ボゴタ空港ターミナル、2年5ヶ月ぶりに開放
日本から御来訪・先日トータル13日の滞在を終えたお客様方をボゴタ空港へお届けしたのですが、この日は私にとって感慨深い日となりました。やっとという思いでした。
2020年3月20日、コロナウイルス蔓延の兆候が始まった事によりコロンビア国内全土がロックダウンに入り、事実上の鎖国政策が始まりました。これによりボゴタ空港は閉鎖、空路便が再開した後も空港ターミナル内は出発及び到着旅客以外立ち入る事が出来ず、見送りや出迎えの人々は締め出されていました。これがついに8月10日をもって解除・誰もが空港ターミナル内を自由に行き交う事が出来るようになりました。実に2年5か月ぶりの開放です。
この間、お客様を空港にお届けした際に入口で何度となく止められ、その度に「この方はスペイン語も英語も分からないから」と苦しい言い訳をして何とか入った事が一度や二度ではありませんでした。また、出迎えの際には特に早朝・夜間の寒い時間帯でもターミナル内に入れず、外には売店やトイレがない為、数百メートル先のガソリンスタンドで用を足した事が数多くありました。そんな苦労もこれで終わりです。
画像のターミナル内出発カウンターエリアには多くの人々の姿がありました。久しぶりに活気が戻りました。
左画像のカフェや中画像の出国審査場手前には見送りの人達の姿があり、空港本来の光景が復活しました。とても感慨深いです。空港ターミナルは旅客として利用するだけではなく、その人々に関わる多くの方々が立ち入るで店舗や公共交通機関等も含め様々な需要があります。これらが長らく閉ざされていましたが、やっと元の姿に戻りました。
こちらは過去の記録として残しておいたものです。2020年9月6日、ロックダウン開始から約半年後のボゴタ空港ターミナルの光景です。この9月から半年ぶりに空路便が再開した事で久しぶりに空港を訪れた際のものです。人の姿はまばらで客待ちのタクシーが虚しく列をなしていました。今では懐かしい・しかし旅行業に携わる身として苦しい時でした。お客様が来ない・航空券販売は日本への帰国便に限定され、出張航空券手配など当然皆無でした。今年4月以降は法人・個人のお客様の出張・御旅行手配等がかなり増えてきており、約2年の損失を少しずつ回復しつつあります。それに加えて2年5か月ぶりのボゴタ空港ターミナル開放、嬉しいニュースです。
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