首都ボゴタからの二つのツアー
個人的な話ですが、10月は私にとって二つの節目の月となります。
まず最初はこの度10月より親睦団体・木曜会に入会させて頂く事になりました。現会員の皆様、新参者となります。何卒宜しくお願い申し上げます。異業種交流の観点から旅行業に携わる私にとっても楽しみであり、且つ末端会員として加えて頂き身が引き締まる思いです。
そして10月2日は我が夫婦の結婚記念日であり、且つ伊勢神宮内宮ではこの日「式年遷宮」のクライマックス「遷御の儀」が20年ぶりに行われ、我々日本人の総氏神である「天照大御神」が新しい御正宮に引っ越しをされます。これは1300年以上も延々と続いている世界的にも珍しい儀式です。
という事で、私的な話の後は本題に入ります。9月も有難い事に日本からご来訪された複数の方々のツアーアテンドをさせて頂きました。
こちらは当社ANDES TOURSオリジナルツアー「日帰りで訪れるビジャ・デ・レイバ & ラキラ村ツアー」での一コマです。場所は焼物生産が盛んなラキラ村です。村の中心部には赤土色がそのまま残る素焼き製品が数多く見られます。中画像は村で一番「派手」な民芸品店です。そして右画像は村の交番の看板です。それも焼き物で出来ています。可愛いですね。
そしてこちらはビジャ・デ・レイバ村です。村の中心部に碁盤の目のように張り巡らされている石畳の小道・そして左画像に見られる南米大陸最大級とされる「石畳の広場」が素敵な所です。小さな村の至る所に古い建物が現存しています。右画像の建物もその一つです。平屋建て部分にあるのは、何と「フランス料理レストラン」です。
ビジャ・デ・レイバ村ではここへ来て急激にお洒落なレストランやカフェ、スイーツやパンを扱う店が増えてきました。ここでは前述のフランス料理の他、イタリア・スペイン料理のレストランや首都ボゴタでも数少ないこだわりのパンを扱う店、フランス仕込み風のスイーツ、更にはアルゼンチンエンパナーダなどが食べられます。
私が15年以上前に初めてこの村を訪れた際には観光に力を殆ど入れておらず、村の各店では付近で発掘した化石ばかりを売っていましたが、今やこの村は「意外なグルメスポット」であり、そして観光地としても素敵な所になりました。
高台にあり、ビジャ・デ・レイバ村を一望出来るホテルでの一コマです。ここに宿泊するも良し、見学に訪れるだけでも価値がある場所です。
そして今日は、ツアーと呼ぶ代物ではありませんが 有志を募り、先日皆さんにご紹介しました首都ボゴタ近郊にある「Chia(チア)」町の焼肉レストランに再び足を運びました。前回の記事はこちらです
場所は前回と同じ、外からはどう見ても掘立小屋にしか見えないあのレストランです。この日もTernera(子牛肉)、Costilla de Cerdo(豚のあばら肉)、そして多種にわたるアレパやエンプエルトその他数々を注文しました。この種の店はより大人数で訪れた方が、沢山の種類をオーダー出来ます。
子牛肉も勿論美味しかったですが、何と言っても「絶品」が豚のあばら肉です。口の中でまさに「ジュワッ」と溶けるほど柔らかい脂身と肉の旨味がそれは素晴らしい逸品です。探せば他でもあるのかもしれませんが、私が今まで訪れた焼肉レストランで食べた肉類の中では最高の一品の一つが、このCostilla de Cerdoです。
この小屋の造りですから肉にしても他の一品物にしても総じて安く、散々食べて飲んでも一人あたりにするとたったの12,000コロンビアペソ(約600円)でした。高くて美味しいのは当然ですが、安くて美味しいものに巡り合うと嬉しいものです。
散々焼肉を堪能した後、これも前回ご紹介した旧市街地区中心部にある広場の一角にあるカフェでまったりと過ごしました。このカフェは内装がとても落ち着いた造りで、私が前回この店を見つけて気に入った為、また来てみました。
前回ご紹介した通り、チアには数多くの焼肉レストランなどが林立していて首都ボゴタから気軽に行ける距離です。週末の一時、がっつり肉を食べて、カフェでまったりという至福の一時でした。
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