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2019年5月

ボゴタ在留邦人向けコーヒー農園収穫体験ツアー催行

先日来告知していましたボゴタ在留邦人の方々向けに募集しました「コーヒー農園収穫体験ツアー」、楽しく催行しました。当日ガイドとして皆さんと御一緒しました為、自ら撮影した画像がかなり少ない事に後から気が付きました。

約7年ぶりに催行したこのツアー、今回は前回比で約1.5倍の35名様のご参加を賜りました。ご参加頂きました皆様、有難うございました。グループは単身やご夫妻でコロンビア赴任中の方々やご家族連れなどで構成され、結果としてバスを増車して二台体制とし「一般車」「家族用車」に分けたのが大当たりで、ご家族様からは「気兼ねなく利用出来た」と好評でした。
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ご参加された皆様から承諾を得ていませんので、各人のお顔に加工を施しました。この日はまずまずの天気の中、ツアーを催行しました。結果として農園内では全く雨に降られる事無く、楽しい一時を過ごす事が出来ました。

あるお客様からの感想で「コロンビア国内を旅行してガイドの説明を聞いても半分も分からなかったりしますが、今回は日本語でのガイドだったので100%理解出来ました」とのコメントを頂きました。今回のツアーでは当方がガイドをさせて頂き、今まで何度も日本人の個人・団体ツアー向けに行ったガイド業務を久しぶりにボゴタ在留邦人の方々に務めさせて頂き、とても嬉しく思いました。
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今回35名様のガイドをさせて頂いた「秘密兵器」がこのポータブルマイクスピーカーセットです。パスポートサイズのスピーカーにヘッドセットマイク、これで大声を出さずとも全員の方々に声が届きます。これがあるのとないのでは大違いです。ちなみに日本からの団体ツアーの場合で他の観光客がいる為大声を出せない場合には「イヤホンマイク」を使用し、お客様もイヤホンセットを付けてこちらが小声でも皆さんに聞こえるような器具を用意しています。
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これらの画像は別の日に撮影したものです。この日は赤い実を獲れるだけ獲って頂き、そこから加工・焙煎までの工程を全てご案内しました。ツアー途中ではコーヒーとは直接関係はありませんが「カカオの実」やバナナ・オレンジ・金柑などの木々もご覧頂きました。
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そして昼食は農園特製のアヒアコ(ポテトシチュー)にアボカドサラダ、そしてスペインから伝わってコロンビアでも広く食べられている未発酵チーズ「クアハダ」(自家製)をご提供しました。この農園のアヒアコはボゴタのレストランで食べるそれよりも美味しいと、いつも思っています。そして自家製クアハダも味にクセがなく(作り方によっては固かったり塩気があったりします)私はとても好きです。これに黒蜜をかけるのがコロンビア風です。
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お食事中の光景です。特設テラスは35名様でもお食事可能なスペースです。今回のツアーは昼食付という事もあり、収穫体験に加えて美味しいコロンビア料理も堪能頂きました。アヒアコはお代わりをされている方々も結構いらっしゃったようです。
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お食事の後には「抽選会」も行い、日本で使えるギフト券や侍ジャパン公式応援ユニフォームなどを進呈しました。楽しい一時を過ごして頂いた事と思います。
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そして園内での締めとしてご参加された方々全員での集合写真を撮影しました。こちらも皆様の許可を頂いていませんのでお顔に加工を施していますが、皆様良い表情です。私の一生の記念になる一コマです。

今回の約7年ぶりに催行したボゴタ在留邦人の方々向けコーヒー農園収穫体験ツアー、大きなトラブルや天候不良もなく無事終了し、私としてはこの仕事の集大成というか、普段当地在住の日本人の方々はまず存じ上げない私の別の仕事を知って頂き、とても光栄に思いました。

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南米コロンビア・標高3,000m超でのパラグライダー遊覧飛行ツアー

今年のゴールデンウイークには複数の方々をお迎えしました。全てのケースがお客様のご希望を取り入れたオリジナル・プライベートツアーでした。その中で自分としても初めてご案内したのがタイトル通りの標高3,000m超でのパラグライダー遊覧飛行ツアーでした。
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場所は首都ボゴタから車で約30分程度、山を越えてしばらくすると目的の村に到着します。パラグライダー遊覧飛行ツアーは前日までに申し込みが必要で、乗馬ツアーを行った後に電話で連絡を取り予約の確認を行い、当日現地入りしました。パラグライダーはこの村から見える一番高い山の頂上付近から滑空するのですが、頂上付近までは道らしきものがない為画像の旧式トヨタランドクルーザーで登っていきました。
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ところが山を登っていくうちに雲海の中に入ってしまい、頂上にたどり着いた時には完全に雲の中、下界の視界は「ゼロメートル」しかも雨が降り出す始末でとても滑空どころではなく、約一時間ほど待機する羽目になりました。その間、推定標高3,300m前後の頂上はすさまじい寒さでお客様お二人と私は段々気分が萎えてくるのがはっきりと分かりました。

寒さと下界が完全に見えない中でいい加減止めて降りようかと思い始めた矢先にパラグライダーのパイロット(?)が不意に「飛ぶよ!」と言い始めたので、お客様も半ば意気消沈している中で飛行準備が始まりました。
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そしていよいよ二つのパラグライダーが離陸しました。この時点で下界が僅かに見え始めましたが、なかなか厳しいコンディションの中での半ば強引な離陸かと私自身は思っていました。
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ところが離陸後10秒ほどで突然画像の通り視界がパーッと広がり、素晴らしい景色が目の前に現れました。これぞまさに「奇跡」本当に驚きました。後で知りましたが、パイロットと下界の仲間との間で雲の流れを確認していて、下から巻き上げる風が雲を払うタイミングを見計らっていたようでした。
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その後はご覧の通りです。素晴らしい一時でした。後でお客様に伺った所、飛行中は麓の村々や付近にあるダム湖などが見えていたそうです。パイロットの事前の説明では、もっと飛行時間が長ければ大小二つのダム湖を見ながら滑空するとの事でした。

南米コロンビア・首都ボゴタ近郊の3,000m超でのパラグライダー遊覧飛行ツアー、ちょっと変わった体験(観光)をしたいという方向けにアレンジします。


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ボゴタの夜景とナイトクラブツアー催行

日本はゴールデンウイークという事で、現在複数組のお客様をお迎えしています。最初のお客様はボゴタ市内観光の途中で夜景を撮影したいというご希望があり、土曜日の夕刻にご案内しました。
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場所は画像のビルの屋上です。夜景と言えば標高3,100mの「モンセラーテの丘」が有名ですが、ここは何度かご説明しています通り、眺め自体は良いのですがここから見えるのはボゴタ全体の約半分です。その点、このビルからは360度大都会を見渡す事が出来る「絶景ポイント」なのです。
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夜ですので位置関係が分からないでしょうね。画像は順に北から西・南へと撮影しています。この時間は展望台(というか屋上)訪れる人もそれなりに多く、賑わっていました。この夜景を見るツアーは土曜日の夕刻限定です。金曜日も屋上に行く事は出来るのですが、この日は特にカップルが多く上がるのに時間がかかります。という事での土曜日限定ツアーです。
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そしてホテルに戻り次にご案内したのがナイトクラブ「Gaira」です。ここは「バジェナート」というコロンビア国内・カリブ地方が発祥のアップテンポの音楽を聞かせてくれる所です。オーナーの一人は中画像中心に顔写真がある、バジェナート歌手としてはラテンアメリカではとても有名な「カルロス・ビベス」です。
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この日は夜の10時から一時間ほどのバジェナートショーが行われました。Gairaは基本的に予約制で、中に入る為に一人30,000コロンビアペソ(約1,100円)を支払う必要があります。システムがよく分からなかったのですが飲み物や食事を取る事も出来ます(安くない)右画像に見られます通り、1階から3階までびっしりと客で埋め尽くされ、ステージではバジェナートには欠かせないアコーディオンのアップテンポの音色と共に軽快な曲で皆ノリノリでした。

こんな感じで他ではまず体験する事が出来ない「夜のツアー」も勿論お一人様からアレンジ・催行します。

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