ボゴタ、エル・ドラド国際空港国内線新ターミナル運用開始
2012年11月に運用を開始した首都ボゴタの通称「エル・ドラド」国際空港新ターミナルのうち、未完成だった国内線ターミナル部分がこの度10月25日より運用を開始しました。
これにより、国内筆頭のAviancaを除く(2013年10月現在) COPA, LAN, VivaColombia, EasyFly, Satenaの各社が新ターミナル発着となります。
新国内線ターミナルと国際線ターミナルは一つの建物の中にあり、双方が繋がった為接続に要する距離や時間が短縮され、とても便利になりました。
国内線出発階はターミナル2階にあり、画像は国際線ターミナルに近い順に左から「COPA」「LAN及びVivaColombia」「EasyFly及びSatena」の各チェックインカウンターです。今後Avianca国内線がこのターミナルへ移転する時点で配置が替わる可能性があります。
新国内線ターミナルを国際線側から撮影したものです。2013年10月現在ではCOPAが4番、LANとVivaColombiaが2と3番、EasyFlyとSatenaが1番の入場口です。これで年間2000万人超、中南米域内第三位の利用旅客数に見合う大空港ターミナルとなりました。
各画像は国内線ターミナル1階部分です。左画像は国内線到着出口です。国内線で到着し、国際線へ乗り継ぐ場合には扉を出てすぐに左へ折れ、エレベーター・若しくはエスカレーターで2階へ上がり、更に進むと国際線チェックインカウンターにたどり着きます。
中画像は到着出口の向こう側で待機しているタクシーの列です。いずれも空港当局の許可を得ているタクシーですが、空港から乗車する際にはメーター表示をせず言い値で吹っかけてくるドライバーがかなり多くなってきています。市内中心部及び北部の主要ホテルまで約15,000(約790円)~20,000(約1,050円)「コロンビアペソ」が相場ですが、これを下3桁省いて米ドル建てで請求するドライバーもいるそうです。ご注意下さい。
そして右画像はターミナル最端にある「荷物一時預かり所」です。ここではサイズに関係なく12時間単位で10,000コロンビアペソ(約530円)で荷物を預かってくれます。保管の際には預り証と鍵を渡されますので安心です。
左と中画像で延々と繋がっている部分が国内線ターミナルです。現在は建物の向こう側に飛行機が駐機しています。コンテナが積まれているエリアも今後駐機スペースとなります。
そして右画像に見られる建物、これが2013年10月24日まで半世紀以上にわたり「コロンビア・首都ボゴタの空の玄関口」として長く君臨した旧国際線ターミナルです。この建物は近日取り壊される事になります。私がコロンビアでこの仕事を始めてから16年以上にわたり、この旧ターミナルで様々な出来事がありました。これも時代の流れです。
私、そしてコロンビア・ボゴタの旅行会社ANDES TOURSではこれから皆様をこの「生まれ変わった新ターミナル」でお待ちします。
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