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第8回日本・コロンビア経済合同委員会開催

先々週から断続的にお客様をお迎えしており、バタバタしていました。特に今週はアメリカ在住の日本人のお客様が複数、観光目的でのコロンビアご来訪という事で忙しくしています。かれこれ三週連続で週末も仕事で嬉しい悲鳴です。

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そんな中でしたが、11月18日に首都ボゴタにおいて「第8回日本・コロンビア経済合同委員会」が開催されました。これは現在日本とコロンビアの両国政府間で詰めの協議に入っている「EPA」(経済連携協定)に関連する、両国民間企業間の意見交換その他の場です。

私も旅行会社の人間として初めてこの委員会にほんの少しだけ関与させて頂きました。と言っても委員会に参加するような大それた話ではなく、旅行業としての本業に関する手配です。

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委員会には日本・コロンビア両国の主要企業代表の他、両国大使・更にカルデナス財務・公債大臣も講演に臨まれました。委員会の議題その他は私が事細かに説明する立場にありませんので割愛させて頂きます。

この委員会の直前には東京において日本・コロンビアEPA交渉第三回会合が行われました。概要は→こちらをご覧下さい。今回の合同委員会に出席された方々の中からも両国間のEPA早期批准を求める声が多数あったようです。

私の従兄弟は現在、農林水産省内にて10人で編成されている国際交渉官(大臣官房国際部)の一人として、世界各国との農林水産分野での交渉に臨んでいます。彼がコロンビアとのEPA農林水産分野の交渉官なのか本人に聞いた事はありませんが、いずれにしてもEPAは幅広い分野に及びます。

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こちらは「FNC」((コロンビア国立コーヒー生産者連合会)がコロンビア国内で製造・販売している「インスタントコーヒー」です。コロンビアと言えばコーヒー生産国として有名ですね。

日本に輸入されるものとしてのコーヒー関連品では、生豆は「無税」、そして画像のインスタントコーヒーには8.8%の関税がかかっています。EPA批准によりこれらがいわゆる自由貿易品として日本に入ってくる事でしょう。コロンビアを含む世界各国との農林水産分野でのEPA/FTA交渉の現状はこちらからご覧頂けます(転載許可を得る必要となった場合には削除します)

農林水産省・EPA/FTA交渉の現状

私は旅行業に従事する者としてこの分野にしか関心がなく、それ以外は全くの無知ですが、今回は異業種の観点からとても勉強になりました。

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