2022年三が日日記
昨年末はお陰様で大晦日夜まで仕事をさせて頂いたので元日・2日はのんびり過ごしました。3日からはコロンビア在留邦人の方々が続々と国内旅行に出られる為再びスタンバイです。コロンビア国内は再びコロナ感染者数が増えてきましたので年始から気が抜けません。
そんな最中ですが毎年恒例の「なんちゃっておせち」を作ってみました。例年ですと大晦日に作るのですが今回は年始2日に材料を調達しました。完全自己流ですので見栄えは悪いですが、年始めにおせちもどきを食べないと気持ち的に一年が始まらないので一念発起で取りかかりました。今回は昨年末にブラジルから観光で来訪されたお客様から頂戴した塩こんぶ以外の食材は全て首都ボゴタで手に入るものを使用しました。ここがポイントです(笑)我流ですが何とかなるものです。
今回はエビ・タコ、生椎茸と人参の煮物、だし巻き玉子、栗なしきんとん、ヅケマグロ、ほうれん草の白和え、なます、豆腐田楽(現在首都ボゴタでは味噌が欠品中で、以前から買いだめしておいた白味噌風の味噌は貴重な為少量使用)の9品です。
きんとん用のさつまいも、生椎茸、なます用の大根などは市内のパロケマオ中央市場に出向いて買い求めました。新年2日+日曜日という事もあり店頭に並んでいた野菜類はごく少量で、前述のアジア系野菜はたまたま売れ残っていたのがラッキーでした。
買い出しに出向いた際に遭遇したのが画像の重厚感あふれるクラシックカーです。ガソリンスタンドで給油中の所に出くわしました。思わず目が点になり、助手席に乗っていた御婦人(という表現がぴったり)に撮影許可を求めた所、笑顔でOKしてくれたので撮影しました。御婦人の立ち振る舞いはどうみても「トップ女優」の風格があり、明らかに一般人とは違うオーラを感じました。
聞いた所この車は1946年製のフォード、車齢なんと「76歳」です。にもかかわらずタイヤも含め全てピカピカに磨き上げられ、それはもう素晴らしいものでした。クラシックカーの宝庫と言えばキューバのハバナが有名ですが、実はここボゴタでもたまにではありますがこのような素晴らしく・しかもピカピカのオールドカーに出くわす事があるのです。
そして給油後、御婦人と御主人・そして息子達を乗せたこの車は「風と共に」去って行きました。それはさながら映画のワンシーンのようでした。
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