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コロンビアにおけるコロナウイルス「ミュー株」と「ワクチンパスポート」

久しく投稿が滞りました。当地在留邦人の方々の年末年始旅行予約お申し込みが多々あり、バタバタしていました。この間、日本ではコロナウイルス「ミュー株」について報じられていた事は承知しています。このミュー株についてコロンビア在住の私のコメント等を投稿します。

まずはっきりさせておきたいのは、このミュー株は「昨年末」には既に拡散していて今年2021年1月に新株として「発見」したのがコロンビアにある国立保健所(INS)です。日本における一部報道では「コロンビアで派生した」という事になっていますが決してそうではなく、あくまでも新たなウイルス株を見つけたのがコロンビアの国立衛生機関という事で、INSもコロンビアで派生したものではないと表明しています。

そしてこれも重要ですが、前述のINSが「新種株」として発見してからWHOが「ミュー(MU)」という名を付けて注意すべきウイルス株と公表するまで8カ月以上も日本の皆さん・そして我々コロンビア在住者は「名無し株」の存在を知らずに過ごしていました。ですので8月最終日にWHOがミュー株という名前を発表した直後からいきなり「ミュー株怖い」という話になっていますが、既に半年以上もその株は世界中に広まっていたのも事実です。この間、日本においてミュー株感染者が発見されたのは2021年9月現在で僅か「2人」に過ぎません。。。その事例もコロンビア滞在歴はなかった方です。当地コロンビアからは今まで多数の在留邦人の方々が日本へ一時帰国・本帰国をされていて私もその航空券手配を承っている傍ら、実は私自身も日本へ先日一時帰国しました。私はコロンビアから帰国した邦人のミュー株検出例は今まで一例も聞いていません。

そしてこれもデータに基づく「真実」ですが、6月に接種対象年齢引き下げが始まって以来各種既製ワクチンの大規模接種が進み、最も状況が悪化していた頃は一日あたりの新規感染者数が約3万人前後だったものが現在では一日あたり1,300-1500人と「20分の1」に激減し、死者も一日あたり数十人と、こちらも激減しています。ミュー株はワクチン耐性効果が薄くなると日本で報じられていますが、当地での実際は大規模接種開始後の新規感染者及び死者数が激減、日本の報道機関その他はこのつじつまをどう合わせるのでしょうか。ちなみに当地コロンビアではミュー株という名前が発表されて以降「全く」話題にもニュースにもなっていません。それまで名無し株だったこのウイルスは既製ワクチンの接種により新規感染者数が激減している事からもはや「過去に流行したウイルス」と捉えられています。
Covid19
こちらはコロンビア政府・厚生社会保障省(Ministry of Health and Social Protection)が発行するコロンビア政府公式の「デジタルワクチン接種証明書」いわゆる「ワクチンパスポート」です(個人情報の大半は消しています)。厚生社会保障省が運営するサイト「Mi Vacuna」から身分証明書(日本でいう所のマイナンバーカード)の情報を入力するとPDF形式でデジタル証明書が発行されます。必要な情報は全て記載されており、私はファイザー製ワクチンを二度接種・その接種日やロット番号も含め全て証明されています。右側のQRコードも塗りつぶしていますが、チェックする側はこのQRコードをかざすとデータをそのまま取り込む事が出来ます。このデジタル証明書の発行数はまだ少ないですが私は取得する事が出来ました。このデジタルワクチンパスポートは現時点では日本やアメリカなどよりも進んでいるのではないかと思います。

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