南米コロンビアへのスペイン語留学
記事投稿が大分滞りました。と言っても勝手気ままに書いているので「マイペース」です。この間、有難い事に多忙の日々が続きました。その一つがタイトルにもある「南米コロンビアへのスペイン語留学」です。この件は私にとって今年の重要手配案件の一つでした。
先月8月から一ヶ月、日本より上智大学(東京)・南山大学(愛知)の学生・教授グループが合同で首都ボゴタにあるハベリアーナ教皇大学(Pontificia Universidad Javeriana・英語名ではPontificical Xavierian University)でのスペイン語クラスを受講し、無事終了の後帰国されました。ハベリアーナ大学はローマ教皇庁・イエズス会により1623年に設立された歴史ある大学です。
ハベリアーナ(英語名Xavierian)の名前の由来は、イエズス会(男子修道会・現教皇フランシスコは歴代初のイエズス会出身)創設者の一人である「聖フランシスコ・ハビエル(Francisco Javier)(日本でも布教活動をしたフランシスコ・ザビエル(Xavier))」の名前が由来となっています。上智大学もイエズス会により設立された大学ですのでハベリアーナ大学とは提携関係にあり、南山大学は上智大学の姉妹校である事から、今回の二大学合同短期留学プログラムが組まれた次第です。
上智・南山大学合同スペイン語短期留学プログラムにおいて、当方はハベリアーナ大学への短期留学受講料支払手続き、皆さんの移動車両手配や三連休を利用したカルタヘナ旅行などをアレンジさせて頂きました。カルタヘナ旅行の方は同行しませんでしたので、画像はボゴタで撮影したものです。
南米コロンビアでスペイン語留学というとピンと来ない方が大半だと思います。実は近年スペイン語圏への駐在要員語学養成の場所として、ボゴタのハベリアーナ大学でスペイン語を学ばせる大手日本企業が増えてきています。ボゴタで話されるスペイン語は発音にクセが少なく、外国人を対象としたスペイン語クラスの質も高い事からスペイン語研修地に選ばれているのでしょう。
一ヶ月のコロンビア滞在という事で出発前に少なからず心配された親御さんもいらっしゃったかもしれませんが、当の学生さん達は充実した日々を過ごされた事と思います。最終日にはボゴタからの便が11時間も遅延するというトラブルがありましたが、帰国の途に就かれました。
5月に一時帰国した折、上智大学内で本件の打ち合わせの場に加えて頂きました。それから約三か月後の8月に南山大学一行と合わせた合同グループの皆様をボゴタでお迎えし、一ヶ月を経て送り出す事が出来ました。ボゴタでスペイン語を学ばれた学生さんの中で、将来コロンビア・若しくはスペイン語圏で活躍される「スペイン語エキスパート」が出て来る事を期待しています。
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