コロンビアにもある「ピンクラグーン」は今が見頃
昨年10月の「花の国コロンビア」ツアー以来久しぶりに世界遺産の古都カルタヘナに出張し、4名様の専属ガイド業務を行いました。現在(2月)のコロンビア国内は基本的には乾期・それも一年で最も暑くなる時期となっています(コロンビア国内の大半は北半球に位置していますが)3日間の滞在中、カルタヘナ市内・近郊などをご案内しました。その中で私個人的に最も気になっていたのが、以前ご紹介しました「コロンビアにもあるピンクラグーン(カリブ海沿いにあるピンク色の塩田)」の状態でした。前回2019年10月時点ではややピンクがかった状態でした。現地からの情報ではこのピンクラグーンが見頃となるのは例年1月から4月位までとの事で、シーズン入りした現地訪問を楽しみにしていました。
この「コロンビアのピンクラグーン」は先日もご紹介しました通り観光地カルタヘナから車で40-50分の「ガレラサンバ(Galerazamba)」村にあります。メキシコにもピンクラグーンがあり有名ですが、こちらは観光地カンクンから約4-5時間の距離にあるのに対して、コロンビアのピンクラグーンは一時間以内でたどり着ける距離的近さが魅力です。そんなコロンビアのピンクラグーンですが・・・
車からピンクラグーンの姿が見えた瞬間から驚愕しました。今が見頃とはまさにこの事で、昨年10月とは比べ物にならない程ピンク(というよりも朱色に近い)素晴らしい姿を見せていました。同じように見える画像ですが、何十枚撮ったかという程、この姿に感動しました。
カメラの角度、太陽の角度、日差しの強弱によってピンクの色合いが微妙に異なります。実際に見るとそれはもう素晴らしい色でした。私は本来ガイドとしてこの場に来た筈でしたが、正直な所お客様を差し置いて画像を撮りまくっていました(笑)
お客様グループも勿論喜ばれ、記念写真撮りまくりでした。情報では二週間前位までは色が薄かったようですが、この日は最高の色合いでした。この時期が見頃なのは、雨が降らず年間を通じて最も暑い時期の為、海水を引き込んだ塩水の水温がピンク色になる(ドナリエラという微細藻が大発生する)条件である28度に達する日数が連日に及ぶ為です。その為、雨期にはこのような色にはなりません。
失礼ながら私も記念に撮らせて頂きました。何となく太っているように見えますが、これは後ろから吹く強風で着ていた服が膨らんだ為です(言い訳)あまりにも風が強い為、着用している帽子が飛ばないよう手で押さえているのです。
今回この地を訪れた4名様と共に記念撮影です。おそらく見頃に来た今年最初の日本人グループではないかと思います。後ろの区画は昨年10月の時点では色が付いていませんでしたが、こちらもピンクラグーン状態になっていました。
見渡す限り一面に広がっていたピンクラグーン、これには言葉がありませんでした。まさに良い時期に訪れたと思います。これぞ自然の美という感じでした。
現地住民ガイドがカメラの角度をあれこれ変えているのがお分かり頂けます。そうなんです、カメラの角度次第でラグーンの色が変わるなかなか撮影が難しいのがこのピンクラグーンなのです。今まさに見頃を迎えているコロンビアのピンクラグーン、日本人の皆様方にもっと知って頂き、訪れて頂きたい一押しの観光スポットです。
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