失われた5か月を経て新たな生活へ
やっと終わります・・・実に5か月にも及んだ外出自粛・禁止令。精神的に相当追い込まれ、向上心というものを完全に失っていました。どう長くても8月で終わるという覚悟で日々を過ごしていましたので、これが9月以降まで延長されたらもう持たないと悲壮感さえ感じていました。これで一部制限(スーパー等の入店は身分証明書の末尾番号により2日に一度、オフィスでの勤務体制など)はありますが、やっと普通に近い生活に戻れます。
コロンビア国内線は9月から暫定的に14路線(ボゴタ発着はカリ・カルタヘナ・メデジン・バランキージャ・ブカラマンガ・ククタ・サンタマルタ・モンテリア・パスト・サンアンドレス島・ビジャビセンシオ)が復活運航します。国際線につきましてはまだ未定で、こちらは近いうちに路線等が発表される筈です。
9月1日から郊外の町その他、陸路移動も可能となります。これまで5か月、国内旅行はおろか隣町さえも行けない軟禁状態が続き、旅行業界関係者としては失意のどん底にありました。コロンビア在留邦人の方々も息抜きで郊外へドライブに出かける事すら許されない日々が5カ月も続いてストレスが最大状態だったと思います。これも8月をもって終了し、9月からは近郊への旅行も可能になります。
この間失ったものは多々ありました。コロナ禍さえなければ今頃はオリンピックの大掛かりな手配を終えてホッと一息ついていた筈です。IDB(米州開発銀行)年次総会のキャンセルから始まり、豪華クルーズ船「飛鳥II」寄港キャンセル、サッカー・コパアメリカ(南米選手権)決勝関係の手配その他軒並みキャンセルとなり一転して苦境に追い込まれました。一時はこの仕事を続ける事に限界を感じたのも事実です。
9月から5か月以上ぶりに移動の制限を受ける事無くあちこち訪れる事が出来ます。勿論コロナ感染には最大限気を付ける必要がありますが、5か月も足を踏みいれていないボゴタ市旧市街地区の観光スポットや郊外の観光地などを訪れてみたいと思っています。一から出直しの人生です。皆さんに「コロンビアへ行ってみたい」と思って頂けるよう、再び情報を発信していければと考えています。
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