とりとめのない日記
いきなり寿司の画像です先日、家族だけが日本へ里帰りしていました。私はこの間、通常業務に加えガイド業務もあり、とても休暇を取って日本へ里帰りしている時間はありませんでした。
久しぶりだった「単身生活」は、ただでさえ普段からバタバタしている所へ、家での洗濯・掃除に加えて朝・夕食の支度を自分でしなければ食べられないので、それをこなしていたらついにある日体調を崩してしまいました。
そんな中、久しぶりに寿司を食べる機会があり、ヘロヘロになりながら店に入るなり「寿司を腹一杯食べたいです」とだけ告げて出てきたのがこの寿司です。オーナー氏曰く「通常の1.5倍」との事でしたが、勿論完食し、もう声も出ませんでした。美味しかった、それだけでは言い切れない思いでした。それはそうです。この日の昼食は「ピザ一切れ」だけでしたので。
仕事の合間を縫って家族を送り届け、出迎える為に「ロサンゼルス」へ一泊三日(帰路夜行便利用)の弾丸旅行を二回行うという無茶な事もしましたが、今は再び家族との生活が戻りました。
一時帰国中の家族とは時折Skypeでカメラを使って会話をしていたので、寂しさはなかったですね。便利な世の中になったものです。
この間、機種移行訓練中だった義弟が審査に合格し、晴れて最新鋭のボーイング787の機長となり、現在は日本の空を飛びまわっています。暫くした後には国際線でも操縦桿を握る事でしょう。画像はそれまで長年操縦していたボーイング767です。
今から9年前、彼の機長昇格初日に家族と共に同乗したこのB767は思い出深いです。次はB787での同乗を楽しみにしています。
先日紹介した、実家で保管している祖父和訳の1931年編纂「ブラジル共和国民法」を妻が撮影してくれました。80年以上の歳月を経てかなり劣化しているらしく、当家で買い取ったのはまさに絶妙のタイミングでした。当時祖父はサンパウロ総領事館で「拓務通訳生(通訳官)」という職にあった事を初めて知りました。当時の公文書は「立憲民政党」の検閲を受けていた事が分かります。
私は祖父のような通訳をするほどの能力は到底ありませんが、まさか孫が半世紀以上の時を経て同じように外国語を使って南米で仕事をするとは、祖父も思わなかった筈です。
私の当面の大仕事は、来月早々に日本を訪れる31名の大グループが滞在中に問題がないか、それにかかっています。その手配が無事終了すれば、今回一時帰国を断念した思いが報われます。私の里帰りは当分先になりそうです。
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