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2017年7月

コロンビア国内視察旅行(2)-ペニョール・グアタペ-

日本の旅行会社向けコロンビア国内視察旅行・FAM TRIP、カルタヘナ視察の次は空路でメデジンへ飛び、近郊にある観光名所エル・ペニョールと付近にあるグアタペ村を訪れました。

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我々はメデジン空港到着後、直接エル・ペニョールに向かいました。空港からは車で約1時間程です。途中の道沿いにはコーヒーの木々が見えたり、様々な野菜・果物類などの畑がありました。

左画像は昼食場所となったレストランから見えるエル・ペニョール、そして右画像は到着直前の画像です。ペニョールとは「大きな岩」を意味します。高さ約220mの巨大な一枚岩は特異な姿です。巨岩・ペニョールは近づくにつれてそのすごい姿に圧倒されます。頂上への移動方法は岩の合間を縫うように作られた700段以上の階段のみです。ジグザグ状の階段は途中から上り用と下り用が交差するようになっていて、その姿は「靴ひも」とも称されています。

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左画像はペニョールの巨岩を上る途中で撮影した巨大なダム湖の姿です。階段は狭く急で、健脚の方でも頂上へたどり着くまで約15分程度かかります。高所恐怖症の方は覚悟が必要です。また、階段にいわゆる手すりは付いていませんのでなかなかしんどいです。私は高所恐怖症 「諸般の事情」により、途中の場所で皆さんが下りて来るのを待つ事にしました。

中画像はダム湖をクルーズ中の観光船です。この船は右側に見える白い建物のホテルが所有しているものです。我々はこのホテルのレストランで昼食を取りました。

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そしてこちらがエル・ペニョールから車で約10分ほどの場所にある「グアタペ村」です。村おこしの為に各家が施した派手な塗装と、外壁にそれぞれ異なるテーマを持ったタイルを貼り付けた姿が、今や大観光地となって国内外から観光客が押し寄せています。画像をクリックすると拡大します。派手な外装はまるでおとぎ話の世界に入ったようです。途中にあった広場をほぼ占拠していたのは大半が外国人観光客達でした。

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グアタペ村の中でも最も古くから個性的なタイル付けが始まった一角の小道を散策しました。かなり個性的で撮影にはピッタリの場所です。そして右画像は小道を縫うようにして走っているトゥクトゥクです。このトゥクトゥクはグアタペ村と巨岩・ペニョールの間も走っています。

今回のコロンビアFAM TRIPのスケジュール自体がかなり詰まったものでしたので、グアタペ村に着いた頃には既に夕刻近くになり、画像そのものは少々暗くなりました。晴れた日の日中にこの村を訪れたなら、印象がまた大きく異なる事でしょう。

メデジン近郊の巨岩・ペニョールとカラフルなグアタペ村、是非とも訪れてみて下さい。

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コロンビア国内視察旅行(1)-カルタヘナ-

先日、日本の旅行会社向けに催行したコロンビア国内視察旅行(通称FAM TRIP)のガイドとして首都ボゴタと近郊・カルタヘナ・メデジンでのフルアテンド業務を行いました。今回のガイドは通常の一般のお客様向けではなく、日本においてコロンビアへのツアーを企画・販売・催行して頂く旅行会社の担当者の方々・つまり同業のプロ相手の業務でしたので、通常とは違う専門用語も飛び交うものでした。

私にとってこの業務は「本業」の一つであり、生半可な気持ちでは仕事をしていません。コロンビア国内において日本の旅行業界のプロもご案内出来る唯一の日本人と自覚しています。という事で各所での撮影した画像を含めて投稿します。

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左画像はカルタヘナへの着陸が近づいた頃の画像です。以前ご紹介した事がある通り、ボゴタから進行方向左窓側に着席すると大抵のケースで着陸5分前位から目的地カルタヘナが見えてきます。新市街であるボカグランデ地区に続き、カルタヘナ湾などが見えてきます。

中画像は世界文化遺産の一つであり、南米大陸では最大級のサン・フェリペ城塞です。
今回は観光ではなく業務での各所訪問ですので、撮影は基本的に説明の合間を縫ってパチリといった具合でした。そして右画像は23の区画(空間)があり、その昔は刑務所・武器弾薬庫などとして使われ、現在ではカルタヘナ最大の民芸品市場であるLas Bovedasです。カルタヘナには年間を通じて数多くのクルーズ船が寄港し、それらの乗客の殆どがこのLas Bovedasに案内され、買い物を楽しまれます。

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旅行会社向けの視察旅行が一般の観光ツアーと異なるのは、観光地の視察の他に幾つかのホテルも調査する事です。このツアーでも複数のホテルを訪れて内部を見学しました。撮影したこのホテルの名前は控えます。最上階からはカルタヘナ湾を一望する事が出来る、なかなか良いホテルでした。

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画像奥に見えるドームは大聖堂(カテドラル)です。コロンビア観光ツアー販売用パンレットに掲載する画像として見栄えしそうなポイントです。私も説明の合間に撮影しました。

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左画像は世界文化遺産・旧市街地区への入口となる通称「時計門」です。そして右画像は美しくライトアップされた夜の旧市街地区です。夕方からはこの旧市街地区の小道を巡る観光馬車に乗る事が出来、我々も乗車体験しました。右の画像はその後に撮影したものです。

この日は短い時間の中でしたが、かなり濃い内容をこなしました。案内役の私がバシバシ撮影していては話になりませんので撮影した枚数は少ないですが、皆さんカルタヘナを気に入って頂けたようです。

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コロンビア在住20年

先週は業務出張で国内各地へ出張しました。コロンビアへの日本人来訪者数は決して多くありませんが、昔よりは格段に増えている事を実感しています。

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そんな中、旅行業という仕事で南米コロンビアへ入国してから20年という節目の日を迎えました。早20年・まだ20年、色々な思いはあります。昨今は多忙な日々の中、あっという間の20年です。偶然と言えばそうなのかもしれませんが、先日某大手総合商社元会長(現顧問)ご夫妻のコロンビア再訪に伴い、二度目のガイドをさせて頂きました。その時ご夫妻に帯同された方、この方こそが私が当地コロンビアで旅行業の仕事を始めて一番最初のお客様でした。まさか20年という時を経て再会するとは思いませんでしたので、非常に驚きました。

私がこの仕事でコロンビアへ渡る前、霞が関にある某所で当地コロンビア情勢を伺った際のコメントは「コロンビアで旅行会社ですか?止めた方がいいですよ」「我々が生きている間にあの国が平和になる事は絶対ありません」という忠告・全否定の言葉に半ば打ちのめされた事を今でもはっきり覚えています。それから20年を経てこの国・コロンビアが現在どのような状況か、それは当地在留邦人の方々であればお分かりの事でしょう。

確かに当時は大変な状況でした。ニュースでは連日ゲリラによるテロ・誘拐などが報じられ、私自身強盗に襲われて額に拳銃を突き付けられて死を覚悟した事もありました。

20年という年月の中で私が胸を張って誇れるのは、この国で一貫して旅行業に従事してきた唯一の日本人である事です。現在もコロンビア国内で常勤している唯一の日本人旅行業者である事に変わりはなく、その点は自分を褒めたいと思っています。

前述の某大手総合商社にお勤めの方(当時コロンビア駐在)に初めてお取引して頂いた事は今でも忘れていません。この地に来てしばらく当地在留邦人の方々に営業をしていましたが、「何だあいつは。胡散臭い奴だ」という感じで全く相手にして頂けなかった期間を経て、ある時目をかけて頂いた方のお取次により段々とお客様が増えていきました。20年の時を経て、現在は忙しい日々を送らせて頂いています。当方・並びに当社ANDES TOURSを御用命頂いています方々。また、過去にお取引頂きました方々へこの場を持ちまして厚く御礼申し上げます。

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数日に及んだ出張を無事に終え、在住20年という節目の日を迎えた事から、お祝いという事でスペシャルランチを頂きました。現在のボゴタには複数の日本食レストランやラーメン店・カレー店その他選択肢が数多くあり、米(カリフォルニア米)・味噌・醤油・納豆その他の日本食材も最低限のものは手に入ります。

昔はそれらの入手が極めて困難で、例えば米などは老舗の某日本食レストランから高値で買うか、若しくは日系人が多いカリから食感が似たような米がボゴタに出回ると買っていましたが、袋の中には小石などが混ざっていたりで大変でした。味噌や醤油その他の食材などは隣国パナマやマイアミなどに旅行したついでに調達した事もしばしばでした。現在首都ボゴタに在留されている方々は、その点では恵まれていると思います。

私が当地コロンビアへたどり着いた当時は独身でしたが、それから後に日本人の妻を伴侶とし、子供にも恵まれました。独身の時には日々の暮らしが大変な上に治安も悪く苦労しました。結婚後もなかなか大きな仕事に恵まれませんでしたが、現在では当地在留邦人のお客様相手の仕事の他、当初10年ほどは全くなかった国外から来訪される日本人の方々の受け入れ手配も格段に増えています。

私にとって20年は単なる一つの通過点です。振り返れば懐かしいですが、状況は常に変わる為、前を向いている必要があります。仕事のスタイルも昔とは全く異なっています。私自身は現在営業をしない事にしていますので、お取引して頂ける方々には極力尽くす・それが私の立ち位置です。コロンビア在住30年目も迎えられるのかは自分にも予想がつきませんが日々有意義に過ごしたい、それのみです。

そして当ブログ「南米コロンビア・雲と星が近い町から」も来年3月で10年を迎えます。南米コロンビアに関するブログで、継続的・且つタイトルを変えずに続けているのは唯一このブログだけではないかと思います。記事自体は自分の勝手な意見・主張その他も盛り込んでいますが、継続し続けている事・これは他の誰にも出来ていない事と自慢できるものです。

これからも一日一日を踏みしめて過ごしていきたいと思います。

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個人日記・もうすぐ夏

先週まで二週連続してガイド業務がありましたが、この週末はのんびりと過ごしています。とはいえ今週は宿泊を伴うガイド業務がありますので体調には留意しないと。。。当地ボゴタはどうやら雨期が終わりそうで、いよいよ「夏」を迎えます。南米大陸とは言え首都ボゴタは「北半球」に位置していますので(北緯約4度)、いわゆる夏になります。

実は先月からある疾患を抱えていて、医師の話ではストレスが原因ではとの事。自分では全く自覚していないのですが、仕事をしていて時に「これはちょっと厳しいな・・・」という状況も確かにあります。ストレスフリーで過ごしたいのは勿論ですが、お客様があってこその自分の生活です。

私自身のストレス解消法の幾つかは、週末に約2~3時間をかけて家中の掃除をする事、それも休みなしで一心不乱に(笑)ただひたすら無心ですので全てを忘れ、終わって綺麗になった状態で自己満足していますcoldsweats01。そして自己流で料理をする事でしょうか。

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そんな中ですが、先週は日本製のノートPCを入れたパソコンバッグを肩から掛けて歩いていた所突然肩掛けベルトが外れバッグごと地面に落としてしまい、自宅で立ち上げた所途中以降進まなくなってしまいました。これにはかなり凹みました。型としては古いですが貴重な日本製PCです。怒りのやり場もなく呆然としました。

そこで「ボゴタのアキバ」とも称するPC関係専門のモール・UNILAGO(ウニラゴ)内のノートPC修理専門店に駄目元で持ち込み、診断してもらいました。最初は「うーん、どうかな」という感じでしたので諦め半分でしたが、「ハードディスクの状態をチェックする」との事で依頼した所「大丈夫・HDは生きている」との事で、結果は息を吹き返して戻ってきました。日本製PCはもう一台ありますが、やはり一台だけでは心もとないので助かりました。

これからボゴタに着任予定の方々、UNILAGOでは症状にもよりますがパソコンの不具合に関する修理や付属品などが入手出来ます。修理に関しては店の人間とのスペイン語でのやり取りが必需です。という事でかなり凹んでしまった状況から一転して救われ、突然発生した問題が解消されました。

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自分では自覚がないまま時にストレスを溜め込んでいるようですが、食生活には極力気を付けています。現在は一人暮らしの生活を続けている中で、基本は自炊・それも和食中心で自分で作ります。「小料理あらい」メニューの幾つかの画像です。

左から、鶏肉を使った肉豆腐、中画像は偶然豆腐が重なっていますが別の日に作った豆腐とエビ・キクラゲに甜麺醤+豆板醤を加えた炒め物、そして右画像はチリ産生サーモンのアルミホイル蒸しです。これらは調味料である甜麺醤と豆板醤以外は全て当地で入手出来る素材を使ったものです。

ネギは日本のそれに比べて細く香りが強いです。豆腐はおそらく台湾人が作っているらしいとの事でかなり固く、いわゆる冷奴として食するのには不向きですが、熱を加えて調理すると食べられます。そしてチリ産サーモンは生の状態で販売している店舗があります。私はこれをフライパンに水を張り、塩・胡椒をかけてネギを添えてアルミホイルに包んで蒸し、ライムを絞って醤油をかけたものがお気に入りです。

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朝食はこんな感じで毎日ご飯・味噌汁が基本の和食です。パンは朝食としては滅多に食べません。南米コロンビア・それも山奥にあるボゴタでの生活ですが、米・味噌・醤油・カットわかめ・納豆などは当地でも手に入ります。納豆はそもそも私が販売店に対して輸入を強く持ちかけて上陸させた経緯があります。そんな事で私は朝晩米食の生活ですので、お米は右画像の50ポンド(約23kg)入りのカリフォルニア米を購入しています。ちなみに日本米は当地では事実上輸入禁止措置が取られています。画像のお米は日本米には当然劣りますが、気にしなければ普通に食べられます。

という事で当地ボゴタでの食生活は最低限何とかなる事をご紹介しました。

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7月三連休のシパキラ観光

コロンビアは三週連続三連休です。そんな中ですが、中日のこの日は首都ボゴタ郊外にあるシパキラへのツアーお申し込みがあり催行しました。

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当社ANDES TOURSが企画・催行しているシパキラツアーは専用車利用と公共交通機関(路線バス)利用を選択出来ます。画像がありませんが、この日は路線バスを使ったツアーを催行しました。

シパキラと言えば有名なのが、左画像にある未だに生産が続けられている「岩塩」の採掘坑道です。シパキラ岩塩坑道については今まで当ブログにて何度か紹介しているので今回は割愛します。私がご案内しているシパキラツアーは他の殆どのツアーとは異なります。勿論岩塩坑道もご案内していますが、大抵のツアーは坑道内を見学した後にさっさとシパキラの町を離れてしまう中、私は展望台から歴史あるシパキラの町並みをご覧頂いています。中画像をクリックすると山々に囲まれたシパキラの町の美しさが分かります。岩塩坑道を訪れただけでシパキラを語るべからず、まさにそんな風景です。

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シパキラで近年「名物料理」になっているのが左画像にある「焼肉」です。大きな肉の塊を炭火で数時間かけて焼き上げるもので、これを刀のようなものでスライスして出て来るのがコロンビア・シパキラ風焼肉です。肉に下味(タレ)を付けている店が多く、漬け具合や焼き具合は数多くある店によって異なり、当たりもあればはずれの店もあります。

この日は以前から気になっていたある店で初めて焼肉を食べてみました。まずはボゴタ名物のアヒアコ(ポテトシチュー)です。肉がメインですのでサイズは小さいものを注文しました。これがなかなかイケる味でした。

そして右画像がメインの肉料理・ビーフとポークの盛り合わせです。揚げバナナ・キャッサバイモの煮込み・ジャガイモが添えられていました。肉の方は前述の通り店によって味や焼き加減が異なり、はずれの場合には塩辛かったり焼き過ぎで固かったりしますので、まずはお試しで一人前をオーダーして食べた所、適度な焼き具合と柔らかさでした。この日のこの店の肉は評価出来るもので、追加でビーフを注文しました。

シパキラに行って岩塩坑道を見ただけで帰ってしまうのは勿体ない事です。是非ともシパキラ風焼肉を味わって頂きたいと思います。

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昼食後、徒歩で巡ったのがシパキラの旧市街地区です。首都ボゴタのそれに比べれば規模は小さいですが、先住民の時代から塩を生産している歴史ある町・シパキラの旧市街・歴史地区もなかなか風情があります。シパキラの歴史地区を観光する他のツアーは殆どないと言えるほどですが、私は基本的にはこのエリアをご案内するようにしています。

この日は好天に恵まれ、シパキラツアーも無事催行しました。

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