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カルタヘナ出張

前回の投稿以来大分開いてしまいました。7月は移動車両手配その他色々重なり忙しい日々を送っていました。既に過去の事になりましたがこの間に先日カルタヘナへ出張しました。日本から来訪されたカルタヘナ港視察団の御一行と共に過ごした日々の記録を投稿します。
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こちらがカルタヘナ港です。今回宿泊したホテルはカルタヘナ港の目の前にあり、このような光景が目の前に広がりました。お客様曰く世界中の港湾はセキュリティの関係でなかなか外から見られないので、ここまで丸見えになる場所は珍しいとの事です。
カルタヘナと言えば「国際観光都市」この地を訪れる人の99%は観光目的の筈で、港湾視察目的で訪れるケースはかなり稀かと思います。私自身、カルタヘナ港に立ち入ったのは先年の日本の豪華客船「飛鳥II」寄港に合わせたツアーの手配総責任者として入ったのみです。
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巨大なコンテナがまさに山積みの中をすり抜けて貨物船が停泊している岸壁に発つ、これは勿論受け入れ側がアレンジして通行許可を得ていなければ不可能な事です。ある意味貴重な体験をしました。画像に見えるコンテナは40フィートサイズです。飛鳥II寄港時には勿論この貨物エリアは立ち入り禁止でしたので、これでカルタヘナ港を端から端まで見る事が出来ました。
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カルタヘナ港は客・貨両方の船が接岸できる港です。今回の視察団は貨物港としてのカルタヘナ港視察でしたが、受け入れ側の配慮により客船側のターミナルも見学しました。カルタヘナ港客船ターミナル内には何と「自然動物園」があります。世界的にも珍しいのではないでしょうか。
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園内には獣医が常勤し、アマゾン地帯から連れてきたインコやオウムその他数多くの鳥類、こちらもアマゾンエリアから連れてきたリスザルその他のサルなどの姿を見る事が出来ました。
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我々はカルタヘナ港を視察目的で公式に訪問したメンバーの為、自然動物園側でも軽食や冷たい飲み物を用意して歓待してくれました。カリブ海沿いに生息するフラミンゴ達の姿も久しぶりに見ました。この自然動物園はクルーズ船がコロンビアに寄港した際、乗客の皆さんは訪れる事が出来ます。逆に一般の人々はこのエリアに立ち入れませんので、カルタヘナに自然動物園がある事を知っている人は殆どいないと思います。尚、鳥類たちはいわゆる「放し飼い」で日中は市内の方まで飛んで行ったりするらしいのですが、餌が容易に手に入る事から夜になると結局この場に戻ってくるそうです。
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カルタヘナ港視察は海上からも行いました。こちらも通常の方法では体験出来ない、貴重な一時でした。我々が視察したエリアは主にアメリカから輸入した精製済みのガソリンを積んだ船が接岸、石油製品として加工する工場エリアが多かったです。
トータル4日間の滞在となったカルタヘナ、新たな一面を見る事が出来ました。

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