アンティオキア県メデジン市出張
先日は日本人男性が命を絶たれ、そしてブラジルのサッカーチームメンバーを乗せたチャーター機が墜落し、二度までも日本において名前が知れ渡ったアンティオキア県・メデジン市に出張しました。出張目的は次回ご報告します。
私は国内移動の場合には大抵窓側に座って景色を楽しんでいます。コロンビア国内は現在雨期真っ只中ですが、この日の朝は好天に恵まれました。メデジンへのルートの途中・進行方向左側にはご覧の通り標高5,300mの「ルイス火山」を見る事が出来ます。ルイス山は活火山でありながら頂上には万年雪もあります。
メデジン国際空港(通称リオネグロ空港)は市内から車で約1時間程の場所にあります。空港と市内との標高差は約600mです。途中には展望スポットもあり、この画像はそこから撮影したものです。メデジン市内にも通称Olaya Airportという旧空港があります。右画像にそのOlaya空港の滑走路が見られます。
こちらは滞在先にて撮影した風景です。左・中画像はメデジン市中心部を望む風景、そして右画像はサッカースタジアムその他競技施設が集中している一角です。
折しも出張直前にブラジルのサッカーチーム・シャペコエンセのメンバーを乗せたチャーター機がメデジン国際空港着陸直前に墜落し、相当数の方々が命を落とした直後という事もあり、メデジンの町は悲しみに包まれていました。仕事先のすぐ近くに対戦相手だったコロンビア側のチーム・ナシオナルの本拠地スタジアムがあったので立ち寄ってみると、「我々はシャペコエンセと共にいる」と書かれた白いTシャツが売られていて、その他にも様々なデザインでシャペコエンセを追悼するシャツを着ている市民の姿を見ました。この日の夜にはスタジアムでシャペコエンセを追悼する集会が行われ、皆がこの白Tシャツを着ていました。
メデジンのいわゆる名物料理はどれもボリュームたっぷり・高カロリーのものが多いのですが、その一つが画像の「モンドンゴ」と呼ばれている牛モツの煮込みスープです。モンドンゴ自体は中米・カリブあたりでも食されていて、ここコロンビアではメデジンが最も有名です。メデジンを訪れたら一度は食べてみて下さい。
今回は観光ではなく仕事での訪問でしたのでメデジンの観光スポットを訪問・撮影する時間はありませんでした。という事でちょっとした紹介です。
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