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コロンビア・争乱から復旧へ

4月末に始まった大規模デモ以来久しぶりにボゴタ市内にある中央市場へ買い出しに出掛けました。ボゴタ市内は現在一部地区を除きいつもののんびりした平穏な雰囲気がまた戻ってきました。
大儀なき暴力・封鎖行為は何も生みません。事実、5月はコロンビアの主要輸出産業であるコーヒー生豆の輸出は前年同月比で何と53%減、インフレ率は5月単月だけで1%の上昇(うち食料品は5.37%上昇)、商店などの売上も軒並み減となりました。左翼系グループや思想者・人権団体・報道機関などはこの間、反政府を叫び続け政府治安当局側の過剰制圧行為を非難するばかりでしたが、元をたどればデモ参加者及び暴徒側の暴力・破壊行為などなければ治安部隊が制圧に動く筈もなく、今日のような平穏な日々が普通なのです。人々が学び・働き・談笑し、人・物・カネが動く事で国が発展する筈です(人についてはコロナ禍ですので動かないのは仕方ありませんが)
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中央市場のフラワーマーケットも心なしか大規模デモ以前より並んでいる花々が多いような気がします。これらの美しい花々を作る農家の方々にとっても、せっかく丹精込めて作った花々が道路封鎖により出荷出来なければみすみす枯らしてしまうだけです。我々消費者はこれらの品々を購入する事で農家の方々を支援している訳です。
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道路封鎖が解除され、暴力・略奪行為がほぼ沈静化した事で野菜類もデモ騒動以前まで流通しているように思いました。この日は白菜・大根・生椎茸などを調達しました。野菜類も例外なく値上がりしていますが、それでも以前に近い状態まで流通してきているのは嬉しい事です。
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市内各所も急速に復旧が進んでいます。画像はボゴタ市内を走るトランスミレニオの駅の様子です。大半の駅は暴徒達によって破壊されましたが、驚くほどのスビートで修復されました。それでもこの通り落書きやガラスがなくなっている場所も残っていて、大暴動のすさまじさを改めて感じました。莫大な額の修復費用は後に運賃値上げで転嫁される筈です。それが暴徒達の仕業であっても利用者負担の原則であれば私は反対しません。
私がこのブログを立ち上げてから一貫しているのは、この場は社会の不正や問題などを追及・報じるものではなく、あくまでも一般市民として普段の町の様子や私自身が従事している観光業関係者としての視点から見たコロンビアの見所などを紹介する事です。街中が平穏だと報道関係の方々はネタに困るかもしれませんが、私は逆に「コロンビアの普段の姿」を紹介するのが使命だと思っています。私はコロンビアに住んでいますがコロンビア国民ではない外国人ですので愛国主義者ではありません。あくまでも一般市民(外国人)です。
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こちらは場面が異なり「フィンカ」と呼ばれる別荘・若しくは現地伝統様式の家屋です。今はまだ叶いませんが、このようなフィンカでのんびりとコーヒーを飲みまったりする日が再び訪れる事を楽しみにしています。富める者も貧しい者も、生活のレベルは当然違いますがそれなりに普通の生活が出来る、それが幸せであり、そこに暴力行為などは不要です。コロンビア国内はこれから復旧が進んでいく事でしょう。

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