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2016年3月

ANDES TOURSオリジナル・公共交通機関利用コーヒー農園ツアー催行

この所ずっと専用車利用のツアーが多かったですが、久しぶりに公共交通機関利用による首都ボゴタからの日帰りコーヒー農園ツアーを催行しました。

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そもそもコロンビア国内の旅行会社で「日本語ガイドによるツアー」を通年・しかも複数催行しているのは当社ANDES TOURSのみですが、更に公共交通機関利用となると南米大陸各国の中でもなかなか珍しいのではないかと思います happy01 色々調査して事故率が少なく、且つ乗り心地は悪くないという条件で、目的地フサガスガまでの移動には画像の路線バンを利用するものです。これによりお一人様のご参加でも手頃な料金に抑える事が出来ます。

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こちらは農園オーナーの邸宅です。私はかつて一度しかこの農園のオーナーにあった事がありませんが、伝統様式のこの邸宅を見学するだけでも十分です。

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コロマコーヒー農園では現在、将来に備えてコーヒーの木々の植え替えを行っており、以前よりも実を付けた木々の数が減っています。それでもこの日は真っ赤な実が多数見られ、手摘みによる収穫体験も楽しんで頂けました。

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このコロマコーヒー農園はコーヒ豆を生産・収穫しているだけではなく、自社で加工・焙煎・販売もしています。この日は運良く「焙煎の日」と重なり、大きな窯で自社農園のコーヒー豆を焼き上げる行程もご覧頂けました。この大きな窯で一回あたり約80kgの豆を焼く事が出来ます。

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左画像はコーヒー豆を入れる麻袋です。コーヒー豆の内部には水分がありますので、通気性の良い麻袋が使用されます。国際規格では一袋に60kgの豆が入っていますが、コロンビアだけは独自の単位で70kgが一単位となっています。

山の斜面に沿って植えられているコーヒーの木々から収穫された赤い実を袋に詰めて運ぶのはロバの仕事です。中画像は模型ですが、このようにして今でもロバを使って運ばれています。そして右画像は収穫した赤い実を外皮と豆の部分に選り分ける手回しの機械です。これはもちろん現在でも現役です。

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見学後は自社で焙煎した自社農園の豆を使ったコーヒーを試飲して頂きます。この日は上手くドリップ出来た為か、とても美味しいコーヒーを飲む事が出来ました。コーヒーを美味しく飲むにはドリップも重要である事がよく分かりました。

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その後農園付近にあるレストランで昼食です。画像の炭火焼ビーフの塊は約400gあります。見た目に反して中はちゃんとミディアムに焼き上げられていて、程良い柔らかさでした。ツアーでは昼食もご提供します。

お一人様から参加出来るこのANDES TOURSオリジナル・公共交通機関利用のコロマ・コーヒー農園日帰りツアー、御客様もご満足頂けたようです。皆様の御利用、お待ちします。

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2016年イースター(聖週間)・聖金曜日のボゴタ旧市街の光景

前回投稿の通り、コロンビア国内は相変わらず少雨・強い日差しを伴う天気が続いています。そんな中でのイースター(聖週間)・聖金曜日に首都ボゴタの旧市街地区を巡りました。その際に撮影した画像を投稿します。

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こちらはChorro de Quevedo(チョーロ・デ・ケベド)と呼ばれている一角です。1538年、この地にたどり着いたスペイン軍一行が拠点とする場所をここに決めたのが現在人口800万人の大都会・ボゴタの始まり・つまりここは「ボゴタ発祥の地」です。当時はこの付近を川が流れていて、現在の坂の下部あたりは湿地帯が多かった為、坂の上にあるこの場所を選んだようです。

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こちらは前述のChorro de Quevedo付近の小道です。この辺りは首都ボゴタでも最も歴史ある一角であり、昔風の建物も平屋建てが多く並んでいます。そして右画像は坂を少し下ったあたりです。向こう側にはカテドラル(大聖堂)の塔の姿があります。この日は聖金曜日という事もあって小道には多くの人々の姿がありましたが、人の姿がない少しのタイミングを見計らって撮影しました。時には30-40名くらいの英語圏のツアー団体グループの姿もありました。

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こちらは散策途中で休憩したカフェです。ケーキ・キッシュその他、絶品というレベルではありませんがスイーツ各種が数多くあり、店内も落ち着いた雰囲気です。歴史ある建物と合わせてのんびりできる一角です。

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左画像はボテロ博物館&貨幣博物館、そして奥にはカテドラルの塔が見られます。この日はすごい人混みでした。中画像はボゴタ市内有数の古い建築物・1600年代中期に建てられたサン・フランシスコ教会(右部分の建物)です。強い日差しによく映える景観です。そして右画像はこちらも1600年代に建てられた、教会・そして修道院だった建物内部です。

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こちらはコロンビアを代表する教会・Catedral Primada de Colombia(大聖堂)です。建てられたのは1800年代中期と、他に紹介する教会よりも後年です。ここがまさにコロンビア国内にある教会の中でも最たるものです。右画像は併設されているチャペル(Capilla)です。普段は閉じられているこのチャペル、この日は聖金曜日という事もあり開放されていました。

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こちらは大統領府の目の前にあるサン・アグスティン教会です。この教会もボゴタ市内有数の古い建築物で、やはり1600年代中期に建てられました。この時代の教会に共通しているのは、画像では分かり辛いのですが内部に大量の木材を使用している点です。現代のボゴタ市内の教会のほぼ全てはレンガ造りで、木材は使用していません。その点でこの1600年代に建築された教会群はとても重厚感があります。

歴史ある首都ボゴタの旧市街地区。ここでは素晴らしい建築物が多数現存し、その美しい姿が見られます。どういう訳かこのボゴタ旧市街地区は世界文化遺産に登録されていませんが、見学する価値は十分あります。



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エルニーニョによるコロンビア国内での影響について

投稿がちょっと滞りました。この間、所用で日本一時帰国をしていました。日本は折しも「花粉症」の季節で、私は到着当日から目の痒みが始まりました。一年前のこの時期にも一時帰国しましたが、この時期の日本滞在は大変です coldsweats01 それがボゴタへ戻った途端、ピタッと治まりました。

僅か10日間の日本滞在を終えてボゴタに戻ってきて驚いたのが、スーパーマーケットや薬局などの店舗内が薄暗く、言い方は悪いですがちょっと薄気味悪い状態になっている事です。折しもコロンビア国内は昨年来続くエルニーニョの影響で極端な少雨状態にあり、2月末の国内各地のダム及び貯水池の貯水率が平均約30%まで落ち込んでいます。

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画像は昨今コロンビア国内の一大観光地となっているエル・ペニョールの巨岩と目の前に広がる貯水湖です。2月末現在ではこのアンティオキアエリアの貯水率が最も低く、僅か12.47%まで落ち込んでいます。この画像は2013年9月のものですが、現在は水位がかなり低下しています。

コロンビアでは約70%前後が水力発電によるものです(残りの殆どは火力発電)例年ですとコロンビアは乾期と雨期がはっきりとしていて、国内にあるダム及び貯水湖は豊富に水を蓄えていますが、記録的なエルニーニョの影響でかなり厳しい状況です。

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こちらは首都ボゴタの北・約50kmにあるシスガ貯水湖(Embalse de Sisga)です。ボゴタの周辺にはこのシスガ貯水湖を合わせ、大小約10近くの貯水湖があります。通年水をたたえているこの貯水湖も例外なく貯水率が下がっており、2月末現在では平均40%を切ったとの事です。

貯水率の減少と合わせて深刻なのが、一部の水力発電所の設備に損傷が生じ、電力供給に相当な影響が出ています。その為、国内の火力発電所をフル稼働させていますが十分ではありません。

コロンビア政府は先日、深刻になりつつある電力供給に関して特に「節電」を強く呼び掛けており、それに伴いスーパーマーケットやショッピングモール・オフィスなどの公共空間では電灯の一部・若しくは半数の消灯等が施されています。私がボゴタへ戻ってきてスーパーの店内が薄暗く感じたのは、私が一時帰国中にコロンビア政府の公式発表があり、それに応じて節電を実施している為です。

例年であれば年明けしばらくした後から雨期に入っていた筈ですが、今年は全くもっての少雨です。その為、国内各地では節電・節水が呼びかけられており、今後コロンビアを訪れる方々は街の中や店舗内が薄暗い=コロンビアのイメージと思われるかもしれません。コロンビア在住の皆様もご自宅内の灯りは日中消灯する等、節電・節水に協力しましょう。

尚、日本からコロンビアを訪れる方々につきましては、日本海外ツアーオペレーター協会を通じ、本情報を発信して頂きました。下記をご参照下さい。

日本海外ツアーオペレーター協会発信・「コロンビア/エル・ニーニョによるコロンビア国内の観光への影響について」

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トルコ航空コロンビア新規就航とAviancaラウンジのご紹介

昨今世界的な景気低迷であまり良い話がない中、コロンビアの航空業界にとり嬉しいニュースが入りました。トルコ航空(TK)が5月4日出発便からコロンビア線を新規就航する事になりました。中東(に近い)の航空会社としては初めてコロンビアへの乗り入れとなります。ルートとしてはイスタンブールを毎週水・金・日曜日に出発し、ボゴタ~パナマシティ~イスタンブールというトライアングルスタイルとなります。

(イスタンブール)    02:10     (ボゴタ)    08:00
(ボゴタ)     09:30       (パナマシティ)    11:00
(パナマシティ)  12:30   (イスタンブール)  10:25(翌日)

トルコ航空がコロンビアへ乗り入れるきっかけとなった一つが、当地筆頭の航空会社Aviancaも同じスターアライアンス加盟の航空会社である事が挙げられようかと思います。このAviancaとの提携により中南米へのネットワークが広がるというメリットがあります。そのAviancaの運航拠点の一つが南米ではサンパウロに次ぐ利用客数が多いボゴタ空港です。

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ボゴタ空港国際線のAviancaラウンジは出国審査・セキュリティチェックポイントを通過した後、左上の階にあります。ラウンジとしてはAviancaマイレージプログラムLifeMilesゴールドメンバー及びスターアライアンスゴールドメンバー・提携航空会社のファースト及びビジネスクラス利用客用のラウンジ、そしてLifeMilesプラチナメンバー用のラウンジです。いずれもラウンジというよりも待合室のような雰囲気があります。

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この画像を撮影したのは早朝でした。まだ利用客の姿がまばらで、この後7:00AM頃から続々と利用客が増えてきました。食事はミニサンドイッチその他の軽食が置かれていました。その他、利用時間帯によっては酒類も提供されます。また、ネット環境は良く、WifiやモバイルPCレンタルサービスもありました。

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ラウンジ内にはシャワールームもあります。受付の係員から鍵をもらうと利用出来ます。私は利用しませんでしたが、長距離国際線同士の接続でこのラウンジを利用する場合には便利でしょう。この他、キッズルームや照明を落としてありリラックス出来る一角などもあって、ラウンジとしては一通りの設備があります。スターアライアンスゴールドメンバーの方々には嬉しい一角と言えます。

今後の予測ですが、先日大使節団が来訪した「オーストリア」がコロンビアとのルートを開設するかもしれません(あくまでも私個人の推測です)。オーストリア航空もまたスターアライアンスメンバーの航空会社です

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世界文化遺産・コロンビアの大コーヒー地帯視察ガイド出張-2-

出張二日目はペレイラ市から車で約1時間の場所にあるキンディオ県・サレント(Salento)村を視察しました。

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サレント村の創設はコロンビアがスペインから独立した後の1842年です。歴史はまだ浅い村ですが、それでもキンディオ県内では一番古い村なのだそうです。近年では村の建物がカラフルに彩られ観光客に人気の高い場所の一つです。視察したこの日は平日で閑散としていましたが、その中でも欧米からの来訪と思われる人々の姿が数多くありました。

村の中心部にジープの姿が数多くありました。このジープは後部に人を乗せて運ぶ、れっきとした公共交通機関の一つです。満席の場合には車体後部につかまる「立ち席」もあります(笑)

中・右画像はカラフルに彩られた「レストラン」です。アンティーク風の調度品が雑然と並べられていて、観光客受けしそうな内装でした。

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こちらが村のメインストリートです。前述の通りこの日は平日・それも午前中だった為に観光客の姿はまばらでしたが、その中で外国人観光客の姿を数多く見かけました。これが週末になると県内外・そして国外から来訪する観光客で賑わうようです。

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近年、このサレント村のように建物を彩り良くして村興しを成功させている例がコロンビア国内各地で見られます。確かに見栄えが良く、観光客受けしそうな感じですね。この日は急遽首都ボゴタへ戻る事情があり、このサレント村視察に費やせた時間がたったの一時間しかなく駆け足的な視察となり、近郊にあるヤシの木群がある谷として有名な「Valle de Cocora」へも行けませんでした。これは本番でのお楽しみにします。

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サレント村は小さく、メインストリートを数百メートル歩けばもう村はずれです coldsweats01 そこには展望台に繋がる階段があります。結構な高さでしたが上ってみました・・・しかしこれが大変でした。何しろサレント村は標高が約1,900m、そこへ来てこの階段でしたから shock 時間がなかったのでそれこそ駆け足的に上ったのが災いして、翌日は筋肉痛になりました。しかしそれだけ苦労した甲斐があり、展望台からの眺めは良かったです。

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レストランやカフェも視察しました。真偽のほどは定かではありませんが、このサレント村には60軒以上ものレストランがあるとの事。視察前はどこで昼食を取るか迷っていましたが、雰囲気と景色の良いレストランも見つける事が出来ました。

前述通り短時間で駆け足的な視察となったサレント村でしたが、のどかで良い所でした。



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世界文化遺産・コロンビアの大コーヒー地帯視察ガイド出張-1-

コロンビアが誇る世界文化遺産・大コーヒー地帯での視察ガイドとして宿泊を伴い同行出張しました(視察目的は・・・ぐふふ)

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今回の視察は宿泊したホテルの関係でコーヒートライアングル地帯の一つ、リサラルダ県ペレイラ市を起点としました。視察先へ向かう街道はその名も「コーヒー街道」という名があり、なるほど沿道には数多くのコーヒーの木々が見られました。

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視察初日は隣県・キンディオ県ブエナビスタ村にある「サン・アルベルト農園」を視察訪問しました。ペレイラ市からは車で約1.5時間の距離です(キンディオ県都・アルメニア近郊の空港からの方が近いです)このサン・アルベルト農園は高品質のコーヒー豆を生産・自社加工販売しており、テラス付きのカフェには多くの観光客の姿がありました。このテラスから望む大コーヒー地帯の景色、それはもう世界遺産にふさわしい素晴らしいものでした。

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このサン・アルベルト農園では事前予約制(有料)でガイド付きの園内見学ツアーを行っています。料金は決して安くない(というか正直高い)のですが、ツアーが終わってみればなるほどという内容でした。

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見学ツアーのルートの途中には今年最初の収穫期(5~6月)を控えて真っ赤に色付いたコーヒーの赤い実が数多く見られました。各画像をクリックすると拡大します。見て下さい、この素晴らしい色!

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ツアーにはコーヒーのテイスティングもあります。これはスペイン語・若しくは英語をある程度理解していないと正直難しい内容です。私がスペイン語の説明を通訳してこのテイスティングは無事終了しました。この後にちょっとびっくりのお楽しみがあるのですが、それはこの場では説明を控えます。

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このサン・アルベルト農園で自社焙煎されているコーヒーの味はなかなかイケています。前述のテラスカフェではコーヒーを飲む事も出来ます。ここは日本のサイフォンメーカー・HARIO社のコロンビアにおける販売代理店になっているようです。その為、コロンビアのカフェでありながら日本製のサイフォンを使ったコーヒーを飲む事が出来ます。

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左画像がサン・アルベルトコーヒー農園があるブエナビスタ村、そして中・右画像は園内から望む事が出来る世界文化遺産の大コーヒー地帯の素晴らしい眺めです。この場に実際立ってみると、さすが世界遺産だけあると納得出来る壮大な景色でした。

今回のお客様の視察目的は「コロンビアコーヒー」と大いに関係ある内容とだけはご説明します。久しぶりに訪れた世界文化遺産の大コーヒー地帯、改めてその素晴らしさを実感しました。

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