雨期のボゴタ市内観光とChocoShow見学
11月のボゴタは例年雨期真っただ中、その中での市内観光ご案内は雨に配慮する必要がありなかなか難しいのが常です。少しの雨ならまだしも大雨の中で徒歩による観光は気持ちが萎えてしまう事もあります。
この日もすっきりしない天気でしたが辛うじて展望スポットから画像の光景をご覧頂く事が出来ました。ここはボゴタ市内を360度一望出来る知る人ぞ知る穴場的観光スポットです。ここから見学出来るのは週末に限定されています。ちょうど土曜日だった事もあり、また運良く雨が全く降らなかった為見学が可能になりました。
そしてこの日は偶然開催されていた年に一度のチョコレート関連の大きなイベント"ChocoShow"をご案内しました。チョコレートというと板チョコなどの「食べるチョコレート」を思い浮かべると思います。ここコロンビアではコーヒーは勿論よく飲まれますが、そのコーヒーよりも歴史があり広く飲まれているのが「ホットチョコレート」です。コロンビアはコーヒー豆の産地であると共に、良質のカカオ豆の産地でもあります。
基本的な話になります(と言っても自分はカカオ業界関係者ではなく調べた情報に基づきます)チョコレート製品は固形系と飲料系があり、カカオの含有率により甘さが異なる褐色の固形チョコレート、そしてカカオ豆から抽出したカカオバターを元に作られるのがホワイトチョコレートのようです。そして飲料系はカカオバターを含むのが濃厚な味になるホットチョコレート、そしてカカオ豆からカカオバターを抽出して加工したのが「ココア」になります。コロンビア国内で広く一般的に飲まれているのはココアではなくカカオバター入りのホットチョコレート(当地ではチョコラテの名)です。コロンビアでチョコレートと言えば通常固形の方ではなくホットチョコレートを指します。
ツアーを御利用頂いたお客様は職場へのお土産用として板チョコやインスタントホットチョコレートなどをどっさりとお求めになられました。前述の通りコロンビアのお土産と言えばコーヒー豆が浮かびますが、実はチョコレート製品もお勧めです。是非ともコロンビアの良質のカカオ豆を使用したチョコレート(固形)を食べ、濃厚な味のホットチョコレートも飲んでみて下さい。
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