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首都ボゴタの最高・最低気温が異常事態と風邪蔓延

先日、車を題材に取材をしたのですが、その間寒風にさらされた上に自宅へ戻るや裂けるかと思ったほどの胃痛と吐き気が襲い、ダウンしてしまいました。風邪薬や胃薬を服用して翌日には出社出来るまでに回復しましたが、昨年末に流行性インフルエンザの予防接種を受けていた効果はなさそうで、鶏肉が原因の食中毒に襲われた際にもなかった「嘔吐寸前」という症状は本当に大変な思いでした。先日は日曜日の散歩の途中で、これも過去に体験した記憶が殆どないのですが、頭が割れるのではと思ったほどの激痛に襲われて発熱を伴い寝込んでしまいました。

首都ボゴタも最近「エルニーニョ現象」の影響をまともに受けています。通年この時期は「雨期」の筈ですが、今年は日中カラカラ天気が続き、ついに9/30には観測史上「二番目」となる最高気温「23度」を記録しました。ちなみにボゴタでの観測史上最高気温は2004年1月の「24度」だったそうです。

そしてこの日9/30の「最低気温」は何と「1度」一日の気温差が何と22度にもなりました。こちらに→"EL TIEMPO"紙のネット版記事があります。動画では乾燥した天気の中、あちこちで火災が発生しています。

9/30の極端な気温差と、吹き付けた強風が原因かもしれません。我が社のオフィスは「小パニック」となりました。受付社員が「欠勤」、男性社員の一人が「早退」、そして女性社員の一人が勤務中に気分を悪くしてトイレで嘔吐し、倒れてしまいました。かくいう私も今日は「早退」組です。再来週には非常に重要な仕事がある為、ここで体調を悪化させてしまう訳にはいかない理由があります。

そして更に平民たる私の「足」である新交通システムTransMilenioの車内でも乗客による「粗相」発生。

国内の乾燥したカラカラ天気の中、いよいよコロンビアでも「新型インフルエンザ」が本格的な蔓延・拡大を続けていると推測します。早退した私は「聖水」と崇める「日本酒」をも飲まずに今日はサッサと寝る事にします。酒も飲まずに寝るというのは、私にとっては「重大事」なんです。それでは皆さん、お休みなさい。

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えっ!ウリベ大統領が新型インフルエンザ感染!

驚きました。
28日にアルゼンチン・バリローチェで開催された南米諸国連合の首脳会議に出席したウリベ・コロンビア大統領が、現地からのお土産代わりにどうやら「新型インフルエンザウイルス」をお持ち帰りになったようです。大統領府から公式発表がありました。

EL TIEMPO紙記事

うひゃー、というのが率直な感想です。会議翌日の29日に何気なくテレビをつけたら、大統領がいつもの如く地方都市(この日はビチャダ県・プエルトカレーニョ)で「土曜日恒例・対話集会」に臨んでいる姿を見て、「あれっ、昨日アルゼンチンにいた筈なのに」とぶったまげたのですが、まさにその時既に新型インフルエンザに感染していたとは。。。私は途中でチャンネルを替えてしまいましたが、いつものウリベ大統領なら夜の7時・8時までぶっ続けで行う集会を、発熱等の体調不良で早々に切り上げてボゴタへ帰ってしまったようです。

とにかくこのウリベ大統領は「動いて、動いて、疲れを知らない」と称されるほどで、歴代の大統領の中でも国内出張の回数が群を抜いて多い為に専用機の利用も多く、老朽化が著しかったB707やフォッカー27といった数十年運用の機体が故障を頻発するようになり、「これでは大統領の身が危ない」という理由から、新品のB737を購入したほどです。

そんな多忙なウリベ大統領もコロンビア国内では新型インフルエンザに感染しなかったのに、よりによってとんぼ返りで国外出張した先のアルゼンチンで感染してしまいました。折りしも大統領専用機に同乗したのが、外務大臣・国防大臣・国軍総司令官、そして多数の報道関係者などで、現在二次感染の有無を確認しているようです(その後シルバ国防大臣も感染)

メキシコにおいて発生した新型インフルエンザが、その後ラテンアメリカ諸国において最初に感染が確認されたのがコロンビアでしたが、その後の感染者数はむしろ他国よりも鈍化しており、中南米各国ではブラジル・メキシコに次いで人口が多いコロンビアにおける人口あたりの感染者数はむしろ少ないのがとても不思議です。ただ、当地において「情報統制」は行っていないので、下記のブログをご参考になると分かりますが、コロンビアの感染者数が意外と少ない事に気が付くかと思います。

新型インフルエンザ(H1N1)のバンデミック対策情報

(コロンビアについては8月31日現在政府発表では感染者数621名)

何で4,200万人以上もの人口を抱えているコロンビアの感染者数が意外と少ないのか・・・不思議です。私が知る限り、国内で新型インフルエンザの大規模な集団感染・二次感染のニュースは報じられていません。そんな中、よりによってウリベ大統領が他国から「お持ち帰り」で感染するとは。。。

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コーヒー豆輸出大国コロンビア・実はコーヒー豆輸入国

20090504_img_0059コロンビア国内、主に首都ボゴタではここ数年で僅かながら「自家焙煎」のコーヒーを飲めるようになりました。市内に椅子やテーブルを置き、コーヒーにケーキなどを出すカフェテリアが少しずつ増えています。実は私がこの地にたどり着いた当時(12年前)は、そもそも本格的なカフェテリアというものが殆どなかったのです。コーヒー豆の世界的生産大国・コロンビアにしては不思議な話でした。そんなコロンビア国内のコーヒー豆生産事情について、読者の皆さんはビックリするであろうニュースがこちらに掲載されました。

http://www.portafolio.com.co/economia/economiahoy/ARTICULO-WEB-NOTA_INTERIOR_PORTA-5299387.html

今年の1~3月の第一四半期においてコロンビアが"1,023万ドル"(およそ9.7億円)をかけてコーヒー豆を他国から「購入した」というものです。3月までで107,425袋、4月までの累計は167,000袋、そして驚く事に年末までに500,000袋を輸入するであろうと、コロンビア国立コーヒー生産者連合会(FNC)総裁が発表しています。一袋の単位が分かりませんが、60kgサイズとすると四月までの購入総量は何と!10,000トンにもなります。しかも、昨年2008年もおよそ2,000万ドル(およそ19億円)をかけて11,000トン以上のコーヒー豆を「輸入」していたのです。記事には「驚くなかれ、"買戻し"は5年前(2005年)から行っている」と記述されています。

更に、私のつたないスペイン語力が正しいのか分かりませんが、記事には「重要な供給元」として"ペルー""エクアドル"を挙げており、これはつまりこの両国から「金を払って両国産のコーヒー豆を輸入する」という理解です。コロンビアが他国産のコーヒー豆を金を払って輸入する・・・ちょっと信じられません。

20090504_img_0058コロンビアと言えば誰もが「コーヒー豆」を思い浮かべる事でしょう。そんなコーヒー豆生産大国・コロンビアは昨今世界第二位の座を「ベトナム」に奪われ、今年に至っては「大不作」に陥っており、ニューヨークでのコーヒー相場では現在1ポンド(およそ453g)あたり224セント(2.24ドル)という記録的高値となっています。通年はおよそ100セント前後で推移していますので、このような数字は聞いた事がありません。それだけ今年のコロンビアコーヒー豆の生産事情は深刻と言えます。

昨年も行った「逆輸入」ですが、私が以前FNC本部で聞いた話では「年間生産量およそ100万袋前後、そのうち国内消費分として20~30%は絶対的に確保し、余剰分を輸出に回している」との事でした。つまり国内で消費する分すら確保に窮し、輸出に回していた分を「買い戻した」のかもしれません。ニュース記事にある"輸入元"の中に「日本(Japon)」の文字があります。日本ではコーヒー豆は生産しませんから、おそらくそのような事情でしょう。

今年の大不作の理由は分かりませんが、ここ数十年で生産量が飛躍的に延びた一因となった交配苗木種・バリエダ(バラエティ)コロンビア(Variedad Colombia)の木から出来る豆が、日本の「プロのコーヒー関係者」の間から大ひんしゅくを買っています。これはバラエティの名の通り複数の苗木種を掛け合わせたものです。これにより一本の木から得られる生産量は相当増えましたが、逆に豆の品質・味・風味は決定的に劣化してしまいました。下記にそれを裏付けるコメントがあります。

http://archive.mag2.com/0000198972/20090324174409000.html

http://www.kohikobo.co.jp/modules/wordpress/index.php?m=20071009

http://www.cafe-pico.com/kisochishiki/kairyou.html

素人の私には事情が分かりませんが、品質向上よりも生産力向上に走った事で「自らの首を絞めた」コロンビア。それがFNCという国の機関が進めた「国策」の結果ですから、昨今のコーヒー豆逆輸入事情は・・・言葉に出来ません。もしかすると昨今の「地球温暖化」も影響しているのかもしれません。例年のコロンビア国内は3月頃から7月始めまで長い「雨期」に入り各地で水害が多発する時期なのですが、今年は5月終わりの時点でここ数週間全く大雨がありません。交配に交配を重ねたバリエダ・コロンビアの苗木が、環境の変化に疲れ切って実が成らないのかもしれません。

昨今品質が落ちたバリエダ・コロンビア木から出来た豆に辟易(へきえき)した中小のグリーン(生豆)輸入業者さんは、どうやら日本の商社を介さずに田舎の小さな農園と直接契約し、「原種・又はそれに近い苗木」から得られる少量の豆を求めて日々奮闘しているようです。バリエダ・コロンビアが年に2回の収穫が得られる「二毛作」であるのに対し、元々の苗木種からは年に1回しか収穫が得られないのでその分確保できる量も少ないですが、日本のプロの方はやはり「量よりも質」にこだわるのが本音なのでしょう。

他の国に比してコロンビアでは「国内で美味しいコーヒーが飲める」と評されてきましたが、もしかすると将来的には「国内産は全量輸出、国内消費用に近隣諸国から低グレード豆を輸入」などという事態も考えられそうな、昨今のコーヒー大国・コロンビアの事情です。

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コロンビアでの新型インフルエンザ感染に関して

先日、南米大陸では初めて「新型インフルエンザ」感染患者が確認されたコロンビアですが、その後感染報告は徐々に増えており、2009年5月17日現在で「11名」となっています。ちなみにメキシコ旅行帰りで一旦隔離措置が取られた我が社の社員は、政府から正式に陰性との証明を受けて現在は通常勤務をしています。

コロンビアでの感染例ですが、これはいずれも患者となった本人がメキシコ・若しくはアメリカへ渡航後に発症しており、いわゆる国内二次感染の事例は報告されていません。それとは別に現在疑い例がまだ多数あり、検体を詳しく調べている段階です。コロンビアの場合、簡易検査は出来る体勢が整ったようですが、詳細検査についてはまだアトランタへ検体を送る手段をとっているらしく、その為結果判明に時間がかかっているみたいです。

それにしても「日本」での新型インフルエンザの爆発的感染には驚いています。しかもそれが二次感染によるものとは・・・成田空港での異様な到着時機内検疫にも驚きましたが、既にそれは殆ど効果を成さなくなった事が明らかで、インターネットニュースを見て「えっ!」と驚いているうちに、今や感染者がおよそ100人にもなっていて、その大部分が海外渡航歴なしという報道にびっくりしています。

当地コロンビアが南米大陸で初めての発症例として報告された際には、正直困惑しました。「南米大陸初」というのが印象を悪くしたように思い、日本からコロンビアへの旅行キャンセル等の影響を危惧しました。実際には感染報告から現在まで、一組のキャンセルはあったもののそれ以外は特に影響は受けていません。あとはごく一部で「コロンビアから中米各国への渡航自粛」というお話は受けています。

これから先の事は分かりませんが、現に二次感染者の報告がないコロンビアへの渡航よりも、二次感染者が多数発生している「アメリカ」を経由して「日本」へ渡航する方が、新型インフルエンザへの感染リスクが断然大きくなってしまいました。私自身の頭の中でも、今は日本へ帰って特に関西圏に行く方がコロンビアに留まっているよりもちょっと不安に思います。

それにしても、初期の頃にWHOから「フェーズ5」の発表があってすぐに「メキシコ」から本国日本へ退避された在留邦人の方々は、退避先・特に関西圏で二次感染が続々と発表されてしまっている現在、どうされるつもりなのでしょうか・・・ちなみに下記「海外安全ホームページ」によると

http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info4.asp?id=248

"メキシコ以外で新型インフルエンザの感染が確認されている国に渡航を検討されている方は、渡航先の感染状況及びWHOの情報等最新情報を入手し、十分注意してください"との記述があり、これはその通りです。ただ一つ、私がいつからか疑問に思っているのは、感染者確認国のうちどこが「国内で人から人への二次感染が報告された国」か、この記述がありません。現在の我々大多数の不安は「渡航」と「二次感染」にあり、このうち渡航については感染確認国において二次感染の報告がある場合とない場合では対応の仕方が異なってくると思います。

我が国・日本はホームページに基づく内容では「新たに渡航に関して注意を要する国」になりました。今後「我が国への渡航に関する注意喚起情報」が発出されるのでしょうか。。。

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コロンビアで新型インフルエンザ感染患者を確認

隠すほどの話ではありませんが・・・ついに南米大陸では初めて、コロンビアにおいて「新型インフルエンザ」に感染した患者が確認されてしまいました。この方はクンディナマルカ県・シパキラ町に住む42才の男性との事で、他の多くの感染例と同様「メキシコ(カンクン)帰り」の方でした。最新の情報では、カンクンへは「国際会議」の為に渡航し、先月25日にはコロンビアへ帰国していたようです。その後インフルエンザの兆候があって検体をアトランタに送った所、正式に感染が確認されました。シパキラは首都ボゴタから車でおよそ30分ほどの場所にあり、「塩の教会」で知られています。

政府から公式に発表があった後の首都ボゴタは表面的には平穏です。ただ、些細な事で大げさに騒ぐ国民性ですから、内心はパニック状態に陥っている筈です。新型インフルエンザについて世界各地で感染の報告例が出て以来、例えば首都ボゴタで最も人が密集する「トランスミレニオ・新交通システム」ではマスクをする人が目立ち始め、先週金曜日に身分証明書の件でDAS外国人登録局へ立ち寄った所、職員が一様にマスクをしていたのには正直目が点になりました。「外国人」は何を持ってくるか判らないからという事なのでしょう。

現時点では何の動きもありませんが、先日ご案内の通りコロンビアとメキシコとの間には1日3便の直行便が運行されていますので、今後運行停止等の措置が取られる可能性があります。

南米大陸初の感染例が、よりによってコロンビアとは・・・こういう時に不謹慎な発言でしょうけど、メキシコ・コスタリカ・コロンビア・・・アメリカ大陸での感染事例はなぜか「親米国」ばかりですね。現時点では明日月曜日以降の各種教育機関は平常通り授業を行うと、大統領及びボゴタ市長から発表されています。それでも日本の皆さんはやはりコロンビアに対して一歩引いてしまうのでしょうね。。。

心理的には、現在200人超の感染者を出している「アメリカ」を経由するよりも、今日時点で「1人」のコロンビアへ行く方が「感染の危険」を感じるかもしれませんね。無理もありません。この国は「後進国」ですから。とはいえウィルスはどちらも同じものですが。

先程のゴールデンタイムのニュースでは、現時点で未確認ですが最近コロンビアを毛嫌いしている隣国「エクアドル」がコロンビアとの間の空路運行を停止するとか何とか言い始めているらしいですが、とにかく静観する事にします。

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爆弾事件・その後

この件についてブログに書いてしまったのでビックリされた方もいらっしゃると思います。私も無差別テロでしたら怖いと思ったのですが、どうやら被害に遭ったレンタルビデオ店に関して、昨年10月にも市内の別の店舗で"未遂"らしきものがあったと報じられています。ですので、無差別テロではなくこの店が恐喝か何かに遭っていたのではないかと推測します。そんな訳で、私の勤務先は現場と同じ通り沿いで数ブロックの場所にありますが、現在は平穏です。亡くなられた方は車両が爆発したレンタルビデオ店の駐車場の守衛さんと通行人の方だったようです。

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首都ボゴタ北部で爆弾テロ事件

つい先ほど、首都ボゴタ北部のCarrera 9 Calle 82の付近で車両爆弾テロ事件があり、今現在2名の死者と20名以上の負傷者が出たようです。詳細はこれから明らかになる事でしょう。すぐ近くには日系の某社オフィスがありますが、付近は閑静な高級住宅街でテロとは無縁の場所の筈・・・レンタルビデオ店の前で爆発したようです。なぜこの場所で爆弾テロ事件が発生したのか理由が分かりません・・・近くには警察や軍の施設などありませんし、政府関係の建物もないごく普通の場所なのですが。

事件現場では二次災害を防ぐ為に携帯は使用するなとか、不審車には気をつけろとか色々と話がありますが、実際の所テロは防ぎようがありません。今後の捜査状況に気をつけたいと思います。テロ事件は特にコロンビアだけの話ではありませんが、それにしても明確な意図が分からずドカンとやられると怖いです。

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謎の無料新聞aDn

20081123_img_0965_2最近、朝の巷(ボゴタ)でちょっと変わった光景と言えばこの"aDn"(英語ではDNA)を配っているものです。最初は短期の「タウン情報紙」かと思って無視し続けていたのですが、「無料」にも関わらずっと配り続けているのでよく見た所、新聞でした。

試食品・試供品から政府援助までとにかく「タダ」には目がないコロンビア国民ですから、新聞が無料とあれば手を出さない筈がありません。私も昨今の"DMG(変則的なネズミ講組織)"の話題が気になっているので、ついに無料新聞aDnに手を出しました。左のトップ紙面はついにDMGが投資者へ返金できなくなった事を報じ、右画像はDMGの創始者が警察に逮捕・護送されている光景です。

DMG問題は最近の国内ニュースで断トツの話題です。いろいろと話を聞くと、このDMGはいわゆる他のネズミ講組織とはちょっと異なるようです。DMGという組織はどうやら国内最南部のプトゥマヨ(Putymayo)県でおよそ10年前に発足したらしく、当時経済基盤が全くない現地で唯一の「産業」だったのが「コカイン製造・流通」の拠点としてでした。つまりこのDMGはプトゥマヨを拠点とした"麻薬資金洗浄"目的のダミー組織です。その為当初から豊富な資金を使って二重帳簿や投資会員に様々な特典を施していたのが他の詐欺的ネズミ講と異なっていたようです。

20081124_img_0966_2で、実際にこのaDnの紙面を広げると、これが無料にしてはあまりにも内容が豊富なので思わず「へぇっ」と唸りました。とにかく写真が豊富で読み易い。無料だから大した記事はなさそうと思っていたのは大間違いで、政治・経済・国際情勢からボゴタのグルメスポットの紹介などなど実に内容が濃いのです。グルメスポットなどは、"○○の美味しい店"がこれまた写真と共に住所まで記載されており、これは嬉しい。

この日は就航40年を迎えた海軍所有の実習訓練帆船"Gloria"号について紙面一杯に図面を施し報じていました。これは凄すぎる・・・他にも「読者に役立つお得な情報」等々、今までこの種の記事は見られなかっただけにとても斬新さを感じます。

しかしこれからが本題で、これだけ豊富な記事・写真を提供しながら「何故」無料配布を続けているのか、これが実に不思議です。紙面では「スポンサー」会社の目立った広告は見当たらず、月~金曜日の朝に配布員まで動員して配り続ける事でそれなりの経費が更にかかっているのですから、それに見合う「メリット」はあるのか?

更に驚いたのが、謎のまま紙面を隅から隅まで見た所、なんと!この新聞の「編集長」は、大手にして唯一の全国紙"EL TIEMPO"の人では。EL TIEMPOと言えば毎日「有料」で新聞を売っているコロンビア最大の新聞社です。一方で有料・一方で無料で新聞を発行する理由がさっぱり分かりません。

とにかく私も「無料」であり続ける限り、このaDnを見続ける事にします。昨今ではこの無料新聞を「受け取るのが当たり前」と思っている人達が大部分になってしまった程、ボゴタの朝の光景として加わっています。

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コロンビアが「激震」に揺れた日

前回の記事で首都ボゴタが地震に揺れた事を書きました。地震直後に携帯電話で通話を試みたのですが、これが全くの「不通」状態で、家に帰ってから試しに一般電話を試してみたのですが、これも「不通」。いかに皆がパニック状態に陥っていたかがわかりました coldsweats02 加えて帰宅途中に通過した各アパートからは住人が飛び出しており、滅多にない首都での地震に恐怖を感じたのが分かりました。テレビをつけた所、各局は震度4程度だったにも関わらず「特番」を組んで、路上へ飛び出した市民を映していました。震度3から4程度でこれだけ大騒ぎになるのですから、これ以上になったらどうなるのやら・・・shock

最新のニュースでは、震源地付近で30人ほどの死者が出た模様です。

実は、この地震の数時間前に、反政府ゲリラ組織「コロンビア革命軍」(FARC)の創始者で、世界中にある反政府組織のリーダーとしては最も高齢とされている、通称「マヌエル・マルランダ」が死亡したとの大ニュースが国内に流れ、国中が「激震」しました。一報が入った時点ではまだ「未確認」で、以前(昔)にも同様の「誤報」が数回あったらしいので、勤務中に一報を聞いた同僚社員も「また誤報かね」と半信半疑でした。

その後、午後に至って政府がこの情報を「確認した」と報じています。原因ははっきりしませんが、最近重い病気に倒れているとの噂があったので、高齢に病気が重なった「病死」という見方が大半です。当の本人の顔写真等については、私は基本的に自分で撮影したもの以外は添付するのにためらいがあるので掲載を控えます。

もしもこれが本当であれば、先日の別の大幹部の空爆死に続いてゲリラ側には決定的な打撃になる筈です。先週も準幹部が自ら投降したりするなど組織の弱体化は明らかで、一つの時代の終わりが着実に近づいているのかもしれません。

ゲリラの大ボスの死亡ニュースと地震が一度に来たため、今日は何か複雑な心境です・・・

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首都ボゴタで地震

おそらくコロンビア在住の方々が続々とリポートすると思いますが、当地時間で24日午後2時過ぎに首都ボゴタの東にある「メタ県」を震源とする地震があり、その余波で首都ボゴタも大きな揺れを感じました。私自身、ボゴタにいてこれだけ体に感じる地震に遭遇したのは、1999年1月25日にキンディオ県アルメニアにおいて多くの死傷者を出した大地震の余波を受けた時以来です。その際のボゴタでは多分震度3程度だったと思います。今回は震源がより近かった分、首都でも震度4近かったのではないかと推測します。

その時、私は自宅付近で買い物をしていたのですが、歩いていて突然クラクラッとめまいがするような感覚に陥り、一瞬「めまいか?」と思ったのですが、皆が「おい、揺れてるぞ!」と騒ぎ出し、ちょうど通りかかったビリヤード場内にいた人々が血相を変えて路上に出てきたので、「これは地震だ!」と分かりました。

日本でこの程度の地震は何度も経験しているので、それ自体は大したものではありませんでしたが、ゆーらゆーらとゆりかごに揺られているような時間が続き、気持ち悪かったです。

首都ボゴタは元々地盤が軟弱で、ある人曰く岩盤は数百メートル掘らないとたどり着かないのだそうです。元々が湿地帯だった為、所によっては建物が「ピサの斜塔」の如く傾いている程です。ですので、例えて言えば「こんにゃくの上に皆が住んでいる」ような感じです。そこへ地震が来れば波動がより大きくなります。

ところで、普段日本で地震に慣れている私が青ざめたのは、住んでいるアパートに被害が出たかもしれないと感じたその瞬間からでした。先日も中国で大地震があり多くの死者を出しましたが、先年のキンディオ県での大地震でもそうだったように、首都ボゴタの大部分の建物の構造自体が地震を想定していない為、地震に対して非常にもろいのがはっきりしています。その為、それこそ私も血相を変えて汗だくになってアパートへ戻りましたが、特にダメージはないようです。

Segurospanff 何と言う偶然か、私は昨日「保険」の更新手続きを済ませたばかりです。これは建物・家財・電化製品等に対して掛けている保険です。日本では例えば「地震保険」「火災保険」等を別々に取り扱っていると承知していますが、ここでは「動産・不動産保険」という一つの形で、対象が地震・火災・噴火・テロ・紛争・津波などの災害全てに対して建物や申告した家財道具が保障されるのです。加えて「水漏れ」「ガス爆発」等までカバーしてくれます。

保険自体は現在のアパートを購入して暫くして契約していたのですが、今回初めての更新の際に、家の評価額は地価自体が上昇しているので上げたのは承知したのですが、使えば価値が下がる家財道具や電化製品にまで「年間物価上昇率に乗じて」という理由で評価を上げて保険料がアップしたので、「それはおかしい、評価額はそのままにしろ」と突き返して、昨日再査定の結果に基づき契約更新をした直後の、今日の地震でした。

当地でこの種の「動産・不動産保険」を掛けている人は少ないと思います。特に地震などで被害を受けるという事態は誰も想定していない筈です。私は決して裕福な生活をしている訳ではありませんが、例えば夜遊びに使う金があればその分を保険などの掛け金に充当したいので、普段はケチケチ生活です。今日の地震の直後、とっさに保険証書を読み返してしまいました。私の予測ではボゴタで震度5の地震に遭遇した場合、かなり多くの建物が損壊すると思います。事実、今日のボゴタの震度は3から4の間でしたが、それでも一部の建物の壁が崩れたり、直後に小規模の火災が発生したほどです。この記事を書いている段階では、市内の被災状況はまだはっきりしていませんが、軍のヘリコプターが上空を旋回しています。

昨今、地球環境がおかしくなってきているのではないでしょうか。。。皆さんもそう思いませんか?

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