クルーズ船寄港地・カルタヘナ出張
コロンビア・カルタヘナと言えばカリブ海沿いの古都であり、世界遺産の町でもあります。その他に日本人の方々にはあまり知られていないのが「クルーズ船寄港地」としての町です。このカルタヘナには年間を通じて非常に多くのクルーズ船が寄港します。そんなカルタヘナに日帰り出張してきました。
カルタヘナへの着陸直前に機内からクルーズ船を見る事が出来ました。後から知りましたがこの船はドイツから来訪したものでした。右画像は年間を通じて非常に多くのクルーズ船が寄港するカルタヘナ港です。
ここは「ボベダス」と呼ばれている民芸品市場です。その昔は武器・弾薬庫、そして一時は刑務所としても使用されました。23の区画があり、中には民芸品店などが軒を連ねています。クルーズ船運航会社が主催するツアーではほぼ全てこのボベダスを拠点とします。上空から見えたドイツのクルーズ船乗客の団体と鉢合わせになりました。
ここは23の区画の一つ「闘牛博物館(Museo Taurino)」です。 博物館というよりもちょっとしたカフェのような空間です。
ボベダスにしばらくいた所、ちょうど他のグループ向けの観光馬車による旧市街地区巡りツアーに遭遇しました。観光馬車は通常夕方から夜にかけて運行するのですが、このようにクルーズ船乗客向けツアーとしてチャーターされる事もあります。この日カルタヘナ港に接岸したのはドイツのクルーズ船だけだったようです。
ボベダスの前・そして旧市街地区の中にはコロンビア特産のエメラルド製品を販売している店舗が数多くあります。客の大半はクルーズ船乗客ではないかと思います。
別の場所に移動した所、またしても馬車ツアーに遭遇しました。何台チャーターしたのか分かりませんでしたが、おそらく相当数借り切った筈です。旧市街の小道・そして右画像は通称「馬車広場(かつてはここが馬車の発着地でここで客待ちをして乗せていました)」と時計門を通過していきました。
今回は観光ではなく日帰り出張だった為にカルタヘナ滞在時間が限られ、その間に慌ただしく昼食を取りました。この店は私が手配するカルタヘナツアーで日本人の方々を御案内している所です。カルタヘナと言えばカリブ海が目の前にありますから当然シーフードという事で、いわゆるセットメニュー(スープ・1プレートのメイン)を注文しました。ジュースは「コロソ(Corozo) 」と呼ばれるカリブ海地域でよく見かける赤い実を使ったものです。このコロソジュースは首都ボゴタで飲む事はまず不可能です。
そして午後からは新市街・ビーチ地区に移動して業務を行いました。右画像に見える高層の建物は、左が現時点でカルタヘナ最高級のホテル・ハイアットリージェンシー、右がコロンビア資本のホテルチェーンEstelar(エステラール)グループのホテルEstelar Cartagenaです。今回は短い滞在時間でしたが、非常に有意義な出張となりました。
ここからは「おまけ」の投稿です。業務を終えてボゴタへの帰路の画像です。予め得ていた情報では、Avianca航空のボゴタへのフライトは「ボーイング787」による運航という事で楽しみにしていたのですが、いざ搭乗という事で目の前に現れたのはB787ではなく二発エンジンの「エアバスA330」あれれ???という感じでした。エアバスA330も長距離線用として使用されています。ビジネスクラスのシートは・・・うーん、「普通」ですね。日系航空会社では10年以上前に使用していた長距離線用シートといった感じです。
そして夕刻のカルタヘナから無事飛び立ちました。右画像を拡大すると青い機体が見えます。ちょうどKLMオランダ航空が駐機中でした。KLMはアムステルダム~ボゴタ~カルタヘナというトライアングルルートで運航しています(2018年3月現在)
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