世界文化遺産・コロンビアの大コーヒー地帯視察ガイド出張-2-
出張二日目はペレイラ市から車で約1時間の場所にあるキンディオ県・サレント(Salento)村を視察しました。
サレント村の創設はコロンビアがスペインから独立した後の1842年です。歴史はまだ浅い村ですが、それでもキンディオ県内では一番古い村なのだそうです。近年では村の建物がカラフルに彩られ観光客に人気の高い場所の一つです。視察したこの日は平日で閑散としていましたが、その中でも欧米からの来訪と思われる人々の姿が数多くありました。
村の中心部にジープの姿が数多くありました。このジープは後部に人を乗せて運ぶ、れっきとした公共交通機関の一つです。満席の場合には車体後部につかまる「立ち席」もあります(笑)
中・右画像はカラフルに彩られた「レストラン」です。アンティーク風の調度品が雑然と並べられていて、観光客受けしそうな内装でした。
こちらが村のメインストリートです。前述の通りこの日は平日・それも午前中だった為に観光客の姿はまばらでしたが、その中で外国人観光客の姿を数多く見かけました。これが週末になると県内外・そして国外から来訪する観光客で賑わうようです。
近年、このサレント村のように建物を彩り良くして村興しを成功させている例がコロンビア国内各地で見られます。確かに見栄えが良く、観光客受けしそうな感じですね。この日は急遽首都ボゴタへ戻る事情があり、このサレント村視察に費やせた時間がたったの一時間しかなく駆け足的な視察となり、近郊にあるヤシの木群がある谷として有名な「Valle de Cocora」へも行けませんでした。これは本番でのお楽しみにします。
サレント村は小さく、メインストリートを数百メートル歩けばもう村はずれです そこには展望台に繋がる階段があります。結構な高さでしたが上ってみました・・・しかしこれが大変でした。何しろサレント村は標高が約1,900m、そこへ来てこの階段でしたから
時間がなかったのでそれこそ駆け足的に上ったのが災いして、翌日は筋肉痛になりました。しかしそれだけ苦労した甲斐があり、展望台からの眺めは良かったです。
レストランやカフェも視察しました。真偽のほどは定かではありませんが、このサレント村には60軒以上ものレストランがあるとの事。視察前はどこで昼食を取るか迷っていましたが、雰囲気と景色の良いレストランも見つける事が出来ました。
前述通り短時間で駆け足的な視察となったサレント村でしたが、のどかで良い所でした。
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