12月最初のガイド業務、五郎丸ポーズのルーツを発見(笑)
一年が経つのは本当に早いですね。もう12月・年末です。この間一時帰国からボゴタに戻ったばかりですがこの週末は仕事で、今日土曜日はプライベートガイド業務でした。
ボゴタ旧市街地区の観光名所・ボリーバル広場にはこの時期恒例の大きなクリスマスツリーが設置されていました。しかし・・・各画像をクリックしてみて下さい。写っている人と比較するとその巨大さは異常です。いくら何でもここまで巨大化しなくてもいいでしょう、デカすぎですよ、これ(笑)。この時期に観光でコロンビアを訪れる方々、後方に写っているのは国会議事堂ですが、例年この時期はこの巨大ツリーが撮影の邪魔になります。
まるでイタリア・ローマにいるような錯覚を覚えるこの建物、実は前述の国会議事堂です。実はつい最近から国会議事堂内のこの敷地に入れるようになっているのです。これを知ったのは先月の観光ガイド時です。
国会議事堂の前には今まで長年にわたり長いバリケードが敷かれていたのですが、それが現在では撤去されています。その為、18年のこの仕事で初めて議事堂への階段を上がり、怒られるのではないかと恐る恐る近づいた所、何とそこにいた警察の人達から「中に入りますか?どうぞ」と声を掛けられ、生まれて初めて(笑)コロンビアの国会議事堂敷地内に入ったのです。そして今日は堂々と階段を上がり、再び敷地内に入りました。
周囲にいたボゴタ市民の殆ど全ての人達は、現在議事堂敷地内に入れる事をまだ知らないようです。その為我々が完全にこのスペースを独占していました。右画像は前回職務中ながらお客様に一コマ撮って頂いた時のものです。
今日はどうやら外国からの要人が来訪していたようで、大統領府への道が完全に封鎖されていました。向こう側に見えるベージュの建物が大統領府です。かなり手前からバリケードが敷かれ、通れないようになっていました。そんな中、警官に「今日は通れませんか・・・」と言った所、返ってきた答えが何と「貴方たちは外国人ですね。でしたらどうぞ」もう「えーっ」と言ってしまいました。という事で、この時この場所に立ち入れたのは我々ともう一組の外国人だけでした。コロンビア人達は軒並みバリケード前で拒絶されていたので、その意味ではとてもラッキーでした。
今日は色々とラッキーな事がありました。そして極めつけがタイトル通りの内容です。
ジャーン 各画像をクリックすると拡大します。これは黄金博物館(正式には金博物館)に展示されている紀元前後の「土偶兼水差し(後ろ部分)」です。今日のガイド業務時に「発見」してしまいました。今まで何十回かもう分からないほど数多くのお客様をこの金博物館にご案内している中で、説明しているほぼ99%は金製品に関するものです。セラミック製品は一部を除いて説明をパスしていましたが、ふと目をやるとそこにあったのが「これ」
ラグビーの五郎丸選手のポーズが話題になりましたが、その五郎丸ポーズの「ルーツ」ではないですか どうみてもそっくりですけど。しかもこちらのポーズの方が『二千年』前後も前ですよ(笑)これをお客様と共に発見して大爆笑になりました。これで笑いを取れるのは私が日本人ガイドだからですよね。コロンビア人ガイドでは不可能です。
という事で、ラッキーな事や笑える事に遭遇出来るかもしれない当社ANDES TOURSのボゴタ観光ツアー、御用命お待ちします
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