2014年きさらぎ祭とボゴタ日本人学校
毎年2月最初の日曜日にはボゴタ日本人学校において「きさらぎ(如月)祭」が行われます。これは長年続いている行事で、事前入場申込制ではありますが当地ボゴタの在留邦人の方々が集う滅多にない機会です。
私は二人の子供を学校に通わせているPTA関係者として、毎年出店で使用する際の金券販売係担当を受け持ちました。今年はきさらぎ祭前日から妻と娘が突然体調を崩し、関係各位の方々に多大なご迷惑をお掛けしてしまいました。この場を持ちまして、当家主人として心よりお詫び申し上げます。
今年は事前申し込み状況から昨年以上の御来場者数が見込まれていましたが、いざ当日になるとやはり御来場者数・金券販売金額共に昨年を大幅に上回りました。御来場頂きました皆様、有難うございました。
この日は一時間頂いた休憩時間の中ですさまじい勢いで食べまくりました。画像に残したのは「お好み丼」と「カレーライス」のみでした あとは豚汁その他とにかく買いまくったのですが、画像がありません。
今年は昨年以上に金券が飛ぶように売れ、出店されました方々の売り上げ総額も昨年の1.5倍近い数字に反映されました。皆様大変お疲れ様でした。
この日は好天に恵まれ、午後には恒例の餅つきと販売も行われました。私は金券販売中だったので詳細は分かりませんが、こちらも大盛況だった事と思います。また、緑多い中庭では多くの方々がくつろいでいらしたようで、成功裏に終わったものと思います。
私は前述の通り、二人の子供をこのボゴタ日本人学校に通わせています。実は二人とも入学前まで両親が日本人であるにも関わらず日本語が殆ど話せませんでしたが、現在では「日本人」としての教育を受け、日本語もちゃんと話しています。
我々家族は全員日本人ですので、当地に家族や身寄りがありません。いずれ何らかの事情で日本へ帰る時が来るでしょう。その時に二人の子供達が困らないよう、また子供達が小さい(少なくとも小学校時)うちは、国際人となる前に「日本人としての基礎教育」をしっかりと身に付けさせたいと思い、ボゴタ日本人学校へ通わせています。
ボゴタ日本人学校も他の中南米の日本人学校と同様に小・中学部を合わせても少人数ですが、校長先生以下各都道府県から選抜された教員の皆様の下、日本の学習要綱に沿った教育を受けられるという恵まれた環境下にあります。人数が少ない分、逆に先生と児童・生徒さんとの距離が近いという利点もあります。
更に、「将来の国際人」としての教育も行っており、その成果は画像に見られるように今年度は英語検定受験者が全員合格しており、その他多彩なカリキュラムが組まれています。また、小学部低学年と未就学児を対象とした「読み聞かせ」がボランティアで行われていたり、土曜日には当地在住の有志の方々による「剣道教室」が学校体育館で行われているようです。
我々夫婦は、子供たちに将来を担う日本人としての基礎教育を受けさせたいと思いボゴタ日本人学校へ入学させた。その決断は間違っていなかったと思っています。国語・算数その他の基本学習に加え、日本人としての精神論(道徳)などを海外でも受けられるのはとても有難い事です。
(前述の投稿は全て筆者の個人的なコメントのみで、ボゴタ日本人学校の意見・意向とは無関係である事を申し添えます)
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