サンタンデール県・ブカラマンガ市と周辺訪問記(1)
ずっと仕事が立て込み、子供達に夏休みの思い出も残せないまま日々が過ぎていましたが、ようやく三日間だけ休暇を取る時間が出来たのを機に、首都ボゴタの北東にあるサンタンデール(Santander)県都・ブカラマンガ(Bucaramanga)市とその周辺を訪問しました。今回から複数回に分けてご紹介します。
県都・ブカラマンガへはボゴタから空路約1時間、進行方向右窓側に座ると、着陸が近づく頃から遠くに万年雪を頂く連峰が見えてきます。これはエル・コクイ(El Cocuy)国立公園のRitacuba Blancoの姿です。
そして突然眼下に広大な渓谷が広がり、更には台地の上にブカラマンガの町が見えてきます。ですので、ブカラマンガを訪れる際には進行方向右側に着席する事をお勧めします。この渓谷につきましては次回ご紹介します。
ブカラマンガ空港は市内からかなり離れた高台の上に造られています。その為、空港から市内まではタクシー等で約30分以上かかります。空港ターミナルは小さいながら新しさを感じます。ブカラマンガ市は標高約950m、コロンビア第五の都市で人口約50万人です。
こちらは宿泊したホテルにて撮影した画像です。左画像はブカラマンガ市内中心部の光景、中画像は南側の光景です。ブカラマンガ市はどうやら南側に向かって発展を続けているようです。そして右画像は同じホテルに宿泊した有名人で元コロンビア代表の名ゴールキーパー、オスカル・コルドバ氏です。かつてボカ・ジュニオール在籍時には南米クラブチャンピオンとして日本でのトヨタカップにも出場した、名キーパーの一人です。
左画像は夕暮れ時の市内西部、そして中・右画像はホテル最上階から望む事が出来るブカラマンガ市の夜景の様子です。
ブカラマンガ市内での食事(レストラン)ついて、特筆に値する所は見つけられませんでしたが、その中で市内及び近郊に複数店舗を持つ肉料理で有名なMercaganというレストランはなかなか良かったです。料金的には決して高くなく、その割に味はある程度評価出来るものです。さすが市内に店舗を複数展開しているだけあります。
中画像にあるポテトのようなものは「ユカ(Yuca・キャッサバ芋)」で、いわゆるお通しのようなものでした。しかしながらこの大きさが半端ではなく、首都ボゴタでこんな大きなサイズは見た事がありません。これには驚きました。
こちらは翌朝・二日目のブカラマンガ市内の光景です。左・中画像は市内南部、そして右画像は市内西部の光景です。今回の旅行中、ブカラマンガ市内中心部には出向きませんでした。後にご紹介しますが、サンタンデール県全体の名産品としてはコーヒー・カカオの実、タバコ(葉巻)の葉などがあり、ブカラマンガ市はその流通拠点の商業都市という位置付けでしょう。次回からはブカラマンガ市郊外の名所などをご紹介します。
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