グルメ・クッキング

ラテンアメリカの伝統食・Tamal(タマル)

どういう訳か「コロンビアの伝統的朝食」がふと食べたくなり、近所の店で調達したのが"Tamal(タマル)"と呼ばれるものです。

Img_2934 こちらがTamalの画像です。Tamal自体はコロンビアだけの伝統食ではなく、北はメキシコ・キューバからラテンアメリカ全体で一般的に食されているものです。地方により中の具が異なるのがこのTamalです。左がサンタンデール県地方のTamal(ミニサイズ)そして右がトリマ県地方のTamalです。

土・日などの週末の朝方には、住宅街を「タマレス、タマレ~ス」と歩きながら声を張り上げてこのTamalを売り歩くのがいつもの光景です。それぞれが手作りで、やはり具が微妙に異なるのでしょう。

Img_2937 さて、自宅に持ち帰ったTamalを一旦蒸した後、中を開けてみました。Tamalを包んでいるのは大きな「バナナの葉」です。一見するとまるで「巨大な"ちまき"」のようですね。そしてこちらが"Tamal Santandereano"(サンタンデール風)です。サンタンデール地方のTamalには「ご飯」が入っていません。とうもろこしの粉を練ったものに脂身を含む豚肉と"Garbanzo(ガルバンソ・つまりひよこ豆)が入っていました。

Img_2941 こちらは"Tamal Tolimense"(トリマ風)です。こちらはやはりとうもろこしの粉を練ったものと「ご飯」が入っているのが特徴です。この店はなぜか「カレー風味」でした。何となく食べ易かったですね。加えてとうもろこしの粒や鶏肉・豚肉などが入っていたりします。

Img_2946 そしてこちらもやはりトリマ風です。最初の画像では二つのTamalだけを撮影しましたが、実際には三つ購入しました。こちらの店のサンタンデール風Tamalには鶏肉の他に"Tocino"(トシノ)と呼ばれる「豚の脂身」が入り、更にはニンジンなども加わっていました。トリマ風のTamalは「混ぜご飯」のような感覚ですね。

これら三つを一気に食べましたが・・・ちょっと胃もたれしました。Tamalはバナナの葉に包まれており、タコ糸のようなもので縛った上で調理されます。これを開けると葉っぱを蒸した際の独特な匂いに包まれます。このTamalは「週末の朝食」そして「クリスマス時」の食事として好まれています。私は・・・年に一度食べれば満足です、はい。

ちなみにTamalに入っている「鶏肉」は一切食べませんでした。以前鶏肉で食中毒を起こして大変な目に遭った「トラウマ」ですね。トリマ風のTamalでしたら、ご飯をたべるだけでも良いのではと思ったりしました。

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世界遺産の港町カルタヘナでグルメ三昧・その4

そろそろ「もうグルメ話はたくさんだ」と思っていらっしゃる方もいるかもしれません。ご安心下さい。カルタヘナでの美味しい食事の話は今回でラストです。

Img_2889 Img_2890 Img_2897 Img_2899 カルタヘナでの最後の食事・昼食はやはりシーフードで締める事にしました。こちらのレストランはカルタヘナ湾を一望でき、目の前にはヨットハーバー、更には海軍大西洋方面総司令部があります。海賊の襲来に備えた「要壁」が敷地を囲んでいて、見張り台もあります。

ここは現地の主要レストランの中では抜群のロケーションを誇っています。目の前にはカルタヘナ湾が広がり、心地良い風に吹かれながらの食事は最高です。昼と夜ではそれぞれ趣(おもむき)が異なります。ここは名前を言わずとも、現地で知らない人はいないのではという有名なレストランです。

今まで利用したレストランではどこもクーラーをかけた部屋の中での食事でしたが、このレストランのみ、屋外のテントの下で風に吹かれながら食事をしました。お客さま方は到着直後「クーラーがかかっていた方が良いな」とのご意見でしたが、目の前に広がる素晴らしい風景と、時折強く吹き付ける自然の風に、テント下でのお食事を納得されました。

Img_2896_2 こちらがこの日のメニュー"Festival de Mariscos"です。この店のメニューでは最も高価なものです。今回一行の為にご用意した食事の中でも、1kgのロブスターに次ぐ高いものでした。日本から来訪されたお客様には大抵、この店のこのメニューをお楽しみ頂く事にしています。これはFestivalの名の通り、各種魚介類が勢揃いした逸品です。この盛り合わせを初めて目にした方は、それこそ「うわーっ」と驚かれます。

小ぶりのロブスター、小エビ、白身魚、ムール貝、イカ、カニのグラタン風、現地では欠かせない"Patacon(調理用バナナを潰して揚げたもの)"と、ココナッツライス若しくは白いご飯のいずれかが付きます。私は白いご飯を選択しました。

今回のカルタヘナ滞在中は、本当に美味しいシーフードを堪能しました。今回の国際会議ご参加に際して、グループの皆様の為のホテル・移動車両・国内線航空券など、全ての手配を引き受けた大掛かりなものでしたが、滞在中のお食事にはとりわけ気を遣いました。湿気を伴う酷暑の中で食事により体調不良を起こしてしまったら大変です。それは絶対避けなければなりませんでした。幸いにもグループの中で最高齢の方が一時体調を崩された以外は、全員体調を崩される事なく会議参加のスケジュールを全うされました。

今回ご紹介した現地での美味しい食事は、その殆どが「それなり」の金額でした。その為、今回はそれに見合う予算立てを事前に行いました。美味しいものを食べるにはお金がかかりますが、山奥にある首都ボゴタでは味わえない新鮮な魚介類をここカルタヘナでは存分に楽しむ事が出来ます。

カルタヘナへ御来訪の折には、世界遺産の町並みと共に是非とも美味しい料理を味わって頂きたいものです。

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世界遺産の港町カルタヘナでグルメ三昧・その3

今回のカルタヘナ滞在中はうだる程の暑さの中でした。あと1週間日程がずれていたら雨にたたられたかもしれません。カルタヘナから首都ボゴタへ戻ってからというもの、毎日正午過ぎから雷を伴う大雨に見舞われています。或いは「雨期」入りしたのかもしれません。

Img_2850 Img_2851 Img_2852 滞在四日目の夕食は「イタリア料理」にしました。この日の夜にはカルタヘナ市長主催のカクテルパーティーがあり、スペイン統治時代には「税関」だった場所が現在のカルタヘナ市長執務室なのですが、そこは旧市街地区をぐるっと取り囲む「要壁」の一部でもあり、その上でのパーティーは最高のロケーションでした。それを適度に切り上げての夕食でした。

このイタリアレストランですが、結論から申し上げますと「コロンビア国内では最高級」のレストランと言えます。画像は全て昼間の空き時間を利用して下見とメニューの選定をした際に撮影したものです。私自身コロンビア国内で比較検討できるほど多くのイタリアレストランに足を運んだ訳ではありませんが、少なくとも首都ボゴタでこれだけの味を楽しめるイタリアレストランは全く存じません。

この日の一行へのメニューは「生ハムと野菜の盛り合わせ」「ピザ」「リゾット」「パスタ」の4品でした。その全てが絶妙の味でした。ピザですが、通常は生地にトマトソースを広げて具を乗せますが、この店では「ホワイトピザ」すなわちトマトソースを使わないピザも扱っています。クリスピータイプのパリパリとした生地と具の程良い焼き加減。これは「繊細」そのものの味でした。

そしてリゾット、このご飯がまた絶妙の固さでした。使用している米はおそらく本場からの輸入品でしょう。大粒の米はコロンビアでは生産しません。コロンビア国内でこんなに美味しいリゾットを口にしたのは初めてでした。パスタもそうなのですが、例えば首都でこれらを食べると、店によっては「強烈」にしょっぱかった事もあり、もうげんなりした事さえありましたが、この店の味付けはとにかく「薄味」で、素材の味を堪能出来ました。

パスタは魚介類を絡めたものですが、最初赤い色を見て「もしかしてしょっぱいのか・・・」と不安になったものの、食べてみてびっくり。魚介類のエキスが際立ち、とても美味しいものでした。パスタの程良い固さといい、具の新鮮さといい、これは首都では食べられないものです。この店ではパスタだけをとっても「自家製生麺」「乾麺」の二つの種類があり、細麺・中平麺・太平麺の3種類と具の組み合わせで楽しむ事が出来ます。

ジュースも、例えば「スイカジュース」などはバーカウンターで皆の目の前でスイカを割ってそこからジュースを絞り出し、パイナップルジュースはこれまた注文を受けてから丸1個のパインをスパッと切ってジュースに仕立てるという、憎いほどの演出が素晴らしかったです。

もちろん「フォカッチャ」もメニューにちゃんとありますし、とにかくイタリア料理全般の味で評価すると、カルタヘナに数あるイタリア料理の店では間違いなくトップクラスでしょうし、前述の如く首都ボゴタを含むコロンビア全土でもこれだけのレベルのレストランは他に見当たらないと思います。各品の値段はそれなりですが、やはり値段に見合うだけの味が楽しめました。テラス席では生バンド演奏もあり、優雅な気分を楽しめました。

ここで私が「大失敗」を犯したのは、この日味わった品の全てを全く画像に収めなかった事です。それも見事と言えてしまうほど全く撮影しなかった事に後で気が付きました。それ程に各品の味が美味しかったので、すっかり失念してしまいました。

メニューについては例えばパスタの種類が「イタリア語」で書かれている為訳が分からず、店員にいちいち「これは何?」と聞きまくったほどです。些細な事ですが、時間の空いている時に下調べをしておいて、いざお客様をご案内する際にメニュー選択で時間をかけないようにするのは「基本中の基礎」です。ホワイトピザも最初は何だかさっぱり分かりませんでしたが、しつこく聞いてやっとそれが何か理解できました。

ところで、この店の「問題」とも言えない問題点は、店にずらっと並ぶ「ワイン」です。そのおびただしい数はそれこそ数え切れないほどで、画像にはありませんが「ワインサロン」にもこれまたものすごい数のワインボトルが並んでいたほどです。

そのワイン、それが何と「全て」「イタリアワイン」だけを並べているのです。通常どこの店でも価格の安い「アルゼンチン」や「チリ」のワインを揃えているものですが、この店では全数がイタリアワインで他国のワインは一切置いていません。

それならそれで良いのですが・・・驚いたのはグラスワイン一杯およそ800円、ボトルワインに至っては何と!最低でも一本およそ5,000円程度coldsweats02 これは他のレストランの2倍からそれ以上の価格です。それまで夕食にはグラスワインやボトルワインがテーブルを飾っていましたが、さすがにこの店でワインを注文された方は一人もいらっしゃいませんでした。

他のビールや生ジュースは他店と比較してほぼ同額だったのですが、何故この店のイタリアワインだけが突出して高いのか・・・不思議でした。それにも増して「イタリアワインしか置かないイタリアレストラン」というのも、コロンビア国内では他に記憶がありません。この店の「イタリア料理レストラン」としてのプライドが、他国産ワインを置く事を許さないのでしょうか。

いやぁ、それにしてもこの店の料理は美味しかった!カルタヘナでイタリア料理、この店ならお薦めです。

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世界遺産の港町カルタヘナでグルメ三昧・その2

今年2月にカルタヘナへ行った事は、以前のブログ記事とホームページ「カルタヘナ特集」にてご紹介しました。その折に日本から来訪された旅行会社数社の方々と同一便で現地へ向かいましたが、ガイド役の奴から「カルタヘナ行きの目的は?」と、ぶっきらぼうに聞かれたので「こいつに真意を話す必要はない」と思い、とっさの判断で「ガイドブックの取材!pout 」と適当な返事をしました。実はその「真意」こそ今回のこの国際会議の為の「下準備」でした。結果として現地事情を事前に把握しておいて良かったと、つくづく感じました。

Img_2837 三日目の夕食ですが、当初予定していた場所を事前に訪れた所、別の国際会議に伴い「一般客締め出し」である事が分かり、急遽場所を変える必要に迫られました。この日の夕食は全員ではなく、およそ半数のご案内でしたが、もしも事情を知らずにそのまま元のレストランに行っていたら、とんでもない大失態となるところでした coldsweats02

という事で国際会議会場である"Centro de Convenciones(コンベンションセンター)"から程近い場所を歩いていた所、単なる昼食時とは思えないほどの「行列」に出くわしました。このレストランはカルタヘナでは有名な「地元料理」の店らしく、「行列の出来る店」なら間違いないだろうという判断で、皆さんをこの日の夕食にご案内しました。

後で気が付いたのですが、この店のメニューには何とannoy カメ・"亀"(Tortuga)肉の名が!つまり「ウミガメの肉」という事です。えーっ!と、ぶったまげてしまいました。昼間の行列の目当てはこのウミガメ肉?まさか・・・

我々はそんな「ゲテモノ」には全く興味がないので、無難な牛の"Lomo"と呼ばれるヒレ肉を注文しました。

たったお一方、もの好きなお客様が「ウミガメ肉のハンバーグ?」を口にされましたが、感想は「うーん、ウミガメなのか分からない」との事でした。滞在中、肉料理を食べたのはこの一度だけでした。

ちなみにこの店、行列が出来るのは何故か昼だけのようで、夜は普通の客入りでした。我々近くのテーブルには英語圏の観光客らしきグループがいました。肉がパサパサだった事以外は特に不味いという事はありませんでしたが、「コロンビア人の行列=とても美味しい」という方程式は、我々外国人には必ずしも当てはまりませんのでご注意下さい。

Img_2843 Img_2844 こちらが翌四日目の「昼食」です。この日の昼食は元々予定していませんでしたが、会議参加が午前中で終わられた方が半数となり、急遽ご案内する事となりました。レストランの場所はホテルの斜め前にあり、こちらもシーフード料理ではよく知られた店です。店の入口には「ウミガメ」の剥製が飾られていました。しかしこの店には「ウミガメ肉」はありません。

連日の暑さの為か、この頃から皆さんに疲労が蓄積しているのがうっすらと感じられました。その為、この日の昼食は右画像にある「Sopa de Mariscos(シーフードスープ)」のみに抑えました。画像では見えませんが、スープの中には各種魚介類がたっぷり沈んでいました。どうやってこのような味を出したのか分かりませんが、スープはシチューに近いとても濃厚な味でした。これにライムをたっぷり絞って混ぜるとあっさりとした味にもなり、美味しく食べられました。

この店ではシーフードスープだけしか注文しませんでしたが、店の内装はレトロな雰囲気に満ちていて、ゆったりと食事をするにはとても良い場所でした。

ちなみに前回もそうですし次回もそうですが「レストランの名前」は記載しません。この中には「言わずと知れた」有名な店が複数ありますので分かる人には分かりますが、やはり名前を伏せる事にします。

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世界遺産の港町カルタヘナでグルメ三昧・その1

ほぼ一週間に及んだ出張から戻りました。今回はカルタヘナで開催された国際会議に参加された日本からのグループのガイドとして皆さんと共に現地滞在しました。出張最終日に義弟から「入籍しました」とメールが届き、驚いたのと同時に嬉しい報告を受け、思い出に残る出張となりました。お相手はチーフパーサー(客室乗務員の責任者)との事で、機長の義弟とは「雲の上での職場結婚」という事になります。

旧市街の町並みが世界文化遺産であるカルタヘナはカリブ海に面した港町でもあり、また国際観光都市という事もあり多くの観光客が訪れます。その為か、首都ボゴタよりも美味しい料理・特に魚介類が楽しめる町でもあります。

Img_2804 Img_2800 Img_2802 カルタヘナ入り当日の昼食は「スペイン料理」です。ホテルから程近いスペイン料理専門店で「パエリア」をお楽しみ頂きました。店側もパエリア13人前とあれば気合が入ったのが分かり、とても美味しかったです。注文の際に具の内容を確認した所、エビやイカ・ムール貝などの魚介類にチョリソ・鶏肉・豚肉などの「肉類」が入るとの事だったので、肉とシーフードが混在すると味を落とすと思い、オーナー氏に「肉は一切入れずシーフードだけで作って欲しい」とリクエストをかけたのが功を奏し、豊富な魚介類から出たたっぷりのエキスで炊き上げたパエリアはとても濃厚な味でした。

この「シーフードだけのパエリア」はかなり美味しかったです。日本から添乗されたガイド氏はスペイン・イタリアへの添乗が多いそうですが、「或いは本場よりも美味しいと思う」と感想を述べられたほどです。やはり肉類は入れなくて正解でした。この店はスペイン料理専門店としてここカルタヘナでおよそ40年間営業を続けています。

Img_2819 Img_2820 そして2日目の夕食は「ロブスター」でした。滞在中の全食事の中でこの2日目の夕食を「目玉」に持っていきました。左画像ではその大きさがはっきりとしませんが、半分に割ったロブスター全体の重さは何と、"1kg"もあります。このレストランは長年ロブスター料理専門店として営業しており、時には大統領や著名人も訪れます。その中でこの1kg級はまさに「最大級」です。それを13人分注文した事もあり、オーナー氏自らが挨拶に来ました。

1kg級のロブスターは、それは豪快です。前述の添乗員氏は年間およそ200日が添乗乗務で、それこそ渡航経験は相当豊富ですが、その彼曰く「カナダにロブスターの"本場"があるのですが、本場のカナダでもこんな大物は見かけませんでした」との事。当然の事ながら一行からもその大きさに驚きの声が挙がり、団長様からも「今年食べた料理の中で一番美味しかった」との感想を頂きました。

この1kg級ロブスターはいつも好評で、カルタヘナでグループをご案内する時には必ず食べて頂いている「逸品」です。その中で特別に「日本人向け」として、余計なソースは一切使わずにあえて素焼きで調理してもらい、溶かしバターのみで味わっていただきます。それによりロブスターの身の美味しさがそのまま分かるという次第です。これは国民皆グルメであり、繊細な舌を持つ日本人の味覚に合わせたちょっとした工夫です。

魚介類が豊富なカルタヘナでは「シーフード三昧」を基本に食事の献立を事前に検討します。過去の経験からひたすら暑いカルタヘナでは「大味」のコロンビア料理や、肉質が固い「ステーキ・焼肉」は日本人には好まれません。しかも滞在が長くなると暑さで体力を消耗する為、あっさりした魚料理は昼・夕食の献立の基本です。時間や一日のスケジュールを事前にきちっと調整する日本からのツアー団体は特殊な手配を必要とし、それはコロンビア人ではなかなか理解し難い為、同じ日本人である私の裁量が最大限試される機会です。

「カルタヘナでの美味しい食事」のご案内はまだまだ続きます。

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続・ボゴタの屋台

公約(coldsweats01)通り、またしてもボゴタの屋台に並ぶ品の数々をご紹介します。

Img_2653 Img_2652 こちらは"Avena"と呼ばれる麦芽飲料です。市販のパック入り容器の外側には何故か"Oatmeal(オートミール)"との表記があります。このAvenaはどろっとしたとても甘いものです。表現が難しいのですが、「飲むミルクキャラメル」のような感じです。鍋の中には大きな氷がドカッと入っており、そのまま放って置くと成分が分離する為か、絶えずかき混ぜる必要があるようです。何故ここまで甘いのか分かりませんが、素朴な甘さです。冷たいAvenaの屋台は暑い地方では道端でよく見られるます。

Img_2644 こちらは"Merengon(メレンゴン)"と呼ばれる甘いお菓子です。生クリームたっぷりのケーキのように見える表面は、「メレンゲ」に由来する名前なのでそれを使っているのでしょう。昼食時から午後になると軽トラックの荷台を使ってこのメレンゴンを道端で売っている光景を見かけます。私はまだこのMerengonを一度も口にした事がありません。甘さは多分コロンビア人好みの相当甘いものでしょう。

Img_2649 Img_2654 串に刺さった牛肉の先端にじゃがいもが丸ごと1個突き刺さっています。これは"Pincho"と呼ばれるものです。私はかつて20年前位に初めてコロンビアを旅行した際、スペイン語がよく分からずに何を食べたらよいのか迷っていた際、夜の屋台でこのPinchoを食べたのを思い出しました。その後は一度も口にしていません。店によって漬け込むタレの調合具合が違う筈ですから、味は微妙に異なると思います。

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Img_2624_2 これは一体何sign02と思うほど、鍋の中身はすさまじい「ごった煮」です。見ると内臓のあらゆる部分やじゃがいも、Yuca(キャッサバ芋)などが一緒くたに煮込んであります。これを何と言うのか分かりませんが、この「ヤミ鍋」もセントロの客先に向かう途中でよく見かけるものです。内容からしてこれは「庶民の食べ物」のようです。無造作に放り込んだ内蔵の固まりはナイフで切り分けて皿に盛っていました。

Img_2650 こちらは主に公園などで見かける「アイス屋台」です。中には市販のアイスクリームやアイスキャンディなどが詰まっていて、日中の公園に出没します。引き手の人が手元にある「鈴」をチリンチリンと鳴らしながら歩くのが特徴です。この他にもう一つ"BON ICE(ボンアイス)"というアイスキャンディ専門のものもあります。こちらは円筒形の物の中に小さなアイスキャンディの袋を入れており、「ボナイ、ボナイsign01」と声を掛けながら歩いています。

Img_2658 そして最後は「マンゴースティック」の屋台です。表面が緑色の状態のマンゴーは硬くて酸っぱく、これをスティック状に切って塩をかけて食べます。手軽に食べられるという事もあり、大学の前などでよく見かけ、若い女性が買っていたりします。熟したマンゴーはトロッとした甘い口当たりですが、それとは全く異なる食感はちょっと異質です。

ボゴタ市内で見かける屋台の数と種類はまだまだ、こんな程度ではありませんが、とりあえずまた「一部」をご紹介してみました。

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ボゴタの屋台

私自身理由は分からないのですが、普通の路上の屋台で売られているものを買う事はないのに、どうして公園や遊園地の屋台の食べ物にはそそられるのか・・・不思議です。という事で、今回訪れたシモンボリーバル公園と、道路を挟んで向かい側にあるサリトレ遊園地(Parque Salitre)で見かけた屋台の食べ物の数々の「一部」をご紹介します。

20090808_img_0296 20090808_img_0297 20090808_img_0294 20090808_img_0295 まずこちらはサリトレ遊園地前に出店していた"Arepa de chocolo"の屋台です。以前このアレパについてご紹介しましたが、この店はボゴタ市内中を探しても極めて珍しい「移動式釜焼きアレパ屋台」です。自転車に付けたリヤカー部分が何と「釜」になっており、この中で薪によりアレパを焼いています。

アレパの屋台は通常別のタイプで出来合いの物を鉄板で焼くだけのものが大部分ですが、この屋台は小さな器の中に生地を流し込み、薪で焼き上げるという「本格派」です。実はこの屋台、以前は別の場所に陣取っていてその姿があまりにも珍しいので後日"取材"を試みたのですが「行方不明」になっていました。まさかサリトレ遊園地で「再会」するとは思いませんでした。

やっとという思いで1個(1,000ペソ・およそ50円)買って食べてみました。甘みが少なく「これはいける!」という素朴な味でした。屋台製・釜焼きアレパは一旦焼き上げた後に切込みを入れてスライスチーズを挟み、客の注文に応じて二度焼きするスタイルでした。1個買って立ち去ったのですが、どうにも未練が残って戻り直して再度2個持ち帰り用に買ったほどです。大都会ボゴタでもこの移動屋台・釜焼きアレパは非常に珍しい上に味も良いとあっては、また買いに行く事間違いなしです。

20090808_img_0273 20090808_img_0280 こちらは日本でもお馴染みの「焼きとうもろこし」の屋台です。いずれも「炭火焼」です。日本ですと"しょうゆ"を染み込ませて・・・という事ですが、ここはコロンビアですのでさすがにそれはなく、味付けは「塩+マーガリン」です。一旦下焼きをして立て掛けておき、注文に応じて塩とマーガリン(バターは常温以上では溶けてしまう)をたっぷりとつけて二度焼きするスタイルです。値段は店によりまちまちですが、私が買った(買ってしまった)店は大きさにより1,500ペソ(およそ75円)から3,000ペソ(150円)に区分けされていました。

味ですが・・・日本の焼きとうもろこしを想像して食べてはいけません。そもそもとうもろこしの質自体が異なります。こちらのそれは大粒・大味で甘みに乏しく、皮がとても固いタイプです。素朴といえばそんな味です。

20090808_img_0293 こちらは市内でよく見かける、豚の皮を揚げた「チチャロン」の屋台です。セントロの客先へ向かう途中、いつもこのチチャロンの甘臭い匂いに吐き気をもよおすの程ですが、これは「庶民の味」そのものです。同じボゴタでも高級住宅地ではまず見かけない屋台です。左側の鍋の中に油が煮えたぎっており、その中に生の豚の皮を突っ込んで揚げます。それを小さく切って前述とは別のタイプのアレパの上に添えます。私はこれは買いませんでした。

20090808_img_0292 こちらの小さく丸いものは「ブニュエリート(Bun~uelito)」と呼ばれるものです。この他に野球ボール大の「ブニュエロ」と呼ばれるものがありますが、それのミニサイズを意味します。大きさはピンポン玉よりも更に小さいものです。生地にチーズを入れて揚げる為か、独特の味がします。人により好みが分かれると思います。私には特に問題ありません。こちらは10個入り程度で1,000ペソ(およそ50円)でした。作りたては美味しかったです。

20090808_img_0289 20090808_img_0290

20090808_img_0291_2 これは凄い!伝統食のオンパレードです。全ては紹介し切れません。Gallina(ガジーナ)と呼ばれる雌鳥の丸煮やアンデスポテト、調理用バナナ・プラタノを揚げたもの(甘い)その他盛り沢山です。この光景は、地方の田舎の市場に行くと併設している食堂でよく見かけるものです。中には鳥の首から上がそのままの形の煮込みまであります。これぞ「コロンビアの伝統食」です。しかし私はこれは一口も食べませんでした。「屋台では肉ものは食わない」というのが私のポリシーです。食ってみれば旨いのかも知れませんが・・・

これらは見かけた屋台の一部に過ぎません。今後機会があればまたご紹介します。

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夏恒例・首都ボゴタのグルメフェスティバル

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Img_2536_2 異常気象だ何だと言いつつも、やはりやって来ました。四季の変化が殆どない首都ボゴタの「夏恒例」行事である"グルメフェスティバル"です。今年は7/25,26と8/1,2の合計4日間、例年と同じ場所である"Parque el virrey"での開催です。お祭り好きの私にとっては格好の「ブログネタ」の一つがこのグルメフェスティバルです。画像をご覧になるとお分かりですが、この頃になるともう「夏本番」を思わせる快晴の天気です。とはいえ、ボゴタは夏でも最高気温およそ22度前後、吹き付ける風は冷たく、素晴らしい気候です。年間を通じて今が「最高の季節」です。

Img_2551Img_2550左画像ですが、いきなり凄い名前です。その名も「うまい(Umai)」という「日本食レストラン」です。あいにく"4コマ漫画"の「オチ」の部分が撮影できませんでしたが、どエライ名前をつけたものです。この店は確か首都ボゴタからかなり離れた街道沿いで見かけました。そして右画像は"Kathmandu"という名のレストランです。市内のどこにあるのか聞き忘れました。

Img_2555Img_2557_2左画像はコロンビア国内南部のナリーニョ県・パストあたりから南はペルーあたりまでで広く食されている食用ネズミ「クイ」の丸焼きの様子です。豪快です・・・手足がそのまま付いていて・・・そして右画像は生食ではない調理用バナナを平べったく潰して揚げた「パタコン(Patacon)」と呼ばれるものです。パタコンの大きさは小さいものからこのような巨大なものまで様々で、この大きなサイズはその上に具を載せて食べるスタイルです。このパタコンは直径30cmはありそうな特大サイズでした。

Img_2546Img_2548こちらは"Natuchips"という、最近スーパーでよく見かけるものです。左画像の彼が配っているのが、以前私が「コロンビアの変わったおみやげ」で紹介した、"Yuca(マンジョカイモ)"のスライスして揚げた"Yuca Chips"です。これ、なかなかイケますよ。酒のつまみにはもってこいの味です。そして右画像は「直売店」です。Natuchipsは他に"Platano Verde(まだ青い段階の生の調理用バナナ)"と"Platano Maduro(熟した調理用バナナ)"のチップスもあります。いわゆるポテトチップスとは違う、変わった食感は日本でもヒットするかもしれません。

今年のグルメフェスティバルは、出店数・出品内容共に質が高いものです。世界各地の料理を一堂に集めている事もあり、沢山の人出でした。あとは「値段」ですね。どこも大抵一品あたり1,000円以上するので、財布の紐が固い私は一つも買わずに画像だけを撮影して引き揚げました。 それでも「見るだけ」でしたらとても意義のあるイベントです。下記にコロンビアの伝統音楽"クンビア"の動画を掲載します。これを見ただけでも行った価値がありました。

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コロンビア風エンパナーダ

今回もまた食べ物ネタです。最近取材ネタが少ないので・・・ coldsweats01 ところで、前回の「チャーハン編」では、偏見を感じさせるようなコメントがあったように思います。今更記述を変更するつもりはありませんが、当時と比べて「心理状態」は落ち着きました。長らく悩んでいた思いを一気に吐き出したので、かえって気持ちが楽になりました。という事で、今回のネタはラテンアメリカ各国ではポピュラーな食べ物「エンパナーダ」について"抽象的"に投稿します。

20090629_img_0221 先日、市内のエンパナーダ専門店の前を通りかかった際、画像の看板を見て「あっ」と気がつきました。「そう言えばコロンビアのエンパナーダも他国とは異なっている」ラテンアメリカ通でアルゼンチンやチリのエンパナーダをご存知の方でしたら、この画像のエンパナーダの形が明らかにそれとは異なる事がお分かりになる事でしょう。

アルゼンチン・チリや他国のエンパナーダの形は、「巨大な餃子」の形をしたミートパイという表現がピッタリかと思います。あいにく私は画像を持っていないので、こちらのサイトからそれに見合うエンパナーダをご覧頂けます。

http://www.e384.com/2004/04_026/recipe.htm ←こちら

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その昔、日本からアルゼンチン・チリへ単独旅行した際、当時は特にアルゼンチンがもの凄い物価高でした。ホテルは高い・食事も相当高くついたため、途中からこのエンパナーダで「飢えをしのいだ」事を思い出しました。チリではそのような事はなく、毎日ワインを一本空け、おやつ代わりに巨大なエンパナーダを食べました。両国のエンパナーダは「惣菜パン風」でオーブンで焼くものでしたが、コロンビアのエンパナーダは三日月状の小ぶりのものです。

どうやら具を包む皮に使用しているのは小麦粉ではなく「とうもろこし粉」のようです。実際この形に作っている行程を見た事がないのですが、これを焼くのではなく「揚げる」のがコロンビア風エンパナーダの特徴です。とうもろこし粉を使っているのは当地でよく食されている「アレパ(Arepa)」と同じです。

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20090629_img_0223_2 ショーケースのガラスを経ている為、反射してよく見えないかもしれません。エンパナーダは一旦「下調理」して並べておき、客の注文に応じて熱した油の中でくぐらせた後に「揚げたて」を提供するのが当地のエンパナーダ専門店のスタイルです。日本ですと私が小さい頃にはまだあった、惣菜屋・若しくは肉屋などで「コロッケ」をその場で揚げて熱々のものを食べた感覚に近いです。

ちなみにコロンビア風エンパナーダの中身の具ですが、こちらは牛挽肉とご飯・鶏肉とご飯などが一般的です。エンパナーダそのものが小さいので、他国のそれのように具沢山という訳ではありません。これに辛いチリソースなどをかけて食べます。

私自身は数回このコロンビア風エンパナーダを食べました。皮にとうもろこし粉を使っていて、それを揚げるタイプなので外側がかなり固い食感です。カリカリという音と共に食べる事になります。この記事を投稿する前にラテンアメリカ各国のエンパナーダ事情を調べました。コロンビア・そしてパナマの一部にこのような「揚げエンパナーダ」が見られますが、それ以外の国ではこのタイプのエンパナーダは見られませんでした。どのようにしてこの形のエンパナーダが生み出され、国内全土に普及したのかは全く分かりません。殆ど「コロンビアオリジナル」と言えます。

ちなみにこのエンパナーダを自宅で作り、それを「クーラーボックス」などに入れて道端で売っている人も見かけます。これは主に「朝食」「間食」代わりとして通行人が食べています。私のオフィス付近でも見かける光景です。美味しいと評判の路上売りは口コミでそれなりの繁盛ぶりのようです(私のオフィス付近はそれなりの場所で、決してスラム街ではありません)

コロンビア風エンパナーダは「手軽な朝食」「間食」として好まれています。「間食」ですが、日本では「3時のおやつ」という事で午後3時頃が間食の時間の慣例ですよね。しかし当地では「Onces(オンセ)」といって、午前11時前後に「おやつ」を食べるのが習慣なのです。

当地でエンパナーダを食べる際の注意事項としては、時間が経過するとやはり劣化するので「なるべく朝・遅くとも昼までに食べる」「それをできれば自家製の専門店で作っていてその場で揚げたものを食べる」そして「鶏肉入りのエンパナーダは避ける」これは重要です。特に鶏肉は時間が経過すると食中毒を引き起こします。当地のニュースでも時々「学校のおやつで出された鶏肉入りエンパナーダを食べた生徒200人が食中毒」などと報じています。

「コロンビア風エンパナーダ」ちょっと小腹が空いた時には手頃な大きさですね。いずれこの「揚げエンパナーダのルーツ」を探ってみたいと思っています。ちなみに、日本でもこのコロンビア風エンパナーダに近いものが食べられるようです。福井県にある「リカレパ」で作っています。下記のサイトで紹介しています。

http://mike.co.jp/rica/print.html

http://ameblo.jp/taisukef/entry-10224691699.html

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"珍味"南米コロンビア風チャーハン

コロンビア人の「味覚」は、時に我々日本人だけではなく、近隣諸国の人々からしても首をひねりたくなるような独特の「食文化」に基づいています。例えば「フライドチキンにはちみつをかけて食べる」「シーフードマリネ"セビチェ"の味付けをケチャップとマヨネーズで整える」などなど。こんな食文化は近隣の国にはありません。そしてもう一つ、これは私がかねてから皆さんにご紹介したかった「ネタ」です。それは「コロンビア風"チャーハン"」です。

20090623_img_0161 今回の取材先は"Toy Express"というファストフードスタイルの中華料理店です。この名前の店舗は首都ボゴタ市内に複数あります。これからご案内する内容はこの店だけに限らず、ボゴタ市内全域・カリ・メデジン・カルタヘナ・バランキージャなどの国内全土で共通しています。中華料理の中でも最もポピュラーな「チャーハン」が題材です。

かつてエクアドル・パナマ・ベネズエラのコロンビアを挟む隣国で中華料理を食べた事がありますが、いずれの国でも「普通のチャーハン」であり、特にパナマで食べたチャーハンは台湾移民のコックが作る本場仕込みの素晴らしい味でした。

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店内に入り、店員に悟られないよう望遠でメニューを撮影しました。画像が少々ボケています。皆さん、これが「コロンビア風・定番の"チャーハン"」です。色を見て一瞬「これはカレーピラフ?」と思われた方、惜しい!これは紛れもなく「チャーハン」です。そう、コロンビア全土で見られるチャーハンはこのような色をしているのです。しかも白っぽく見える細長い「物体」これは何と!「もやし」です。コロンビアではチャーハンに「もやし」が添えられていないとチャーハンと認められないのです。

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私はこの日「Chowfan Vegetariano(ベジタリアンチャーハン)8,000ペソ・およそ400円」と、「Chowfan Mixto(ミックスチャーハン)9,300ペソ・およそ460円」の二種類を"テイクアウト"しました。画像はベジタリアンチャーハンです。

この色・・・「本場」中国にこのような色のチャーハンがあるのでしょうか?ちなみにこの店の看板には「広東風」と書いてあります。私が知る限り、極上のチャーハンは米粒が「黄金色」に輝いており、僅かな卵と塩などを加えて強い火力でサッと炒めたものだと思っていますが。。。コロンビアを「発祥」とするオリジナルチャーハンは、中国醤油を「これでもか」とドボドボと注ぎ込み、弱火で「じっくりとかき混ぜる」のが特徴です。そしてどの店でも例外なく生のもやしを添える事で「中国風」をイメージさせます。

20090623_img_0168 そしてこちらが鶏肉とチャーシューらしきものが入ったミックスチャーハンです。こちらもやはり同じ色でもやし入りです。この店のチャーハンですが、このような「しょうゆ色」にしては"珍しく"しょっぱくありませんでした。その代わりにという事でしょう。しょうゆが入った小さなプラ容器が別にあり、自分の好みで「更に加えて」という事でした。

前述の近隣三国でこのような色ともやし入りのチャーハンはついに見る事がありませんでした。コロンビア風チャーハンのもう一つ・且つ最大の特徴は「とにかく味付けが濃い」これは半端ではありません。この種のチャーハンが意外にもコロンビア人には人気があり、どんな寂れた場末の中華料理店でも、店内がガラガラなのとは対照的に「出前」で儲かっているようです。ですのでどの店でも出前用のバイク配達要員は欠かせません。

コロンビアに在住している中国人でレストランを経営している人の99%は元々調理人ではない「素人」だと思います。その人達が見よう見まねでレストランを始め、独特の味覚を持つコロンビア人向けに開発され、たどり着いたのが「しょうゆ色+もやし入り」チャーハンだったのかもしれません。本場風の黄金色のチャーハンは「味が薄い」という事で敬遠されたのでしょうか。

このコロンビア風チャーハンを近隣諸国に住んでいる日本人の方々が見たら、さぞかしビックリする事でしょうね。まあ、一度食べてみて下さい。ちなみに私の記憶では確か3年ぶり位でコロンビア風チャーハンを口にしました。次に食べるのはまた3年後位でしょう。

#原稿を書き上げた後に気が付きました。ペルーにある"Arroz Chaufa"というのがコロンビア風チャーハンにとても似ているようです。これはペルーに住んでいる中国人が作り出したようです。しかしペルーのチャウファには生のもやしは入れないようです。コロンビアのチャーハンはやはり・・・これだったら広東風ではなく「ペルー風中華レストラン」と代えるべきだよなぁ。ちなみに下記YouTubeにチャウファの作り方動画があります。

http://www.youtube.com/watch?v=sC0LDa4zbgA&feature=related

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コロンビアで飲むコーヒーの話

先日投稿した「コーヒー豆輸出大国コロンビア・実はコーヒー豆輸入国」の話ですが、結構反応がありました。「えっ、あのコロンビアがコーヒー豆を輸入しているんですか?」というメールや、記事のヒット件数が多かった事に私自身驚きました。

20090622_img_0156 私自身コーヒーは毎日欠かさず飲み、その豆はクレープ生地を使った料理で有名な"Crepes & Waffles"(以下CW)から購入しています。およそ500g入りの豆が10,500ペソ(2009年6月現在・およそ525円)です。私の勤務先の斜め前にある店舗で毎日生豆をローストしており、全店に供給しています。麻袋を見るとCWのロゴがあり、全店で消費・販売する年間量は相当なものになると思われますので、CWが直接買い付けているのかもしれません。聞いた話では、CWの女性従業員は「シングルマザー」を優先的に雇用しているらしく、家庭を支える働くお母さん達の為、そして何より価格の安さとそこそこ味でコーヒー豆はCWから買っています。

実は、私が豆を買っているCWの斜め前にはコロンビア国立コーヒー生産者連合会(FNC)の本部と、直営カフェテリア"Juan Valdez"(以下JV)があります。しかしながらJVで販売しているコーヒー豆はいずれもCWの1.5倍からそれ以上とやたら高く、スペシャリティコーヒー豆と宣伝している割には、価格に見合う美味しさとは思えないのです。なぜ、コーヒー生産者団体が販売している豆が、レストランの豆よりもやたら高いのか、いつも不思議に思います。

先日当地で報道された「コロンビアがコーヒー豆を逆輸入」の記事ですが、素人の私には詳しい理由は分かりません。素人なりに考えられるのは、まず近年爆発的に増殖した「スターパックス」(以下SB)の存在が考えられます。SBはコロンビアから豆を調達する際にはFNCを介さず直接現地で買い付けており、その数量はFNCでも把握できていないと以前FNC関係者から伺いました。この事もあり、国内消費及び輸出向けに確保する数量が落ちているのかもしれません。

FNCは元々生産農家とコーヒー豆消費国(若しくは仕入業者)との間にあり、供給価格及び数量の調整役の立場でしたが、近年FNC自らが「商売」に走り、「SBそっくり」に直営のカフェテリアJVを国内外で爆発的に増殖させており、更にFNCブランドで豆を国内のスーパーやJV店舗で自らが販売している事もあり、本来輸出に回すべき豆を自らが消費する分も確保する必要に迫られている事から、近年生産量と供給のバランスが崩れているのかもしれません。

そんなコーヒー豆生産大国コロンビアですが、当地のカフェテリアで作られるコーヒーは、日本の喫茶店やカフェテリアではちょっと考えられない方法が長年続けられています。

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今回の取材先は、首都ボゴタのカフェテリアでは老舗の「Oma」です。日本の喫茶店やカフェテリアで飲むコーヒーは、挽いた豆をネル・ペーパーフィルター・サイフォンなどを通してドリップしたものをそのま提供するのが普通です。しかし当地ではOmaに限らず既存の店舗ではいわゆる「エスプレッソのお湯割り」が今でもコーヒーの淹れ方として常識化されています。この画像ですが、ブラックコーヒーを作るのに「エスプレッソマシン」を使うのが昔からの流儀です。使用するコーヒー豆粉はブラックコーヒーもエスプレッソも同じものです。

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粉を入れた器具をエスプレッソマシンに装着し、次に店員が行った作業は「紙コップに熱湯を入れる」事です。一定量まで熱湯を注いだ後に隣からエスプレッソ(若しくはコーヒー液と呼ぶ?)を注ぎ込み、はい、これが「コロンビア式ブラックコーヒー」と相成ります。店員によっては逆の方法で、エスプレッソもどきを最初に作った後に、熱湯を勢いよく注ぐ人もいます。

こうして作られたエスプレッソのお湯割り・・・コク・旨み・酸味等を「味わう」事は到底不可能です。以前コロンビアに住んでいた事のある方でしたら、この「コロンビア風ブラックコーヒー」を懐かしく思われる事でしょう。これをコロンビア人は実に旨そうに飲んでいます。私の知り合いのコロンビア人などは、これに「もう少しお湯を足して」と店員に注文していました。時にはこれを日に10杯も飲むのだそうです。

日本の喫茶店・特に豆や焙煎、淹れ方にこだわりを持っているオーナーさんは実に素晴らしいと思っています。仕入れた生豆(グリーン)を一粒一粒「ハンドピック」して、欠点豆は惜しげもなく捨てる、そして豆の焼き方に神経を注ぎ、更には美味しいコーヒー液を抽出する方法にこだわる・・・コロンビア(コロンビア人)は良質のコーヒー豆を生産する事には長けています。その美味しさをエスプレッソのお湯割りから得るのはちょっと難しいですね。コロンビア人の味覚の進歩に期待します。

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豚インフルエンザとは無関係の豚肉料理"Lechona"を喰らう

まず、本題とは全く無関係の話です。最近右目の視力が落ちたように思います。毎年日本で受けている「人間ドック」の際の視力検査では常に左右とも1,2から1.5をキープしているのですが、ある日右目で見ると視界がぼける事に気が付き、長時間パソコンの画面を見続けるのが苦痛になっています。以前から「老眼」の気配は感じていたのですが、左目と右目に視界差があるとストレスが溜まってしまい、その為ブログの更新頻度を落とします。自分では「まだまだ」と思っていますが、しかし着実に「老化」が始まっているのかもしれません。

さて本題です。ついに「フェーズ6」になってしまった新型インフルエンザ、コロンビアでもついに1名の死者を出しました。現時点でコロンビアでは日本のような集団感染はなく、全てが国外からウイルスを持ち込んだケースのようです。その為単独感染者がポツポツ増えてきているという現状です。そんな中、ニュースで「豚肉の消費が落ちている為、消費拡大キャンペーンを行った」と報じていました。

なにぃ、雑食・肉食人種のコロンビア人が「豚肉が怖い」だと!んなアホな pout

最初の呼び名が「豚インフルエンザ」だったとは言え、豚肉消費とインフルエンザは関係ないでしょう!という事で、不意に豚肉料理では有名な"Lechona"が食べたくなりました。

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他の南米諸国でこのLechonaが食されているのかは知りません。コロンビアでLechonaの「本場」と言えば間違いなく、トリマ(Tolima)県都・イバゲ(Ibague)が挙げられます。とは言え最近では首都ボゴタでこのLechona専門店を見かける事が多く、その数は"本場"をしのぐのではないかと思われます。Lechonaとは、子豚の丸焼きの腹の中に豚肉がたっぷり入った「混ぜご飯」が詰まっているものです。

20090511_img_0034 こちらが後ろ側の様子です。腹の中にたっぷりと「具」が詰まっています。間違いなく最初に中の具を作った後に外側の「皮」の部分に詰めるか、若しくは具を覆うのでしょう。画像右下に「ハサミ」が見えます。これはカリカリに焼いた皮の部分を切る為のものです。北京ダックの要領ですね。このLechona専門店ですが、この店はボゴタ市内北部にあります。北部で専門店を見つけるのは難しく、その殆どが「セントロ」と呼ばれる市内中心部にあります。

20090511_img_0089 そしてこちらがLechonaの画像です。右がLechonaです。これでもかというほど裂いた豚肉があり、必ず皮の部分が添えられます。コラーゲンたっぷりの豚の皮は素手で持つと脂がべったりと付きます。そして右下にある"Arepa(アレパ)"も付いてきます。以前にコメントした通り、とうもろこし粉を練って焼いた真っ白のこのタイプのArepaは無味でパサパサしており、私は苦手です。Lechonaは各店毎に味付けが微妙に異なるようです。カレー粉で味付けしたものもあるようで、この店では何かの豆を加えています。これが本場トリマ風なのかもしれません。

このLechonaですが豚肉独特の匂いが強烈で、日本人の方にとっては好みがはっきり分かれると思います。私は当初この「臭い混ぜご飯」が苦手でしたが、10年を超える在住でようやく「普通」にたべられるようになりました。そして料金ですが、これが意外と「割高」で、ほんの3・4口の量ですがこの店では一皿5,000コロンビアペソ(およそ250円)もします。子豚一頭分売り切ると結構な売上になるようです。

そして左に見えるのが"Envuelto(エンブエルト)"と呼ばれる、とうもろこしの粉を練って同じとうもろこしの皮で包んで蒸しただけの素朴な一品です。日本を含む在外コロンビア人には「懐かしい味」に映るかもしれません。この店のEnvueltoは「蒸しパン」のような食感でした。こちらも店によって味が異なるようです。この店のEnvueltoは蒸した時点でとうもろこしの皮の匂いが中身に移って「青臭い」匂いがありましたが、中身自体はとうもろこし粉を練っただけとは思えないしっとりとした食感でした。こちらは1個1,500コロンビアペソ(およそ75円)と妥当な値段でした。

という事で、私は豚肉を存分喰らいましたが今の所新型インフルエンザに感染した兆候は感じられません。皆さんもコロンビアへ来訪された折にはこの脂ギトギト、豚肉独特の匂いがたっぷりのLechonaをお試し下さい。

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在コロンビア外交団夫人による「食のバザー」

毎年五月末に首都ボゴタのホテルにおいて「世界を巡る食の旅(外交団夫人による食のバザー)」が開催され、今年も行ってきました。この食のバザーでは各国のオリジナル料理を少しずつ僅かな値段で食べられるので、いつも楽しみにしています。Img_2187 Img_2186

やはりアジア系の料理に関心が行ってしまう私が、まず最初に足を運んだこちらは「中国大使館」です。チャーハン・肉饅頭・えび煎餅など毎年お馴染みの品が今年も並んでいました。中国大使館のチャーハン(一皿2,000ペソ・およそ90円)がいつも美味しいので、今年も二皿分まとめ買いしました。肉饅頭(3個入りで2,000ペソ)に至っては、計9個も「買いだめ」してしまいました。えび煎餅(一袋1,000ペソ・およそ45円)もなかなかのボリュームでした。この量と味でこの値段、中国大使館は「三重○」です。

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こちらは「インドネシア大使館」です。インドネシア大使館は毎年「ナシゴレン(インドネシア風焼飯)」と「ミーゴレン(インドネシア風焼きそば)」がとても美味しいので楽しみにしていたのですが今年はその姿が見当たらず、代わりに「揚げ豆腐」を買い求めました。今年のインドネシア大使館からの出品は例年より品数がとても多く、何を買おうか迷ったほどです。ボゴタ市内にはインドネシア料理店がないので、全て「館員夫人の手作り」です。インドネシア大使館も○印の美味しさでした。

Img_1532中国・インドネシアを一気に「旅」した後、日本人学校の生徒さんによる「和太鼓」の演奏がありました。バザー開始早々に行われたこの和太鼓演奏ですが、聞いてビックリ、見てビックリ!とても質の高いものでした。我々が小さい時は発表前に夕暮れまで練習を重ねたという経験を皆お持ちの筈で、校内でずっと練習を重ねた賜物(たまもの)でしょう。「日本の旅」とても良かったです。《画像につきまして、筆者の不手際により当初お子様方の姿をアップしてしまいました。関係の皆様、大変失礼致しました。太鼓の画像のみ投稿させて頂きます》

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Img_2206そしてこちらは「韓国大使館」です。韓国からの出展は久しぶりでした。チマチョゴリ(?)姿の女性がひと際目立ち、館員夫人手巻きの「韓国風巻き寿司」その他、韓国の家庭料理を販売していました。他にもお馴染みの「キムチ」「カクテキ」などが並んであり、おふくろの味的なキムチを買い求めたのは言うまでもありません。更には右画像にあるスペイン語による「韓国案内冊子」まで配っていました。今年の韓国大使館は気合が入っていました。韓国人のお客さんの姿もちらほら見られ、今年の「韓国・食の旅」は「当たり年」でした。

この他にはロシア大使館の「サーモンの薄切り」(一切れ2,000ペソ)を食べ、つまみ食い・世界の旅を堪能しました。ちなみに「日本」は市内の日本料理店に全面委託されたようで「寿司」や「おにぎり」「焼き鳥」の名前が見られました。私はあいにくチャーハン・肉饅頭・揚げ豆腐・えび煎餅・サーモンを食べた時点で既にお腹が一杯で、日本食はパスしました。どうしても普段食べられない品を優先したかったので・・・

そしていつも家に帰ってから気が付くのですが、「世界食の旅」でありながら私はいつも「アジア料理」ばかり食べています。お恥ずかしい話で・・・しかしながらフランス料理その他、館員夫人手作りの品々はあまりにも数が多くて目移りする程です。世界各国のオリジナル料理を「ちょっとずつ"手頃な価格"で食べる」機会は一年のうちにこの日しかないので、来年も楽しみにしています。

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首都ボゴタでカピバラ肉を食らう

アメリカ在住のご夫妻が来訪され、ボゴタ及び近郊の町を観光されました。ご主人の方から事前に「カピバラの肉を食べたい」とのお申し出があり、それを叶える為に「焼肉レストラン」をご案内しました。

20090509_img_0018_4 各画像をクリックすると大きく表示されます。この店、名前が"CHIGUIRO"(チグイロ)と言います。スペイン語で"GUI"は通常「ギ」と読みますが、Uの上に2つ点がある場合「グイ」と発音します。で、何の意味かと言えば「カピバラ」そう、店の名前はもう「そのまんま」カピバラです。場所は市の西部、市立植物園(Jardin Botanico)の目の前にあり、旧市街地区からは車でおよそ20分程です。

20090509_img_0019 店の前に着くと、店員が小さく切ったカピバラの肉を試食させてくれます。肉は店の前でご覧のように炭火を使って焼き上げます。画像の肉塊がまさに「カピバラ」です。赤っぽく見えるのは事前に「下味」のタレを付けている為です。

20090509_img_0013 店員が誇らしげに掲げているこれ、見れば一目で分かりますね。「カピバラ」首都ボゴタの東にある広大な「東方大平原」でよく食されているようです。私自身、初めてこの肉を食べた時には「ん?不思議な食感だな」と思ったのですが、それがカピバラの肉と聞いてぶったまげました。コロンビア人は時に「日本人は蛇とか犬とか食べるんだろう」と気持ち悪げに聞いてくるのですが(中国や韓国と間違っている)最近私はすぐに言い返します。「お前らだってクイ(食用の小さなネズミ)とかカピバラの"ネズミ類"とか、アルマジロに海亀まで食うじゃないか」と。

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こちらがカピバラ肉と牛肉の盛り合わせ"Mixto"値段は日本円にしておよそ720円ほどです。下味を付けてよく焼き上げたカピバラ肉はあまり臭みを感じませんでした。正直な所牛肉との区別が判らなかった程で、ご主人も気に入られました。食感は「豚肉」若しくは「鶏のささ身肉」のようです。部位によってはクニャクニャとしていて臭みを感じますが、この日は別の部位だったのかそれはありませんでした。ただ、画像右下にある"Costilla"と呼ばれる骨付き肉は、骨が邪魔になってよく焼き上がらなかったのと下味が届かなかったのでしょう。これだけは唯一臭みを感じて途中で放棄しました。

こちらの店では焼肉の他に"Ajiaco"などのスープ類もあります。奥様はカピバラ肉を敬遠してスープを注文されました。カピバラ肉を食べさせる店は首都ボゴタではさほど多くはないので、勿論一般に常食されている肉ではありません。今回のご夫妻のような「プライベート観光」の場合、この種の特殊手配も勿論承ります。ご興味のある方、どうぞお試しあれ。

CHIGUIRO Parrilla Bar (毎日午前11:30頃から営業)  Cra 66A No.56-73 Tel 416-4093

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首都ボゴタで寿司を食らう

昨年10月の一時帰国以来"半年"もの間「寿司」を食べていない事に気が付きました。私は当地では余程の事がなければ寿司は食べないという変なこだわりがあって、それが故にご無沙汰していました。そんな訳で、久しぶりに寿司を"腹一杯"食べるとしたら「あの店」という事で、こちらも相当久しぶりに訪れました。日本でこのブログをご覧になられている方々にとって、寿司は特別珍しいものではない筈ですが、まあそこは「山奥にある首都ボゴタでの話し」という事で coldsweats01

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こちらが日本食レストラン"WABISABI"さんです。以下、画像を小さくしていますが、クリックすると大きくなります。漢字では「和美咲美」と書くようです。それまで当地で寿司を食べるにはかなりの予算を覚悟したものですが、このWABISABIさんがオープンした事で、それなりの金額で腹一杯寿司が食べられるようになりました。

Img_2110 画像にはありませんが、この日は寿司に加えて「海老の天ぷらセット」(およそ1,200円)を注文しました。天ぷらセットには味噌汁と春雨のサラダ・そして寿司が付いてきます。サラダは和風で懐かしい味でした。以前の味噌汁は殆ど具がなかったのですが、今回は具だっぷりで美味しかったです。まぐろの握りはオーナー氏のご好意で頂きました。お茶は湯のみ・若しくはポットで提供されます。私は勿論ポットで注文しました。

Img_2112 「握りスペシャル」(20貫・個)およそ2,000円です。これは一皿目の画像です。WABISABIさんの寿司ネタは昔から「まぐろ」「サーモン」「うなぎ」の三種で、直球勝負という感じです。寿司はオーナー氏自らが握っており、扱いやすい事からネタ数を限定する代わりに、値段を安くして気軽に食べられるようにしたのが特にコロンビア人には好評で、私などは一度予約なしで店を訪れた所、あまりの行列に退散したほどです。

Img_2114 二皿目のサーモン巻きとアボガド巻きです。上の四つは天ぷらの分、そして下がスペシャルの方です。私はWABISABIさんで寿司を腹一杯食べるのは特別な機会に限定しており、ここで腹一杯寿司が食えるよう仕事を頑張ろうと常に思っていました。それが故に寿司を「つまむ」ではなく、「食らう」というタイトルにした次第です。日本の100円寿司と比べてしまうのは酷ですが、WABISABIさんの寿司の値段は他に比べて数を考慮すると安めです。それでも我慢に我慢を重ねて、大分暫くWABISABIさんはご無沙汰してしまったので、内心オーナー氏から恨まれていなかったか心配です weep

Img_2116 更に「まぐろの太巻き」 (6個でおよそ750円)まで注文してしまいました。もう、ここぞとばかりの勢いでした。それこそ腹一杯食べて満足です。私が初めてWABISABIさんを訪れたのは、それこそ開店してすぐの頃でした。当時はまだ始めたばかりで客数もそれ程ではありませんでしたが、今回店舗移転後に初めて訪れてみると席数は二倍にもなっており、内装も以前とは大分異なっておしゃれな寿司バーのようになっていました。事業としては既に成功の域に入っているようで、とても羨ましいです。首都ボゴタで寿司を腹一杯食べたいと思ったら、WABISABIさんを訪れてみて下さい。

WABISABI (Carrera 19B No.92-67 Tel 236-9995)  日・祝日休

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コロンビア版ホットケーキ?Arepa de Chocolo

コロンビア国内で米やパンと並んで身近な食べ物が、"Arepa"と呼ばれるとうもろこし粉をベースにした丸く平べったい食品です。。このアレパは各地によって色や大きさ、作り方から食べ方など様々で、これだけで一冊の本が組めるのではないかと思われるほどです。一番有名なのはメデジンを中心とした"Paisa"の人々で、このアレパがないと生きていけない(大げさか)と称されています。大分昔、マイアミを旅行した際にスーパーで大量の「輸入アレパ」が並んでいるのを見つけた時には驚きました。

私は実は殆どのタイプのアレパがあまり好きではありません。ボソボソとた食味が苦手なのです。その中でカルタヘナで有名な、中に卵を割り落して揚げた"Arepa con huevo"と並んで皆さんにお勧めできるのが、これからご紹介する"Arepa de Chocolo"です。以下に掲載する画像をクリックすると大きく表示されます。

Img_2084_1殆どのアレパが粉と水を合わせて練り上げて形を整えてから焼くのに対して、このChocoloはとうもろこしの粒をすり込んで水や砂糖と合わせたもの(らしい)を鉄板の上に流し込みます。ここからして他のアレパとは全く異なります。これはまるで「ホットケーキ」もしくは「お好み焼き」そのものです。

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その後、一かけらのバターを加えて更に色をつけます。店によっては「マーガリン」を加える所もありますが、ここは絶対にバターが出る場面です。合成加工品であるマーガリンは体に有毒なだけでなく、味を落とします。

Img_2082 裏返した後に、スライスチーズを載せてもう一焼きします。この店では更にハムを加えますが、お好みでチーズやハムは抜きにしても値段は同じでした。スライスチーズを加える事で、トロっとした食味になります。ちょうど良い色合いになった頃、半分に折ってちょっと焦げ目を付ければ出来上がりです。

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店の壁にはこのArepa de Chocoloの作り方が飾ってあります。形を整えてアレパを焼く店は市内の至る所にあってそれこそ数え切れない程ですが、このチョコロタイプを店頭で焼く店は意外と少なく、ある意味貴重な店です。

Img_2089 こちらが出来上がったArepa de Chocoloです。この店のアレパは一枚2,700ペソ(およそ115円程度)でした。見た目にはまるでホットケーキのようです。これが実に「香ばしい」味がするのです。一口食べると、ハニーコーンを使っているのか?とうもろこしの味が口一杯にブワッと広がります。これがチョコロタイプの大きな特徴です。他のアレパはここまでとうもろこしの風味は出ません。加えてどこの店で食べてもほのかに甘いのがチョコロタイプです。

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ちなみにこの店、名前は"El Chocolo"、もう「そのまんま」です。甘くて香ばしいArepa de Chocoloは日本人ウケすると思います。焼く前の「タネ?ネタ?」の作り方さえ覚えれば日本でも簡単にチョコロタイプのアレパが出来る筈です。形を整えた他のアレパは冷蔵保存が必要で、日本へ輸出しても食味的に受けないと思いますが、このチョコロタイプは屋台で「南米コロンビアのホットケーキ」なんて名前で売り出せば、もしかして大ブレークするかもしれませんよ!コロナリさん!

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ある日のコロンビア的昼食

以前、当地での毎日の昼食メニューを克明に記述したブログがありました。私はそこまで「食通」ではないので、昼食といえばとにかく素早く食べられる"Almuerzo(アルムエルソ)"と当地では呼ばれている定食が常です。今回はデジカメを持って取材中に食べた「コロンビア的昼食」の一例をご紹介します。

20090405_img_1559 このレストランは営業先の近くにあり、壁にはLlanos Oriental(東方大平原)の風景が描かれています。東方大平原は見渡す限り平地が広がり、人間の数よりも牛の数の方が多いのではないかと思われるほど人口密度の低い一帯です。この日はたまたまフォルクローレ風のバンドが演奏をしていました。普段は単なる普通の「昼食屋」です。

20090405_img_1562 店先では炭火を使って肉を焼いています。大草原分のアサードですね。この店では牛・豚肉などの他に当地では"Chiguiro(チグイロ)"と呼ばれている「カピバラ」←(画像はこちら)の肉も提供しています。6,000ペソ(およそ260円)の昼定食にはこのカピバラの肉が一切れ入っています。カピバラの肉は、豚肉のような・鶏肉のような、何とも言えない食感です。部位によってクニャクニャとしたクセのある味わいです。

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私はこの日、風邪で体調を崩していた事もあり、炭火焼肉ではなく画像の"Mondongo(モンドンゴ)"を注文しました。外は雨期による肌寒さもあり、体が温まりそうなスープ系が頭をよぎった為です。モンドンゴはいわゆる「モツの煮込み」で、内臓部分とイモ・豆類が混ざった塩味風のスープです。調べた所、モンドンゴは北はメキシコから南はアルゼンチン・チリあたりまで広く食されているようです。てっきり「コロンビア伝統料理」かと思っていました。

Mondongoは下準備が大切で、手を抜くと内臓部分に臭みが残ります。ですので各レストランにより味が微妙に異なります。この日のモンドンゴは特に臭みは感じず、よく煮込まれていました。この店のモンドンゴにはアボガド・ご飯・調理用バナナを揚げた"プラタノ"と、パサパサしたArepaが添えられていました。深盛りのスープ皿一杯にモツがたっぷり入ったモンドンゴは11,000ペソ(およそ480円)でした。

それにしても、コロンビア的昼食はまず間違いなく「野菜不足」。肉やジャガイモ、あと豆類はふんだんに使われており、特に豆類は大抵の料理に添えられますが、極端に少ないのが野菜類です。日本や韓国の料理は逆に野菜がたっぷり使われるので、時によって「食べ分け」をしています。

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カルタヘナでの食事あれこれ

Img_1624今回久しぶりにカルタヘナを訪問して驚いた事の一つが、旧市街地区やビーチ地区にオシャレなレストランやカフェが軒を連ねていた事です。旧市街地区で「ハードロックカフェ」を見つけた時にはビックリしました。私は別にハードロックカフェ自体に興味ありませんが、これはつまり名実共に「国際都市の仲間入り」をしたという事でしょうかね。その他にも現在「コロンビアのスタバ」的に増殖中の"Juan Valdez Cafe"も旧市街で一軒、ビーチ地区でも一軒見かけました。

その他にも旧市街地区には様々なレストランが軒を連ねていたのが目新しい発見でした。数年前までの旧市街地区と言えば、一部建物が崩落していて寂れた感がありました。それが昨今のクルーズ船とバブルの二重景気に乗った形で随分変わりました。味の程度は分かりませんが、オシャレなレストランが増殖する一方で、私が気に入っていた"Sofitel Santa Clara Hotel"内にあったイタリアレストランが"SPA"に変わっていたり、海を見ながら食事が楽しめた要塞の外にあったシーフードレストランが廃業していたりと、時代の流れもまた感じました。

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こちらはロブスターで有名な"LA LANGOSTA"です。この店はまだ健在でした。前回仕事でカルタヘナに一週間滞在した際には、日本から来訪された複数のグループおよそ40人を入れ替わり立ち替わりこの店に案内したのが思い出されました。昼に来て、夜は別のグループの為に来て、それを聞きつけた別のグループを案内する羽目になり、店員から「えっ、また来たのかい!」と言われて「もう、ロブスターは食えねぇ」と音を上げたのも昔の話です。

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LA LANGOSTA(ロブスター)の名前通り、この店では何を置いても画像のロブスターが一押しです。店の壁には各界の著名人がこの店を訪問した際の写真がズラッと掲げられています。ちなみに画像は"700g級"です。注文の際に最低700gから最大"1kg"までの重さで注文するスタイルです。価格は2009年2月現在でグラムあたり80コロンビアペソ(およそ3.2円前後)でした。つまり1kgで3,200円前後です。

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前回散々食べまくった際には、全て一行が支払った為、「とにかくでっかいやつを」と店員に注文していました。1kg級となるとそれはバカでかく、皆さん口々に「こりゃスゴイ!」と驚いていました。当時の店員も変わる事なく、私の顔を見て「ああっ、覚えているよ。久しぶりだねぇ」と、話が弾みました。今回は自腹だった為さすがに1kgは注文できませんでしたが、彼らは私が当時注文する度に「くどいソースは抜いて素焼きのまま出して!」と言っていたのを覚えていました。この店のロブスターは、さすが専門店だけあって他の店よりも安く食べられますよ。

Img_1953 そしてこちらが"Club de Pesca"(釣りクラブ)という、昔も今もカルタヘナを代表するレストランでの一皿です。これは17日間のコロンビア新婚旅行を終えたご夫妻を招いて夕食を共にした際の一コマです。これに甘いココナッツライスが付いてきます。Club de Pescaはヨットハーバーに面した高級レストランです。海辺にあるこのレストランは昼夜を問わず周囲の景色がそれは素晴らしい場所です。

前回はやはりグループ一行をご案内しましたが、当時と明らかに異なっていたのが「客の入り」でした。前回来店時には空席がかなりありましたが、今回は予約なしで行った所「辛うじて」席が空いていた程でした。まだまだカルタヘナの好景気は続いているのだと感じた一時でした。

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これもコロンビア料理?Boyaca地方の朝食"Changua"

先日ボヤカ県を日帰り旅行した際の事です。早朝5時過ぎにボゴタを発つビジャ・デ・レイバ経由ラキラ行きの車内で、実は「車窓を見ながらおにぎりを頬張る」事を楽しみにしていました。地形に富んだ車窓を眺めながら、およそ3時間程の長旅です。おにぎりにお茶・・・何とも「日本的」ですが、前夜から密かな楽しみにしていたのです。

にもかかわらず、この日の車内は何と「満席」しかも隣に座った女性はバスが発車するや上着を掛け布団代わりにして速攻で「熟睡」車内はシーンと静まり返り、皆が皆寝ているではありませんか。"あの"「人に迷惑を掛けている事の自覚がない」コロンビア人が、何と声も発さずしかも誰も食べ物も口にせずに寝ている・・・不思議な世界に飛び込んでしまいました。従って私一人がおにぎりを頬張る訳にも行かず。。。

20090103_img_1068 そんな事で朝食はお預けのまま、9時前にラキラ入りしました。しかし「腹が減っては旅行が出来ぬ」という事で到着後速攻でおにぎりを頬張り、その場で目に入ったのが"Restaurante Cazuelas Boyacenses"の看板でした。看板の文字もまた現地特産の素焼きセラミック製のようです。ここはすなわち「ボヤカ料理レストラン」という事のようでした。とはいえ"コロンビア料理"ですから大して期待はしなかったので「トースト・目玉焼きにコーヒーでも」と決め込んで入ってみました。

20090102_img_1064 店内に入ってさあ朝飯を・・・と思った所、店員から「"Changua"はいかがですか」と勧められたので、「ああ・・・Changuaか、Boyacaらしい朝食だな」と思い、迷わず頼んでみました。そして出てきたのがこの画像です。これが首都ボゴタを擁するクンディナマルカ県及びここボヤカ県の伝統的な朝食・Changuaです。

このChanguaは上記2県のような3,000m前後の標高下にあって、明け方は吐く息が真っ白になる程寒い土地の伝統"料理"です。料理といっても作り方は極めてシンプルです。牛乳を沸騰させてそこに生卵を落としてシラントロ(コリアンダー)を散らす、基本はただそれだけです。寒い明け方には体が温まるのでしょう。何しろ県都・トゥンハなどが典型的で早朝のボヤカ県は心底寒く、街道沿いでは厚手の「ポンチョ」を肩からかぶった人をいくらでも見かけるほどです。そんな寒い土地でこそ好まれるのがChanguaです。カリ・メデジンや海岸地方などの暑い土地ではChanguaは全く食されません。

ちなみにこのレストランではChanguaにクニャクニャとした白い「田舎チーズ」(Queso Campesino)ととうもろこし粉から作った丸い形の"Arepa Boyacense"が入っていました。Arepa Boyacenseはせんべいほどの大きさで食感はビスケットよりも柔らかく「ボソボソ」しており、私は実はあまり好きではありません。牛乳たっぷりのChanguaとチーズやら半熟卵やらが"どんぶり"一杯入っているのですからすごいボリュームで、6,000コロンビアペソ(およそ260円)程でした。カロリー高いだろうなぁ。。。

私が企画しているこのラキラとビジャ・デ・レイバを組み合わせたツアーはホテルのレストランが開く前・6時頃に出発するので、乳製品アレルギーがないお客様には「コロンビア風の朝食」としてお勧めしてみようかと思います。とはいえ決して「旨い!」と唸らせるような代物ではありませんが。

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鶏肉怖い・・・

20081222_img_1011 以前、「コロンビアではチキンの丸焼きが美味しい」とご紹介した事があります。下味をつけた鶏を丸ごと下から炭火であおったものはジューシーな味がする美味しいものです。

それとは別に、最近"愛読"している無料新聞aDnに興味深い記事が掲載されていました。要は「鶏肉に気をつけろ」という趣旨です。私も以前昼食に"Arroz con Pollo"(チキンピラフ)を食べて数時間後、食中毒(Intoxicacion)の被害に遭った一人として、鶏肉による食中毒被害はいつも気になります。

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実際の所、鶏肉が原因と思われる集団食中毒(Intoxicacion Masivo)の被害がかなり多いのは事実です。私はニュースで食中毒事件が報じられるとすぐ敏感に反応するのですが、曰く「学校で配られた"鶏肉入りエンパナーダ"(餃子を大きくしたようなもの)を食べた生徒およそ200人が集団食中毒」とか、「Arroz con Polloを食べた50人が病院に運ばれた」などと、大抵の集団食中毒の事例で「鶏肉」が絡んでいるのです。

私がチキンピラフを食べた際には、実は「変な味がする」などという"味覚の異常"は感じなかったのです。にも関わらずその後2時間ほどしてから胃にキューッと刺すような痛みを感じ始め、すぐに下痢の兆候が始まってからはトイレに入ったまま出られなくなり、ついには高熱を発し始めました。最初は風邪かなとおもったのですが、それにしては猛烈な胃の痛みと下痢・高熱がひどく、やっとの事で家にたどり着いてからは腹を抱えて丸くなったまま動けなくなりました。

それからというもの、チキンピラフや鶏肉入りエンパナーダなどが怖くて食べられなくなりました。更には職場の"コロンビア人"の同僚数人が、昼食に食べた鶏肉によって食中毒の被害に遭い、数日間欠勤という羽目に陥りました。スーパーの魚売り場に漂う「腐った魚の匂い」を何とも思わない(のか?)コロンビア人ですら鶏肉により食中毒に陥るのですから結構問題です。

20081228_img_1013 食中毒被害の元凶となる食材はいくらでもありそうですが、特に鶏肉によるものが圧倒的なのが不思議です。以前のニュースでは、カリブ海に近い町の街道沿いで大量の鶏肉入りの袋(推定100kgほど)が道路脇に捨てられ、それを拾った沿道の貧困層の住民が喜んでいる画像が映っていました。鶏肉が入った袋にはよく知られた鶏肉加工会社のロゴマークがあり、これは恐らく鶏肉賞味期限が切れて処分に困ってトラックから投げ捨てたものと思われます。

そんな事情で、鶏は丸焼きの美味しさとは別に食中毒の被害に陥りやすい事をご紹介しておきます。ちなみに私は画像にある鶏肉加工大手の"Mac Pollo"のハムやソーセージなどを「安くて美味しい」という理由でよく買って食べています。ここではちゃんと冷蔵ケースに保管された状態で店頭販売していますが、ここMac Polloでさえ商品を買う時には「賞味期限」をチェックしないと"期限切れ"のものを堂々と売っていたりします。この二品を買った際にも左のソーセージが前日で期限切れである事が目に入り「ちょっと!これ昨日で賞味期限切れだよ!」とクレームをつけて交換してもらったほどです。ちなみに私はMac Polloの商品で食中毒被害に遭った事はありませんが・・・

コロンビアに今後長期滞在・居住される方々は、チキンピラフ等の鶏肉入りの食品にはくれぐれもお気をつけ下さい。一番恐ろしいのは調理してから一晩以上経過したものです。私が食べたチキンピラフは多分前日のうちに仕込んでおいた物でしょう。鶏肉入りエンパナーダなども作りたて以外は危険です。

また、食中毒だけでしたらまだましですが、最悪なのは"A型肝炎"を発病してしまう事です。これにかかると最低でも一ヶ月以上は床に伏せる羽目になりますので、長期滞在を予定される方はA型肝炎の予防接種を受けられる事を強くお勧めします。

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幻?の南米コロンビアワイン

毎年クリスマスが近づくとチリやアルゼンチンなどの「ワイン大国」からの輸入ワインがスーパーの店頭一杯に並びます。コロンビアでは昔からワインを常飲する習慣はなく、年末に贈答用やパーティーなどで飲む為に消費される程度でした。最も昨今ではチリとの間で"FTA"(当地ではTLC)が締結された事によりチリからの輸入農産品の店頭価格が下がった事で、我々もチリ産ワインがある程度気軽に楽しめるようになっています。

20081215_img_0996 以前から"自己申告"している通り、私は無類の酒好きです。とはいえ日本酒と同じ13%程度のアルコール度数で一度コルクを開けると酸化が進んで翌日まで持ち越せないワインは、私にとって晩酌の友にはちょっと厳しいので普段は殆ど飲まないのですが、この日"Carulla"という全国規模の大手スーパーで他のワインと比較して明らかに値段が安いワインを発見しました。価格は10,220コロンビアペソ(およそ425円)と、チリ産ワインの約半額です。それがこのラベルのワインです。ラベルには"Chile"とも"Argentina"とも書いておらず、アルコール度数が約10%と通常のワインよりも度数が低いのが気になりました。

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"ISABELLA"という銘柄のこのワイン、表をよく見ると"VALLE DEL ALTO CAUCA"と書いてあります。つまりこれはひょっとすると「コロンビアワイン?」と驚き、それなら試しに飲んでみようという事で買ってみました。実際の所、輸入品であれば産地国名が書いてある訳ですし、価格がやけに安い事からこれは「コロンビア国産ワイン」と見て間違いないでしょう。私自身11年間この地に住み続けて、コロンビア産ワインを目にしたのは初めてです。ワイン大国のように一年を通じて四季というものがないコロンビアで、ワインに適した葡萄が果たして育つのか疑問でしたが、"Valle"県は先日ご案内した「コカ茶」の生産も行っているほど山岳地帯が多い所ですので、雪こそ降らないものの寒暖の差が大きく、葡萄棚に適しているのかもしれません。

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さて試飲です。初めての「南米コロンビアワイン」という事で恐る恐る香りを確かめ、一口飲んでみました。結果は・・・「軽い!」という印象でした。

私は日本酒や焼酎・ウイスキー・ワイン等々の"美味しさ"は喉に引っ掛かったときにその余韻で感じていますが、このワインは"重さ"や"渋み"と言ったワイン独特の喉ごしを殆ど感じないままに胃へ到達してしまいます。決して不味いという事はないのですが、ワインというよりも"ぶどう酒"という呼び方がふさわしいようなライトな口あたりです。昔飲んだ「ボジョレーヌーヴォー」に似ています。私は正直な所ボジョレーヌーヴォーは赤ワイン独特の"重み"が足らない為に馴染めなかったのですが、それにとてもよく似た口あたりです。

前述の大手スーパーCarullaではこのISABELLAの白も店頭に並べています。私がずらっと並んだワインの数々を見た所では、コロンビア産ワインと思われるのはこのISABELLLAと、あとは「調理用ワイン」が1瓶あったのみでした。コーヒー大国・コロンビアで生産されたワインは一体どんな味がするのかとびくびくしましたが、とりあえずは飲める味です。ワインの渋みや重みが苦手な方には合うと思います。

実の所、コロンビアでどれだけワインが生産されているのか、はっきりしたデータを入手するには至っていません。その中で首都ボゴタの北およそ100kmほどの"Villa de Leyva"にワイナリーがある事を下記"YouTube"で知りました。

http://jp.youtube.com/watch?v=a7plBMDKHQY ←こちら

この軽い口あたりのコロンビアワインがワイン輸入大国・日本で通用するかは、ワイン通ではない私の印象でも「微妙」だと思います。とはいえ、試飲する価値はありますのでCarulla等でコロンビア産ワインを見かけたら一度試してみて下さい。私ですが、やはりワインは晩酌に1瓶は多すぎました。半分ほど飲んだ所でお仕舞です。

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"Quesillo"と"Almojabana"

20081209_img_0989_4疲れた時など、無性に甘いものが食べたくなる事があります。そんな時にはチョコレートやお菓子を口にしますが、ごくたまに思い出して衝動買いしてしまうのが、画像にある"Quesillo(ケシージョ)"です。Quesillo自体は北はメキシコから南はアルゼンチン・チリあたりまで広く食されているようです。これはこんにゃくをもっと固くしたような「クニュクニュ」とした食感が特徴の、塩気が少ないチーズです。独特の口あたりは一度味わうと癖になります。

これはマッチ箱よりももう少し大きい「一口サイズ」のQuesilloです。"Queso Pera"と書いてありますが、"Pera"は直訳すると「梨」何で梨なのか分かりません。或いは違う意味なのか?そしてこのQuesilloの中に入ってるのが甘い"グアバ(Guayaba)"のソースですが、コロンビアではこのグアバソースを練り固めて「羊羹」のようにしたものを「ボカディージョ(Bocadillo)」と呼んでいます。ですのでパッケージには"Relleno(一杯に詰まった) de Bocadillo"と書いている訳です。

ちなみに私はコロンビアの伝統菓子であるグアバ味の羊羹・Bocadillo自体はあまりにも甘すぎて食べられません。このような液状でチーズのような多少塩気のあるものとでしたらOKです。これも初めて口にした時には妙な食感でしたが、今は馴れてしまっています。一口サイズですし、乳製品ですから子供のおやつなんかにも良いかもしれませんね。ちなみに価格は1個1,500コロンビアペソ(およそ60円)程度です。

しかし、グアバソース・若しくは羊羹状の練り製品をBocadilloと呼ぶのはあくまでもコロンビアだけのようです。スペインではフランスパンを半分に切って生ハムその他を詰め込んだ「巨大サンドイッチ」ですし、メキシコでは"Boca(口)"に見合う、一口サイズのミニサンドイッチのようです。スペインへ旅行・語学留学・駐在された事のある方がコロンビアで"ボカディージョ"!と頼んだらとんでもない目に遭いますのでご注意下さい。それはそうですね。サンドイッチをかぶりつくつもりが「グアバ味の羊羹」やグアバソースが出てきたら、ぶったまげる事でしょう。

コロンビアでは他国ではない言い回しの単語が結構あります。有名なのが「ティント」ですね。スペイン本国を始めスペイン語圏の殆どでは「赤ワイン」を指しますが、何故かコロンビアだけは「ブラックコーヒー」です。コロンビアの飲食店で「ティント」と頼んでも赤ワインは出ずにコーヒーが出てきます。赤ワインが欲しい場合には"Vino(ワイン) Tinto"という必要があります。

20081209_img_0988 そしてこちらが"Almojabana(アルモハバナ)"と呼ばれるものです。外はサクサク、中はモッチリとした食感が特徴です。例えて言えば「チーズ味が強いしっとりしたスポンジケーキ?」このAlmojabanaですが、店によってチーズ味が強いもの、塩気があるもの、パサついているなど実に様々で、簡素な食品ながら当たり外れが極端です。私自身、実に多くの場面でこのAlmojabanaを食べましたが、その中で「ボゴタで一番!」と思っているのが"P'kos Pan"というそこら辺にありそうな地味なパン屋さんのAlmojabanaです。ここのものは間違いなく他店とは食感が異なります。特に出来立ての温かいものを食べるのが私のお気に入りです。

事実、この店のAlmojabanaは知る人ぞ知る名品のようで、休日ともなると店の前に車を止めてまとめ買いする光景も見られます。ここのAlmojabanaの味を知ってしまうと、他の店のものが口にしづらくなります。P'kos Panのアルモハバナですが1個1,200コロンビアペソ(およそ50円)です。

と書いた矢先に"Almojabana"で検索した所、何と!ボゴタ市内のあちこちに店舗を持つ有名な「Pan Pa' Ya!」というパン屋が日本??で、このAlmojabanaを売っているではありませんか!しかも、こんな記事が。これは私ももうビックリ!

http://www.gamenews.ne.jp/archives/2008/06/3001300.html

えーっ、「アルモハバナが300個で1,300円!」わーははは。これじゃコロンビアで買うより安いじゃないか!1個当たり"4.3円"ですよ!ご縁・・・いや、1個5円以下?嘘だろう・・・でも、楽天市場でちゃんと「公売」したようですし。。。こりゃすごい!「大茶会」が開けそうですね。

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コロンビアのおみやげ

日本の友人・知人・取引先への「コロンビアのおみやげ」と言えば大体決まっています。コロンビアは実は「知られざる民芸品の宝庫」でもあります。各地で様々な伝統工芸品が作られている事は日本を含めあまり知られていないと思います。ただ、民芸品はかさばる事と形状が崩れるものもあるのでおみやげには難しいです。手っ取り早いのが食品類ですね。

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コロンビアのおみやげの代表格と言えば「コーヒー豆」でしょう。こちらは市内北部にある専門店"Cafe Don Pedro"で販売されている「エクセルソ」という等級の豆です。豆の良し悪しは"スクリーン"と呼ばれる独自のサイズが目安の一つとなっており、エクセルソは最高級豆「スプレモ」の次に大きいサイズで高級品種とされています。この店でローストされる豆は香りが高く、Don Pedroは知る人ぞ知る名店です。当地在住の日本人の方々にも当然知られています。値段は1ポンド(およそ500g)入りで16,000コロンビアペソ(およそ820円)です。日本では100gいくらという買い方ですが、当地・そしてこの店では250gが購入の最小単位です。100gあたりですとおよそ160円ほどですね。実はこれは当地ではかなり高い価格なんです。スーパーで販売されている低品種の豆ですとこの半額から三分の一程度です。

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前述の豆は日本在住の友人・知人には「香りが良い」と好評で、おみやげとしては質が高いものです。とはいえ日本で買うコーヒー豆は結構高いのでコーヒーメーカーを持っている人は少ない筈です。持っていない人や取引先には「インスタントコーヒー」を買っていきます。ご覧のものは国立コーヒー生産者連合会(FNC)のイメージキャラクターである「Juan Valdez」の名を冠したものです。と言えばお分かりの通り、これはFNCが自ら生産・販売しているインスタントコーヒーです。それまでは"Buen Dia"という名前でしたが、最近このタイプが初登場しました。値段は190g入りの大きいサイズが12,000コロンビアペソ(およそ620円)です。日本で販売されているインスタントコーヒーの半額くらいでしょうか。しかも100%コロンビアコーヒー豆使用です。

20081020_img_0946 コロンビアと言えば先日ご案内した通り、実は世界有数の「カカオ豆」生産国でもあります。その為チョコレート製品の数がかなり多いのも特筆されます。"oma"というコーヒー豆の焙煎業者兼店舗が以前から販売しているのがこの「CHOCO CAFE」と呼ばれるものです。これはローストしたコーヒー豆一粒をチョコレートでコーティングしたものです。食べてみると中にはコーヒー豆がそのまま入っていますから、"ガリッ"と歯応えがあり、かすかにコーヒーの香りが口に中に広がります。これも友人・知人には好評です。コロンビアの二つの特産品が合体した名品です。

20081020_img_0942_3こちらは意外と言えば意外、普通と言えば普通の"Arequipe"と呼ばれる練乳加工品です。練乳よりも更に水分が少なく、例えて言えば直射日光にさらされて溶けてしまったキャラメルのような感じです。コロンビア人はこのArequipeが好きなようですね。在日コロンビア人にはウケが良い一品です。画像に小さなスプーンがあるのは、右にある50g入りのArequipeをそのまますくって食べる為です。私も極度に疲れた時にこのArequipeが食べたくなります。

"コロンビアのおみやげ"は他にも多々ありますが、私の定番はいつもこんな感じです。旅行などで当地を訪問される方々にもお勧めします。

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山奥にある首都ボゴタの"魚屋"

日本へ一時帰国すると、いつも目に留まるのがスーパーの「鮮魚コーナー」です。大規模スーパーから地元のスーパーまで、とにかく新鮮な魚が数多く並んでいる光景にしばし呆然としてしまうのは、当地在住の方々なら納得される事でしょう。標高2,600mでしかも山奥にある首都ボゴタで新鮮な魚介類を口にするのは、まさに「夢のような」話です。そんな中、"新鮮"とは書きませんが市内のスーパーよりも格安で魚介類その他を販売している「魚屋」をご紹介します。これは当地在住の方々向けの記事ですね coldsweats01

20080824_img_0738 こちらが"HIPERMAR"です(以下HM)2階部分が店舗、そして3階は仕入れた魚介類をそのまま使っている「シーフードレストラン」です。この日はちょうど昼時に着いた為、3階から1階まで行列が出来ていました。魚介類が安い値段で食べられる「知る人ぞ知る」レストランのようです。2階の店舗では冷凍保存している複数の魚・貝類・そしてエビなどが、いずれも業務用サイズで販売されています。ショーケースに並んでいる品自体は、後述の店舗よりもかなり少ないように思います。ここでは「ちくわ」をよく買っています。

その他に特筆されるのが「日本食料品」です。日本酒や蒲焼用のタレ、業務用わさびやマヨネーズなど、魚屋でありながらその取り扱い数が意外と豊富でしかも市内の他店舗りも安かったりします。私はここで日本酒を調達するのが常です。

HIPERMAR    Calle 69 No.17-60  Tel 217-3109   月~土 07:00AM~05:00PM営業

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そしてこちらが前述のHMと同じ通り沿いで3ブロック西にある"La Granja Marina"です(以下GM)店内に並んでいる魚介類の数はHMの二倍はあり、"魚屋"といった雰囲気があります。先日市内北部にある高級ホテル"BOGOTA PLAZA"のレストランで打ち合わせをした際、メニューの最後のページにこのGMから魚介類を調達している事を紹介していました。こちらは冷凍魚介類の他に、冷凍化されていない剥き身ではない殻付きの大ぶりのエビその他が氷の上にダーっと並んでいたりしているのが魚屋らしいです。私は魚介類はこちらからよく買っています。

La Granja Marina Calle 69 No.20-49  Tel 312-6665   月~土 07:00AM~05:00PM営業

20080824_img_0775 20080831_img_0784

こちらが「ある日の買物」です。左画像が、ちくわ(HM/$6,000・およそ360円)900ml入り純米酒(HM/$20,000・およそ1,200円)うなぎの蒲焼(HM/$16,500・およそ1,000円)画像にはありませんが、ご飯にかけても美味しい蒲焼のタレ(HM/$6,000・およそ360円)です。右画像はちくわと日本酒の他に、画像では判り辛いですが、とても大ぶりのエビ(GM/1 Libra(ポンド・およそ500g)$16,500・およそ1,000円)冷凍イカリング(GM/1 Libra入り$3,750・およそ230円)です。

うなぎの蒲焼は、市内のスーパーですと袋でいくらですが、ここ(HM/GM)では注文すると"計量器"で重さを計って値段を出します。キロ$50,000で袋あたり330gでしたので$16,500でした。すっごく安い!ひょっとすると日本で買うのと大して変わらないのでは?エビも画像では判りませんが一匹がとても大きなものです。こちらの購入単位はおよそ500gからですが、この大きさでおよそ1,000円とは激安!ちなみに市内の大規模スーパーではこの大きさですと倍の価格です。冷凍ではない殻付きのエビ・しかもこんな大きなサイズは久しぶりでした。その他に「ちくわ」は意外な品ですが、ともかく久しぶりに堪能しました。冷凍イカリングは「特売品」だったのか分かりませんが、500g入りでおよそ230円って・・・ちょっと安すぎませんか?

20080831_img_0788ところで、なぜ日本酒が3パックもあるのか・・・ happy02 それは私が無類の「日本酒好き」である、それが理由です。タバコは吸わず、ギャンブルは嫌い、夜遊び(含・女遊び)には全く興味がない私が何よりも愛して止まないのが"日本酒"なのです。何しろ母方の本家がある茨城県・旧金砂郷村に集中している一族の一家族が"剛烈"(←こちらをクリックして下さい)という日本酒を造っているくらいですから lovely 地元名産「くめ納豆」も好きですが、日本酒大好きの私が「純米酒」を目にしてしまったその日から・・・「晩酌にビールなんか飲んでられるか!」状態です。家計に占める「アルコール係数」まで高くなりそうです(ヒック)

それでも「5合・900ml」は飲めるサイズで1,200円程度でしたら日本で買うのとあまり変わりませんし、何よりコロンビアの名産である蒸留酒・アグアルディエンテやラム(Ron)と価格差がないのです。つまりこれは「お値打ち価格」です。最初HM店内で目に留まった時には"飾り物"かと思ったのですが、売り物と聞いて値段も聞かず即座に注文してしまい、その売値の安さに驚いてしまいました。昨今国際線空路利用時には手荷物に液体ものを入れられないので、私にとって日本酒は「夢に出る」まで恋しい存在でした(笑)

という事で話が脱線してしまいました。「本題」ですがHM,GM共に山奥にあるボゴタではかなり安い値段で魚介類が調達できるのでお勧めです

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食事で体調を整える(?)首都ボゴタのレストラン-3-

Transformacion01 Transformacion02 今回のレストランですが、これは旅行者向けというよりも、マニアックな感じですのでボゴタ在住の方向けという事でご紹介します。これぞまさに「健康に良い」マクロビオティック的な料理が食べられる"Comedor Transformacion"と言う名のレストランです。

入口には右画像のような貼り紙があります。レストランでの食事は3時までのランチに限定されていて、セット($8,500)とは別に、スープ($2,500)、玄米ご飯($3,000)、副菜セット($4,500)といった単品だけでも食べられます。看板を見ると「合気道教室」も行っており、食事療法(?)の教室も開いているようです。

Transformacion03 Transformacion04 食事をするには、まず「食券」を購入します。三枚あるのはセットメニューで注文した為です。単品でしたら一枚からとなります。食券を買うというのはコロンビアでは初めてです。日本では学食以外に某○水省で従兄弟が現在もシコシコと働いている事もあり、その昔に地下の食堂で食券を買って激安の○林ランチ(当時吉野家の牛丼より安い350円だった記憶がcoldsweats01)・ちらし寿司などを食べたのを思い出しました。

そして右画像がこの日のメニューです。スープは片栗粉を使っているのか、とろみがある中華風にも似た塩味のものでした。副菜は皮付きのままの人参と油揚げ、もやしの煮つけで、これが実に「日本的な味」で美味しかった!それに白菜をサッとゆがいて塩味で味付けしたもの、これはサクサクとした食感でした。更に赤かぶの漬物とお米で出来た生地をベースとした野菜のキッシュでした。

ご飯は勿論玄米ご飯ですが、これが「もち米玄米」を使っている為、モチモチとした口あたりでした。普段のコロンビア飯は箸にも棒にもかからないパサパサのタイプですので、これは珍しいです。ちなみにご飯を注文した際には、日本でも話題になった"キヌア"(Quinua)入りですか?抜きですか?と聞かれました。キヌアはとても栄養価が高いので入ったものを注文しました。これにお茶が飲み放題というのがセットメニューでした。

Transformacion05 Transformacion06 この店では各種食材も販売しており、私は500ml入りの胡麻油($5,500)、小粒の梅干($10,000)、そして500g単位の豆腐($4,300)を購入しました。他にも玄米を主体としたパンやデザート、穀類や味噌・しょうゆなどが見られました。

実はこの日以前に別の"Deli ◇ya"という豆腐を主体とした店舗で食事をしたのですが、そこの女主人の方はここの食事療法教室の「生徒」で、この店で修業した後に独立した事を後で知りました。そちらのランチ料金は「師匠の店」よりも僅かに高く、豆腐やランチの味は師匠の店に遠く及ばずといった感想です。それにしても、ごま塩がたっぷりかかった山盛りの玄米ご飯がもち米だった為、腹が膨れて夜まで全然お腹が空きませんでした。女性の方はとても食べ切れませんので、持ち帰った方が良さそうです。料理全体の味付けは塩をベースにした薄味で、何か日本風のとても口にあうものでした。スープはダシが入っていない具入りの"味噌汁"の時もあるようです (料金表示$はコロンビアペソ、2008年8月現在)

Comedor Transformacion  Calle 58 No.14A-23  Tel 310-1688 (Avenida Caracasから1ブロック西へ下がった所です)

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食事で体調を整える(?)首都ボゴタのレストラン-2-

"不定期"と言いながら、既に「連載」状態です coldsweats01 おい、管理人!「エンゲル係数」高いぞ! coldsweats01 coldsweats01

Arigato01 こちらは日本食レストラン「ありがとう」です。ひいきや特定の利害など全く関係なく、客観的に見てこの店が市内に多数ある日本食レストランの中で「正統派・普通の日本食」としては一番美味しい店だと思います。隠さなくても良い話ですが、多分この店をくぐった初めての日本人客は「私」かもしれません。開店初日だったか2日目に勤務先へ歩いて戻る途中で偶然見つけたものです。以来、二年が経ちました。繁華街ではない場所にひっそりと店を構えているので、うっかりすると通り過ごしてしまいそうな「隠れた名店」という感じです。

レストランとして開業する以前は"カフェテリア"だったらしいのですが、その面影か、店内はすっきりとした感じです。カウンター越しにいつもいるオーナー氏が寿司を握っています。メニューは全て画像付きというこだわりようで、これでしたらコロンビア人にも内容が一目で分かります。寿司の他に丼物や麺類、一品料理もありその品数の多さも特筆に値します。更に食後のデザートがこれまた美味しく、私は金と時間がある時に限って「カスタードプリン」を注文するのですが、これがまたメッチャ美味しい!「熱~いお茶」と共にケーキやプリンなどを食べるだけでも良いかもしれません。

Arigato03

こちらが私がよく注文する野菜が"ぐわっ"とたっぷりの「横浜どんぶり」(13,000ペソ・およそ870円)です。お茶(1,500ペソ・およそ100円)と共に頂くのですが、ご飯が全く見えません!すごい量です。これは鶏・豚肉と大ぶりのエビが載った「ミックス」です。決して撮影用に細工した訳ではなく、これを頼むといつもこんな量です。とろみをつけた野菜をガッツリと頬張るのが最高です。隣に見えるのが店主氏からサービスでもらった「ほうれん草の味噌和え」です。甘く仕上げた味噌が最高でした。その他にもイカの甘露煮など、酒に合う一品料理も豊富で、日本から観光で来訪されてこの付近にあるホテルに滞在された年配の方などをご案内すると「へえ、日本と変わらない味だね」と喜ばれています。

Arigato04 更にこちらの店では「近海もの」の新鮮な魚が食べられるのが魅力です。ボゴタは山奥にあって冷凍ではない生魚を食べるチャンスがなかなかない分、貴重です。かんぱちやいさき・いなだなどの名前が見えますが、オーナー氏曰く、実際に漁港へ行ってみるとコロンビア人はこれらの魚に目もくれないのだそうです。太平洋とカリブ海の二つの海を持つこの国は、魚類の宝庫らしいです。それが首都ボゴタのスーパーで殆ど見かけないのは、コロンビア人が特定の魚しか食べない事も一因にあるのかもしれません。私は懐具合もあって滅多に口に出来ませんが、たまに食べてみるとトロッとした口あたりはさすが冷凍ものではない生魚らしい食感です。これを刺身なり寿司で食べると、それはもう最高です。

オーナー氏はこの店を開業する以前は別のアジアンレストランで寿司職人として働いていたそうですが、寿司自体がこれまた芸術的で、並べ方一つ取ってもすごいこだわりを持っているのが分かります。加えて前述の丼物や一品料理もあえて「日本人好み」の味を貫いているし、しかもこの種のレストランとしては「安い」ので、ここはお勧めです。

ありがとう (ARIGATO)  Calle 76 No.12-22  Tel 248-0764 (日・祝日休み)

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食事で体調を整える(?)首都ボゴタのレストラン-1-

標高2,600mの高地にある首都ボゴタに長く住んでいると、平地生活に比してとても疲れやすくなります。これは何より平地に比して酸素濃度が薄くなる為で、長く歩くと足がむくんだり、風邪にかかり易くなるなどの弊害が出てきます。また、当地の伝統的な食事は米や肉の他に豆やじゃがいもを多用しますが、決定的に不足しているのが「野菜類」です。昼定食に出る野菜と言えば取って付けたような生野菜がちょっとくらいです。生活の基本の一つは「食」だと思います。そんな事で、今回から不定期(気が向いた時)で「食事で体調を整える(?)」と題して私が時折利用しているレストランの一部を紹介します。

Kankokukan_01 この店、名前が「MASAGO(真砂)」となっていますが、長年「韓国館」の名前で営業していました。かつて当地に住んだ事のある方でしたら韓国館と言えばお分かりの筈です。コロンビア人にとって"Sushi"や"Teppan-Yaki"などの日本食はよく知られていますが、さすがに韓国料理は「えっ?何が出てくるの?」という程マイナーですので、客は日本人や韓国人に限定されていました。店主の韓国人もそのあたりの見極めをしたのか、店名を変えて"Sushi"を前面に出してきました。その効果か、昼に入るとコロンビア人が巻き寿司を食べていたりします。

勿論、元々が韓国料理店ですのでビビンバやユッケ、韓国風焼肉などが楽しめます。更に2階は個室となっており、"カラオケ"を設置しました。私はカラオケはあまり興味がありませんが、曲目リストを見てビックリ!韓国語だけではなくアジアの複数言語の国の曲があり、勿論日本語の曲もありました。その曲数の多さにも驚きです。

Kankokukan_02

話を「本題」に戻します。こちらが私が決まって注文する「石焼きビビンバ」です。画像ですから分かりませんが、テーブルに置かれた時にはバシバシッとすごい音を立てています。当然「おこげ」も楽しめます。韓国料理で嬉しいのは、画像にも見られる「前菜」が無料で出てくる事ですね。それもただの生野菜ではなく必ず手を加えているので、いくらでも食べられますね。加えてビビンバにも野菜が"ぐわっ"と入っていますからあり難いです happy01 このセットでこの店では22,000コロンビアペソ(2008年7月現在・およそ1,470円)です。韓国料理はニンニクや韓国唐辛子を多用するので、食べた後は体がホカホカし、血行が良くなる気がします。冷涼性気候で日中でも肌寒い土地柄と、低酸素で血行が悪くなる高地ボゴタでは「体に良い」のかもしれません。

そしてこの店では何と「焼きサンマ」も食べられます。二匹で10,000コロンビアペソ(同・670円)です。店で使用している「キッコーマン」しょうゆで焼きサンマ、異国の地では最高の味です。"寿司"を出す店は市内に多々ありますが、焼きサンマが食べられる店は他では聞き及びません。ちなみにメニューには書いていませんが、"サンマ"と言えばいくらでも出してくれます。あとは日本酒も置き始めました。私は通常昼食時に利用しますので酒はやりませんが、日本酒にサンマ焼き、つまみに野菜類なら酒が進みそうです。

他にもここでは20kg入りのカルフォルニア米(Botan)を割安で販売している事もあり、私はいつもここから調達しています。韓国人オーナー氏は温厚な性格で、昨年コロンビア在留韓国人会の会長をした事がきっかけで当地在住の韓国人の方々に私を売り込んで頂き、それが元で当地在留日本人の二倍はいるとされる韓国人からチケットの予約依頼が怒涛の如く来るようになりました。

ボゴタにいて、たまには野菜をガッツリ食べてみたい、寒い土地で体が温まる食べ物が欲しい、そんな時にこの店はお勧めです lovely

MASAGO (旧名・韓国館)  Cafrera 15 No.74-31  Tel 211-5280 (日・祝日休み)

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絶対にコロンビアでしか食べられないオリジナルセビチェ

実はこの内容は以前から投稿したかったものです。"セビチェ(Ceviche)"といえば、ペルーを中心とした太平洋岸諸国でよく食べられている、いわゆる「マリネ」です。こちら←にセビチェの画像と作り方のレシピが紹介されています。さっぱりした味で私も「本場のセビチェ」は大好きです。

Ceviche_colombiano01_3ペルー・チリ・エクアドル・そしてコロンビアを抜けてパナマでもセビチェの姿はほぼ同じなのですが、コロンビアではなぜか他の国々と「全く」様相が異なるのです。まずはこの画像。どこの店でも同じなのですが、作り方はまずエビとタマネギのみじん切りに少量の「マヨネーズ」を加え、そこに何と!たっぷりの「ケチャップ」をドボドボと注ぎ込みます。その量たるや半端ではなく、画像にケチャップの瓶が見られますが、店によっては業務用の五リットルは入りそうなものを使っているほどです。ペルーの人が知ったら「嘘だろう・・・」と絶句する事間違いないはず。その後、ビネガー・オリーブオイル・ライムなどを入れてよーくかき混ぜて、はい、出来上がりです。前述の「ペルーのセビチェ」のレシピには、マヨネーズもケチャップも入っていませんから、これは間違いなく「コロンビアのセビチェ」(Ceviche Colombiano)です。

Ceviche_colombiano02

そして完成した「コロンビアのセビチェ」がこの画像です。この色!他の太平洋岸諸国に住んでいる方々や「本場のセビチェ」を食べた事のある方でしたらまず間違いなく絶句する筈です。色がケチャップそのものではなく若干薄いのは、マヨネーズが入っている為かも知れません。これを「魚介類のマリネ」と言うにはあまりにも無理があります。しかしこれは「子供のままごと」では決してありません。私は"ちゃんと"6,900コロンビアペソ(およそ460円)を払ったのですから。この金額は一番小さいサイズのものです。一番多い量ではこの二倍の金額です。ちなみにこの「コロンビアのセビチェ」は、山奥にあるボゴタだけではなく、例えば海岸沿いのカルタヘナその他国内どこの町でもこのスタイルです。ですので、ケチャップが品切れになるとコロンビアではセビチェが食べられなくなります。

Ceviche_colombiano03 こちらは別の「セビチェ専門店」で見かけたカクテル風に盛られたコロンビアのセビチェです。ちょっとお洒落ですが、よく見るとやはり「ケチャップソース」は欠かせません。日本のコロンビア料理店でこの「コロンビアのセビチェ」を提供しているのか存じませんが、少なくともペルー料理店でコロンビア風セビチェを出したら、店主は「ふざけるな!」と殴られるか怒鳴られるかでしょうね shock

私はテイクアウトしたこのコロンビア風セビチェを食べようか否か、実はこの時間迷っています。結果は・・・書かない方が良いですね。この間A型肝炎の予防接種を完了したので大丈夫だと思いますが。あっ、このコロンビア風セビチェは国内のスーパーでもパック入りで販売していますので、気が向いた方は「絶対にコロンビアでしか食べられない」のでお試しあれ。

次回のコロンビアグルメ編は「絶対にコロンビアでしか食べられない"大量のもやし入り"黒チャーハン」をご紹介したいと思います。

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体調不良時にフルーツ三昧

先週半ばから始まった発熱を伴う体調不良は本当にひどいものでした。本日に至って咳がまだ断続的に続いていますが、とりあえず熱は下がって気力はぼちぼち上向いてきました。寝込んでいた時にはやる気など全く起こらず、とりあえずこなさなければならない仕事を優先して、あとは事実上放棄していました。

この間、長年愛用しているノートPCが壊れ、画面部分と本体とを繋いでいる蝶つがいのような部分が折れて開けなくなってしまい、現在修理に出していますが別に管理しているホームページの更新が不可能な状況です。また、寝込んでいた日数が長かった為買い物もままならず、お米が僅か、フルーツはない等々「食糧危機」が勃発しました。特に高熱を発していた時にはろくに食べられなかった為、フルーツが恋しくてどうしようもありませんでした。

Frutas

高熱で苦しんでいる中、フルーツが食べたくてもうどうしようもなくなり、ふらふらの状態で買い込んだのが画像の数々です。左上から「バナナ」。2006年ベースでコロンビアにおける生食用のバナナ生産量は世界第10位なのだそうです(こちらの統計結果から)私は実はもっと上かと思っていました。コロンビア産バナナの大半は欧米向けで、日本へはごく僅か入っている程度かと思います。

次が「グラナディージャ」中は空洞化していて、外側の部分を押すとポコポコと音がし、更に強く押すとパリッと簡単に割れます。中にはカエルの卵そっくりの色と形をしたものがぎっしりと詰まっています。それをツルっと飲み込むようです。味はパッションフルーツそっくりです。

次が「マンゴー」です。道端の露店ではまだ青い状態のマンゴーをスティック状に切って売っていたりします。この場合の食べ方は塩をつける野菜感覚です。マンゴーの色はその後赤くなり、そして画像のような黄色い状態まで色が変わると、中身はトロっとしています。こうなると甘くて美味です。

次に右下に移り、これは「食用ほおずき」(Uchuva)です。当地ではジャムやソースなどの加工食品としても一般に販売しています。トマトと同種というだけあって、やはり味は甘いトマトにも似ています。

中央下部分にあるのが、日本では「フェイジョア」と呼ばれていますが、当地では「フェイホア」と呼ばれている果物です。これは南米原産の果物らしく、名前の由来はスペインの植物学者「フェイホア博士」が発見した事から名付けられているそうです。中の果肉部分は白く、いちごの種よりももっと小さなものが詰まっています。味は青りんごよりも更に青酸っぱい感じです。果実の部分を取り出してジュースにしているのが普通です。

そして最後左下にあるのが「オレンジ」。別に特別なものではありません。ちなみにこれはそのまま食べるのではなく、ジュースにして飲む為のもので、スーパーに行くと色も形もバラバラなオレンジが山のように積んであり、これがまた呆れるほど安い値段で売っています。私は普段から生オレンジジュースを欠かしませんが、体調不良の身に口をすぼめたくなるような酸っぱいオレンジジュースは、本当に「キクーッ」と言った感じでした。

今回の体調不良で改めて感じましたが、私ももはや若くはなく、一度調子を悪くすると年々体調回復に時間がかかっている事を実感しています。それ以外にも「そろそろ休んだどうだ」と、体が要求していたのかもしれません。気がつけば昨年10月の一時帰国以来、まとまった休みを取っていません。首都ボゴタは雨期の真っただ中で毎日が寒いので、時間と金があればビーチにでも行きたいのですが、これまた現在アメリカ大陸は中米あたりまで雨続きのようですから、難しいですね。そうしたら行先は「日本」か?

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コロンビア産チョコレート

Lukerchocolate01 フランス系の世界的大手スーパー・カルフール(Carrefour)で珍しいデザインのチョコレートを見かけたので購入しました。LUKER社のこのデザインのチョコレートは他のスーパーでは殆ど見かける事がありません。コロンビア産カカオがそれぞれ65%と85%含まれており、100g入りでおよそ230円ほどでした happy01 私が直接の担当ではありませんが、我が社の大口顧客でもあるカルフールは自社での商品開発に積極的で、コロンビア産品を積極的に販売しています。

ところで、コロンビアといえば「コーヒー豆」と誰もが思う筈ですが、実はチョコレートの原料である「カカオ豆」の生産でも世界のトップ10に入るのです。カカオ豆は大きく分けて、原種であり世界生産量の1~2%しかない貴重種「クリオージョ」、世界生産量の中で一番多い「フォラステロ」そしてこの二つのの交配種「トリニタリオ」という三種があります。クリオージョ種の最高級品を産出しているのが隣国ベネズエラで、このクリオージョ種の最高級カカオ豆を手に入れる為に、日本の大手菓子メーカー各社がしのぎを削っています。ベネズエラの首都・カラカス市内には「チョコレート専門店」がいくつかあります。ベネズエラ産のチョコレートは本当に美味しいです。

Lukerchocolate02 コロンビアのカカオ豆は大部分が「トリニタリオ」と「フォラステロ」を産出しており、ごくごく一部でクリオージョ種があるようですが、その量たるや微々たるもので、コロンビア産クリオージョ種100%として加工品生産する事はほぼ不可能だそうです。コロンビア産カカオ豆はその殆どが国内で消費される為、豆として国外に輸出される量はきわめて限定されているようです。その事もあり、コロンビア国内では昔からチョコレート作りが盛んで、あらゆる所でチョコレート製品を安価で手にする事が出来ます。これは何を置いても「世界有数のカカオ豆産地」という地の利の為で、生産されたカカオ豆は大半を大小の菓子メーカーが買い取るようですが、首都ボゴタではほんの一部「チョコレート専門店」の存在もあります。

コロンビア産カカオを100%使用したチョコレートは、本当は「コロンビア産品」として堂々と言える存在です。当地へ来訪される方は是非ともお求め下さい。尚、個人の手荷物として国外へ持ち出す分には支障ありませんが、チョコレートを含めた未加工・加工食品類を「国外配送」する際には、場合によって政府機関である"INVIMA"(医薬品・食品管理局と訳すのか?)の許可を必要とします。また、カカオ豆は日本上陸時に無税ですが、チョコレートなどの加工製品として上陸した場合、10%(砂糖入りのココアなどは数十パーセント)の関税がかかるそうです。美味しいコロンビア産チョコレートも、個人の日本への持込はほどほどにしましょう coldsweats01

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首都ボゴタで世界の料理を堪能

Feria_gastronomico01_3 毎年5月に首都ボゴタのホテル敷地内で「世界グルメフェア」が開催されます。これは大統領夫人が主催者となり、各国大使夫人が協賛して開催されるもので、私が知る限り収益金は恵まれない子供達の為に寄付されているようです。私は普段土曜日は仕事をしているのですが、この日は仕事を放り出して世界の味を堪能しました。この催しには既に何度か訪れていますが、毎年雨にたたられるのが印象的です。今年は超大型のテントを張り、その下に世界各国の料理が並びました。それにしても毎年の事ながらすごい入場者の数です。というよりも、ホテルの中庭という狭い敷地で開催しているので、限界があるのではないかと思うのですが。

Feria_gastronomico02 こちらはインドネシア大使館のエリアです。焼きそばや有名なインドネシア風焼き飯・ナシゴレン、サテー(焼き鳥)などが並びました。いずれも一盛り300円程度です。私はいつも真っ先にインドネシア大使館エリアに直行するのが毎年の常です。とにかくここの料理は食べる価値大で、今年の品々も美味しかったです happy01 インドネシア大使館自体もうちの会社のお客様でいつも航空券を買ってもらっていますが、私が事情で現在の会社に移籍した際、先方に伝えなかったにも関わらず現在の勤務先を探して下さり、わざわざ出向いて頂いて買ってもらっているという縁もあります。

うちの会社自慢にもなってしまいますが、今回参加した各国大使館の中では、他にフランス・スイス・ブラジル大使館などがうちの顧客となっており、姿がありませんでしたが、ドイツ・ノルウェーなど、社長がスイス国籍という事もあってか欧州の大使館との付き合いがあります。私の隣で勤務している女性はフランス語で、斜め後ろの女性はドイツ語で、そして私は日本語で日中会話する時があり、それが同時になると社内は「騒然」となります。

Feria_gastronomico03 私はこの日、中国大使館エリアで「焼きそば」(300円程度)と「海老せんべい」(70円程度)を買い求めました。中国大使館の品もまた、毎年食べるのが常です。おそらく大使館お抱えのコックが手がけているのでしょう。コロンビア国内で見かけるチャーハンで旨いと思ったのは一度たりともなく、色はどす黒く、しかもどこもかしこも何故かチャーハンに「もやし」がどっさり入る「なんちゃって料理」ばかりです。そんな中、やはり中国大使館が提供する料理は「本場の味」です。いつも聞き忘れてしまうのですが、インドネシア料理もやはりお抱えコックか、若しくは館員夫人が手掛ける「手作り・本場の味」がします。

ちなみに「日本」は、何故か「市内の日本食店」が寿司と巻き物を販売していました。ちらっと見ましたが値段が半端ではないらしく、とある日本人の方が「店で食べるより高かったりして」と言っていた程ですので、私は「パス」しました。安くて美味しいものには興味がありますが、高くて普通の味には関心がありません。小さな巻き物数個で1,300円くらい?握りに至っては3,000円近かったとか?wobbly 他のエリアに比べて料金設定の「桁」が違っていたように思います。あっ、あとはカナダ大使館エリアでスモークサーモンが上にのった「ベーグル」(およそ300円)を食べました。これは美味しかったです。

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コロンビア特産コーヒー加工品

Lechera_al_cafe コロンビアは言わずと知れたコーヒー生産大国ですが、国内ではコーヒー豆の他に様々な加工品も生産しています。画像はコンデンスミルク(練乳)です。画像はコーヒー色をしていますが、中身を空けたところ、色は普通の白色でした。それでも面白いので画像に収めてみました。ちなみにこの練乳、日本ではイチゴに"少量"かけたりしますよね。しかし当地ではそれ以外の消費方法があります。それはストレートに「飲む」。そう、ゴクゴクと飲むんです。路上に落ちているゴミの中に、ごく稀ですがこの練乳の空き缶が落ちていたりいます。特に若者は実に旨そうに飲んでいたりします。ちなみにこの中身は100mlあります。スーパーに行くと、缶の他にお菓子売り場には砂糖のスティックタイプそっくりの「一口サイズのスティック練乳」が10袋入りとかで売っています。つまり「飲む練乳」としてちゃんと販売されているのです。

Crema_de_cafe こちらは比較的どこにでもある「コーヒーリキュール」です。これは先日ご紹介したコーヒー地帯・キンディオ県産品です。キンディオ県産品はこの他にもコーヒー豆の形をしたクッキー、コーヒーキャンディー、コーヒージャム、コーヒー豆を丸ごとチョコレートでコーティングしたもの、コーヒーワインなどなど多くのコーヒー絡みの加工品が作られているようです。このうちコーヒーリキュールやコーヒーワインについては、現地の人を含めコロンビア人全体でも食前や食後にリキュールやワインを常飲する習慣は全くないので、果たして売れているのか、売れているとすればどこでどのような形で需要があるのかちょっと不思議です。こちらは頂いたものですが、酒飲みの私でも飲むのが勿体無くて飾っています。

ちなみに当地で販売されている「インスタントコーヒー」は100%コロンビアコーヒー豆の加工品です。日本で販売されているそれは世界中のいろいろな国の豆をブレンドしていますが、当地ではそれはありません。ただ、私は豆を買ってそれを挽いて飲んでいます。豆の方がインスタントコーヒーよりも断然安いですので。

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コロンビアの今川焼?おやき?

Arepa_boyacense02_2 コロンビア国内で副食としてよく食べられているのが"Arepa"と呼ばれるものです。統計の結果、意外にもコロンビア人は米をよく食べるのですが、その他にとうもろこし粉で出来たこのArepaも身近な存在です。Arepaは各地で様々な形があり、焼いたり揚げたりという違いの他に、色が真っ白なもの・まるでホットケーキそっくりのような色と形など多様です。その種類の多さは、Arepaだけで特集が組めるほどです。

首都ボゴタの市内では最近、北に位置するボヤカ(Boyaca)県の名物"Arepa Boyacense"を店頭で焼いている光景を見かけるようになりました。その中でもこの店の店頭で焼いているArepaは、多分市内で唯一のスタイルではないかと思います。

Arepa_boyacense03 売り子氏の腕の下にArepaが並んでいます。中身を練りこんだ生地を予め作っておき、Arepaとちょうど同じ大きさくらいの回転台に乗せ、ガスの火力で焼くのです。いわばこれはArepa Boyacense専用焼き機とも言えるでしょう。この店が他と全く異なるのは、普通Aprepa Boyacenseと言えば中の具はチーズが溶けたものだけなのですが、ここではそれ以外に「チーズと野菜」「チーズとグアバソース」「チーズとパインソース」と言った多彩な組み合わせがあるのです。これって日本で言う所の「今川焼き」もしくは「鯛焼き」みたいじゃないですか?最近これらは単につぶあんが入っているだけではなく、チーズ入りその他多彩になりましたから。この店ではやはり中身の具ごとに並べ分けています。ここは行き交う人々がかなり多い立地の良さもあり、作ったそばからどんどん売れているようで、冷めたものはなさそうです。

Arepa_boyacense01 試しに1個買ってみました。信州名物の「おやき」に似ていませんか?そうですよね!このArepaは中の具に関係なく1個1,300コロンビアペソ(2008年4月現在・およそ75円)です。外の皮の部分はBoyaca地方のArepa特有のパサパサとした食感です。出来立てですから熱いの何の!この店の情報を案内しておきます。Panaderia la Gran 76 (住所:Calle 76 No.16A-17)

未だにこのような甘いArepa、野菜入りのArepaなどは他の店では見かけません。面白い存在です。しかも店頭販売で立地も良いですから、繁盛し続けるでしょう。そう言えば、前述の「今川焼き」は日本の各地ごとに名前が異なるんですよね。こちら(クリックして下さい)に面白いサイトをご紹介します。

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鳥は鳥屋 Part 2

Pollo_asado03 先日「鶏の丸焼き専門店」について記述しました。今回は店の様子をご紹介します。画像は串に刺さった丸焼きがクルクルと回っている様子です。"シシカバブ"は縦に置いた串に肉を刺してクルクル回していますが、それを横にしたと考えてください。そしてこの「自動丸焼き機」は数本の串が"観覧車"のように真っ赤な炭の上を回り続けます。

画像では見えませんが、回っている部分の下には木炭が敷き詰められているのです。つまり「炭火焼ローストチキン」です。何と贅沢な!炭をうちわのようなもので扇ぐと炭がカーッと真っ赤になり、火力が上がります。これではまるで「うなぎの蒲焼・チキン版」ではないか!

この種の鶏の丸焼き専門店は首都ボゴタ市や近郊の町、いやコロンビア国内を含めラテンアメリカ諸国至る所で見る事ができます。それほどに彼らはローストチキンが大好き(実は私も)なのです。ローストチキンの焼き方はこの遠赤外線・炭火焼の他に大型のオーブンを使っている店もありますが、絶対に美味しいのは何と言っても炭火焼きですね。こちらの方がジューシーです。

Pollo_asado02 この"Surti Aves 22"という店は市内に相当数ある「チェーン店」です。この他いくつものチェーン店が存在し、鶏の丸焼きの価格は9,000コロンビアペソ(およそ530円)から15,000コロンビアペソ(890円)と大きな幅があります。しかし丸ごと一羽でこの値段ですよ!いずれの店舗でも鶏はただ焼くのではなく、いわゆる「秘伝のタレ」に漬け込んだ後に焼いているのが特徴です。

日本でこの種のローストチキン専門店を開業したら、それこそラテンアメリカ人が怒涛の如く押し寄せ、いくら焼いても「品切れ」になる事でしょう。あとはこのクルクル回るローストチキン焼き機を輸入すれば商売になる筈です。問題は「木炭」ですね。日本では木炭の値段がどんどん上がっているようですから。私も思いますが、彼にウケる鶏の丸焼きの条件は「炭火焼」が第一!そして漬け込む秘伝のタレが旨いか、当地でもそうですが、美味いと受け入れられればどんな小さな店舗でも客で賑わいます。

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鳥は鳥屋

Mac_pollo_3 "Pollo"すなわち「鶏肉」そして鶏肉加工品専門店です。MAC POLLOというのはボゴタ市内で複数の店舗を持つある程度の規模の「会社組織」です。コロンビア人に限らずスペイン語圏の人々は鶏肉が大好きなようで、町の至る所で炭火やオーブンを使った"鶏の丸焼き屋"を見かけます。

「中南米を旅行する時には、鶏の丸焼きを喰っていればまず外れないですよね」とは、先日挙げた義弟の発した一言です。彼は乗務明けの休暇時にはよく旅に出ますが、先年コロンビアへ来訪した折、ボゴタ郊外の町へ小旅行した時に訪れた町にはまともなレストランがなく、仕方なく丸焼き屋で男二人、鶏肉を喰らっていた時の事でした。

で、何が言いたいかというと、当地ではこのような専門店が意外と大規模スーパーより安かったりします。画像は休日でクローズしている状態ですが、普段は結構混んでいたりします。日本では大規模スーパーの台頭で「魚屋さん」「八百屋さん」等の専門店がどんどん姿を消していますが、当地では「パン屋」「鳥肉屋」「八百屋」等が頑張っているようです。

Frutiver こちらは野菜とフルーツを扱う専門店です。ここも市内に何店舗かを展開しています。私は朝食にオレンジ生ジュースとバナナを欠かさない方なのですが、ジュース用のオレンジ・そしてバナナの価格をスーパーと比較した所、こちらの専門店の方が「激安」です。よってなるべくこちらの専門店で購入するようにしています。客に入りは正直あまり良くないようですが、消費者としては潰れてほしくないですねぇ。

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