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さようなら、ボゴタ空港旧ターミナル

先日の報道で、1959年に運用を開始して以来半世紀以上に渡って使用されてきたボゴタ空港旧ターミナル管制塔が4月1日未明に最後の交信を終え、その役割を終えたと報じられました。今後この旧ターミナルは解体され、空いたスペースは国際線・国内線の駐機スポットになります。

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これがボゴタ空港旧ターミナルです(画像右奥の長い屋根の建物は新ターミナルの一部です)。2012年10月に現在の新ターミナルが運用を開始するまで、このターミナルがコロンビアの「空の玄関口」でした。中央の黒い建物が管理棟・その奥にある高い塔がこの度運用を終えた旧管制塔です。管理棟を挟んで左部分が国際線・右部分が国内線ターミナルでした。現在の新ターミナルはこの旧ターミナルの約5倍程度の規模です。

2012年以前にコロンビアに居住・駐在されていた方々は一度はこの旧ターミナルを利用された筈で、懐かしく思われる事でしょう。何しろ半世紀もこの小さなターミナルが運用されていたのですからね。運用末期には年間2,000万人に及ぶ利用客に耐えられず、時間帯によっては出国審査の列が50m以上になっていました。

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ちょっと変わった光景ですが、これは2009年7月20日の独立記念日に撮影したものです。一階チェックインカウンターでの光景です。各画像をクリックすると拡大します。特に右画像に注目です。これはチェックインカウンターの最端から撮影したもので、奥に向こう端が見えます。つまり旧ターミナルのチェックインカウンターはたったこれだけの幅しかありませんでした。運用末期の繁忙期には激混み状態だったのは当たり前です。

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これは2009年当時、旧ターミナル2階部分に設置された新ターミナルの模型です。この時は私自身もどんなターミナルになるのか心待ちにしていました。左画像にある中央・駐機エリアに残った旧ターミナルが今後解体される事になります。

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左から国内線ターミナルに駐機中のAIRES航空(現・LAN COLOMBIA)、同じく駐機中のAeroRepublica(現・COPA COLOMBIA)、そして国際線ターミナル部分に駐機中のAviancaのボーイング767-200です。最近コロンビアに住み始めた方はAIRES,AeroRepublicaと言ってもお分かりにならない筈です。また、Aviancaのボーイング767-200は既に退役しており、ある意味貴重な画像です。

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こちらの画像は2012年元日の光景です。この時は元日早朝からガイドの仕事があり、空港で「御来光」を拝みました。左画像に見えるのが当時建設中だった新ターミナルの一部です。そして中・右画像は元日の一階チェックインカウンターエリアです。現在と比較していかに小さいかが一目瞭然です。このスペースで国際線・国内線のチェックインをしていたのですから。

この旧ターミナルには15年間通い続けました。この間、多くの方々との出会い・そして別れがありました。私自身何度この旧ターミナルで仕事をしたか記憶にないほどです。それは現在の新ターミナルに引き継がれています。先日も三年間お世話になったボゴタ日本人学校教員の皆様とのお別れの場に立ち会う事が出来ました。

この旧ターミナルには多くの思い出があります。当地在住の方々から全く相手にされなかった駆け出しの時から数えて15年。現在ではそれなりにお付き合い頂いていますが、思い出が詰まったこの旧ターミナル解体は感慨深いものがあります。

私は当地コロンビアに永住するつもりはなく、いずれこの国から消え去る事になります。その際には誰の見送りを受ける事もなく、静かに去って行く事でしょう。ボゴタ空港旧ターミナル消滅は時代の流れの一つです。辛い毎日を過ごした駆け出しの頃からあったこの旧ターミナルの思い出を忘れずに、今後も日々淡々と過ごしていきます。ありがとう、そしてさようなら、ボゴタ空港旧ターミナル。

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