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外出禁止令発令中のコロンビア・日々悪化する経済状況の中必死に生きる人々

コロンビア政府による外出禁止令から二カ月が経ちました。日本はついに緊急事態宣言を解除するようで、自粛レベルでこれだけ効果を上げるとは全く想像できませんでした。逆に自粛レベルで感染拡大は防げないと思っていましたので驚愕しています。日本という国はとてもすごいと思います。他方、自粛よりも更に厳しく罰則を伴う外出禁止令を二カ月も続けているコロンビアですが、一向に効果を挙げられていないどころか、ここ数日は逆に発表感染者数が激増し、それまでの三倍となる一日1,000人超となってしまいました。長らく国境を封鎖し、違反者には罰金まで課して厳しく行っていたこの二カ月は何だったのだろうと愕然としています。
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この間経済活動をほぼ完全に停止させた事でコロンビア国内の経済状態は極度に悪化しています。営業禁止により家賃を払えず廃業する店舗が続出し、貸し出し中の貼り紙が激増しています。レストランも席を設置して営業する事が出来ずデリバリーのみで辛うじて店を維持している所が大半ですが、それが出来ない店舗は必然的に廃業に追い込まれています。はっきりと感じるのですが、大都会ボゴタの街が徐々に荒んできているのが明らかに分かります。それに伴い治安も悪化してきています。
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私が住むアパートの前の路上で画像の楽団(マリアッチ)が演奏をしていました。いわゆる大道芸です。10年以上ここに住んでいてこのような事は初めてでした。彼らは本来誕生日パーティーやイベントなどに呼ばれて出張演奏をするプロ集団です。しかしながら昨今のコロナウイルス禍で住人以外の訪問者立ち入りを禁止にしているアパートが多く、50人以上が集うイベントも当面9月まで禁止となっている為仕事が全くない状態と思われます。それが故に彼らも生きる為に必死でこの突然の路上演奏に臨んだものと思います。
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結局4時間もの間、道路の周囲に建つ各アパート前で演奏を披露し続けました。プロの演奏ですから各アパートの住人達も拍手喝采で、アパートの各階からチップを投げ落としていました。私も勿論手渡しで幾らかのチップを渡しました。彼らにしても生きる為に必死になっている・その姿に接して思わず目頭が熱くなりました。それ程にコロンビア・そして首都ボゴタの経済状況は日々悪化を続けています。

私個人の話になりますが、私自身も正直生きる為に必死です。8月31日まで陸海空路による入出国が禁止される状況下において、国外からのお客様の受け入れ、当地在住のお客様の御旅行・御出張の手配などの業務が当面出来ない状況下にあります。その中では不幸中の幸いと言えますが、私は日本からの個人・団体観光ツアーの受け入れに特化した業務をしている訳ではなく、IATA(国際航空運送協会)加盟社として航空券販売もしている為、入出国禁止状態の中で特別機による出国航空券・その先の日本行き航空券などの御依頼を頂いていますので、仕事が完全に途絶えたという状況下ではありません。しかしながらそれでも厳しい日々が続いている事は事実です。加えてコロンビア国内経済がはっきりと悪化している事実に日々接しています。夜明けはまだ遠い気がします。


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外出禁止令発令中(2)

前回の投稿から約二週間が経過しました。首都ボゴタ独自の条例により外出「自粛」が行われたのが3月20日から24日までの5日間、終了翌日の25日から今度は更に厳しい罰則を伴う大統領令による「外出禁止令」が発令され、この原稿を書いている時点で既に26日が経過しており、予定では4月26日までの38日間に及ぶ外出制限が課せられています。この間国内の経済活動はごく一部を除きほぼ完全にストップしたままです。無論、当社も例外なく業務停止状態です。もっとも我々観光・旅行業界にとって致命的なのが外出制限に加え、入出国禁止令まで発動中の為、コロンビア国内・国外いずれも移動が全く出来ませんので、私一人がジタバタしてもどうしようもない状況下にあります。近隣諸国の同業他社も同様で、この業界は現状完全に止まったままです。コロンビア国内・そして首都ボゴタの観光スポットが現在どのようになっているか、全く知る由もありません。
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4月13日から首都ボゴタでは外出禁止令に関して「一部除外事項」(食料品・医薬品等の購入、20分以内のペットの散歩など)目的での外出について、偶数日は女性のみ・奇数日は男性のみ(トランスジェンダーの人達は自己申告により適用、またスーパー・銀行その他複数の業界に従事する人々は適用外)外出可能とする独自の条例を発令しました。それによりただでさえ人通りが少なくなったのが更に減少しています。
現在ボゴタで縦横無尽に動き回っているのは左画像の宅配サービスの配達員位(この人達は男女別外出可能日の適用外)です。私は外出自粛・禁止令の最中でも「家族で一名は食料品調達目的の外出が可能」という大義名分がありますので、現在では奇数日のみ買い出しに出掛けます。中画像の青バスは首都ボゴタが運営しているSITPというもので、トランスミレニオではカバー出来ない通りを網羅している公共交通機関です。こちらは通常運航しています。そして右画像はスーパーに入店する為に並んでいる列です。1m以上の間隔を空け、店内に入れる人数は限定され、更に13日からは日によって店内の客は男性だけ・女性だけです。
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日本ではレストラン・居酒屋等の営業は自粛レベルですから時間短縮であっても営業は出来るようですが、ここコロンビアではレストラン・バーなど座席を提供する営業は一切停止です。コンビニは通常営業ながらイートインスペースの利用は禁止・カフェは座席提供禁止で店頭販売のみなど徹底しています。左画像の地ビールを提供する店も営業停止でこれがかれこれ二ヶ月続きます。中・右画像は「アレパ」と呼ばれるトウモロコシ粉を使ったタコスよりもちょっと厚めの生地を割いて中に具を入れた「コロンビア風バーガー」ショップです。こちらも営業停止中ですが、このコロンビア風バーガーは日本ではお目にかかれないと思いますので営業が再開したら一度食べてみようかと思います。
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外出禁止が一カ月も続くと大なり小なり気が滅入ってきます。日本と異なりここコロンビアでは前述の例外目的外で外出して警察に摘発された場合多額の罰金が科せられますので、うかつに外に出る事も出来ません。そんな中ですが、私はいわゆる「コロナ鬱」に陥らないよう、一日のうちに何をするか予め決めておきます。それは家中を片っ端から掃除する・不要なものを捨てていくなど色々あります。そして食事は三食全て自分で作る事を今の所完遂しています。
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朝を除く他の二食については毎食異なるメニューを作るようにしています。その合間におやつなども作ったりして気分転換をしています。左画像は最近作った「みたらし団子」です。首都ボゴタではもち米(糯米)の粉が入手出来ますので、これで簡単に団子が作れます。左画像のみたらし団子のみたらしは日本から持ち込んだ片栗粉を使っていますが、右画像のMaizena(トウモロコシ粉・コーンスターチ)でも色は透明にはなりませんが何とかとろみをつける為として代用出来ます。外出禁止令期間はまだまだ続きますが、鬱に陥らないよう日々何かをとことんやる事でしのいでいる毎日です。

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外出禁止令発令中(1)

普段であれば仕事に追われなかなかブログ記事を書く時間がありませんが、現在は19日間に及ぶ外出禁止令の最中です。当面の大きな仕事は全てキャンセル・延期となってい中、何もせずだらだらと過ごすのは性に合わないのでこれから何回か外出禁止令期間中の日々の出来事などを綴っていきたいと思います。ずっと後になって自分なりに「こんな事をしていたんだ」としみじみ感じる事でしょう。
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外出禁止期間中私自身が心掛けているのは「毎日同じ時間に起床・就寝する」「毎日時間を決めて一つ以上集中して何かをする」「三食しっかり取る」「家の中を汚くしない」といった所でしょうか。漫然とスマホやPC画面を見ながら一日を過ごすのは自分としては最悪です。私は現在一人暮らしですので、毎日最低一回は徒歩で買い出しに出掛けます。
ボゴタ市内のスーパーは時間短縮ながら営業は続けています。入店の際して店内に留まる客数を制限している所もあり、その場合は店の外で最低1m以上の間隔を空けて少し待つ事になります。スーパー以外の店舗は業種により開いています(野菜・果物などを販売している商店・肉・魚を扱う店など)。レストランは現在殆どが閉店・若しくは店内での飲食は認めず宅配のみという形で営業しています。私の自宅付近にあるパン屋は辛うじて営業していて、毎日ほぼ決まった時間にパンが焼きあがりますので、それを目当てに外出します。右画像の小さなパン・焼き立ての熱々でしたが一個300コロンビアペソ(約8円)と超激安です。
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前回コメントしましたが、私は日本米にある程度近いカリフォルニア米と長粒米であるコロンビア国産米(インディカ米)を併用して毎日ご飯を食べています。コロンビア国産米は土鍋で炊いていて、これをカレーライスや中華丼などにして食べるととても美味しく頂けます。そのうち輸入品であるカリフォルニア米は貴重品になる事が予想されます。
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この記事を書いたのは外出禁止令4日目の事です。4日を経て私が入った複数のスーパー・商店で在庫なし・若しくは極めて少数だと気が付いた商品のうち3点について記述します。左画像はイタリア産パスタのトップブランド「Barilla(バリラ)」です。No.5は日本でもお馴染みの中細タイプで私は普段からこれを好んで食べています。本場イタリアでもBarillaは生産を中止しているのか分かりませんが、このタイプが店舗によって殆ど見当たりません(まだ4箱がありますが)。
中画像は袋入りインスタントラーメンです。当地在住の日本人の方から「ラーメンが棚から消えている」と聞いて慌てて20袋買いだめしました。とは言え私は普段から袋入りインスタントラーメンは食べない方で(パスタが好き)且つ当地で販売されているラーメンは日本のノンフライ麺タイプではなく、茹でると鍋が油まみれになるタイプなので尚更苦手です。しかしこれが各スーパーの棚から殆ど消えています。コロンビア人は意外にもラーメンを食べるのだと改めて知りました。慌てて20袋も買ってしまいましたが食べないのでどうしよう・・・
最後は「コーヒー豆」です。コーヒーの国コロンビアですからスーパーでもコーヒー豆は尽きていませんが、ボゴタ市内だけで300店舗以上あり私がいつも飲んでいる「TOSTAO」のコーヒー豆(500g)が全く手に入りません。画像のマイルドタイプは辛うじて手に入りますが、ここでは最高級の豆を使っている黒い袋のものが完全に品切れです。おそらく焙煎工場が稼働していない為でしょう。

まだまだ外出禁止令は続き長丁場となります。この辛い状況にいつまで耐えられか我慢のしどころです。


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コロンビアにもコロナウイルス上陸

前回の投稿以降コロナウイルスがついにコロンビア国内でも蔓延し、この間旅行会社として様々な対応にあたっていました。この記事を書いている2020年3月25日現在の感染者は470名となっていて、爆発的増加を続けています。感染患者が初めて確認されたのが3月6日でしたので、たった20日間で激増しました。これにより3月23日から30日間コロンビアへの陸海空全てのルートでの入国禁止、3月25日から4月12日までの19日間・政令により外出禁止令(一部例外あり)が発令され、それに伴いコロンビア国際線・国内線全線が一定期間運航を停止しました。このブログが続く限りこの重大な局面を後々まで忘れない様、長文になりますが投稿します。
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日々状況が悪化し、突然3月23日から空路による入国禁止措置が発表され、それに伴い国際線全便運航停止となるまさに直前、当地在留邦人の方々39名様の日本御帰国航空券発券の命を受け、皆様無事に出国・日本へ帰国されました。非常に困難な状況下で39名様分の予約を確保し発券・全員出国させる事が出来、旅行会社の者として感慨深いものがありました。画像は当社で用意しました大型バスです。こちらには20名の乗客の方々をご案内、その他三日間で計39名様全員出国されました。私は自ら航空券予約端末を操作し航空券発券が出来る身分ですので、今回即座に対応させて頂きました。
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3月23日から30日間の入出国禁止令、3月25日から19日間の政令外出禁止令により、コロンビア国内の経済はほぼ完全にストップ・マヒする事は間違いなさそうです。私が従事する旅行業の他、航空・ホテル業界も国際線・国内線全便運航停止により業務が完全に止まりました。今後相当な影響が出る事は間違いありません。また、当地通貨コロンビアペソが米ドルその他外貨に対して史上最安値となり、輸入食材は今後滞貨・若しくはすさまじい値上げになる事は間違いありません。現在コロンビアに駐在されている方々は今から10年ほど前まで米(カリフォルニア米)・味噌・醤油などが首都ボゴタにおいて殆ど手に入らなかった事を御存じない筈です。私はその頃から当地に住んでいますので、とにかくあるうちに買えるだけ買う、常にそのつもりでいたので当分これらの食材に困らない程度は確保しました。
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私が自宅で開いている「小料理あらい」では日本製電気炊飯器の他、画像の日本製の土鍋を使ってご飯を炊いています。カリフォルニア米は電気炊飯器でも炊けますが、コロンビア産米は長粒米(インディカ米)の為、電気炊飯器で炊くと吹きこぼれてしまい上手く炊けません。しかし土鍋を使うと火加減の調節で吹きこぼれず、且つふっくらとはいきませんがとても上手く炊けます。コロンビア産米のご飯はカレーや半熟目玉焼き乗せ、温野菜などを乗せて合わせて食べるととても美味しく頂けます。カリフォルニア米はいずれ滞貨・欠品する事を想定して、コロンビア米と交互に消費する事にしています。
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外出禁止令中はペットの散歩や買い物等で一家族一名のみ外出する事が出来ます。私は一人暮らしですので買い物目的であれば外出出来ますが、それでも歩く距離は普段よりも減ってしまいますので体調管理には気を付けたいと思っています。左画像はヨーグルトメーカーです。これを使って自宅でヨーグルトを作り毎日食べるようにしています。
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外出禁止令中の首都ボゴタの光景です。買い出しの途中で撮影したものです(外出禁止令違反ではありません)平日の日中なのに車の姿が殆どなく閑散としています。これが4月12日まで続きます。自家用車の利用は原則禁じられている為、買い出しの移動には公共交通機関(トランスミレニオ他)を利用しています。トランスミレニオは普段運転手付きの車で移動されている駐在員の方々はまず乗りこなせない乗り物ですが、私は在留邦人では底辺階層の一般庶民が故、こちらを駆使しています。運転席に近い最前列はコロナウイルス対策という事もあり現在着席不可能となっています。
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外出禁止令期間中ですが、市場やスーパーマーケットなどはほぼ通常営業しており、生活に困る事はなさそうです。画像はボゴタ市内最大の市場・パロケマオ中央市場です。普段は買い物客でごった返していますが、さすがに外出禁止令中という事もあり閑散としていました。その中で野菜や果物類は普段以上に揃っていて、逆に購買客が激減している中商売として大丈夫なのか心配になったほどです。ここでは見た目は悪いですが白菜・大根・生椎茸その他のアジア系野菜が沢山揃っているので、野菜不足に陥る事はなさそうです。これから長い困難の日々が続きますが、覚悟して生活していきたいと思います。

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2020年の滑り出しは好調

今月は元日夜明け前から仕事があり、立て続けにコロンビア国外から来訪された日本人の方々をお迎えしました。気が付いたら1月が終わっていたという感じです。
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昨年の今頃はコロンビアを訪れる日本人の方々の数が極めて少なく、その理由が分からないまま悶々とした日々を送ったのに対し、今年は1月から個人・団体での日本人観光客の方々をお迎えする日々で嬉しい限りです。日本の複数の旅行会社がコロンビアへの送客に関わっていて、コロンビアもようやく日本人の方々にとって「観光地」として認知して頂いていると実感しています。
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こちらの団体ツアーではボゴタ市内・郊外などをガイドとしてご案内しました。ガイド業務が忙しく画像を撮る暇もなかった為、撮影したのは昼食時の一時だけでした。
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シパキラ岩塩坑道から近いこちらのレストランは今回初めて利用しました。店内の雰囲気・料理の味等、私としては良かったと思いました。これからも個人・団体ツアー時に利用したいと思っています。2月・3月も引き続き個人での直接お申し込みや日本の旅行会社経由での個人・団体による日本人の方々のコロンビア訪問が続々とあり、私としてはとても嬉しい事態です。
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コロンビア観光とは別件で、先日内閣府主催による「防災関連セミナー」が首都ボゴタで開催されました。あらゆる災害を経験している日本が持つ防災に関するノウハウやインフラ整備などを官民合同で海外に売り込もうという趣旨のセミナーです。こちらのセミナーでは会場確保から始まり、設営などに関与させて頂きました。
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画像はセミナー開始前の会場です。こんな感じで用意させて頂きました。また、通訳ブースも設置し、当日は日本語とスペイン語の同時通訳によりセミナーが行われました。
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こちらがセミナー当日の様子です。日本からの官民合同ミッション・コロンビア側合わせて約70名ほどの規模により無事終了しました。観光手配とは異なりますが、時折このようなセミナー関連手配・ビジネスミッション受け入れも行っています。タイトル通り今年は年始から滑り出しは好調です。このまま維持出来ると良いのですが。

 

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2020年元日

新年明けましておめでとうございます。コロンビア・ボゴタは今年も快晴の下、新しい年を迎えました。この地に来て23年目になりますが、元日の朝に雨が降った事は今まで一度もないというジンクスは今年も変わる事がありませんでした。
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私の元日は朝3時起床・12日間に及んだコロンビア国内周遊旅行最終日となったお客様方をお見送りし、例年通り御来光を拝んで元日が始まりました。自家製神棚も新年模様にして新たな気持ちで一年を過ごしていきます。単なる偶然の重なりだと思いますが、今年は1月から続々と日本人の方々が観光その他で来訪される事が決まっていて、1月だけで延べ約60人・今年第一四半期では現時点で約200名近い方々をお迎えする予定です。忙しくなりそうです。加えて今年は「オリンピックイヤー」それも東京でのオリンピックですので、絶好の商機と捉え臨むつもりです。
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今年の元日も「小料理あらい」特製(笑)の自己流ではありますが元日用の料理とお雑煮を食べながら新年を迎える事が出来ました。昨年末は大晦日までガイド業務を行っていましたので間に合わないかと諦めていましたが、予定よりも早くツアーが終了したので何とか間に合いました。
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左画像は「栗きんとん」「なます」「白菜の浅漬け」「ほうれん草の白和え」です。栗きんとんのうちきんとんは手作りですが、栗はさすがにコロンビアでは手に入らないので日本で調達したものです。中画像は煮物各種、そして右画像は「だし巻き玉子」「紅白かまぼこ」そして私にとってのお気に入りの一品・三重県桑名にある老舗「新之助貝新」のあみ佃煮と同じく貝新の若炊きたけのこです。
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白菜の浅漬けは昨年始めからほぼ毎日作っています。週末の度に市内にあるパロケマオ市場で大量の白菜を仕入れ、ざく切りにしたものをボウルにどっさりと入れて多めに塩を入れて、両手でグイグイ揉んでいくとどっさりだった白菜が水を出して中画像位に縮んでいきます。程良くしなった所で大量の水で塩気を洗い流して完成です。時折お好みで日本で調達した唐辛子の輪切りを添える事もあります。私はキムチのような激辛系は苦手(というか嫌いな方)なので、浅漬けは私にとってはお気に入りです。御入用の方、格安でお分けします(笑)
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栗きんとん用のきんとんは昨年末にこれも同じパロケマオ市場で色形の良いさつまいもが手に入ったので、せいろで蒸し上げて丁寧に裏ごしをして作りました。元々栗きんとんは大好きでしたので何とかして食べたいという執念の下での手作り品です(笑)

今年2020年はどんな年になるのか、例年の事ですが私にとって一年を無事に過ごせたというのが「良い事」です。今年は大きなイベントなどが多々ある事が既にはっきりしていますが、決して高望みする事なく無事に過ごしていきたいと思っています。


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2019年・年末

今年もあっという間に終わろうとしています。日本へ里帰りされた方々、年末年始の旅行へ出られた方々など、いよいよ旅行シーズンに入りました。また、他国から御来訪の御客様もお迎えしています。今年を振り返ると、昨年ほど大掛かりな手配がなかった事と懇意にさせて頂いた最上の御客様が立て続けにご帰国された事から、とりわけ良くもなかったですが、かと言って深刻なほど悪くもなくといった一年になりました。

来年はオリンピックという一大イベントがあり、私としても「オリンピック商戦」に参加するつもりです。コロンビアからだけではなく他のスペイン語圏の国々から来訪される方々を日本で待ち受ける仕事を作るつもりでいます。また、カルタヘナへ二年ぶりに寄港する豪華客船「飛鳥II」の受け入れの他、既に複数の大きなイベント絡みでの手配を承っており、その他今年はあまりパッとしなかった日本からの団体観光ツアーのお客様来訪が一月から立て続けにコロンビアに来られる事が決まっています。年始早々忙しくなります。
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先日、グループツアーに関係して首都ボゴタのSheraton Bogotaに宿泊しました。勿論私はボゴタ市内に自宅があります。その状況でSheraton Bogotaには何度か宿泊した事がありますが、今回は初めてClubレベル階の部屋に宿泊しました。この階の宿泊客は同じ階にある専用サロンで朝食を取る事が出来ます。
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各種のパンやフルーツその他、朝食にしてはかなりバリエーション豊富な内容はさすが世界のシェラトンといった所でしょうか。Clubレベル階からの眺めはなかなか良く、景色を見ながら食事を取りました。その中で一つ特筆は、左画像にある「オレンジジュース」です。これは生ジュースを専用ボトルに入れて専用のクーラーに入れてありました。
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いよいよ年末という事で例年おせち料理は自分で作っているのですが、今年は30,31の両日にガイド業務がある為大晦日ではなく元日におせち料理を作る事になりそうです。右画像は大した内容ではありませんが自作のおせち料理です。首都ボゴタでは幸いな事に大根や白菜、生椎茸その他のアジア系野菜類が手に入り、最近は色と形が良いさつまいもも出回っています、その為、栗きんとん用のきんとんを試しに作ってみました。さつまいもを蒸す事から始め、裏ごしして出来上がったきんとんは自分で言うのも何ですがなかなかの出来栄えでした(栗はコロンビアでは手に入らないので日本から持ってきました)今年も残すところあと僅か。来年はオリンピックイヤーという事もあり、自分にとってどんな年になるのか楽しみです。

 

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別れの季節

3月は日本では年度末。当地でも任務を終えて帰国される方がいらっしゃいます。数えてみれば私のコロンビア生活も22年になっており、この間相当数の方々をお見送りしました。限られた任期の中で御出張・御旅行の手配御用命によりお付き合いさせて頂きました方々は出来る限り見送るか、せめて御挨拶はするようにしています。

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この日、二年・三年の任期を終えて帰国される方々をお見送りしました(日本人の方々のお顔に加工を施しました)この間、数多くの御旅行のお申込みを頂き感謝に堪えない気持ちで一杯です。そんな方々がコロンビアから片道で発たれてしまう・いつもの事ですが出会いがあれば別れもある、それが本当に寂しい思いで一杯です。過去を振り返ってこの記事を書いている間に涙が溢れました(結構涙もろい性格なのです)

このブログでは主にコロンビアの生活状況や国内の観光的見所その他を発信していますが、私の仕事としては当地にお住いの方々のコロンビア国内外ご旅行手配もあります。この日離任された方々の他にもうお一方も任務を終えて帰国の途に就かれます。その間、御旅行を手掛けた国としては北からメキシコ・キューバ・グアテマラ・コスタリカ・パナマ・エクアドル・ペルー・ボリビア・アルゼンチン・チリなど多数に及びました。それも航空券の他、ホテルや現地ツアーなども込みでしたので手配は相当なものになりました。この三年間で私なりに中南米各国とのネットワークを築き上げた結果です。

お一方は世界遺産(遺跡系)が大好きで、メキシコ国内中の遺跡をプライベートガイド付きでくまなく巡りアステカ・マヤの遺跡群を見て回られただけではなく、隣国グアテマラ・ペルーのマチュピチュはもとよりコスタリカやエクアドルでも遺跡を見たいとご希望を頂き、私自身かの国にそんな遺跡があった事すら知らなかったほどです。コスタリカと言えばエコツーリズム、エクアドルと言えばガラパゴス諸島が思い浮かびますが、この国を遺跡観光だけした方は初めてです。

もうお一方はアメリカ・カナダの大陸横断旅行やヨーロッパ、ご友人を伴っての御旅行やご両親がコロンビアに来訪された際のカルタヘナご旅行など、多方面に及んだ御旅行の手配を賜った事をとても光栄に思います。

御夫妻で赴任されていた方々につきましてもコロンビア国内外の御旅行を多数お申込み頂いた事を本当に有り難く感じました。次の御旅行のお申し込みがなく当地を去られた事の現実を受け止めるのにしばらく時間がかかると思います。

更に単身赴任のお一方は度々ご家族様が日本からご来訪されボゴタ市内観光や国内ご旅行手配をお申込み頂き、ご本人様も同様にコロンビア国内・任国外御旅行をお申込み頂いた事、とても感謝しています。

二年・三年かけてお付き合い頂いた方々とのお別れは本当に寂しい思いです。私の仕事は決して完璧ではありませんが、そんな私を頼って御旅行のお申込みを頂いた事への感謝の気持ちで一杯です。Sさん・Jさん・Kさん・Hさん・Uさん、本当に有難うございました。お元気で、日本で幸多き人生となりますように。

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2019年ボゴタ日本人学校きさらぎ(如月)祭

毎年2月第一週の日曜日に開催されるボゴタ日本人学校「きさらぎ(如月)祭」今年も入場しました。私自身は当地に住み始めてからほぼ毎年きさらぎ祭は入場しており、うち5年間は子供達を通わせていた為主催者であるPTAとして、そして1回はPTA会長としてきさらぎ祭を取り仕切った事もありました。ですのできさらぎ祭は私にとり思い入れがあります。

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前日の午後に大雨が降った為この日の天気が気になりましたが、当日は朝から好天に恵まれ、絶好のコンディションとなりました。画像をご覧頂いてもお分かりの通り、快晴・且つ盛況でした。

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今年は個人・団体合わせて20店舗が出品しました。大半が飲食品販売で、残念ながら全ての品々を口にする事は出来ませんでした。そのうち頂いた店舗の画像の数々です。中画像のおにぎり、右画像の玉子サンドを頂きました。

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こちらでは焼鳥(鳥焼き?)コロッケを頂きました。一品の量が多くはなかったので、その分数多くの品を口にする事が出来ました。

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こちらの「Mondongo(モンドンゴ)」コロンビア第二の都市・メデジンでよく食される、いわゆる「モツ煮」です。あれっ、と思いましたが味噌風味という事で「日本のモツ煮込み」ですね。唐辛子をかけて食べた所、とても美味でした。そして右画像はボゴタにある日本料理店・Seiki Sushi出品の「生姜のクレームブリュレ」です。さすがフレンチも得意とするプロが手掛けたスイーツ、絶品でした。これはもう一つ食べたかった・・・

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そして日系移民の方々が数多く住んでいるコロンビア第三の都市・カリと近郊のパルミラから今年も野菜類が届きました。この原稿を書いている時点で私は日本への一時帰国を控えていた為、今回はシソの葉のみ購入しました。

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開催中、剣道の演武や学校の児童・生徒による和太鼓演奏も行われ、素晴らしい天気の下、多くの方々が見入っていました。

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最後には餅つきの実演と販売が行われ、在コロンビア日本大使を始めとし、その後大人・子供の方々がヨイショと掛け声と共に餅をつき、有料で振舞われました。

ボゴタ在留邦人の方々が一堂に会する数少ない機会の一つあるこのボゴタ日本人学校きさらぎ祭。今年も成功だったように思えました。

 

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2019年元日

新しい年・2019年を迎えました。今年は西暦だけではなく元号も変わる節目の年ですね。私は今年も静かに元日を迎えました。

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この地に住み始めて以来20年以上になりますが、今まで元日に雨が降った事が一度もないという事が続いており、今年も御来光を拝む事が出来ました。そして自宅の「神棚」を前に手を合わせ、我々日本人の総氏神である天照大御神を拝むのは元日の常です。

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前回投稿通り、この時期は多くのお客様方が国内外に旅行する為、私自身は旅行する事なくボゴタに留まってスタンバイです。やはりと言いますか小さなトラブルは幾つかあったものの全て無事解決し、お客様あっての自分という事を再認識しました。

今年は2日からガイド業務で仕事始めですので大晦日に例年通り「小料理あらい特製・お節料理もどき」を作ってみました こらちは元日一日で食べ切れる量にしました。現在日本で暮らす家族と離れて「単身在住(赴任ではなく)」中ですので「食べたいものは自分で作る」生活を続けています。

順に「紅白なます」「だし巻き玉子(上手くいった・美味しかった)」「高野豆腐と野菜の煮物」「小魚の佃煮」「子ダコの煮付け(味が染みて美味しかった)」「ほうれん草の白和え」「海老のダシ煮」「椎茸煮(これも濃い煮汁が染みて美味しかった)」「栗なしきんとん(上手く出来た・美味しい)」です。材料は一部を除いて大半が当地で入手出来る素材を使いました。12月はお節料理もどきを作る為、年間を通じて醤油・砂糖・みりんを使う量が最も多い時期でもあります。

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これに雑煮、そして締めは毎朝食べている「自家製ヨーグルト」です。これで一年が始まりました。

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お節料理もどきを作るのに必要な材料の入手はボゴタ市内最大のマーケット「パロケマオ」で可能です。ここは今や観光スポットにもなっていて、買い物客だけではなく欧米からの観光団体の姿も見られます。画像は有名な「フラワーマーケット」です。

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一部の店舗はアジア系野菜類を取り扱っています。左画像中央には「さつまいも(きんとんに使用)」中画像中央には「大根(なますに使用)」右画像は「生椎茸」です。

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さつまいもは年間を通じて量があまり出回っていない為、見つけてすぐに「きんとんを作ろう」と即決しました。セイロで蒸し、裏ごしして味を調えて完成しました。当地ではさすがに「栗」は手に入りませんが、我ながら上手くいった出来栄えでした。

新たな年・2019年がスタートしました。ここ数年思っている事ですが、目標を立てる事はせず、その時々に流れるまま過ごしていこうと思っています。

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