年末の首都ボゴタ、新たな年に向けて
いよいよ大晦日が近づいてきました。今日までに多くの当地在住のお客様方が各方面に向けて出発されました。一部の方々は既にご旅行を終えて戻られていますが、当社で手配を承った全ての方々が無事発たれたのは何よりです。日本へ里帰りされている方々も今年は北海道の北端から九州南部と広範囲です。
今年は例年と比べても当地に着任された日本人のお客様との新規お取引数が多くなりました。今や当地在住の日本人の方々にとり「日本人がいるボゴタの旅行会社と言えばANDES TOURS」と完全に認知して頂いたのではと思っています。
私は自ら全責任を持ってお客様とお付き合いしている為、責任者である私自身がテレビ番組取材やコーディネートなど、何日も留守にしたりお客様と連絡が取れなくなるような仕事は基本的に引き受けません。お客様が電話・メールでご連絡頂けば必ず私自身がお応えする、それが私の仕事の流儀です。
そんな中で今年は16年に及ぶ職務の中で日本一時帰国を除いて初めて、7月後半から8月初旬にカリ市で開催された「ワールドゲームズ」関連で二週間オフィスの自席を空けました。出張前は自分なりにかなり心配しましたが、何とか無事こなせたのが今年の思い出の一つです。
首都ボゴタは大晦日・元日を直前に控えて今年も良い天気に恵まれています。いつもこの時期には雨が降らないという一種のジンクスがありますが、今年もそうなるのか。そんな首都ボゴタの中心部付近を観光案内した際の光景をご紹介します。
こちらは移動式の「サトウキビジュース屋台」です。そう、砂糖が作れるあのサトウキビの幹を専用の機械で押し潰すと、天然のジュースが出来ます。この屋台は機械部分も木製という凝った造りで、出来立ての「生ジュース」は素朴な味がしました。
こちらは「サンタマリア闘牛場」(Plaza de Toros de Santamaria)です。総レンガ造りのこの闘牛場は約14,000人収容可能で1931年に完成しました。向こう側に建つ高層アパートはコロンビアの有名な建築家であるロヘリオ・サルモナ(Rogelio Salmona・故人)によって設計されました。アパートが完成当時、ここからは闘牛が観られた為かなり人気があったそうです。
この闘牛場では毎年1月から2月にかけて実際に闘牛が行われています。但し2012年からはボゴタ市長令により闘牛開催は禁止されたままです。
オフィスビル群に囲まれてひっそりとたたずむサンディエゴ教会です。左画像のレンガ造りの建物は、最近までボゴタ随一の高級ホテルとして知られたクラウンプラザ(旧インターコンチネンタル)テケンダマホテルです。そして何気に建っているこのサンディエゴ教会ですが、看板を見ると何と、1606年建立から「400年以上」も経過している歴史ある建築物なのです。
ボゴタ市内の民芸品市場でよく見かける幾何学模様の「モラ」製品です。モラと言えば隣国パナマのクナ族が有名ですが、実は彼らは元々現在のコロンビア領の先住民であり、その為コロンビアでもモラ製品が出回っているのです。
「コロンビアのモラ」がパナマと違うのは、布地織だけではなく革製のバッグや財布に縫い込むという実用品としての生産が盛んなのです。「コロンビアのおみやげ」にいかがですか。
当社ANDES TOURSは今年も多くの日本人の方々の南米コロンビア御旅行手配、そして在留邦人の方々の御旅行手配を手掛けさせて頂きました。現在当社ホームページは細々と改良を加え、内容を更に濃くしています。当社はこれからも「常にお客様の近くにある旅行会社」を意識していきたいと思っています。
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