カテゴリー「文化・芸術」の記事

日本で初めて南米コロンビアの竹を採用された建築家・隈研吾氏デザインの新国立競技場A案採用決定

タイトル通り、私が輸出した南米コロンビアの竹・グアドゥア(Guadua)を日本で初めて採用して頂いた建築家・隈研吾氏がデザインした新国立競技場A案が採用決定との報に接しました。

隈氏から先年、仲介業者を通じて「コロンビアの極太の竹を使いたい」とのお申し出があり、青山の隈事務所で打ち合わせを行って以来相当の年月を経て再会したのが昨年2014年11月でした。その時の投稿が下記です。

日本有数の建築家・隈研吾氏が講演でコロンビアを訪問

隈事務所で氏を交えた打ち合わせの際にコロンビアの竹の使い方を伺ってびっくりしたのが思い出されました。当地ボゴタでの再会後、約一年の時を経てビッグプロジェクトの設計をされる事を喜ばしく思います。隈先生、おめでとうございます。

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コロンビア国内最大の民芸品博覧会Expoartesanias2015関連手配受付中

少々早い話ですが、12月4日から17日まで首都ボゴタの国際見本市会場Corferiasにてコロンビア国内最大の民芸品博覧会「Expoartesanias2015」が開催されます。Expoartesanias2015の公式サイトは下記をご参照下さい(スペイン語のみ)

Expoartesanias2015公式サイト

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画像は全て昨年2014年のExpoartesaniasで撮影したものです。このコロンビア民芸品博覧会Expoartesaniasには国内各地から優れた民芸品の数々が集まる最大の機会です。展示される民芸品の数々は一点数万円相当もする秀作もあり、単なる民芸品の域を超える素晴らしいものもあります。

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左から、カリブ海に近い地域に住む先住民の伝統工芸品・手編みの肩掛けバッグ、国内最南部・ナリーニョ県特産のモパモパの木の樹液を煮詰め、色付けした後に手と口で大きく延ばした後に切っては貼るという作業の集大成作、そして右画像は葦の茎を細かく裂いたものを編み上げた壺の数々です。

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当社ANDES TOURSではこのコロンビア民芸品博覧会Expoartesanias2015に合わせ、ホテル宿泊・会場への移動車両手配・買い付けや出店業者との商談に必要なガイド・通訳手配などを承っています。民芸品愛好家・そして民芸品販売業者の方々、お問合せ・手配お申込みお待ち致します。

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ちなみにこの民芸品博覧会Expoartesanias開催中、コロンビアの伝統食も堪能する事が出来ます。こちらも国内各地から珍しい食品なども含め出店されます。コロンビアの優れた伝統工芸品と食文化を視覚・味覚で楽しまれてみては如何でしょうか。

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2014年外交団夫人の会バザーのご案内

毎年恒例となっていますコロンビアに公館を持つ外交団夫人の会主催のバザーが今年も開催されます。

日時 6月7日(土)  10:00AMから4:00PMまで
場所 Museo de El Chico 地図は→こちら(昨年までと場所が異なります。御注意下さい)
入場料 12歳以上の方につきお一人様20,000コロンビアペソ

普段味わえない世界各国の料理、滅多に手に入らない名産品などが並びます。私も楽しみにしています。尚、今回の会場付近には駐車場がありません。車での来場は困難ですのでご注意下さい。

「2014.pdf」をダウンロード

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コロンビアの国花・カトレア(蘭)の魅力

首都ボゴタから南へ車で約2時間のフサガスガ市にある「コロマ・コーヒー農園」は、以前から皆さんにご紹介している筆者お勧めの「コロンビア観光スポット」です。

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ここではコーヒーの木々の他に、もう一つ目を惹くのが画像の「カトレア(蘭)」です。このコロマ農園では太い木々のあちこちにこのカトレアが"着生"(寄生とは言わないのだそう)しています。その姿はとても可憐で、さすが「洋ランの女王」と呼ぶ人もいるほどです。

このカトレアはコロンビアの「国花」にもなっています。つい最近まで私は園内に咲くこのカトレアについて詳しく調べていませんでしたが、ふとしたきっかけで"Trianaei(トゥリアネー)"と呼ばれるこのカトレア原種が、実は1842年にここフサガスガで初めて「発見」された事を知りました。その根拠となる下記の記事をご紹介します。

Cattleya Trianaei

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洋ラン愛好家の方々の中では、このTrianaei(トゥリアネー)は大輪の花を咲かせ、且つ長持ちするカトレア種として人気が高いらしく、そのトゥリアネーがここコロンビアのフサガスガ市において世界で初めて発見されたカトレア原種だったとは驚きました。

フサガスガ市は標高約1,600mにあり、温暖で過ごし易い気候です。ここでは観葉植物などを生産する園芸農園が多数あり、それらは首都ボゴタに運ばれていきます。そんな気候帯のフサガスガはカトレアの群生地でもあるようです。

例えば、フサガスガ市中心部の大通りに林立する「電柱」、ここにも何と野生のカトレアが着生しているのです。時に電柱から花開くカトレアには、一瞬目が釘付けになります。

カトレアファン、そしてトゥリアネーファンの方々、是非とも「発見の地・コロンビア」で、コーヒーの木々と共にこの美しい花々をご覧になられてみては。周囲はのどかな風景が広がり、それは素晴らしい場所です。コロマ・コロンビアコーヒー農園観光には当社ANDES TOURSが企画・催行しているツアーを是非とも御利用下さい。

園内でのカトレア見学については、野生で着生している為にいつも必ず咲いているとは限りませんが、大輪の花に遭遇した方はラッキーです。

首都ボゴタからのコロマ・コーヒー農園日帰り見学ツアー(毎日催行)

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トヨタ「夢の車アート・世界コンテスト」でコロンビア人少年がファイナリスト入り

世界70ヶ国以上の国と地域で毎年開催されている「トヨタ・夢の車アートコンテスト」で、年齢別部門のファイナリスト10人の中にコロンビア人少年Dilan Gonzalez君(10)が選出されました。この夢の車アートコンテストは勿論日本でも、そして当地コロンビアでも毎年実施されているものです。詳しくは下記をご参照下さい。

トヨタ・夢の車アートコンテストサイト

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こちらは日本で行われる表彰式に出席する為の渡航前打ち合わせ時の様子です。トヨタ・コロンビア社より特製のバッグが贈られました。

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日本への出発当日の模様です。当日はCARACOL TVの「Sabados Felices」という番組が取材に来ていました。どうやらコロンビア国内コンテストの時点から取材していたようです。一行は無事に日本へ旅立ち、表彰式に臨む事が出来ました。

当社ANDES TOURSは今でこそコロンビア国内ツアーも手掛けていますが、元々は企業・個人向けの航空券予約・販売を主業務としており、訪日手配業務も当社の受託事案です。今回の一行の訪日航空券も当社が手配を受託させて頂きました(JTBグローバルマーケティング&トラベル・JTBGMT社より受託)。

今回の手配でDilan君へ航空券に「夢」を乗せて日本までお届けした事をとても嬉しく思います。また、トヨタ様並びにトヨタ・コロンビア様にはこのような機会を与えて頂きました事に御礼申し上げます。来年は、我が子達もコロンビア国内コンテストに参加させようかと考えています。小さなお子様をお持ちの読者の皆様も、来年は是非トヨタ・夢の車アートコンテストに応募してみて下さい。

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ボゴタ在住の画家、竹久野生さんの2012年4月-6月期個展のご案内

私のお客様の中で唯一実名を公開している首都ボゴタ在住の画家・竹久野生さんの個展が下記期間で開催されます。お近くにお住まいの方々、是非とも足を運んでみて下さい。今回、野生さんは我々とほぼ同じタイミングで日本へ行かれました。

4月20日(金)~5月5日(土) 金沢同時展 (ガレリア・ポンテ、金沢市野町1-1-44 TEL 076-244-6229)

4月22日(金)~6月28日(土) 夢二とその孫竹久野生展 (金沢湯涌夢二館、金沢市湯涌町イ144-1 TEL 076-235-1112))

5月8日(火)~5月13日(日) 京都同時展 (堺町画廊、京都市中京区堺町通り御池下る丸木材木町 TEL 075-213-3636) ☆御本人は4:00PM~7:00PMまで在廊

5月19日(土)~5月26日(日) 広島個展 (ギャラリーSORA、広島市中区小町5-32 ブルースカイ小町2F TEL 082-246-1246)

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コロンビアを代表する建築家、ロヘリオ・サルモナの建築物を訪ねて

先日ご案内通り、日本からご来訪中のお客様と共に、コロンビアを代表する建築家である"ロヘリオ・サルモナ(Rogelio Salmona)が手掛けた建築物の数々を視察しました。

Img_1170 Img_1190 Img_1184 ヴィルヒリオ・パルコ公立図書館(Biblioteca Publica Virgilio Barco)です。ここは首都ボゴタ最大の面積を持つ「シモンボリーバル公園」に隣接した建物です。

実の所、私はこの公立図書館に初めて足を運びました。サルモナ独特の、円形・そして流れるようなラインが特徴の建物です。また、建物を貫くように「水の流れ」が表現され、よく整備されています。建物に丸みがある分、直線・直角の建物よりも落ち着きがあります。それにしても首都ボゴタには実に数多くの図書館がある事に驚かされます。その点でボゴタ市民は恵まれているように思います。

Img_1201 Img_1231 Img_1243 先日ご紹介しました旧市街地区にある「ガルシア・マルケス文化センター(Centro Cultural Gabriel Garcia Marquez)です。こちらも円形・流線型の建物です。

このガルシア・マルケス文化センターは今まで何十回と「通り過ぎた」事はありますが、興味と関心を持って内部に入ったのは今回が初めてでした。

Img_1272 Img_1274 こちらもボゴタ旧市街地区にある「ヒメネス通りの景観」です。これもサルモナが手掛けたものです。

この場所はそれまで車が行き交う通りでしたが、2000年にトランスミレニオ新交通システムが開通した際、ここを通行止めにして水の流れを表現しています。これも流れるようなデザイン、そして所々に丸みがあります。

Img_1291 Img_1277 Img_1278 左画像手前に見えるのが「サンタマリア闘牛場」そしてその向こうの高い建物が、サルモナが手掛けた「パークタワー(Torre del Parque Residencial Complex)」です。

場所によっては闘牛を見る事が出来る環境にある、緑に囲まれたこのアパート群も彼が手掛けたもので、彼は実際住んでいたそうです。

Img_1262 Img_1259 大統領府からほど近い場所にある「国立公文書館(Archivo General de la Nacion)です。建物全体を撮影する事は出来ませんでしたが、内部に入るとぐるっと囲むよう、完全な円形に設計・建築された造りにサルモナらしさを感じました。

公文書館という建物というよりも、やはり一つの「芸術作品」ですね。

まだ他にもありますが、代表的なものをご紹介しました。

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ボゴタ旧市街地区、ガルシア・マルケス文化センターで「日本人形展」開催中

昨日日本から来訪されたお客様の為に、コロンビアを拠点に活動したラテンアメリカを代表する建築家であったロヘリオ・サルモナ(Rogelio Salmona、1927-2007)が手掛けた建築物を、数日間御案内します。

サルモナが手掛けた建築物のうち、後年のものは建物全体が丸みを帯びていたり、流れるようなデザインが特徴です。そして建物の中の「水」のエリアがとても美しく感じられます。この「サルモナの建築物」については、また改めてご紹介します。

Img_1214 Img_1208 ボゴタの旧市街地区にあるこの「ガルシア・マルケス文化センター(Centro Cultural Gabriel Garcia Marquez)も典型的なサルモナ監修建築物の一つです。カテドラルから1ブロック東にあるこの建物内で、2011年9月30日まで国際交流基金・在コロンビア日本大使館主催の「日本人形展」が開催されています。ちょうど良い機会でしたので、見学してみました。

Img_1216 Img_1217 コロンビアの首都ボゴタは「文教都市」と称される事があります。市内には図書館や文化・教育施設が数多くあり、このガルシア・マルケス文化センターも、ノーベル文学賞作家である彼の名をそのまま命名しただけあり、実に立派な施設です。

この中で開催中の日本人形展ですが、ユニークだったのは展示会場まで「草履」の足跡で順路を案内しているのです。

Img_1238 Img_1232 Img_1218 展示会場も「サルモナ風」の曲線美を活かした造りです。同じ建物でも丸みを帯びていると直線のものよりも落ち着く感じがします。この中に数多くの日本人形やこけし、羽子板などが多数展示されています。

私とお客様、双方にとって「偶然」だった日本人形展ですが、日本文化の質の高さを改めて認識しました。

Img_1236 Img_1237 Img_1222 コロンビアにおいてかつて日本人形の数々を展示した催しがあったのか記憶にありません。実は私の実家がある町は「人形の町」として江戸時代から有名な所です。久しぶりに日本人形の姿に触れました。

私の実家は日本人形とは関係ありませんが、通学の途中の道沿いには数々の日本人形店が軒を連ねており、そういう意味では日本人形には昔から接していました。

Img_1225 Img_1226 Img_1227 そしてご覧の通り、こけしや羽子板なども展示されています。日本の伝統文化の素晴らしさですね。

ボゴタ在住の皆様、そして期間中にボゴタを訪れる方々、是非ともこの日本人形展を御鑑賞下さい(入場無料)

Img_1209 Img_1210 ガルシア・マルケス文化センターの最上階から望むボゴタ旧市街の町並み、こちらもなかなかのものです。当社ANDES TOURSでは、通常の旧市街地区観光の他、このような「寄り道」をしてちょっとした見所も御案内しています。

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コロンビアコーヒーイメージキャラクター"Juan Valdez"誕生50周年

メデジン市の紹介を続ける前にちょっと話題を変えます。
コロンビアと言えば何と言っても「コーヒー」を思い浮かべる人が多いと思います。世界第三位の生産量を誇るコーヒー豆の産地・コロンビアにある国の機関が「国立コーヒー生産者連合会(FNC)」で、そのFNCが創り上げたイメージキャラクター・それが"Juan Valdez(ファン・バルデス)です。

Img_6520 このJuan Valdezが今年で「50才」の誕生日を迎え、8月26日にサントス大統領も出席し、FNC本部前にある直営カフェテリア"Juan Valdez Cafe"にて「誕生50周年式典」が行われました。サントス大統領も元はと言えばこのFNCに在籍していた「コーヒー業界関係者」であり、古巣の行事に大統領として出席されて感慨深かったのではないかと思います。

Img_6524 こちらが式典が行われたJuan Valdez Cafe1号店(多分本店だと思います)です。先日ご紹介した"JW MARRIOTT BOGOTA HOTEL"の一角にあります。撮影したこの日には「世界を駆けるJuan Valdez」と題して、まさに世界中で撮影されたJuan Valdezの写真が掲げられていました。ちなみにFNC本部とこのカフェテリアは当社から徒歩すぐの場所にあります。

Img_6523 こちらがJuanValdezを演じている「カルロス・カスタニェーダ」さんです。彼は2007年からキャラクターを演じており、彼で「3代目」です。現地の典型的なコーヒー農民の姿で、世界中で行われるコロンビアコーヒーのキャンペーンには必ず姿を現わします。

Img_6521 そしてこちらが先代のカルロス・サンチェスさんです。このサンチェスさんは実に36年もの長きに渡りJuan Valdezを演じ続けました。ちなみに隣には「ロバ」がいますが、このJuan Valdezとロバの組み合わせで一つのイメージキャラクターとなっています。ですので、ロバは世界中どこにも「ついて行く」事になっています。

しかし何故ロバが一緒か・・・それはコロンビアではコーヒーの木々は車が立ち入れない急な斜面に沿って植えられており、収穫した実が一杯詰まった籠や麻袋を運ぶのに、今でもロバや馬などの存在が欠かせない為です。

ところで、私自身今の今まで知らなかったのですが、このお伴のロバ・実は「メス」で"Conchita(コンチータ)"という名前がちゃんとあるのだそうです。

Img_6522 この画像の左に「ロゴマーク」がありますが、ここにはJuan ValdezとロバのConchitaの姿がありますよね。これが正式なものです。Juan Valdezが登場して以来、コロンビアコーヒーの宣伝・イメージアップにつながっている事は間違いありません。そしてこの50年間でコロンビアコーヒーは品質・生産量共に飛躍的向上を遂げました。

我々日本人も趣向の変化で今や世界トップクラスの「コーヒー消費大国」に位置付けられていますね。当地では業界最大手の三菱商事を始め、伊藤忠商事・丸紅・三井物産など大手総合商社各社が日本へのコーヒー生豆輸出を手掛けています。

Juan Valdezのオフィシャルサイトはこちらです。トップページにはやはりロバも一緒です。皆さんもコロンビアへお越しになられたら、是非とも「本場のコーヒー」を堪能して下さい。

Juan Valdezオフィシャルサイト

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南米コロンビア版ピサの斜塔?首都ボゴタ・Lago地区

大昔の首都ボゴタは湿地帯だったらしく、大分以前に日本のJICA(国際協力機構)が地下の状況を調査した所、大規模な地下水が眠っていると聞き及んだ事があります。大都会ボゴタの広域にわたって「岩盤」というものが数百メートルの地下までなく、その為超高層ビルや地下鉄が敷設できないという事情も聞き及びました。

そんなボゴタに"Lago"(英語でLake・つまり湖)という地区があります。この一角は「ボゴタのアキバ」と称され、PC関連ショップがずらっと軒を連ねているのですが、このLago地区に並ぶ建物の傾き方が尋常ではなく、それが故に今回のタイトルを「南米コロンビア版ピサの斜塔?」と名付けたほどです。下記に表示される画像をクリックすると拡大表示されます。

Img_2676_2 まずは右側の青色の建物。見てすぐに分かりますが、建物が右下にずれています。建物が真四角ではなく「変形ひし形」になっているのがはっきりと見えます。建物の1階部分にはPC関連消耗品ショップがありますが、2階から上は使用されている形跡がありません。

Img_2682_2 これもまたすごい!各建物の1階部分にある看板の並び方が平行ではないのが一目瞭然です。それだけではなく、建物自体もあるものは右に傾き、あるものは歩道側に傾斜しています。凄すぎると思いませんか?これ。よく見ると画像の中央部分に向かって「窪んでいる」ように見えます。この建物群も1階部分は「有効活用」されているものの、上階の部分には空室が目立ちます。そりゃ、当たり前だ!

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この建物ですが、見ての通りです。真ん中の部分からバックリと割れてしまっています。そして左右が「非並列」であり、段差が出来てしまっています。これはハッキリ言って「凄すぎ」です。聞いた所では、これは昨年5月に首都ボゴタでも体に感じた「震度3~4」程度の地震による被害のつめ跡です。日本にお住まいの皆さんでしたら「は?そんな程度でこんな事になるの?」と思われる事でしょう。私が更に驚いたのは、下から2段目の窓に見える「VENDE」の張り紙です。そう、こんなすさまじい状態にも関わらず、この一室を「売っている」のです。すさまじい商魂のコロンビア人・・・呆れて、いや、失礼。恐れ入って言葉が出ません。

Img_2678_3 Img_2680_2 この二つは、地盤沈下と建物の傾斜が著しいLago地区の中でもひと際目立つ、見方を変えるとある種「芸術的」な建物です。画像ではよく分かりづらいかもしれませんが、他の建物に比べても傾き方が半端ではありません。右の画像にて比較すると、左端に僅かに見られる赤レンガの建物を垂直の基準とし、習性上まっすぐに伸びている木と比較すると、明らかに建物自体が歪んでいるのが分かるでしょう。

Img_2685 Img_2687 二つの建物の傾き方が半端ではない事が、この画像から見てとれます。画像の向こう側にあるレンガ色の建物と比べて、緑の外壁・そして手前の建物が右下へ沈み込んでいるのがお分かりになる事でしょう。この状態のまま維持し続けているのが奇跡のように思える程です。現場で実際にこの建物を見るとそう感じます。日本の建築関係者・特に耐震技術関係の方がこの地区を訪れたら、目が点になるかもしれません。

Lago・湖という名前の通り、ここは昔湖だったようです。その為か他の地区に比しても極めて地盤が軟弱で、それが故に建物の傾き方が半端ではありません。首都ボゴタを震度5程度の地震が襲ったら、まずこの一帯が壊滅する事でしょう。幸いにして私がこの地に住んでおよそ12年間、そんな規模の地震に遭遇した事はありません。建物がこの角度で長年維持できているのもそんな幸運に恵まれているからでしょう。

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最後にこの画像です。建物が弓なりにしなっているのがお分かりになる事でしょう。正確には向かって左下に沈み込んでいます。左側にある継ぎ目が裂けていますね。左側に隣接しているのはカフェテリアですが、この建物が維持できているのは左の建物に寄りかかっているからで、ここが空き地になってしまったら・・・ちょっと怖いですね。そんな「傾斜した建物」が並ぶLago地区の紹介でした。

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