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2020年1月

首都ボゴタ近郊にあるロッククライミングの名所・Suescaの大断層

先日首都ボゴタ近郊にてヘリコプターでの遊覧飛行中、初めて目にした光景が高さ100m以上に及ぶ大断層地帯でした。それは明らかに山の盛り上がりではなく、ある所から一気にスパッと切れたすごい場所でした。帰宅後早速地図で検索した所、そこはSuesca(スエスカ)村の外れと分かり、是非とも実際その場に立ってみたく、新年早々の三連休を利用して訪れてみました。
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Rocas(Rocks) de Suescaと呼ばれているこの場所は村から約1kmほど離れた場所にあり、首都ボゴタからは車で北へ約1.5時間ほどの所です。この日は三連休半ばという事もあり、岩場観光の拠点となる場所には多くの観光客の姿がありました。岩場へは既に廃線となった線路があり、ここを伝って行く事になります。
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私はこの人力トロッコ(四方に付けられた支柱を二人の男性が持って押し歩きしながら進む原始的な移動方法)を使って移動した為、歩く事なく楽々と、且つ移動しながら画像撮影が出来て好都合でした。ちなみにこの人力トロッコは週末と祝日のみ「運行」しているようです(一人あたり片道あたり3,000~5,000コロンビアペソ・約100円~110円前後)
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この大断層地帯を訪れるにあたって調べた所、ここは以前から「ロッククライミング」の名所として知られている場所でした。確かにあちこちでロッククライミングに挑戦する人々の姿がありました。
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更に進んでいくといよいよ大断層地帯が見えてきました。これこそ地上から見てみたかったスエスカの大断層です。上空から見た時のスケールの大きさにも驚きましたが、下から見た大断層もその迫力に圧倒されました。
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首都ボゴタからほんの少しの時間と距離でこんな壮大な景色があったとは、今更ながら驚きました。今はちょうど一年を通じて最も好天が続く時期で、日差しがとりわけ強い事もあり画像がとても映えました。ロッキー山脈にも似たとはいささか言い過ぎですが、垂直に切り立った断層は圧巻の一言に尽きました。
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先に紹介したこの人力トロッコ、行きに起点から利用したのは私一人だけの「貸し切り」状態でした。あとは皆片道約1km近い距離を歩いていたので、逆に何故利用しないのかと不思議に思った位人夫の二人が暇そうにしていたのを良い事に、私のペースで廃線の線路を移動したのもラッキーでした。しばらく待ってもらい周囲を撮影する事も出来ました。
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見るとあちこちでロッククライミングをしているのが分かりました。さすが名所だけあります。私はロッククライミングはしないので見ているだけでしたが、ロッククライマーの方々には魅力的な場所なのだと思います。
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通りかかった人から人夫に「向こうで荷物を置いて待っている人がいる」と言われた為、戻りの運賃も払うからという条件で更に進むと、そこは「キャンプ場」でした。どうやらここはキャンプ場でもあり、夜には星空を鑑賞するツアーなども催行しているようです。なるほど周囲には道路がない為静かな環境下、且つ目の前にはスケールの大きい大断層ですのでロケーションは良さそうです。
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このSuesca(スエスカ)の大断層にいた時間は僅かでしたが、人力トロッコのお陰で効率良く、全く疲れる事なく壮大なスケールの巨大な岩場を堪能する事が出来ました。この大断層は週末・祝日に訪れる事をお勧めします。拠点の場所にはレストランやロッククライミングその他のツアー会社オフィスが複数あり、週末でしたら存分楽しめる筈です。


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2020年元日

新年明けましておめでとうございます。コロンビア・ボゴタは今年も快晴の下、新しい年を迎えました。この地に来て23年目になりますが、元日の朝に雨が降った事は今まで一度もないというジンクスは今年も変わる事がありませんでした。
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私の元日は朝3時起床・12日間に及んだコロンビア国内周遊旅行最終日となったお客様方をお見送りし、例年通り御来光を拝んで元日が始まりました。自家製神棚も新年模様にして新たな気持ちで一年を過ごしていきます。単なる偶然の重なりだと思いますが、今年は1月から続々と日本人の方々が観光その他で来訪される事が決まっていて、1月だけで延べ約60人・今年第一四半期では現時点で約200名近い方々をお迎えする予定です。忙しくなりそうです。加えて今年は「オリンピックイヤー」それも東京でのオリンピックですので、絶好の商機と捉え臨むつもりです。
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今年の元日も「小料理あらい」特製(笑)の自己流ではありますが元日用の料理とお雑煮を食べながら新年を迎える事が出来ました。昨年末は大晦日までガイド業務を行っていましたので間に合わないかと諦めていましたが、予定よりも早くツアーが終了したので何とか間に合いました。
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左画像は「栗きんとん」「なます」「白菜の浅漬け」「ほうれん草の白和え」です。栗きんとんのうちきんとんは手作りですが、栗はさすがにコロンビアでは手に入らないので日本で調達したものです。中画像は煮物各種、そして右画像は「だし巻き玉子」「紅白かまぼこ」そして私にとってのお気に入りの一品・三重県桑名にある老舗「新之助貝新」のあみ佃煮と同じく貝新の若炊きたけのこです。
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白菜の浅漬けは昨年始めからほぼ毎日作っています。週末の度に市内にあるパロケマオ市場で大量の白菜を仕入れ、ざく切りにしたものをボウルにどっさりと入れて多めに塩を入れて、両手でグイグイ揉んでいくとどっさりだった白菜が水を出して中画像位に縮んでいきます。程良くしなった所で大量の水で塩気を洗い流して完成です。時折お好みで日本で調達した唐辛子の輪切りを添える事もあります。私はキムチのような激辛系は苦手(というか嫌いな方)なので、浅漬けは私にとってはお気に入りです。御入用の方、格安でお分けします(笑)
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栗きんとん用のきんとんは昨年末にこれも同じパロケマオ市場で色形の良いさつまいもが手に入ったので、せいろで蒸し上げて丁寧に裏ごしをして作りました。元々栗きんとんは大好きでしたので何とかして食べたいという執念の下での手作り品です(笑)

今年2020年はどんな年になるのか、例年の事ですが私にとって一年を無事に過ごせたというのが「良い事」です。今年は大きなイベントなどが多々ある事が既にはっきりしていますが、決して高望みする事なく無事に過ごしていきたいと思っています。


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