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アンティオキア県メデジン市と周辺への家族旅行(2)

今回の旅行で自分なりに「旅のハイライト」としていたのが、メデジン市郊外にある「奇岩」と周辺への観光でした。

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場所はメデジン市から東へ約40kmにあり、ここにはPiedra del Peñol (ピエドラ・デル・ペニョール)という高さ200m以上にもなる巨岩が一帯から突出してそびえ立っています。ここへは勿論ホテルなどから車をチャーターして観光出来ますが、今回我々はメデジン市公社が運営している画像の「Turibus」という定期観光バスを利用しました。料金は大人・子供ともに1人75,000ペソ(2013年現在・約3,900円)でした。チケットは催行(利用)日前日までに公認チケット販売所にて入手が必要です。

Turibusはこの他にも数多くのツアーを催行しています。詳しくはこちらをご覧下さい。ツアーはユーモア溢れるガイド付き(多分スペイン語のみ)です→Turibus Medellin

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前述のツアー料金には朝食と昼食が含まれており、7時過ぎに市内を出発した後に立ち寄ったのが画像のEl Rancheritoというレストランでした。ここはメデジン国際空港からほど近い場所にあり、全部で7店舗あって地元メデジンでは有名なのだそうです。ここで出された朝食は現地では典型的な「アレパ(トウモロコシ粉を練って薄く伸ばしたものを焼いたもの)」・チーズ・そしてチョコラテと呼ばれるホットチョコレートの三品です。この中で、特に焼き立てのアレパの薄いパリパリ感はたまらない味で、今まで数多く食べたアレパの中では最高でした。

アレパはメデジンやアンティオキア県(別称パイサ地方)の人々には欠かせないもので、このアレパの上に具を乗せたりして食べる事もあり、具乗せアレパを「パイサ・ハンバーガー(Hamburguesa Paisa)」と称する人もいます(笑)

加えて私が追加注文したのが右画像のソーセージに似た「チョリソ・テルネラ」です。生後半年未満の子牛肉(Ternera・テルネラ)を使ったチョリソなので味に癖がなく、美味しかったです。

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お腹も心も満たされた後、一路現地へ向かいました。その途中で立ち寄ったのがEl Peñol村です。この村は元々別の場所にあったのですが、ダム湖建設に伴いそっくり現在の高台に移転したものです。左画像は巨岩に見えますが、向かい側に回るとそこは「教会」でした。この巨岩もどきは奇特な芸術家が作ったそうです。

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次に立ち寄ったのが旧El Peñol 村があった場所を望む高台に作られた「かつての村の中心地」を模した場所です。新しい村からはすぐ近くでした。

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ここでちょっとしたハプニング・・・ではありせんが、ガイドがおもむろに画像の小さなカップを参加者全員にプレゼントし、注ぎ始めたのが「コロンビアの焼酎」と称される「アグアルディエンテ」これをダム湖をバックに「カンパーイbottle」とやったのです。我々は口にしませんでしたが、このミニカップとアグアルディエンテ飲み放題もツアー代金の一部でした。

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更に進むといよいよ私が楽しみにしていたエル・ペニョールの巨岩が見えてきました。途中ダム湖を渡り巨岩に近づくと、垂直に切り立った岩のスケールに圧倒されました。

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そしてこの迫力です。200m以上の巨岩が目の前にドーンとそびえ立つ姿は何とも言えない威圧感を感じます。頂上へたどり着く手段はただ一つ、659段にもなる階段を上るのみです。エレベーターやロープウエイなどは勿論ありません。ちなみにツアー料金にこの巨岩入場料10,000ペソ(約530円)は含まれていません。身長110cm以上の子供も支払いが必要です。

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巨岩の中腹には休憩も出来る展望スポットがあります。我々は子供がまだ小さく、加えてツアーの為集合・出発時間の関係で最上部へは行かずに中腹で引き返しました。それにしてもこの景色です。これこそ私がメデジン郊外のこのツアーで一目見てみたかった景色です。噂には聞いていましたが、実際自分の目で見てみると素晴らしい景色でした。

ちなみに画像は中腹及び巨岩手前の展望台からの撮影です。最上部まで登頂すると視界一杯にもっと数多くの湖が点在し、それは素晴らしい景色となります。

ここは巨大なダム湖が点在する一帯であり、元々は人工的な景色です。しかしそれを感じさせない素晴らしい眺望でした。この時期は乾季に加えて水力発電用に水を多用している関係から水位は若干低かったのですが、美しさに影響はありませんでした。

ツアー旅行記は次回も続きます。(各画像はフェイスブック・こちら→Andes Tours Colombiaサイトでも公開しています)

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コメント

1990~1992年、コロンビアに滞在した自分からは想像もできないようなメデジンです。
当時はコカインマフィア・メデジングループが国内「最強」であり、外国人がメデジンに足を入れれば即、それは「戻ってこられない」(暗殺される)を意味していました。
アンティオキア州政府から要請され派遣された協力隊員は、ボゴタに滞在しつつ、メデジンに1度も入れないまま、任地(または任国)変更させられました。
でも私は、ククタで一緒に働いていたエルマナのご招待で一緒にメデジンに旅行に行ったのです。(もちろんJICA事務所にはナイショ。)神父さん達に守られて植物園や街歩きを楽しみ、アグアルディエンテを飲んだ楽しい3日間をよく覚えています。
Araiさんの記事を読んで、平和が訪れたことを実感しました。今度こそ、個人旅行で再訪したいです。

投稿: Repu | 2013年9月 9日 (月) 21時09分

Repuさん、こんにちは。当時はメデジンカルテル全盛の時でしたね。僕がコロンビアに流れ着いた時には既に主導権はカリカルテルに移り、その後メデジンと近郊はゲリラ・麻薬組織の残党、そして右翼民兵組織が三つ巴の戦いを繰り広げていました。

つい数年前まではメデジンの郊外へ行く事は身の保証がありませんでしたが、今や大分変わりました。家族で観光バスに乗って山奥の村々を結ぶ道路を走り続けましたが、危険な雰囲気は全くありませんでした。本当に変わったと思います。

投稿: 管理人 | 2013年9月10日 (火) 10時10分

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