一部のお客様・取引先の方々にはメールでご案内の通り、今月中旬からバランキージャで開催される野球のU23ワールドカップ開催に伴い「侍ジャパン」の皆様のお世話をさせて頂く関係で外勤・オフィス不在となります。その他にも複数のツアーガイド業務があり、今月は月の三分の二が外勤で有難い事です。今回は先日6名様のグループをボゴタ市内+近郊へご案内した際の記録です。

二日間のツアー、初日は首都ボゴタをご案内しました。標高3,100mのモンセラーテの丘の他、ボゴタ発祥の地やカンデラリア・旧市街地区などを巡るツアーでした。首都ボゴタはこの所午後になると大雨に見舞われて、いよいよ雨期に入ったかという感じですが、ツアーを催行したこの二日間は幸運にも全く雨が降りませんでした。
左画像は「ボゴタ発祥の地」付近です。古い家屋の向こう側にはモンセラーテの丘が見える撮影スポットでの一コマです。中画像は大統領府と強風になびくコロンビア国旗、そして右画像はこの日の昼食の一コマです。ボゴタ及び近郊の名物料理・ポテトシチューの「アヒアコ」をご提供しました。

二日目は首都ボゴタ近郊にある「グアタビータ湖」と「シパキラ岩塩坑道」を巡るツアーをご案内しました。グアタビータ湖は「エル・ドラド」(黄金伝説・若しくは黄金郷)の語源となった場所です(ここでの詳細説明は割愛します)
グアタビータ湖ツアーはここを管理する政府機関のガイドが付き、単独行動は認められていません。我々も他のグループとの混載となり、一番最後の列で行動しました。湖への道のりの途中は険しい坂が続きます。ここは確かに黄金伝説が残る場所ではありますが、道のりの途中には右画像に見られる高山植物も数多く見られる所でもあります。昨今はこちらの方が注目されているような気がしました。

こちらがエル・ドラド、黄金伝説が残るグアタビータ湖です。湖底には未だに多くの金製品や付近で採掘されるエメラルドが眠っているとされている神秘の湖です。とはいえここにあるのは展望台とスペイン語・英語による簡単な説明の看板のみ、売店などもありません。数多くあるのは自然植物です。ちなみにツアー自体は約二時間ですがこの間途中にトイレは一つもありませんので要注意です。
この後シパキラへと向かい、岩塩坑道を見学して無事予定時刻にボゴタへ帰着しました。
昨今観光でコロンビアを訪れる方々が増えているのはとても喜ばしい事です。私自身はコロンビア国内に常勤している唯一の日本人旅行業関係者として多くの観光ツアーを手掛けています。私の個人的意見としては、ご案内するのはお一人から多くても5,6人のグループツアーだと皆様をご案内し易いですね。今月はこの他にも複数の日本人の方々をお迎えします。
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