の場所である事からコロンビアの富=黄金を象徴しています。青はコロンビア本土に接するカリブと太平洋の二つの海、そして赤は独立の為に流された血を意味しています。これだけ国旗があちこちで掲げられていると、自分はコロンビア国民ではありませんがなかなか良いものですね。

という事でこの日は独立記念日でしたが、同時に3月20日にボゴタ市長が発令した「外出自粛令」からちょうど四ヶ月となりました。この日に市の政令が発令され、私の勤務先も含めオフィスビル・レストラン・ショッピングモール等の閉鎖命令が出て以来、四ヶ月も出社しない(出来ない)状態が続いています。これは私だけではなく、コロンビアに進出している日本企業の方々や政府機関の方々もごく一部(支払い手続き等の決済など)の例外を除いてビル内に立ち入る事は出来ません。

コロンビア在留邦人の方々は在宅生活が四ヶ月にも及び、買い物や散歩以外の目的で外出する事が出来ない、美味しいものを食べにレストランへ行く事も出来ない(宅配・持ち帰りのみ)ボゴタから外に出る事もままならない、そんな日々を漫然と続けていて感覚が麻痺しているのではないかと思います。業務でコロンビアにいらっしゃる方々も、遥々南米・コロンビアまで来て四ヶ月もテレワークの日々でいい加減辟易している事でしょう。

私が関係している旅行業界では、コロンビア国内で数千(推定)の旅行会社のうち85%-90%が休業・若しくは廃業という現状です。国内最大の観光地であるカルタヘナでは就業人口のうち30%前後が観光業に関係しているらしいですが、現在95%前後が休業に追い込まれています。国内外からの観光客を相手にしている世界遺産・旧市街地区のレストランも90%前後が休業・若しくは廃業しています。かなり厳しいです。
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メキシコ便に続き、先日はロサンゼルスへの特別便が運航し、複数の在留日本人の方々が御利用の上帰国されました。ロサンゼルスへの特別便は二度目の運航で、今回のロサンゼルス便御利用の場合は今までの人道的フライト御利用での日本への航空券代金が一番安く(ボゴタから東京までの総額US$844+TAX相当額から)、且つ唯一アメリカ本土から日本へ向けて夜行便があり、こちらを御利用頂きました。複数のご家族様に御利用頂き、御連絡を頻繁に重ねて私としてもやりがいがあった手配でした。

当地での生活はまだまだ困難が続きます。最低でも五ヶ月・もしかすると半年も経済活動が規制されるかもしれません。それほどコロナウイルス感染状況は深刻です。

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医療崩壊が近い首都ボゴタ

外出禁止・自粛令が発令されてからもう四ヶ月経とうとしています。7月に入り、自分なりに生活のサイクルを少しだけ変える事にしました。
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早朝に起きて徒歩で自宅から数百メートルにある大きな公園に向かい、小一時間ほどまったりと過ごす毎日です。標高2,600mの高地に位置する首都ボゴタですから明け方はとても冷えるのですが、公園にたどり着くと右画像で撮影したハチドリの甲高い鳴き声その他、多くの鳥達のさえずりを聞く事が出来ます。
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私は花の名前には詳しくないのでご案内出来ませんが、公園と周辺では様々な美しい花々を見る事も出来ます。自宅にいる時間が長い生活を早四ヶ月も続けていますから、心機一転というかやはり生活に少しでも変化が欲しい所です。
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公園でまったりした後は、近くにあるパン屋で焼き立てパンを買う、これも最近の日課・そして楽しみです。一個300コロンビアペソ(約9円)と激安のこのパン、朝7時の開店に合わせて焼き上がり、直後に訪れる私は焼き立て・熱々の出来立てパンをゲット出来ます。これにコーヒー・家にあるヨーグルトメーカーで作る自家製ヨーグルトとカットバナナ、これが朝食の定番です。
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7月に入ってからも相変わらず国境は閉ざされたままですが、今月も複数のコロンビア在留日本人の方々が帰国しました。先日はメキシコまでの特別便が運航し、一便としてはこれまでで最も多いお客様方が御利用・無事帰国されました。その中には日本在住のコロンビア人と日本から来訪中だった日本人のカップルもいて、今回初めてコロンビア人の日本帰国(正確には再入国)手配を承り、この方も無事日本にたどり着きました。

ここまでに至るにはかなりの難題を背負いました。コロンビア人男性の実家は首都ボゴタではなく地方の村にあり、実家に里帰り中の所で足止め状態となる事四ヶ月近くにも及び、彼はアメリカ査証を持っていない事からメキシコ経由しか日本行きの手段はなかったのですが、実家から首都ボゴタへの陸路移動手段が困難で、一時は日本人女性の方から特別便御利用を断念される旨の御連絡を頂きました。しかしこの機会を逃すと後はいつになるか分からない事から若干叱責に近いメッセージを送った所お二人は奮起され、まるでドラマのような結末でしたが結果として特別便に乗る事が出来ました。一時は私も諦めかけていましたが、無事日本に着いた旨の御連絡を頂いた時はとても嬉しかったです。

首都ボゴタはここへ来てコロナウイルスが益々猛威を振るっていて、この記事を投稿した日の国内全土での一日の新規感染者は8,934人と、9,000人間近・そして10,000人に迫る勢いです。四カ月近く外出を制限しているこの状態でも感染を抑える事は全く不可能で、今や南米大陸各国の中では一日の感染者数はブラジルに次ぐ酷さです。私自身、一日9,000人近くが新規感染というニュースには絶句しました。

それ以上に私が恐れているのが首都ボゴタにおけるICU(集中治療室)の稼働状況です。連日テレビのニュース番組でも危機感をもって報じており、今やICU稼働率は90%前後で推移していて、92%近い日もあります。これは事実上満杯に近く・すなわち「医療崩壊」が確実に近づいています。ICUが満杯になった場合、当然の事ながらコロナウイルスに感染し重篤化したら助かる見込みはほぼありません。私はこの国においては外国人ですが当地コロンビアでのいわゆる健康保険制度に加入しており、労働者は加入義務がある"EPS"の他、割増料金を月額で支払う事により更に厚い対応が受けられる"Medicina Prepagada"にも加入しています。その為、加入している会社からはコロナウイルス対応の案内メールが頻繁に届きます。しかしながらEPSすら加入していない外国人はいわゆる「無保険」状態ですので、万が一感染・果てに重篤化した場合は極めてリスクが高い立場です。

そんな私でさえも、ICUが満杯になった場合を考えると最近では恐怖すら感じている日々です。さすがに90%以上のICUが塞がっている現状はもはや看過できません。日々不安を抱えているのは精神的にも厳しいです。一日が無事終わるとホッとする毎日です。



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いよいよ危機状態に入ってきたコロンビア

ビックリするようなタイトルですが、コロンビアにおけるコロナ禍の影響がここへ来て深刻さを増してきています。6月27日に発表された一日あたりの感染者数はついに4,000人を突破して4,149人を記録しました。首都ボゴタでのICU(集中治療室)の稼働率は約70%で推移しています(ボゴタ市は75%に達した時点で最高警戒レベルと発表)。今後感染者数が増える事はあっても劇的に減る事はなく、いよいよ感染のピークに達するのではと予想されています。これはまさに「コロナ危機」でしょうね。
現在まで約三ヶ月以上外出禁止令・自粛令下にあり、この記事を書いている時点では7月15日まで継続されますが、どう考えてもこの日で終了するとは思えず、最低でも7月末まで延長する事は確実でしょう。そうなれば世界最長(らしいのですが)となる四か月にも及ぶ半ロックダウン状態です。一年のうち三分の一、約120日も経済活動がほぼ止まる・・・まさに「経済的危機」以外の何ものでもないと思います。私はコロンビア政府の政策を批判しているのではありません。その中で否定できない事実は国境を閉じ・都市間の移動を禁じ・経済活動を停止して家に閉じこもる、これを四か月続けても感染者数は激減はしておらず、むしろ爆発的に増えているという絶望的な状況です。某国の大統領が「コロナはインフルエンザと同じだ、家にいないで仕事をしろ」と言って世界中から猛反発を受けましたが、コロンビアの現状(四か月外出制限を続けても全く効果なし)を鑑みると、もはやこの人の言っている事はあながち全否定出来ないのではとさえ思えてきました。
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超緊縮生活も続ければ苦にならなくなってきました。食費を安くあげる為に肉類の消費は少なくしています。左画像は「鶏レバーの甘辛煮」です。鶏レバーは500g入りパック約100円で売っていて、安くて栄養価があるのでこれはよく作っています。そして右画像は色からするとマンゴーに見えますが実は「カボチャの煮物」です。Auyama(西洋カボチャ)は日本のカボチャと違って繊維質が少なく水っぽい食感です。三食完全自炊にするとかなり節約出来ます。
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首都ボゴタでは外出自粛・禁止令発令以来レストランやファストフード店の品を宅配で注文する事例が激増しています。しかしながら私は今までこのデリバリーサービスは一回も頼んだ事がありません。実名を挙げると問題になりそうなので頭文字だけで挙げます。ボゴタ市内では「R●●●」「D●●●.com」「U●●●●」などが自転車やバイクなどを使って配送しています。これは私の個人的推測であり実態は一切公表されていませんが、ボゴタ市内でのコロナウイルス感染の原因の一つにこれらの宅配サービスがあるのではと思っています。特に最大手のR●●●はおそらく配送人の7-8割が「ベネズエラ難民」と思われる中で配送人登録は誰でも簡単に出来、いずれの会社の配送人も配送時に検温やコロナ感染チェックをしている訳ではなく、ご覧の通り配送指令待ちの間は商品を入れるボックスを置いたまま芝生や路上などで素手の状態で座って待っている事が常であり、「バイオセキュリティ」の意識はほぼゼロです。これらの配送人が市内を縦横無尽に走り回り商品を届ける中で、コロナウイルスも宅配する可能性は決してゼロではないと思います。それが故に私は恐ろしくてこのサービスは一度も利用した事がありません。
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先日、実に三カ月ぶりに「コロンビア風の定食」をテイクアウトで家に持ち帰って食べました。アルムエルソ・若しくはコリエンタソと呼ばれるこの昼定食、スープ・温野菜・メイン(この日はポーク)・ご飯、そしてジュースが付いて8,500コロンビアペソ(約240円)という安さです。コロナ禍以前はレストランで食べていたのですが現在では座席の提供が禁止されている為、テイクアウト・若しくはデリバリーのみです。私は勿論店に出向いて自ら受け取って家に持ち帰りました。これでもコロナ感染のリスクはゼロではありませんが、店の人が感染すればその店は閉鎖されるのですぐに分かります。塩味ベースでいわば大味ですが安くてお腹一杯になります。

コロンビアにおけるコロナ危機・経済危機はこれから更に悪化する事は間違いなく、厳しい日々が続きます。


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コロンビアへの帰還・コロンビアからの帰国

先日投稿した記事の中で、普段は酒を飲まないのですが航空券を手配・発券した時だけ自分へのご褒美として安いビールを飲むとコメントしました。ディスカウントストアで売っている一缶50円くらいのもので、安いとはいえドイツビールですので結構イケる味です。
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私自身引き続き厳しい状況にありますが、有難い事に当地在留邦人の方々から引き続き御帰国航空券手配を頂いており、経済的にひっ迫して倒れる事態は何とか避けられています。
その中で先日は逆のケース・日本一時帰国中にコロンビア政府による入出国禁止令が発動され、当地へ帰還出来なくなったご家族様のコロンビアへのフライトに伴う航空券手配を承り、ご家族様は無事戻られました。現状、コロンビアへの帰還・入国は極めて困難で、一部の報道では約15,000人の人々がコロンビアへの帰国・帰還を希望しているとの事です。現在コロンビア政府はその方々達への人道的フライトを断続的に手配し、少しずつですがコロンビア人の方々が帰国されています。とは言えコロンビア人以外の方々(コロンビア在住外国人等)が帰還・入国する事はほぼ不可能に近い中、極めて稀な例として様々な方法を検討した結果、ご家族様が約三カ月近くぶりに無事当地へ帰還する事が出来て本当に嬉しく、またこの手配を承り光栄に思いました(ご家族構成・帰還日・フライトの詳細は割愛します)

また、日本への御帰国航空券は引き続き承っており、今回初めてAviancaのボゴタ発ロサンゼルス行き直行便の手配を行いました。運航日直前になって当社のシステム上で販売出来る旨Aviancaより通知があり、手配の上無事当地を発たれました。ロサンゼルス経由での御帰国の場合、ボゴタ発が11:00AMとちょうど良い時間で、一旦LAで一泊となり翌日の成田行き直行便を御利用頂けます。このロサンゼルス経由はこれまでの御帰国ルートでは最も安い料金で御利用頂けます。また、7月7日からはロサンゼルス発深夜便(運賃US$500相当額より+手数料)も御利用頂けますので、LAで一泊せずに乗り継ぐ事が出来、更に安くなります。

まだまだ厳しい日々が続きます。超緊縮生活を続けながらですが、当地コロンビア在留邦人の方々のお役に立てればと思っています。


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外出禁止令+外出自粛令で三ヶ月、厳しい環境の日々

3月20日にボゴタ市が発令した「外出自粛令」、その後25日に大統領令により発令された「外出禁止令」から三ヶ月を迎えようとしています。これによりコロンビア国内の経済活動はほぼ停止に近い状態となっており、4月末時点での失業率は19.8%・約530万人もの人々が職を失いました。首都ボゴタは日々荒んでいるのが明らかに分かります。これだけの措置を施してコロナウイルス感染者が激減したかと言えばその逆で、今やコロンビア国内での感染者数は一日あたり1,300~1,500人に激増しています。首都ボゴタでも南部ケネディ地区(高級住宅街での家政婦や商店の従業員などが多く住む地区)は二週間封鎖されています。レストランは未だに座席提供が禁じられ宅配・持ち帰りのみでの営業の為廃業する店が続出しています。私が従事している旅行業も8月31日まで空港が閉鎖され国際線の乗り入れが禁じられており、国内線も運行のめどが全く立っていません。

私自身はそのような厳しい環境下にあってかなり恵まれているのは、当地在留邦人の方々から御帰国航空券予約手配を承っており、アメリカへの人道的フライト(特別機)+アメリカ~日本間の航空券手配御依頼を頂いています。帰国辞令を受けたにもかかわらず出国禁止令により約二ヶ月留まられていた某社支社長(当時)氏、三ヶ月近くも足止め状態となっていた4名のご家族様他複数の方々の御帰国航空券手配を承り、皆様無事当地を出国されました。お子様方は日本の学校を楽しみに帰国の途に就かれた事と思います。

とはいえ私自身もとても厳しい環境下にあります。そんな中で超緊縮生活は必需であり、まずは支出の中で大きな部分を占めるアパート家賃の減額をすべく、既に三年住んでいるこのアパート(日本でいう所のマンション)を引っ越すべく大家さんに「既に家族は帰国していて一人で三部屋は広いし、コロナ禍で家賃支払いが厳しいので退去したい」と申し出た所、即座に「月額いくらなら引き続き住んでくれるのか」と返信がありました。こちらとしては10%程度の減額では予算オーバーだなと思い希望額を提示せず、見つけた別のアパート家主との契約を交わすまさに寸前まで来ていました。そこで大家さんから提示されたのはまさかの約40%近い減額を一年間という破格の条件でした。これは不動産仲介業者を介さない直接契約だからこそ出来た話で、結局この家に住み続ける事にしました。大家さんの有難い申し出に胸が込み上げました。
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ナイトクラブ・バー・ディスコ・スポーツクラブなどの「三密」を招く業種は最低でも半年は営業が禁じられる予定です。これらの店舗は必然的に廃業する運命にあります。本当に厳しいです。
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月額家賃を減額出来た、その次は生活費のコストカットです。以前は全く足を運ぶ事がなかったのですが、最近は一部の商品を除き画像の「ディスカウントストア」で買物をする事が殆どとなりました。いずれも首都ボゴタで相当数の店舗を展開しています。左から、首都ボゴタにあるディスカウントストアでは草分け的存在の「D1」ボゴタ市内だけで400店舗近くあるカフェチェーン"TOSTAO"と同じグループ会社(だと思います)の「Justo & Bueno」そして「ara」です。
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「D1」は前述の三店舗の中では総合的に判断すると特に食品類に関して品数と価格的に一番かなと思います。左画像は冷凍豚肉です。それまでは精肉店やスーパーの精肉コーナーで購入していたのですが、当地で買う牛・豚肉はなぜこんなに「臭い」のかという程、いわゆる「血の気が濃い」肉ばかりなのですが、ここの冷凍豚肉を解凍してフードカッターで挽肉にすると臭みがないので気に入っています。その他、パック牛乳も大手スーパーと比べると激安です。卵・ハム・マヨネーズその他の調味料なども大手スーパーよりも断然安く、また、このD1が輸入している画像のドイツ製ラガービールはコロンビア国産ビールよりも安いのに美味しいです(私の個人的評価)コロンビア国産ビールはどれも甘味を感じるのですが、このビールはそれがありません。普段私は酒を飲まないようにしているのですが、なぜ二缶買ったかと言えば航空券御予約申し込みを頂き発券をした日に限り「自分へのご褒美」にしているからです。二缶は二件のお申し込みがあったので(この時点)発券した日に飲む為でした。
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「Justo & Bueno」は幾つかの品に安いものがあります。とは言えどの店舗も品揃えがあまり豊富ではなく、強いて言えばTOSTAOのコーヒー豆が直営店舗よりも安く買えるという事位でしょうか。そして「ara」はやはり卵・マヨネーズやケチャップ等の調味料が安く、また各店舗内でローストチキン(炭火ではなくオーブン)を焼いていて安く販売しています。私の自宅付近には都合良くこの三店舗があるので、その時々で安い商品を買い求めています。少しでも生活費を切り詰めたいので必死です。この所、ご飯を炊く際に右画像の「キヌア」を入れています。Colombinaという国産ブランドのキヌアは輸入ものの半額程度で販売しています。粗食生活をする中での貴重な栄養源です。

私自身引き続き厳しい生活が続きます。コロナで倒れるか・経済的に困窮して倒れるか、縁起でもない例えですがどちらにもならないよう今まで以上に質素倹約に務めるしかありません。コロンビア在留邦人の皆様、引き続き御帰国航空券等の御用命を承ります。

 

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外出禁止令発令中のコロンビア・日々悪化する経済状況の中必死に生きる人々

コロンビア政府による外出禁止令から二カ月が経ちました。日本はついに緊急事態宣言を解除するようで、自粛レベルでこれだけ効果を上げるとは全く想像できませんでした。逆に自粛レベルで感染拡大は防げないと思っていましたので驚愕しています。日本という国はとてもすごいと思います。他方、自粛よりも更に厳しく罰則を伴う外出禁止令を二カ月も続けているコロンビアですが、一向に効果を挙げられていないどころか、ここ数日は逆に発表感染者数が激増し、それまでの三倍となる一日1,000人超となってしまいました。長らく国境を封鎖し、違反者には罰金まで課して厳しく行っていたこの二カ月は何だったのだろうと愕然としています。
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この間経済活動をほぼ完全に停止させた事でコロンビア国内の経済状態は極度に悪化しています。営業禁止により家賃を払えず廃業する店舗が続出し、貸し出し中の貼り紙が激増しています。レストランも席を設置して営業する事が出来ずデリバリーのみで辛うじて店を維持している所が大半ですが、それが出来ない店舗は必然的に廃業に追い込まれています。はっきりと感じるのですが、大都会ボゴタの街が徐々に荒んできているのが明らかに分かります。それに伴い治安も悪化してきています。
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私が住むアパートの前の路上で画像の楽団(マリアッチ)が演奏をしていました。いわゆる大道芸です。10年以上ここに住んでいてこのような事は初めてでした。彼らは本来誕生日パーティーやイベントなどに呼ばれて出張演奏をするプロ集団です。しかしながら昨今のコロナウイルス禍で住人以外の訪問者立ち入りを禁止にしているアパートが多く、50人以上が集うイベントも当面9月まで禁止となっている為仕事が全くない状態と思われます。それが故に彼らも生きる為に必死でこの突然の路上演奏に臨んだものと思います。
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結局4時間もの間、道路の周囲に建つ各アパート前で演奏を披露し続けました。プロの演奏ですから各アパートの住人達も拍手喝采で、アパートの各階からチップを投げ落としていました。私も勿論手渡しで幾らかのチップを渡しました。彼らにしても生きる為に必死になっている・その姿に接して思わず目頭が熱くなりました。それ程にコロンビア・そして首都ボゴタの経済状況は日々悪化を続けています。

私個人の話になりますが、私自身も正直生きる為に必死です。8月31日まで陸海空路による入出国が禁止される状況下において、国外からのお客様の受け入れ、当地在住のお客様の御旅行・御出張の手配などの業務が当面出来ない状況下にあります。その中では不幸中の幸いと言えますが、私は日本からの個人・団体観光ツアーの受け入れに特化した業務をしている訳ではなく、IATA(国際航空運送協会)加盟社として航空券販売もしている為、入出国禁止状態の中で特別機による出国航空券・その先の日本行き航空券などの御依頼を頂いていますので、仕事が完全に途絶えたという状況下ではありません。しかしながらそれでも厳しい日々が続いている事は事実です。加えてコロンビア国内経済がはっきりと悪化している事実に日々接しています。夜明けはまだ遠い気がします。


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外出禁止令発令中(2)

前回の投稿から約二週間が経過しました。首都ボゴタ独自の条例により外出「自粛」が行われたのが3月20日から24日までの5日間、終了翌日の25日から今度は更に厳しい罰則を伴う大統領令による「外出禁止令」が発令され、この原稿を書いている時点で既に26日が経過しており、予定では4月26日までの38日間に及ぶ外出制限が課せられています。この間国内の経済活動はごく一部を除きほぼ完全にストップしたままです。無論、当社も例外なく業務停止状態です。もっとも我々観光・旅行業界にとって致命的なのが外出制限に加え、入出国禁止令まで発動中の為、コロンビア国内・国外いずれも移動が全く出来ませんので、私一人がジタバタしてもどうしようもない状況下にあります。近隣諸国の同業他社も同様で、この業界は現状完全に止まったままです。コロンビア国内・そして首都ボゴタの観光スポットが現在どのようになっているか、全く知る由もありません。
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4月13日から首都ボゴタでは外出禁止令に関して「一部除外事項」(食料品・医薬品等の購入、20分以内のペットの散歩など)目的での外出について、偶数日は女性のみ・奇数日は男性のみ(トランスジェンダーの人達は自己申告により適用、またスーパー・銀行その他複数の業界に従事する人々は適用外)外出可能とする独自の条例を発令しました。それによりただでさえ人通りが少なくなったのが更に減少しています。
現在ボゴタで縦横無尽に動き回っているのは左画像の宅配サービスの配達員位(この人達は男女別外出可能日の適用外)です。私は外出自粛・禁止令の最中でも「家族で一名は食料品調達目的の外出が可能」という大義名分がありますので、現在では奇数日のみ買い出しに出掛けます。中画像の青バスは首都ボゴタが運営しているSITPというもので、トランスミレニオではカバー出来ない通りを網羅している公共交通機関です。こちらは通常運航しています。そして右画像はスーパーに入店する為に並んでいる列です。1m以上の間隔を空け、店内に入れる人数は限定され、更に13日からは日によって店内の客は男性だけ・女性だけです。
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日本ではレストラン・居酒屋等の営業は自粛レベルですから時間短縮であっても営業は出来るようですが、ここコロンビアではレストラン・バーなど座席を提供する営業は一切停止です。コンビニは通常営業ながらイートインスペースの利用は禁止・カフェは座席提供禁止で店頭販売のみなど徹底しています。左画像の地ビールを提供する店も営業停止でこれがかれこれ二ヶ月続きます。中・右画像は「アレパ」と呼ばれるトウモロコシ粉を使ったタコスよりもちょっと厚めの生地を割いて中に具を入れた「コロンビア風バーガー」ショップです。こちらも営業停止中ですが、このコロンビア風バーガーは日本ではお目にかかれないと思いますので営業が再開したら一度食べてみようかと思います。
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外出禁止が一カ月も続くと大なり小なり気が滅入ってきます。日本と異なりここコロンビアでは前述の例外目的外で外出して警察に摘発された場合多額の罰金が科せられますので、うかつに外に出る事も出来ません。そんな中ですが、私はいわゆる「コロナ鬱」に陥らないよう、一日のうちに何をするか予め決めておきます。それは家中を片っ端から掃除する・不要なものを捨てていくなど色々あります。そして食事は三食全て自分で作る事を今の所完遂しています。
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朝を除く他の二食については毎食異なるメニューを作るようにしています。その合間におやつなども作ったりして気分転換をしています。左画像は最近作った「みたらし団子」です。首都ボゴタではもち米(糯米)の粉が入手出来ますので、これで簡単に団子が作れます。左画像のみたらし団子のみたらしは日本から持ち込んだ片栗粉を使っていますが、右画像のMaizena(トウモロコシ粉・コーンスターチ)でも色は透明にはなりませんが何とかとろみをつける為として代用出来ます。外出禁止令期間はまだまだ続きますが、鬱に陥らないよう日々何かをとことんやる事でしのいでいる毎日です。

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外出禁止令発令中(1)

普段であれば仕事に追われなかなかブログ記事を書く時間がありませんが、現在は19日間に及ぶ外出禁止令の最中です。当面の大きな仕事は全てキャンセル・延期となってい中、何もせずだらだらと過ごすのは性に合わないのでこれから何回か外出禁止令期間中の日々の出来事などを綴っていきたいと思います。ずっと後になって自分なりに「こんな事をしていたんだ」としみじみ感じる事でしょう。
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外出禁止期間中私自身が心掛けているのは「毎日同じ時間に起床・就寝する」「毎日時間を決めて一つ以上集中して何かをする」「三食しっかり取る」「家の中を汚くしない」といった所でしょうか。漫然とスマホやPC画面を見ながら一日を過ごすのは自分としては最悪です。私は現在一人暮らしですので、毎日最低一回は徒歩で買い出しに出掛けます。
ボゴタ市内のスーパーは時間短縮ながら営業は続けています。入店の際して店内に留まる客数を制限している所もあり、その場合は店の外で最低1m以上の間隔を空けて少し待つ事になります。スーパー以外の店舗は業種により開いています(野菜・果物などを販売している商店・肉・魚を扱う店など)。レストランは現在殆どが閉店・若しくは店内での飲食は認めず宅配のみという形で営業しています。私の自宅付近にあるパン屋は辛うじて営業していて、毎日ほぼ決まった時間にパンが焼きあがりますので、それを目当てに外出します。右画像の小さなパン・焼き立ての熱々でしたが一個300コロンビアペソ(約8円)と超激安です。
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前回コメントしましたが、私は日本米にある程度近いカリフォルニア米と長粒米であるコロンビア国産米(インディカ米)を併用して毎日ご飯を食べています。コロンビア国産米は土鍋で炊いていて、これをカレーライスや中華丼などにして食べるととても美味しく頂けます。そのうち輸入品であるカリフォルニア米は貴重品になる事が予想されます。
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この記事を書いたのは外出禁止令4日目の事です。4日を経て私が入った複数のスーパー・商店で在庫なし・若しくは極めて少数だと気が付いた商品のうち3点について記述します。左画像はイタリア産パスタのトップブランド「Barilla(バリラ)」です。No.5は日本でもお馴染みの中細タイプで私は普段からこれを好んで食べています。本場イタリアでもBarillaは生産を中止しているのか分かりませんが、このタイプが店舗によって殆ど見当たりません(まだ4箱がありますが)。
中画像は袋入りインスタントラーメンです。当地在住の日本人の方から「ラーメンが棚から消えている」と聞いて慌てて20袋買いだめしました。とは言え私は普段から袋入りインスタントラーメンは食べない方で(パスタが好き)且つ当地で販売されているラーメンは日本のノンフライ麺タイプではなく、茹でると鍋が油まみれになるタイプなので尚更苦手です。しかしこれが各スーパーの棚から殆ど消えています。コロンビア人は意外にもラーメンを食べるのだと改めて知りました。慌てて20袋も買ってしまいましたが食べないのでどうしよう・・・
最後は「コーヒー豆」です。コーヒーの国コロンビアですからスーパーでもコーヒー豆は尽きていませんが、ボゴタ市内だけで300店舗以上あり私がいつも飲んでいる「TOSTAO」のコーヒー豆(500g)が全く手に入りません。画像のマイルドタイプは辛うじて手に入りますが、ここでは最高級の豆を使っている黒い袋のものが完全に品切れです。おそらく焙煎工場が稼働していない為でしょう。

まだまだ外出禁止令は続き長丁場となります。この辛い状況にいつまで耐えられか我慢のしどころです。


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コロンビアにもコロナウイルス上陸

前回の投稿以降コロナウイルスがついにコロンビア国内でも蔓延し、この間旅行会社として様々な対応にあたっていました。この記事を書いている2020年3月25日現在の感染者は470名となっていて、爆発的増加を続けています。感染患者が初めて確認されたのが3月6日でしたので、たった20日間で激増しました。これにより3月23日から30日間コロンビアへの陸海空全てのルートでの入国禁止、3月25日から4月12日までの19日間・政令により外出禁止令(一部例外あり)が発令され、それに伴いコロンビア国際線・国内線全線が一定期間運航を停止しました。このブログが続く限りこの重大な局面を後々まで忘れない様、長文になりますが投稿します。
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日々状況が悪化し、突然3月23日から空路による入国禁止措置が発表され、それに伴い国際線全便運航停止となるまさに直前、当地在留邦人の方々39名様の日本御帰国航空券発券の命を受け、皆様無事に出国・日本へ帰国されました。非常に困難な状況下で39名様分の予約を確保し発券・全員出国させる事が出来、旅行会社の者として感慨深いものがありました。画像は当社で用意しました大型バスです。こちらには20名の乗客の方々をご案内、その他三日間で計39名様全員出国されました。私は自ら航空券予約端末を操作し航空券発券が出来る身分ですので、今回即座に対応させて頂きました。
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3月23日から30日間の入出国禁止令、3月25日から19日間の政令外出禁止令により、コロンビア国内の経済はほぼ完全にストップ・マヒする事は間違いなさそうです。私が従事する旅行業の他、航空・ホテル業界も国際線・国内線全便運航停止により業務が完全に止まりました。今後相当な影響が出る事は間違いありません。また、当地通貨コロンビアペソが米ドルその他外貨に対して史上最安値となり、輸入食材は今後滞貨・若しくはすさまじい値上げになる事は間違いありません。現在コロンビアに駐在されている方々は今から10年ほど前まで米(カリフォルニア米)・味噌・醤油などが首都ボゴタにおいて殆ど手に入らなかった事を御存じない筈です。私はその頃から当地に住んでいますので、とにかくあるうちに買えるだけ買う、常にそのつもりでいたので当分これらの食材に困らない程度は確保しました。
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私が自宅で開いている「小料理あらい」では日本製電気炊飯器の他、画像の日本製の土鍋を使ってご飯を炊いています。カリフォルニア米は電気炊飯器でも炊けますが、コロンビア産米は長粒米(インディカ米)の為、電気炊飯器で炊くと吹きこぼれてしまい上手く炊けません。しかし土鍋を使うと火加減の調節で吹きこぼれず、且つふっくらとはいきませんがとても上手く炊けます。コロンビア産米のご飯はカレーや半熟目玉焼き乗せ、温野菜などを乗せて合わせて食べるととても美味しく頂けます。カリフォルニア米はいずれ滞貨・欠品する事を想定して、コロンビア米と交互に消費する事にしています。
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外出禁止令中はペットの散歩や買い物等で一家族一名のみ外出する事が出来ます。私は一人暮らしですので買い物目的であれば外出出来ますが、それでも歩く距離は普段よりも減ってしまいますので体調管理には気を付けたいと思っています。左画像はヨーグルトメーカーです。これを使って自宅でヨーグルトを作り毎日食べるようにしています。
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外出禁止令中の首都ボゴタの光景です。買い出しの途中で撮影したものです(外出禁止令違反ではありません)平日の日中なのに車の姿が殆どなく閑散としています。これが4月12日まで続きます。自家用車の利用は原則禁じられている為、買い出しの移動には公共交通機関(トランスミレニオ他)を利用しています。トランスミレニオは普段運転手付きの車で移動されている駐在員の方々はまず乗りこなせない乗り物ですが、私は在留邦人では底辺階層の一般庶民が故、こちらを駆使しています。運転席に近い最前列はコロナウイルス対策という事もあり現在着席不可能となっています。
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外出禁止令期間中ですが、市場やスーパーマーケットなどはほぼ通常営業しており、生活に困る事はなさそうです。画像はボゴタ市内最大の市場・パロケマオ中央市場です。普段は買い物客でごった返していますが、さすがに外出禁止令中という事もあり閑散としていました。その中で野菜や果物類は普段以上に揃っていて、逆に購買客が激減している中商売として大丈夫なのか心配になったほどです。ここでは見た目は悪いですが白菜・大根・生椎茸その他のアジア系野菜が沢山揃っているので、野菜不足に陥る事はなさそうです。これから長い困難の日々が続きますが、覚悟して生活していきたいと思います。

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