コロナ禍の年の瀬
またしばらく投稿が滞りました。在宅での仕事の為なかなかネタがないのも事実でして・・・世はコロナ禍真っ只中、コロンビア国内も例外ではなく新規感染者が日々7,000~9,000人台で推移しています。3月下旬から始まった外出禁止・自粛令はとっくに解除されていますが、私自身それ以降ついにオフィスで出勤する事なく年末を迎えています。3月以降用事があって出社したのは現在までたった2回だけです。他の多くの人々も同様か、若しくは出勤は週に数回という人が多いのではないかと思います。
今年はコロナウイルスの影響でコロンビア国外からの来訪客がパタッと止まり悲惨な年末を迎えるのかと覚悟していましたが、12月に入り突如として日本一時御帰国航空券やコロンビア国内旅行等のお申し込みがドッと入り嬉しい状況下にあります。大笑いとはいきませんが少しだけ安堵して年を越えられそうな気がします。
先日久しぶりにボゴタ空港へ足を運びました。コロンビア国内は長く続いた雨季が明けたようで、この日は好天に恵まれました。コロナ禍前までは多い時では毎日・若しくは数日に一度は足を運んでいたボゴタ空港は「第二の仕事場」でもありました。前回ボゴタ空港を訪れたのは商業便の運航が再開した直後の9月でした。その時は空港に人の姿が殆どなく、再開には程遠いと気持ち的に凹んで空港を後にました。それに比べて今回は到着する人を待ち受ける人々や出発する旅客に同行してきた家族などの姿が多く見られました。
左画像が国際線到着口・右画像は国内線到着口の様子です。現在も航空券を持つ旅客以外ターミナル内に立ち入る事が出来ません。この日はターミナル内に入れるかなと淡い期待を持って空港へ行きましたがやはり駄目でした。3月以前まではターミナルの中に入り到着されたお客様を迎えたり、二階の国内線・国際線出発チェックインカウンターで搭乗手続きのアシスト業務を頻繁にしていましたが未だそれは不可能な状況です。それを知っておく理由もあってのボゴタ空港視察でした。
今年の年末年始は国外からのお客様をお迎えする事なく過ごす事になります。例年この時期は複数の個人・グループのアテンドをしていましたがコロナ禍ではどうしようもありません。他の中南米各国・とりわけ日本からの団体ツアーが多く催行されている国の観光業関係者の方々は悲しい年末になってる事と思います。その中において私は当地コロンビア在留邦人の方々の一時御帰国航空券手配や国内旅行手配などを取り扱わせて頂く事が出来るだけでも幸運だと思っています。
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