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2014年8月

アジア系野菜もある首都ボゴタの中央市場Paloquemao

以前、首都ボゴタにある市内最大の市場・Paloquemao(パロケマオ)をご紹介した事があります。

首都ボゴタ最大級の市場・Paloquemao

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ここは私が先年ボゴタ観光ツアー先として企画・催行して以来、特に早朝の「青空フラワーマーケットはご好評を頂いています。色とりどりの花々が所狭しと並ぶ姿は美しいの一言に尽きます。

パロケマオ中央市場は一昔前、まだ治安が悪かった頃は当方も立ち入る事はありませんでしたが、現在では大型ショッピングモールが隣接し、多くの市民が訪れる場所の一つになっています。

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パロケマオの場内は多くの人々でごった返す為、スリなどには気を付ける必要がありますが、それ以外特段危険を感じる事はありません。中は野菜エリア・果物エリア・肉類エリアなどが明確に分かれている為、通い慣れると必要なものがどこで買えるかすぐに分かります。

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私は最近週末になると時間を取ってこのパロケマオ市場に通っています。ここにはボゴタ市内のスーパーでは殆ど見かける事のない大根・白菜・チンゲン菜・カブ・などがそれこそ山と積まれています。その他の野菜類も勿論市価に比べて安いですが、何と言ってもアジア系の野菜類が豊富に揃っているのはここパロケマオ市場がもっぱらです。その為か、中国・韓国人の人達とよくすれ違います。多分レストラン関係者でしょう。

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左画像の「チンゲン菜」これは一把がたったの1,000コロンビアペソ(約55円)、白菜は大きさに関わらず一つ2,000コロンビアペソ(約110円)、大ぶりの大根は長さが50cmもある立派なものでしたが、これが1.1kgで4,500コロンビアペソ(約250円)でした。

カブは束になって置かれているので全部まとめて買わないといけないかと思ったらそうではなく、その中から自分で好きな大きさのものを選べます。この日は葉を付けた状態で購入、1kgで6,000コロンビアペソ(約330円)でした。頼むと葉を落として計ってくれます。

この他、アスパラガスはこの一束で約550gありましたが、これで5,000コロンビアペソ(約300円)と、市内のスーパーの半額でした。また、「もやし」もパック売りの他に大袋から好きな量を手づかみで取って買う事も出来ます。スーパーで見かけるもやしは半ば腐っていますが、ここのもやしは新鮮です。

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左画像の色鮮やかなもの、何かと思って近づいたら「唐辛子」でした。この店舗は唐辛子だけを扱っていて、珍しいものもあって見ていたらバッタリ出くわしたのが知り合いの「韓国人」でした やはり・・・。

ボゴタ市内にも果物・野菜専門店はありますが、物によっては大味で我々日本人には手が付けられないものもあり、その中でこのパロケマオ市場では我々には馴染み深いアジア系の野菜も沢山あり、重宝しています。ここは土・日曜日も開場しています。朝早い時間はレストラン等の関係者が買い付けている事もあってごった返しています。出来れば昼頃に行くのが良いと思います。

Plaza de Mercado de Paloquemao(パロケマオ市場)地図は→こちら

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世界文化遺産・コロンビアの大コーヒー地帯(2)

視界一杯に広がる景色が素晴らしいコロンビア・コーヒー地帯、引き続きご紹介します。

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コロンビアの大コーヒー地帯、特にリサラルダ・キンディオ、バジェ・デル・カウカ三県境のトライアングル地帯ではコーヒーだけではなく、実は多くのフルーツその他も生産する優良農産地帯でもあります。

左画像はコロンビア国内でよく見られる大ぶりの「アボカド」の木です。コロンビアのアボカドは大人の握りこぶしほどもあり、食感が水っぽい為にスープに入れて食べたりしています。

中画像はオレンジの木です。オレンジはジューサーを使い、ジュースとして飲むのが大半です。キンディオ県では特にオレンジの生産が盛んなようです。

そして右画像はバナナの木です。こちらもキンディオ県が国内有数のバナナ生産地帯の一つのようです。画像は生食用の「バナナ(Banano)」の木です。収穫が近づくと青いビニール袋で覆い、害虫から保護しています。この他、調理用の「プラタノ(Platano)」と呼ばれる一回り大きなバナナの木もあります。これは油で素揚げしたり煮込むなど、火を加える事で食す事が出来るバナナです。

二つの木は明確に違うとドライバー氏は教えてくれましたが、私には最後までその違いがよく分かりませんでした。

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大コーヒー地帯には活火山があり、温泉入浴も楽しむ事が出来ます。ここはリサラルダ県Santa Rosa de Cabalというこじんまりとした町の外れにある温泉地です。我々が宿泊した場所とは標高差がおよそ600m近くあり、ここまで来るとひんやりとした空気を感じました。

湯温は我々日本人にとっては丁度良いか、多少ぬるいといった感じです。目の前には大きな滝があり、風情と共に温泉を楽しめます。

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大コーヒー地帯では、美しい色を持つ鳥達の姿も見かけます。動きの速い鳥達を撮影するのは容易ではなく、画像がかなりぶれてしまっていますが、実際に見るとそれは素晴らしいものです。この他、蝶の姿も非常に多いのがこの一帯の特徴です。

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こちらは宿泊したホテルの周辺を散策した際に撮影した画像です。さすが大コーヒー地帯、素晴らしい景色が広がっていました。

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左画像は今回撮影した景色の中でも自分なりに「最高傑作」の一つと思っている「大コーヒー地帯の夜明け」です。コーヒー地帯の明け方は半袖では寒いほど冷え込みます。それが日中には程良い暑さとなります。この気温差が美味しいコーヒー豆を作る「秘訣」かもしれません。

素晴らしい景色が広がる「コロンビアコーヒーの故郷」を是非とも訪れてみて下さい。

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世界文化遺産・コロンビアの大コーヒー地帯(1)

この所大掛かりな手配が重なった為、心身ともに疲れていました。加えて前回いつ休暇を取ったのか記憶になく、子供達の夏休みにどこへも連れて行っていないのが非常に気に掛かり、三日間だけ休みを取れる時間があった為、いわば急遽「大コーヒー地帯」を家族で旅行しました。

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今回訪れたコロンビアコーヒーの故郷・大コーヒー地帯へは、首都ボゴタから空路約50分のリサラルダ県・ペレイラを経由してたどり着きました。乾期の最中という事もあり、連日とても良い天気に恵まれました。ここはValle del Cauca県の外れにあるAlcalaという村の近郊です。この一帯はリサラルダ・キンディオの各県との「三県県境トライアングル地帯」です。

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今回宿泊した施設は現地伝統様式の建物を利用しており、一部はカラフルな塗装を施していました。ここは標高およそ1,500mにあり、日中は暑さを感じますが汗をかくほどではなく、夜はとても過ごしやすい気温となります。暑すぎず、寒すぎず、これが高品質のコロンビアコーヒー豆を生産する為に最適な気候なのでしょう。

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コロンビアコーヒーの収穫期は一般的に5-6月の中間期と10-11月の本収穫期とされています。その為今回の旅行では正直な所、大コーヒー地帯とは言えども真っ赤なコーヒーの実を見る事は期待していませんでした。しかし現地に行けばそんな杞憂は完全に払拭されました。ホテルの敷地の周囲には赤い実が鈴なりの木々がそれこそ無数にありました。

加えて今はコーヒーの花が見られるシーズンでもあり、右画像では下の部分に赤い実が、そして上部にはそれは美しく咲き乱れる白いコーヒーの花々がありました。

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このホテルでは毎日9:00AMと4:00PMの二回、「コーヒーツアー」を催行しています。現地伝統衣装を身に着けてコーヒーの実を手摘みで収穫し、加工から野外での焙煎、そして試飲までを体験出来ます。我が家も勿論参加しました。コーヒーの実を野外で焙煎する作業は極めて原始的でしたが、いざ手回しの機械で焼きあがった豆を細かく砕くと、それはもう香ばしい香りが漂いました。子供達にとっても良い経験になったでしょう。

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このホテルの食事はお世辞にも「美味しい」と言えるレベルではありませんでしたが、何よりも喧騒から離れた静寂の中で、しかも適度な気候と合いまったのか、普段よりも相当量食べたように思います。建物も夜はまた別の美しさがあり、グアドゥアと呼ばれる極太の竹を多用した建物は風情がありました。

(今回の大コーヒー地帯の旅の画像は、当社ANDES TOURSのフェイスブックページにて先行公開しています。→こちら)

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安倍首相、コロンビアを公式訪問

前回の投稿から大分間が開き、ご心配された読者の方もいらっしゃいました。実はこの間、ものすごいプレッシャーに押し潰されそうでした 終わってみればこれも思い出の一つです。

7月28日から30日まで、中南米を歴訪された安倍首相が現職首相としては史上初めてコロンビアを公式訪問されました。今回の安倍首相のコロンビア公式訪問最大の目的は、現在交渉が進められているEPA(経済連携協定)の妥結加速へ向けてのサントス大統領との直接交渉の他、特に経済面でのコロンビアとの関係強化が目的でした。

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いざ安倍首相が当地へ到着されると大手新聞各紙が一面で報じるなど、やはり経済大国である日本のトップのコロンビア訪問はインパクトがありました。

左は政府専用機二機がボゴタ空港に駐機している姿を一面で報じた経済新聞紙です。B747ジャンボ、それも二機連ねて「ドーン」とやって来た日本のトップの印象は強かったようです。今から二年前には韓国大統領も同じジャンボ機一機でコロンビアを公式訪問しましたが、今回の安倍首相の訪問は当地での報道のされ方を含め、やはり格が違いました。

中画像はサントス・コロンビア大統領とのツーショットです。ひいき目かもしれませんが、大国のトップである安倍首相に余裕が見られます。

そして右画像はコロンビア国立コーヒー生産者連合会(FNC)本部での一コマです。当地最大手新聞紙の一面トップを飾りました。隣はコロンビアコーヒーの公式キャラクターである、コーヒー生産農家代表の「ファン・バルデス」氏と、メスのラバ「コンチータ」です。

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今回の公式訪問中、至近距離で安倍首相及び夫人に接する機会が何度となくありました。私自身が安倍首相ご夫妻に接したのは、2008年に日本・コロンビア外交樹立100周年を記念して特使として来訪されて以来でした。つまり安倍氏がコロンビアを訪問されたのは今回が実は「二度目」です。

首相として再訪された今回感じたのは、前回とは異なり何というか強い「オーラ」がありました。特に総理のお顔が前回と比較して精悍さが見られました。実際目の前で見ると、安倍首相は意外にも背の高い方で、一国のリーダーらしい感じを受けました。

総理夫人も今回は滞在中にコロンビアが世界に誇るバラやカーネーションなどの「切花」を集荷・加工する工場などを訪問され、こちらも大手新聞紙各社が報じていました。やはり大国の首脳ご夫妻ともなると、報道のされ方も明らかに異なりました。

私は今回の安倍首相訪問に際して、経済界を代表する方々のホテルや移動車両、そしてガイドの手配を承りました。日本語ガイドは今回臨時雇用で総勢9名体制、バスは大中合わせて5台に加えてバンやセダンも6台用意し、これを私一人で配車・配員管理していました。それだけだと大した話には思えませんが、二機の政府専用機がボゴタ空港へ到着してから最終日に飛び立つまで、今までの人生で一番すごいプレッシャーを感じていました。

総理一行のスケジュールはガチガチに決まっており、この間のミスで訪問日程に影響が出れば「死んでも死にきれない」それは大げさでも何でもなく、決してミスは許されない中での三日間はまさに「不眠不休」でした。もしも移動車両がエンストしたら、荷物配送用のトラックがエンストしたら・・・そんな余計な心配までしてしまい、本当に眠れませんでした。

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今回、空港とホテルの往復、そしてホテルから大統領府への移動で共に働いたバス達です。これらのバスは、サッカー・ワールドカップで日本が散々打ちのめされた「コロンビア代表チーム」御用達です。コロンビア代表チームが空港やスタジアムとの間を移動する際にも警察の護衛付きで赤信号は全て突破しますが、今回の使節団も同様でした。特に空港とホテルとの間は大型バス三台を連ねましたが、よくやってくれました。

それにしても、一国のトップが訪問する、この事で実に多くの方々が表裏の様々な場面に関与する事を身をもって実感しました。その数たるや半端ではありませんでした。数百人という単位です。今回、私もその一人として首相の歴史的なコロンビア訪問に立ち会えた事、そして無事自身の職務・手配を遂行出来、光栄というよりも心底ホッとしました。

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今回、私は幸運にも政府専用機の到着及び出発に際し、間近に接する事になりました。その場面はさすがにこの場で公表する事は控えます。その代わりにご褒美として頂いた政府専用機のパンフレットを掲載します。航空ファン・且つ身内にパイロットを持つ私にとり、二機の政府専用機を日本から遠く離れた当地コロンビアにて間近で見る事が出来、とても幸運でした。

二機のジャンボ機が離陸する際、居合わせた多数の方々と共に手を振って見送る機会もありました。一時はあまりのプレッシャーに押し潰されそうになった私への、ちょっとしたご褒美だったと思います。その場に居合わせた我々を含め多くの方々が、最後に「お疲れ様でした」とお互いを労いあいましたが、その言葉にとても重みがあった事は言うまでもありません。

今回の安倍首相のコロンビア公式訪問を機に、経済関係・そして私の関連では観光などでより多くの日本人の方々がコロンビアを訪れる事を期待しています。

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