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2016年4月

久しぶりの投稿

タイトル通りですね。久しぶりの投稿です。日本で言う所の新年度が始まり、家族揃っての生活が再開しました。単身で毎日仕事をしながら衣食住に関して一人でこなしていた時にはなかった心の余裕が出来ました。

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心の余裕ついでに、何を今更と笑われる事確実ですが 私もついに「スマホ」ユーザーとなりました。元々あまり関心がなかったのですが、旧機種が昨今度々不具合を起こした事と外出中は半ば「ネット難民」状態でメールチェックが出来ませんでした。更には昨今LINEやWhatsAppが連絡手段の主流であり、 ついに無視し切れなくなりました。という事でスマホを入手して「LINEとWhatsAppで連絡が取れるようになりましたので」と取引先やお客様に伝えた所、反応の大きさに驚いています。とは言えここは南米コロンビア。歩きスマホをしていた人が目の前でひったくられた瞬間に三度も遭遇したので、私自身は怖くて路上で着信やらメッセージチェックなど出来ません お客様、私は当分路上では電話に出ませんので宜しくお願いします。

家族との生活を再開して一番驚いたのが子供達の成長ぶりです。当地で生まれ育った子供達に初めて日本での長期生活を体験させてはっきりしたのは、今や微妙な時期に来ている事です。今まではずっと「自分が家族を養っている」という自負でしたが、もはや私の都合よりも家族・特に子供達の将来を考える段階に来ました。

現時点で勉強の方は当地であれば「日本人学校」という存在があります。ここで学んだ事により、日本の学校でもほぼ支障なくついていけました。

そして今は昔にはなかった有料の「ネット学習塾」という便利な存在もあります。私がスマホに乗り換えたのと同様、時代は変わりましたね。月々約1,000円で小学校4~6年では国語・算数・理科・社会、中学部では英語も追加して自分で好きな科目を選択出来、習熟度によって先に進めたり或いは後戻りして復習も出来ます。

授業に必要な教材はその回に合わせてプリントアウト出来るのでわざわざ取り寄せる必要もなく、幸いな事に子供達もハマっています。我が家は子供が二人いるので、最初は小4の国語・次は小6の算数など選択し放題です。海外にいても講師との対面ビデオ(ネット)形式で日本の学習塾スタイルの勉強をさせられるのは有難いです。

授業以外の習い事については、コロンビアでは正直な所月謝が高いか質が今一つか、そんな所です。水泳やバイオリンその他、日本並みの高いレベルをここで期待するのは一部を除いて厳しいですね。

息子が将来なりたいと漠然と考えているのが「パイロット」のようで、優秀な叔父さん(義弟氏」の影響を受けて実現するか、父親として出来る事はしたいと思います。小学校中・高学年から中学生にかけての子供さんをお持ちの方々に同感される方もいるかもしれませんが、親(特に父親)の都合が優先か、子供の将来を考えるべきか、そういう事を考える頃なんですね。

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さようなら、ボゴタ空港旧ターミナル

先日の報道で、1959年に運用を開始して以来半世紀以上に渡って使用されてきたボゴタ空港旧ターミナル管制塔が4月1日未明に最後の交信を終え、その役割を終えたと報じられました。今後この旧ターミナルは解体され、空いたスペースは国際線・国内線の駐機スポットになります。

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これがボゴタ空港旧ターミナルです(画像右奥の長い屋根の建物は新ターミナルの一部です)。2012年10月に現在の新ターミナルが運用を開始するまで、このターミナルがコロンビアの「空の玄関口」でした。中央の黒い建物が管理棟・その奥にある高い塔がこの度運用を終えた旧管制塔です。管理棟を挟んで左部分が国際線・右部分が国内線ターミナルでした。現在の新ターミナルはこの旧ターミナルの約5倍程度の規模です。

2012年以前にコロンビアに居住・駐在されていた方々は一度はこの旧ターミナルを利用された筈で、懐かしく思われる事でしょう。何しろ半世紀もこの小さなターミナルが運用されていたのですからね。運用末期には年間2,000万人に及ぶ利用客に耐えられず、時間帯によっては出国審査の列が50m以上になっていました。

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ちょっと変わった光景ですが、これは2009年7月20日の独立記念日に撮影したものです。一階チェックインカウンターでの光景です。各画像をクリックすると拡大します。特に右画像に注目です。これはチェックインカウンターの最端から撮影したもので、奥に向こう端が見えます。つまり旧ターミナルのチェックインカウンターはたったこれだけの幅しかありませんでした。運用末期の繁忙期には激混み状態だったのは当たり前です。

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これは2009年当時、旧ターミナル2階部分に設置された新ターミナルの模型です。この時は私自身もどんなターミナルになるのか心待ちにしていました。左画像にある中央・駐機エリアに残った旧ターミナルが今後解体される事になります。

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左から国内線ターミナルに駐機中のAIRES航空(現・LAN COLOMBIA)、同じく駐機中のAeroRepublica(現・COPA COLOMBIA)、そして国際線ターミナル部分に駐機中のAviancaのボーイング767-200です。最近コロンビアに住み始めた方はAIRES,AeroRepublicaと言ってもお分かりにならない筈です。また、Aviancaのボーイング767-200は既に退役しており、ある意味貴重な画像です。

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こちらの画像は2012年元日の光景です。この時は元日早朝からガイドの仕事があり、空港で「御来光」を拝みました。左画像に見えるのが当時建設中だった新ターミナルの一部です。そして中・右画像は元日の一階チェックインカウンターエリアです。現在と比較していかに小さいかが一目瞭然です。このスペースで国際線・国内線のチェックインをしていたのですから。

この旧ターミナルには15年間通い続けました。この間、多くの方々との出会い・そして別れがありました。私自身何度この旧ターミナルで仕事をしたか記憶にないほどです。それは現在の新ターミナルに引き継がれています。先日も三年間お世話になったボゴタ日本人学校教員の皆様とのお別れの場に立ち会う事が出来ました。

この旧ターミナルには多くの思い出があります。当地在住の方々から全く相手にされなかった駆け出しの時から数えて15年。現在ではそれなりにお付き合い頂いていますが、思い出が詰まったこの旧ターミナル解体は感慨深いものがあります。

私は当地コロンビアに永住するつもりはなく、いずれこの国から消え去る事になります。その際には誰の見送りを受ける事もなく、静かに去って行く事でしょう。ボゴタ空港旧ターミナル消滅は時代の流れの一つです。辛い毎日を過ごした駆け出しの頃からあったこの旧ターミナルの思い出を忘れずに、今後も日々淡々と過ごしていきます。ありがとう、そしてさようなら、ボゴタ空港旧ターミナル。

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