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2014年9月

カルダス県・マニサレス近郊のベネチアコーヒー農園観光ツアー

9月はとても忙しい日々を過ごしました。月の約半分・14日も何らかのガイド業務を行ったのは今までで初めての事でした。観光・商用など様々な内容でのガイドでしたが、コロンビアはもはや危険な国というイメージを覆す、目覚ましい発展を遂げているのは間違いありません。

そんな中、首都ボゴタから空路を利用した日帰りでカルダス県・マニサレス市郊外にあるベネチアコーヒー農園日帰り観光を催行しました。

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首都ボゴタからマニサレスまではプロペラ機利用で片道約50分です。マニサレス空港は山中の限られた場所を切り開いて造られた地形上霧がかかり易く、時折空港が閉鎖される事もあります。この日の日帰りツアーでは往復共に天候上問題なく、定刻に発着しました。

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我々はこの日、空港から専用バンをチャーターして直接ベネチアコーヒー農園に向かいました。マニサレス空港からベネチア農園までは約40分、途中舗装された街道からガタゴトと細い砂利道を進んでいきます。そして到着したのが広大な敷地を持つベネチア農園でした。

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ツアーは英語・若しくはスペイン語ガイドにより催行されます。ベネチア農園では参加者の殆どがコロンビア人以外らしく、この日の我々も言わば外国人組でした。ツアーは農園内を約1.5時間かけて巡るもので、途中には美しい伝統様式の建物もありました。

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途中、収穫した真っ赤なコーヒーの実を加工する工程も見る事が出来ます。中画像は収穫した実を満載した小型トラックが計量の為に来た所をバッチリ撮影出来ました。コーヒーの赤い実を「コーヒーチェリー」と称するのですが、何故チェリーなのか、それはこの画像を見れば一目瞭然です。トラックの荷台が真っ赤に染まっていました。

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農園では別料金で昼食をとる事も可能です。昼食場所は元オーナー邸をゲストハウスに改造した場所です。建物の造りが素晴らしく、それだけで絵になるものでした。昼食はコロンビア伝統料理である「アヒアコ(ポテトシチュー)」をメインとしたものでした。

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建物の美しさもさる事ながら、周囲の景色がこれまた素晴らしいものでした。癒される、まさにそんな一時を過ごしました。また、建物の回廊には自家栽培のカトレアも多数見る事が出来ました。その美しさは建物とよく合っていました。

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このベネチア農園では麻袋一袋70kgを一単位として年間およそ4,000袋・約280tものコーヒー生豆を生産しているそうです。そのうちの相当量は日本へも輸出されています。

コロンビア国内に数多くあるコーヒー農園の中ではかなりの規模です。今年のコロンビアコーヒー豆の生産は総じて好調らしく、本来であれば収穫期は10月頃からなのですが、今回のツアーは9月にもかかわらず至る所で真っ赤に熟した赤い実を見る事が出来ました。

ベネチアコーヒー農園を見学すると、コロンビアの大コーヒー地帯が「世界文化遺産」たる理由がよく分かります。見渡す限り広がるコーヒーの木々、赤いダイヤにも見える熟した実は一見の価値があります。是非とも訪れてみて下さい。当社ANDES TOURSでもこのベネチアコーヒー農園ツアーを取り扱っています。

ベネチア農園公式サイトは→こちら

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カルタヘナ・美味しいものを探す旅(2)

先週はツアーグループ15名様の受入れに加え、航空会社のストライキによる振り替え対応など様々な業務がありました。今週も日帰り出張やボゴタ市内・郊外へのガイドなど、忙しい日々はまだまだ続きます。

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こちらはカルタヘナ市内で最も高い場所にある「ポパの丘」からの眺めです。左画像は新市街・ビーチとホテルや高級アパートが建ち並ぶ「ボカグランデ」への方向、中画像は砦に囲まれた旧市街地区を望む光景です。右画像のクルーズ船、この日はPullmanturという会社のクルーズ船が一時寄港しました。

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こちらもカルタヘナ観光の名所・石組みの巨大な「サン・フェリペ城塞」です。最上部には海賊達を迎え撃った砲台などがあり、カルタヘナ市内を一望出来ます。

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今回、カルタヘナでは数多くのレストランで様々な料理を食べました。その中で「掘り出し物」だったのがボカグランデ地区にあるこちらの「TABETAI」というフュージョン系日本食レストランでした。納得出来る味に、本来であれば一レストラン一回という予定を変えて二度利用しました。

このレストランはビーチが目の前で、コンテナを改造しています。一階部分は冷房が効いていて快適でした。実はこのTABETAI、最初はノーマークでパスしていましたが、宿泊したホテルが近い事もあり、駄目元で入ってみました。

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シビアな意見ですが、コロンビア人シェフの作る料理は見た目重視で魚介類の扱いはあまり得意ではなさそうに思います。そのような先入観からこの店での料理にもあまり期待していなかったのですが・・・

左画像の「OSAKA」という巻物はウナギやエビをふんだんに使用し、とても大きなサイズでした。我々が着目したのは寿司としての美味しさ以外に、タレとして使用している「ソース」でした。お好みソースのようなその味は、我々日本人にとって全く違和感がないどころか「日本の味」そのものでした。

このソースは中画像の焼きそばにも使用されていました。エビがこれでもかというほど入ったこの焼きそばも美味しかったです。また、右画像の「エビフライ」も、大ぶりのエビがふんだんに使用されていて、添えられているソースも美味でした。

いずれもメニューも味がそんなに濃くなく、日本人好みでした。コロンビア国内のフュージョン系寿司レストランではあまりない味だった為にマネージャーに「どうやってこの味を作ったのか」と聞いた所、返ってきた答えが「オーナーはベネズエラ人です。あちらで日本人の下で修業してこのカルタヘナで店をオープンしました」との事。

それで納得しました。ベネズエラがその昔、オイルマネーで世界中から美味しいもの・プロの料理人が流れてきた時代の名残でした。この店では「日本風の味」がそのまま引き継がれている事を知り、それで納得しました。しかも調理場にいた料理人のうち二人はベネズエラ人と聞き、更に驚きました。現在は経済危機に直面しているベネズエラから、好況のコロンビアに移ったようです。だからこの味は「コロンビア風」ではなかったのです。

このTABETAIはまさに「掘り出し物のレストラン」でした。実際の所、口コミサイトでは2014年9月当時で300以上あるレストランの中で12位にランクされていました。

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カルタヘナ湾を一望出来る場所にあり、高級ヨットクラブの隣にある「Club de Pesca」というこのレストランでの代表料理が右画像の「Festival de Mariscos」です。値段もそれなりですが、シーフード達が勢揃いするこのメニューは見た目にも豪華そうです。このレストランでは夜景を楽しみながらの食事もできますが、お勧めはやはり日中の利用です。

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国際観光都市、そして好況のカルタヘナには昨今様々なレストランがオープンしています。その大半は世界遺産である旧市街地区の中にあり、ジャンルも様々です。皆さんもカルタヘナを訪れた際に、ご自身で「掘り出し物のレストラン」を見つけられては如何でしょうか。

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カルタヘナ・美味しいものを探す旅(1)

昨今あまりにも忙しく、ブログ更新もままなりません coldsweats01 今やコロンビア国内だけではなく、ベネズエラ在住の方々からも御旅行手配お申し込みがあり、且つ今月はガイド業務がかなり多く、てんてこ舞いしています。そんな中、先日カリブ海沿いの観光都市・カルタヘナへ業務出張しました。

今回の業務出張は本業の旅行業関係ではなく、約3年前から首都ボゴタやコロンビア国内他都市での「美味しい処」を年数回訪れ、その地の食事情をリサーチするという、いわば「食いしん坊!万才・コロンビア編」みたいな業務も含んでいます(取材ロケではありません)

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首都ボゴタからカルタヘナへは空路約1時間20分。進行方向左窓側に座ると、カルタヘナ着陸直前に画像のような光景が見られます。さて、カルタヘナはどんな食事情なのか、楽しみです。

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リサーチの本来の目的は別にあったのですが、ここでは割愛します。レストラン巡りの合間には「腹ごなし」という事で旧市街地区を散策しました。左が旧市街地区の入口となる「時計門」、中画像は「旧市街地区の小道」そして右画像は客待ちをしている観光馬車です。夕方から夜にかけてのカルタヘナ旧市街地区はとても幻想的です。

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左画像が到着初日の昼食です。Mojarra(モハラ)と呼ばれる魚を素揚げにしたもの、ココナッツライス、パタコンと呼ばれる調理用バナナ(生食不可)を叩いて揚げたもの、そしてサラダ。これが典型的な「カルタヘナ伝統料理」です。モハラは白身で、我々日本人には全く馴染みのない魚です。ライムを絞って食べましたが、特に臭みはありませんでした。

中画像はSopa de Platano(調理用バナナのスープ)です。多少繊維質があり、塩味ベースです。

そして右画像は豚肉と豆入りライスです。カルタヘナでは砂糖の使用量が半端ではない事を今回のリサーチで知りました。例えば伝統料理の一つ「Posta Cartagenara(ポスタ・カルタヘネラ)」という牛肉料理に添えられている黒いソースは何と「黒砂糖」を煮詰めたものでした。その甘さたるやすさまじいものでした。海沿いの町・カルタヘナで伝統肉料理を食べる際には覚悟が必要です coldsweats01

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こちらは現地カルタヘナでは有名なロブスター専門店、その名も「La Langosta(ロブスター)」です。この店は日本からの観光ツアーなどでも時折利用しています。ロブスター一筋数十年という店だけあり、他のものはそっちのけでロブスターを食しました。

日本人の方々でしたら、Langosta a la plancha sin salsa(ロブスターの素焼き、ソースなし)で注文すると、ロブスター本来の味が楽しめます。我々はスーパーで調達した「しょうゆ」をかけて食べましたが、それはもう「絶品flair」でした。ちなみに注文の際にはロブスターの大きさを聞かれます。最低でも800g、出来れば1kg級を注文すると間違いなく満足出来ます。

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カルタヘナの新市街・ビーチ沿いに多くのホテルが立ち並ぶ「ボカグランデ」では、ご覧のレストランにハマりました。Kiosco El Bonyという海岸の一角にあるこのレストランは、元世界ランカーのボクサーが経営するシーフードレストランです。場所はHOTEL CARIBEからすぐ近くです。

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窓のないこのレストランはビーチが目の前という絶好の場所にあります。暑いカルタヘナでは冷たい飲み物がとても美味しく感じます。中画像はレモネードのココナッツジュース割りです。そして私がお勧めなのが一見グロテスクに見える、右画像のRobaloという名の魚「(鱸(スズキ)の一種?」です。大きさは大・中・小のサイズがありますが、ここでは中以上がお勧めです。

Robaloの素揚げは身離れが良く、とても美味しく感じられました。首都ボゴタでもRobaloは売っていますが、全てが冷凍ものです。ここでは生のまま素揚げしているので美味しさもひとしおです。ちなみにこの店での支払方法は現金のみ・カード不可です。

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