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カルタヘナ・美味しいものを探す旅(1)

昨今あまりにも忙しく、ブログ更新もままなりません 今やコロンビア国内だけではなく、ベネズエラ在住の方々からも御旅行手配お申し込みがあり、且つ今月はガイド業務がかなり多く、てんてこ舞いしています。そんな中、先日カリブ海沿いの観光都市・カルタヘナへ業務出張しました。

今回の業務出張は本業の旅行業関係ではなく、約3年前から首都ボゴタやコロンビア国内他都市での「美味しい処」を年数回訪れ、その地の食事情をリサーチするという、いわば「食いしん坊!万才・コロンビア編」みたいな業務も含んでいます(取材ロケではありません)

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首都ボゴタからカルタヘナへは空路約1時間20分。進行方向左窓側に座ると、カルタヘナ着陸直前に画像のような光景が見られます。さて、カルタヘナはどんな食事情なのか、楽しみです。

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リサーチの本来の目的は別にあったのですが、ここでは割愛します。レストラン巡りの合間には「腹ごなし」という事で旧市街地区を散策しました。左が旧市街地区の入口となる「時計門」、中画像は「旧市街地区の小道」そして右画像は客待ちをしている観光馬車です。夕方から夜にかけてのカルタヘナ旧市街地区はとても幻想的です。

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左画像が到着初日の昼食です。Mojarra(モハラ)と呼ばれる魚を素揚げにしたもの、ココナッツライス、パタコンと呼ばれる調理用バナナ(生食不可)を叩いて揚げたもの、そしてサラダ。これが典型的な「カルタヘナ伝統料理」です。モハラは白身で、我々日本人には全く馴染みのない魚です。ライムを絞って食べましたが、特に臭みはありませんでした。

中画像はSopa de Platano(調理用バナナのスープ)です。多少繊維質があり、塩味ベースです。

そして右画像は豚肉と豆入りライスです。カルタヘナでは砂糖の使用量が半端ではない事を今回のリサーチで知りました。例えば伝統料理の一つ「Posta Cartagenara(ポスタ・カルタヘネラ)」という牛肉料理に添えられている黒いソースは何と「黒砂糖」を煮詰めたものでした。その甘さたるやすさまじいものでした。海沿いの町・カルタヘナで伝統肉料理を食べる際には覚悟が必要です

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こちらは現地カルタヘナでは有名なロブスター専門店、その名も「La Langosta(ロブスター)」です。この店は日本からの観光ツアーなどでも時折利用しています。ロブスター一筋数十年という店だけあり、他のものはそっちのけでロブスターを食しました。

日本人の方々でしたら、Langosta a la plancha sin salsa(ロブスターの素焼き、ソースなし)で注文すると、ロブスター本来の味が楽しめます。我々はスーパーで調達した「しょうゆ」をかけて食べましたが、それはもう「絶品」でした。ちなみに注文の際にはロブスターの大きさを聞かれます。最低でも800g、出来れば1kg級を注文すると間違いなく満足出来ます。

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カルタヘナの新市街・ビーチ沿いに多くのホテルが立ち並ぶ「ボカグランデ」では、ご覧のレストランにハマりました。Kiosco El Bonyという海岸の一角にあるこのレストランは、元世界ランカーのボクサーが経営するシーフードレストランです。場所はHOTEL CARIBEからすぐ近くです。

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窓のないこのレストランはビーチが目の前という絶好の場所にあります。暑いカルタヘナでは冷たい飲み物がとても美味しく感じます。中画像はレモネードのココナッツジュース割りです。そして私がお勧めなのが一見グロテスクに見える、右画像のRobaloという名の魚「(鱸(スズキ)の一種?」です。大きさは大・中・小のサイズがありますが、ここでは中以上がお勧めです。

Robaloの素揚げは身離れが良く、とても美味しく感じられました。首都ボゴタでもRobaloは売っていますが、全てが冷凍ものです。ここでは生のまま素揚げしているので美味しさもひとしおです。ちなみにこの店での支払方法は現金のみ・カード不可です。

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