ボゴタで手に入る食材などを使った男の手料理その他
諸事情によりしばらく毎日料理を作る日々が続いています。妻の美味しい手料理を食べる毎日から男手一つでの料理、当初はどうなる事かと自分でも心配しましたが、何とかやっています 当地ボゴタで手に入る食材等を使った、いわゆる「男の手料理」などをまとめたものを記録として残しておきたいと思います。強調しますが画像は全て筆者が「男手一つ」で作ったものです(笑)
当地ボゴタは標高2,600mの高地にある為、サーモン・マグロなどごく一部を除いて新鮮な魚介類を入手するのは困難です。ただ、冷凍ものですがエビやタコその他色々手に入ります。画像は左から「エビチリ」「タコ飯」そして「アルミホイルを使った蒸しサーモン」です。
蒸し物に使う「せいろ(蒸篭)」は市内の日本食材店で大・中・小の各サイズが手に入ります。これを使えば茶碗蒸しなども簡単に作れます。ある日頭の中で「今日は一人茶碗蒸しの日」と決めて無性に食べたくなり、作ってみました。隠れて見えませんが、中にはエビも入っています。
ボゴタでは餃子の皮・春巻の皮は手に入りますが、焼売の皮はありません。ある日どうしても「焼売」が食べたくなり、代用したのは「ライスペーパー」です。これは容易に手に入ります。他にも白菜・しいたけ等もスーパーで手に入りますので、焼売「もどき」を作ってみました。ライスペーパーはすぐにくっ付いてしまうので、せいろに入れる際には下にオーブンペーパーを切って油を少し塗ってみました。美味しかったです。
当地に駐在される奥様、左画像にある「ヨーグルトメーカー」を持参されると、ヨーグルトの他に自家製納豆も作れます。私はこれを使ってヨーグルトを作っています。牛乳はロングライフタイプ、そしてベースとなる無糖ヨーグルトも(Sin Dulce)の表示でスーパーで手に入ります。という事で起床後は自家製ヨーグルトを食べる事から始めています。
ヨーグルトに合う「イチゴジャム」に必要なイチゴは、ボゴタ近郊で露地物が生産されている為、安く手に入ります。左画像のパックは500g入りで約130円程度です。イチゴを煮詰めて砂糖を加えれば自分好みの甘さの自家製ジャムが作れます。イチゴ自体は日本のような甘さではありませんが、ジャムにするのであれば十分です。
当地でも例外なく「寿司」ブームです。その為、巻き寿司に使う「海苔」も容易に手に入ります。勿論そのまま切って食べても良いですが、私はこれを煮詰めて「佃煮」にして朝晩(そう、最近は朝と夜はご飯と味噌汁・おかずを作っています)欠かさず食べています。自家製海苔の佃煮も良いですよ。
首都ボゴタに住んでいるうちは、白菜や大根、もやしやチンゲン菜などの他に変わった所では「里芋」も一部の野菜・果物専門スーパーで手に入ります。ここでは「MAFAFA」と呼ばれています。私はこれをニンジンや玉ねぎなどと一緒に煮て食べています。干ししいたけ・そして煮物にはかかせない「みりん」も当地の日本食材店で手に入ります。
前述の通り当地ボゴタは標高が高い為、沸点が約80℃くらいなのだそうです。そうなるとパスタの茹で時間も平地よりも長くなりますが、私は茹でる前に左画像のように一旦10分ほど水の中に浸してから調理しています。
日本の情報番組で知ったのですが、茹で時間の大半はパスタが水分を吸収するのに要する時間なのだそうです。それを予め水に浸して水を吸わせると、茹で時間が半分以下になります。水に浸すとパスタが白っぽくなって「のびてしまった」と心配するかもしれませんが、パスタは他の麺と違って水分を吸っても当分はのびる事はなく、茹でるとまた本来の黄金色に戻ります。騙されたと思って試してみて下さい。茹でるとちゃんとコシのあるスパゲティが出来ますよ。これで高地でのパスタ作りも簡単です。
基本的な話を忘れていました。ボゴタでは左画像にある味噌・ダシ・カットわかめなども日本で買うよりちょっと高い程度で手に入ります。その為、私は昨今これらの物をわざわざ日本から持ち込む事はなくなりました。味噌汁にはほうれん草など葉物野菜を入れて、栄養のバランスを考えています。
玉子は日本で買うよりも多少割高かもしれません。それでもスーパーで欠品している事はありません。画像は「中華風・卵とトマトの炒めもの」です。ごま油も手に入るので、これを使うと風味が増します。
という事で、ボゴタで手に入る食材や調味料などを駆使して「男手一つの手料理」をぼちぼち作っています。いつかまた記録用として投稿保存したいと思います。食いしん坊!万才
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