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エルニーニョによるコロンビア国内での影響について

投稿がちょっと滞りました。この間、所用で日本一時帰国をしていました。日本は折しも「花粉症」の季節で、私は到着当日から目の痒みが始まりました。一年前のこの時期にも一時帰国しましたが、この時期の日本滞在は大変です coldsweats01 それがボゴタへ戻った途端、ピタッと治まりました。

僅か10日間の日本滞在を終えてボゴタに戻ってきて驚いたのが、スーパーマーケットや薬局などの店舗内が薄暗く、言い方は悪いですがちょっと薄気味悪い状態になっている事です。折しもコロンビア国内は昨年来続くエルニーニョの影響で極端な少雨状態にあり、2月末の国内各地のダム及び貯水池の貯水率が平均約30%まで落ち込んでいます。

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画像は昨今コロンビア国内の一大観光地となっているエル・ペニョールの巨岩と目の前に広がる貯水湖です。2月末現在ではこのアンティオキアエリアの貯水率が最も低く、僅か12.47%まで落ち込んでいます。この画像は2013年9月のものですが、現在は水位がかなり低下しています。

コロンビアでは約70%前後が水力発電によるものです(残りの殆どは火力発電)例年ですとコロンビアは乾期と雨期がはっきりとしていて、国内にあるダム及び貯水湖は豊富に水を蓄えていますが、記録的なエルニーニョの影響でかなり厳しい状況です。

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こちらは首都ボゴタの北・約50kmにあるシスガ貯水湖(Embalse de Sisga)です。ボゴタの周辺にはこのシスガ貯水湖を合わせ、大小約10近くの貯水湖があります。通年水をたたえているこの貯水湖も例外なく貯水率が下がっており、2月末現在では平均40%を切ったとの事です。

貯水率の減少と合わせて深刻なのが、一部の水力発電所の設備に損傷が生じ、電力供給に相当な影響が出ています。その為、国内の火力発電所をフル稼働させていますが十分ではありません。

コロンビア政府は先日、深刻になりつつある電力供給に関して特に「節電」を強く呼び掛けており、それに伴いスーパーマーケットやショッピングモール・オフィスなどの公共空間では電灯の一部・若しくは半数の消灯等が施されています。私がボゴタへ戻ってきてスーパーの店内が薄暗く感じたのは、私が一時帰国中にコロンビア政府の公式発表があり、それに応じて節電を実施している為です。

例年であれば年明けしばらくした後から雨期に入っていた筈ですが、今年は全くもっての少雨です。その為、国内各地では節電・節水が呼びかけられており、今後コロンビアを訪れる方々は街の中や店舗内が薄暗い=コロンビアのイメージと思われるかもしれません。コロンビア在住の皆様もご自宅内の灯りは日中消灯する等、節電・節水に協力しましょう。

尚、日本からコロンビアを訪れる方々につきましては、日本海外ツアーオペレーター協会を通じ、本情報を発信して頂きました。下記をご参照下さい。

日本海外ツアーオペレーター協会発信・「コロンビア/エル・ニーニョによるコロンビア国内の観光への影響について」

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