ワールドゲームズ2013カリ大会、無事終了
先日、11日間に及んだワールドゲームズ2013カリ大会が無事終了しました。私も現地カリ市に14日間滞在し、日本ワールドゲームズ協会役員の方々と共に各競技視察と日本選手の応援を続けていました。
当初、日本選手団の皆さんは現地カリ市の治安状況を危惧されていましたが、3,000人を超える大会関係者、そして8,000人以上の警察官を動員したこの大会期間中は何事もなく競技に臨まれました。
今大会における日本選手の活躍ぶりは、金6(うち公開競技1)、銀1、銅5というメダル数に反映されました。日本協会の役員さんと私は各競技の視察をはしごしたので、日本選手メダリストの表彰式に望む事は殆どありませんでしたが、その中で唯一「パワーリフティング」で福島友佳子選手の銅メダル授与の場面に立ち会う事が出来、満面の笑顔の福島選手を撮影出来ました。
第二のオリンピックと称されるこのワールドゲームズでは、オリンピックにはない種目で競い合います。これから幾つかの競技をご紹介します。
まず左画像は「エアースポーツ」です。この競技は上空から地面に設置された的をめがけて着地するものです。そして中画像は「フィールドアーチェリー」です。これは移動しながら各所に設置された的をめがけて矢を放つ競技です。そして右画像は「武術」です。
左画像は「フィストボール」と呼ばれるバレーボールに似た競技です。コートはもっと広く、左右どちらかの片手のみを使って競技します。中画像は「ビーチハンドボール」、そして右画像はお馴染みの「スカッシュ」です。
左画像は「アクロバット体操」、中画像は「ボーリング」そして右画像は「ビリヤード」です。この他にも多数の競技が行われました。今回の大会ではそれらの競技を視察する事が出来、とても参考になりました。
コロンビアにおける「準国技」とも称され、圧倒的な強さを誇るローラー・スピードスケート会場は満員で、男子長距離の表彰式には大統領も訪れました。結果は金・銀メダル獲得でコロンビア国歌斉唱という最高の場面でした。
結局11日間の大会では一度も雨にたたられず、最高の環境の下で熱戦が繰り広げられました。画像は最終日の競技視察を終えてしばしの観光でカリ市を望む小高い山の頂上を訪れた際のものです。ここには高さ約30m近いキリスト像が立ち、カリ市内及び近郊の風景を一望する事が出来ます。勿論、メイン会場のスタジアムも見えました。
期間中は平均睡眠時間約3~4時間というハードな仕事でしたが、終わってみれば我ながら良い仕事をしたと思います。首都ボゴタへの帰路は日本協会役員・武術・スカッシュ・ボーリングの各選手団と同じ便に同乗しました。左画像は武術選手団との記念撮影です。そして右画像は武術の李自力監督です。
李先生はその昔、妻が北京体育大学で太極拳留学をしていた時の先生との事で、二人で携帯で話をした後、先生が「ビックリしましたねぇ、もう」と驚かれたのが印象的でした。
今回のガイド業務ではJTBスポーツ社と共に、大会本部があるホテル内に日本ワールドゲームズ協会特設デスクを設置する事が出来ました。
大会競技に関する画像はフェイスブックでも公開しています。こちら→Andes Tours Colombia
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