ユナイテッド航空日本支社主催・コロンビア視察旅行(カルタヘナ編)
前回に続き、ユナイテッド航空日本支社主催・複数の旅行会社の参加によるコロンビア視察旅行・カルタヘナ編です。
前週の日本からの団体ツアーガイドに続き、今度は「旅のプロ」の皆さんと同行という事で、いわゆる一般の方々とは異なる見方での観光でした。左は世界遺産の一つ「サン・フェリペ城塞」前での一コマです。建設と海賊による破壊を繰り返して結局はおよそ100年もかけて完成したのがこのサン・フェリペ城塞です。
中・右画像はカルタヘナ市内最高所の「ポパの丘」での一コマです。ポパの丘につきましては斜面崩落の危険性がありましたので長らく閉鎖されていましたが、つい先日から立ち入れるようになりました。この日は昼過ぎにメデジンから到着し、そのまま視察観光をした為、ポパの丘に立ったのは夕方近くとなり、とても素晴らしい景色が広がりました。
左画像はカルタヘナ市内最古級の建築物である「サントドミンゴ教会」前での一コマです。さすが国際観光都市・そして世界文化遺産指定の旧市街地区という事もあり、多くの観光客の姿がありました。中画像は"ドレーク海峡"の名でも知られているイギリスの海賊フランシス・ドレークの住居です。カルタヘナの旧市街地区は度々海賊の襲撃に遭い、1586年にはドレークによって占拠された事があります。ここは占拠当時住んでいた場所です。
そして右画像は夜のカルタヘナ旧市街地区の光景です。市内観光を終える頃にはカテドラル(大聖堂)が美しくライトアップされていました。
翌日はカルタヘナの沖合にある「ロサリオ諸島」を視察観光し(私は同行せず)、最終日には市内の複数のホテル視察(ホテル・インスペクション)を行いました。旅のプロの方々の視察旅行ですので、単なる物見遊山ではなくツアーを企画する立場から観光地・カルタヘナを知って頂く為の旅行でしたので、ホテルも含め限られた時間でご覧頂きました。
各画像をクリックすると拡大します。左画像はカテドラル、そして中・右画像に見える古い建物はサン・ペドロ・クラベール教会、そして画像奥に広がる高層の建物群は新市街・ボカグランデ地区のホテルやリゾートマンション群です。歴史と発展、この二つが共存しているのがカルタヘナです。この画像は視察先のホテル最上階から撮影したものです。カルタヘナで今まで撮影した画像の中で、私自身が最も気に入っているものの一つです。
カルタヘナに滞在した三日間、連日大型クルーズ船がカルタヘナに寄港しました。今はクルーズ船の寄港シーズンらしく、一隻あたり数百人から1,000人規模の乗客が一時的にカルタヘナへ上陸し、世界遺産の旧市街地区を観光します。その為、カルタヘナ港からバスを数十台連ねて旧市街地区とを往復するのが常です。
旧市街地区の道は昔の造りの為狭く、その為大型バスは通行出来ない為、このような中型のマイクロバスが運用されます。カルタヘナを訪れる外国人観光客数が首都ボゴタよりも圧倒的に多い理由がこのクルーズ船乗客の一時上陸が理由です。
国際観光都市・カルタヘナには様々なタイプのレストランがあります。いずれも観光地料金という事で正直決して安くはありません。ある程度名の通ったレストランであればセットランチは約1,000円以上、夕食にもツーリスト向けセットメニューもありますが、こちらは約3,000円(飲物・デザート付き)前後からです。
今回の滞在中、最終日の夕食はコロンビア政府機関である"PROCOLOMBIA"(コロンビア貿易投資観光促進機構)からの招待を受け、カルタヘナ事務所観光担当の方と共にしました。メニューは撮影しませんでしたが、さすが名の知られたレストランだけあり、各品が凝ったものでした。
今年は昨年に比して日本人の方々の個人・団体でのコロンビア観光訪問者数が前年比でかなり上回っている事を身をもって実感しています。今後更に日本人観光客数が増えて行く事は間違いないものと思われます。
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