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2024年11月

地ビール醸造所見学と郊外の別荘で過ごす日帰りツアーのご案内(2025年2月15日催行)

(ボゴタ在留邦人の皆様)
毎回多くの方々にご参加頂きご好評頂いています恒例の地ビール醸造所見学と郊外にある別荘で過ごす日帰りツアー、次回は来年2月15日(土)20名様のご参加により決定・30名様のお申し込みをもって受付を締め切り催行します。
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韓国人の御主人と日本人の奥様が経営している地ビール醸造会社LINO Brewing社様と当社ANDES TOURSの共同企画によるこのツアーは、現地集合・現地解散、自家用車御利用によりご参加が可能というユニークなツアーという事もあり、毎回ご好評頂いています。
次回も同様に自家用車御利用でお気軽にご参加頂けます。
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ツアーは9:00AMにLINO Briwing社様に集合・ビール醸造所内を見学します。普段なかなか見る事が出来ないビール醸造過程を詳しくご説明頂きます。
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醸造所内を見学した後、ご希望される方々に各種ビールやウイスキーなどの試飲をして頂きます(お子様にはジュースを提供)地ビール独特の様々な風味をお楽しみ下さい。
醸造所見学終了後、10:30AM頃にLINO Brewing社様を出発・ボゴタの西約50kmのSasaima(ササイマ)へ向かいます。
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Finca(別荘)に到着後、昼食の前に自家製エンパナーダを御提供します。
ここは当社社長の祖父母が約90年前にスイスから移住し、コーヒー生産で財を成した場所です。現在も敷地内には約17,000本のコーヒーの木々があり、収穫した生豆はスイスへの輸出の他、継続的に出荷しています。
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昼食はアヒアコ(ポテトシチュー)、デザートにはCuajada(クアハダ・無味無臭のチーズ)の黒蜜がけを御提供します。いずれもこの別荘で働いている家政婦さんの手作りで、その味も毎回ご好評頂いています。
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昼食後、追加料金によるコーヒー農園見学ツアーを行います(当日は収穫期から外れている場合がありますので予めご了承下さい)赤く熟したコーヒーの実があればそれを手摘みにより自ら収穫して頂きます。その後コーヒーの実の加工工程を見学、終了後農園で収穫した豆を焙煎したコーヒーを試飲してツアー終了となります。
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広い敷地内にはプールもありますので水着持参で遊ぶ事も可能です。標高約2,600mの首都ボゴタから約1,000m下がると晴れた日には暑さが心地良く感じられます。午後のひと時を別荘で過ごした後、解散となります。
当社企画のユニークなこの日帰りツアー。皆様のご参加をお待ちします。
(年末年始を挟みます為、今回は早めにツアーご案内とご参加募集を開始します)

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コロンビアでCOP16(生物多様性条約締約国会議)開催

コロンビア第三の都市カリにて10月21日から11月1日までCOP16(生物多様性条約締約国会議)が開催され、世界約198の国・地域から多くの方々がコロンビアを訪れました。正確な数としては把握していませんが日本からも数百人規模の方々が来訪されました。
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私は環境関係については全く疎いので観光的視点からの投稿となります。
発表された数字が色々と異なるので必ずしも正確ではありませんが、COP16期間中に国外から約16,000人前後がカリ市を訪れたようです。カリ市は元々「スポーツの町」としてスポーツ関係の国際大会は今まで数多く開催され実績を多く残していますが、これだけの規模の国際会議はおそらく史上初めての事だったと思います。
経済効果としてはCOP16会議がもたらした収入は1,220億コロンビアペソ(約41億円)と後日大統領から発表がありました。
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画像を見る度にあの時の忙しさが蘇ります。COP16期間中はカリ空港内にウエルカムデスクが設置され、国外から続々と参加者が到着・空港内は人で一杯になった事もありました。おそらくこれほどの規模の国際会議がカリで行われる事はまず二度とないと思います。
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COP16開催中カリ市内中心部は「グリーンゾーン」と名付けられ多くの露店や環境保護に関するブースが多数設営されました。普段のカリ市内中心部は若干不穏な雰囲気が漂う所ですが、この時ばかりは警察官が多数配置されカリ市民の憩いの場となりました。
報道では期間中にこのグリーゾーンを訪れた人々は延べ90万人、臨時露店での民芸品その他物品や伝統食などの売上は約3億コロンビアペソ(およそ1千万円)に達したようです。イベントとしては大成功だったと思います。
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COP16期間中のホテル宿泊予約売上は約1,100万ドル(およそ16.5億円)に達したとの事です。カリ市内は元々大規模国際会議を行う都市ではなかった為ホテルの数自体が少なく、その為期間中のカリ市内のホテル宿泊予約率は99.9%になったと推測されます。
私は幸運にも今年リニューアルオープンしたアパートメントホテルを一棟丸ごと確保する事が出来、これはかなりラッキーでした。アパートメントタイプでしたのでホテルほどの設備はありませんでしたが全客室は全てが新しく、立地場所がカリ市内有数のグルメゾーンにあり食事や買物等にとても便利な場所で選択肢としてはこれは最高だったと我ながらよく確保出来たと思っています。
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COP16国際会議が開催されたのはカリ市に隣接するYumbo(ユンボ)市にあるCentro de Eventos Valle del Pacificoでした。ここは元々国際会議よりも各種イベント開催がメインの所です。その為周囲にはホテル・レストランその他一切ない場所でしたが会議の運営そのものは成功したようです。肝心のCOP16自体は後の報道で会期中合意を目指したものの至らなかった重要事案があったようです。
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私は環境保護関係には全く疎いのでこの分野に関するコメントはありません。COP16会場はこの他にもコロンビア国内各地の自然・文化・名産品などを紹介するブースが多数あった為、さながら旅行博覧会のような場所でもありました。
会場内ではコロンビアコーヒー生産者連合会(FNC)が無料でコーヒーを提供、コロンビア国内各地の環境ツーリズム関連での名所などが紹介され、個人的にはそちらの方を見学していました。
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COP16会議の為にコロンビアへ来訪された団体は数多くいらっしゃいましたが、その中で私は愛知県庁様・イオン(AEON)環境財団様の二団体をご案内させて頂きました。12日間のカリ滞在中、日本語ガイド・宿泊・専用車手配などでフル稼働しました。日程的に重なった日がありその時はコーディネートが大変でしたがそれも今となっては良い思い出です。
愛知県庁様の方は画像の投稿制限があります為、開催中にMIDORI賞授賞式を行われたイオン環境財団様の画像を投稿します。この授賞式に合わせて岡田元也理事長様(イオングループ会長)が日本から来訪され、受賞者を称えられました。
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COP16開催地となったバジェデルカウカ県は元々肥沃な土地を持ち農作物の生産地として重要な地でもあります。広大なサトウキビ畑の他に米や野菜・コーヒー・カカオその他多数の農産品を生産する一大農業地帯である他、太平洋にも接している為海の幸も手に入る事からカリ市内には美味しいレストランが数多くあります。今回の滞在中カリ市民の親切さに多々接し、良い仕事が出来たと思います。

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