アンティオキア県メデジン市と周辺への家族旅行(3)
ツアーはまだまだ続きます。巨岩観光の後は昼食です。
昼食場所は展望台から見えた高級そうなホテルのレストランでした。巨岩出発時にガイド氏曰く「こんな安い料金であのホテルのレストランは無理ですよ」と我々に言ってのけたのですが、ホテルの敷地に駐車しようとするドライバー氏に「おいおいちょっと!場所が違うよ・・・」と言いながら「へへへ、実はここでした」と、これまた笑わせてくれました。
撮影には電線が邪魔でしたが、ここからもあの巨岩が見えました。
時間に制約があるツアーの昼食としてはまずまずでした。時間がかからないブッフェという選択肢も良かったです。画像にはありませんが、これにスープ・ジュース・更にはデザートまで付きました。テラス席から見るダム湖の風景もなかなかでした。
昼食の後は付近にあるグアタペ(Guatape)村観光と目の前に広がるダム湖のクルーズでした。つくづく思いましたが、この料金で盛り沢山の中身(ツアー)。よく利益が取れるもだと感心しました。しかもダム湖クルーズで乗船したのはここでは最大級の四層造りの船。勿論ツアー代金に含まれていました。
この湖畔では何とロープを数百メートル張った「キャノピー」も楽しめます。右画像はバッチリ撮影出来た巨岩をバックに滑空している光景です。
いよいよ出航です。他の船と比較して大きい我々の船はゆっくりとした速度でダム湖を進み始めました。ダム湖クルーズは結局一時間にも及ぶもので、これがツアープログラムに入っているのですからお得でした。
そしてクルーズ中に見えたのがこの光景です。先ほど自らの足で登ったあの巨岩が湖畔の向こうに見え、まるでヨーロッパの湖にいるような、それは素晴らしい景色でした。このグアタペ村にあるダム湖のクルーズは予備知識を持っていなかった分、感動もひとしおでした。
巨岩の上から望んだ数々のダム湖の風景も素晴らしいものですが、ダム湖をクルーズしながら見える巨岩の姿もそれは幻想的でした。
下船後はグアタペ村観光(自由行動)です。このグアタペ村は近年観光地として注目されています。それは各建物がそれぞれ独自のデザインの「タイル」を埋め込んでいる為です。村自体はとても小さいながら、このユニークなタイルが観光客を呼んでいます。
ユニーク、且つカラフルなタイル張りの家を見て歩くだけで楽しむ事が出来ます。右画像のお宅には何と二匹の「ピンクパンサー」が門番となっていました。
左画像の上にある「アパート」の外壁も日本では有り得ないド派手なものですね。中・右画像はそれぞれレストランの外壁です。このユニークな外壁の数々がグアタペ村の「村おこし」になった事は間違いなさそうです。
盛り沢山の内容となったツアーを終え、メデジンへの帰路の途中に立ち寄ったのが、元々はクラシックギター生産で知られるマリニージャ(Marinilla)という小さな村です。ここではPan de Manteqilla y Queso(パターとチーズのパン)が美味しいとのガイド氏の推薦(?)もあり、強制途中下車となりました。画像のパンは一個約20円。素朴な味でした。
結局5:00PM予定時刻を大幅にオーバーし、7:00PMに出発地点到着、無事終了しました。食べまくり、内容盛りだくさんのメデジン市公社主催のツアー。とても楽しい一日でした。
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