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2013年5月

世界遺産の古都・カルタヘナに出張

Img_0158 先週までの日本での休暇から一転、現在はまた忙しい日々に戻っています。今日は急遽ボゴタ市内半日観光ガイドを努めさせて頂きました。仕事上お客様からガイド料とは別に御品を頂くする事もあり、この日は「真珠付きボールペン」を頂戴しました。ただのボールペンではないので、重要な書類にサインをする際などに使用させて頂きます。

さて本題です。このガイド業務の前日、6月に催行が決定している日本からの団体ツアー関連で世界遺産の古都・カルタヘナ市へ日帰り出張してきました。ホテル・レストラン等の視察・打ち合わせ等が目的でした。

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カルタヘナには暫く来ていませんでしたが、その間にターミナル内部がガラッと変わっていました。これでようやく「国際観光都市の空港」らしい見栄えになりました。

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打ち合わせ先や打ち合わせ内容はこの場では割愛します。日本から戻ってすぐの出張でしたが、成果はかなりありました。画像は思わず笑ってしまうようなブリキ製?のモニュメントの数々です。左の少年は犬に尻を噛まれています。

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こちらの左画像は道端でフルーツを売る露店の様子です。昼下がり、暑いカルタヘナではおばちゃん達もやる気なしといった感じでした。そして右画像は夕暮れ時の様子です。夜にかけて旧市街地区の小道を走る馬車がぼちぼち「出勤」を開始した様子です。

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そしてこちら。各画像をクリックして下さい。素晴らしい画像が撮れました。これは先住民族手編みの「肩掛けバッグ」です。カルタヘナから東へ、ベネズエラとの国境に近い辺りには先住民族の居留地域があり、そこでは伝統的に肩掛けバッグを手間と時間をかけて作っているのです。それらのバッグはカルタヘナ・旧市街地区の路上や民芸品店で買い求める事も出来ます。

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この日は古都カルタヘナの旧市街の小道を歩きまくり、各所でそれぞれ打ち合わせをして夜の便でボゴタへ戻るという慌ただしさでしたが、何とか時間内に自分の知りたかった事は把握出来ました。いずれはまた「休暇」の為に訪れたいものです。

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在コロンビア外交団夫人の会主催チャリティグルメフェスティバル2013

つい先日、日本から帰着したばかりですが、今日は首都ボゴタにある各国大使館の館員夫人の会(Asociacion de Conyugues Diplomaticos Acreditados en Colombia)主催によるチャリティグルメフェスティバルが開催され、家族で入場しました。このフェスティバルも今や毎年この時期の恒例になっています。

先日の日本一時帰国で調達・買い替えたものが多々ありますが、その一つが「デジカメ」です。今や最大容量2GBのカード自体ボゴタで調達するのが困難となり、買い替えを迫られていました。今回から新しいデジカメでの撮影です。

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まずは「日本大使館」です。今回
は昨年ご着任された大使夫人自ら陣頭指揮により「焼き鳥」「鶏ガラスープ」そして委託販売による「寿司」を出品販売しました。

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ご夫人方は着物や浴衣姿あり、ハッピ姿ありで「日本」を演出していました。この他、ひらがななどによるコロンビア人の名前書きや、浴衣・ハッピによる「貸衣装撮影」も行っていました。

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この他、特設スタジオではボゴタ日本人学校による「空手の型演武」「和太鼓演奏」が披露されました。和太鼓演奏では当家の娘と息子も出演しました。特に息子は小学部に入学したばかりで一時帰国により不在となり、親としてはかなり心配でしたが、ちゃんと叩けていたのには驚きました。

また、史上初めて校長先生自ら出演し・しかも空手の型演武をされたのには正直びっくりしました。

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こちらはフランス大使館の品々です。さすがグルメ大国ですね。フランス大使夫人がこの会の会長・実行委員長という事もあってか、毎年かなり気合が入っています。

Img_01491 Img_0152 こちらはウルグアイ大使館の「Pascualina」という品です(1切れ4,000ペソ・約200円)。一切れが結構大きく、中にぎっしりとAcelga(日本語名・不断草)とこれでは見えていませんが、卵の黄身が詰まっているこの品は、重さもドッシリしていました。
実際に食べてみると素朴に美味しかったです。この一切れに不断草がどれだけ使われているのかという位、ぎっしり詰まっていました。

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こちらはベルギー大使館の「ワッフル」です。我々が一番乗りでこの手の平サイズのワッフルを買い求めました。ワッフル自体は完全に冷め切っていてまあまあでしたが、一個1,000ペソ(約50円)はお得でした。何しろ三回「これ、本当に1,000ペソ?」と聞き返したほどです。(後に購入された方は価格が二倍になっていたらしい)

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こちらはイスラエル大使館の品です。名前は聞き取れませんでした。曰く「イスラエル版ミニハンバーガー」で、中には鶏肉と他に牛肉のようなもので作った具が挟んでありました。こちらは一個3,000ペソ(約150円)で、結局買わず仕舞いでしたが、●クドナルドのミニハンバーガーよりも美味しそうに見えました。

という今年のチャリティグルメフェスティバルでした。売り上げは毎年様々な形で寄付に充てられています。

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コロンビアに戻りました

Img_0077 約二週間の日本滞在を終えて、家族共々「未知の国・コロンビア」に戻りました。首都ボゴタに到着したのは夜10時前。成田空港を出発してから約20時間が経過していました。

日本は蒸し暑い日々でしたが、首都ボゴタはどうやら連日大雨に見舞われているようで、空港から自宅まで送り届けてくれた仕事仲間の契約VANドライバー氏曰く、「そりゃすごい雨だよ」との事。空港ターミナルから出た瞬間、まるで冷蔵庫の中に入ったような寒さでした。

ちなみに画像は巡航飛行中に通過したアラスカの景色です。ここはまだ一面氷と雪の世界でした。

自宅に戻り、メールチェックをした途端にお客様や取引先から膨大な量のメッセージが届いていました。十分に休暇を頂き、不在の間はお客様方には随分とご迷惑をお掛けしてしまいました。

また、日本においてはやるべき事が多々あった為、結局お会い出来なかった方々が多かったのが心残りでした。何しろ1年以上ぶりに日本へ里帰りしたので、最優先の事案をこなしていた間に、時間切れになってしまいました。

現在この時間、時差ボケに加えて標高2,600mという首都ボゴタ特有の酸素不足も相まってか、全く寝付けません。家族は何故かこの時間よく眠れているようですが、私は軽い耳鳴りのような症状と、長時間飛行機に乗っていた為に三半規管に影響が出ているのか、軽い酔いのように左右に振られるような感覚です。

とは言え、多くの案件を抱えたまま日本にいた為、これから「エンジン全開」で仕事をこなす必要があります。私は純然たる「旅行業」に従事しており、長期間不在が大前提のテレビ番組のコーディネート等はしませんし、お客様あっての身ではとてもこなせません。それが自分の「立ち位置」というものです。その中で、これだけ多くのご旅行・航空券等のお申込みを頂けるのは、とても有難い事です。

これからも引き続きコロンビア・ボゴタの日系旅行会社・ANDES TOURSをお引き立ての程、宜しくお願い致します。

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聖地・伊勢神宮参拝の旅

久しぶりに日本へ帰ってから、かれこれ一週間以上が経過しました。何しろ一年以上ぶりの里帰りなので、運転免許の更新その他やるべき事が多々あり、家でゴロゴロしている時間などありません。

そんな中、コロンビアへの手配を頂いている取引先への挨拶回りを一週間かけて行いました。既に催行が確定した南米コロンビア・グループツアー関連での打ち合わせや、7月にカリ市で開催されるワールドゲームス関連の打ち合わせその他、今年の取引先回りは例年以上の上出来でした。当社ANDES TOURSは、もはや「コロンビアを代表する日系旅行会社」として、日本の旅行会社さんから完全に認知して頂いています。

そんな忙しい毎日ですが、今年も恒例の「お伊勢参り」をしてきました。

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伊勢神宮(以下神宮)参拝の旅に欠かせないのが、左画像の「ジャパンレールパス」です。これは短期滞在で日本を訪問する外国人・外国人と結婚し、日本国外に現住している日本人・そして現住している国の永住権をお持ちの方に利用資格があり、のぞみ・みずほを除く新幹線を含む全国のJR各線やJRパス・東京モノレールなどが乗り放題です。

私は妻も日本人ですが、コロンビアの永住権を持っているので利用資格があります。コロンビアにお住まいの方、JRパスのお求めは当社ANDES TOURSで承っています。

そして右画像は聖地・伊勢の地が近づいてきた時の風景です。今は田植えの時期なんですね。

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今年の神宮は20年ぶりの「式年遷宮」を迎えます。皇族方を始め、1月4日には総理大臣・農林水産大臣を始めとする閣僚が参拝するこの神宮は、紛れもなく日本における「聖地」と言えるでしょう。

神宮では、まず「外宮」から参拝するのがしきたりです。今年の神宮と周辺は、式年遷宮にあたって建物を新しく立て替える為、檜(ひのき)の素晴らしい香りが漂っていました。

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そしてこちらが、我々日本人の総氏神である「天照大御神」を祭る「内宮」です。この日は好天どころか汗ばむほどの良い天気に恵まれました。清流が流れる五十鈴川も、この日は更に美しく見えました。

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そしてこちらが日本における「聖地の中の聖地」、内宮御正宮です。伊勢神宮はいつ行っても日本全国からの参拝団が絶えませんが、今年は「式年遷宮の年」という事もあり、例年以上の参拝者の数でした。そして右画像が式年遷宮間際の、新しい内宮御正宮の一部です。こちらも檜の素晴らしい香りに包まれ、身が引き締まる思いでした。

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こちらが御正宮のすぐ近くにある「荒祭宮」です。神宮における「パワースポット」とされ、実は御正宮よりも強い波動があるとされています。この日は運良く御正宮・荒祭宮で神事を見る機会がありました。2,000年以上の歴史があるとされる伊勢神宮。いつ訪れても身が清められる感があります。

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神宮参拝を終えて、内宮に隣接した「おかげ横丁」を散策しました。そして毎年のお伊勢参りに欠かせないのが、中・右画像の「赤福」での赤福餅です。これを食べずして神宮参拝は締められません。今年も無事伊勢神宮参拝を済ませ、新たな気持ちでコロンビアへ発つ準備が出来ました。

皆さんも、日本の聖地・伊勢神宮を是非訪れてみて下さい。式年遷宮の今年は「特別な年」でもあります。

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ゴールデンウイークの南米コロンビア観光ツアー、無事終了!

かれこれ7日間に及んだ日本のゴールデンウイーク期間中の「南米コロンビア観光ツアー」ガイド業務が無事終了し、ホッとしています。今年は4月28日から5月4日までガイドとしての職務スケジュールがびっしりと埋まり、南米コロンビアという国が日本人の皆様から「観光訪問国」として完全に認知された事を実感しました。

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5日4日は久しぶりにスカッと晴れ渡った最高の観光日和となりました。この日のツアーは、先日に続く「コロマ・コーヒー農園観光」に加え、「ボゴタ旧市街地区観光」の組み合わせでした。結局終日一滴の雨も降らず、雨期のこの時期にしては最高の1日でした。

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この日はちょうど大学生達のグループに出くわし、とても賑やかな一時がありました。このコロマ・コーヒー農園も以前と比べると来訪者の数がとても増えた感があります。勿論、その中には当社ANDES TOURSがご案内している日本人のお客様の数も含まれています。

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収穫期を迎えたコーヒーの木々、それは素晴らしいものです。真っ赤に実った状態はブドウ棚のようにも見えます。

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午後からは首都ボゴタの旧市街地区を観光しました。ボテロ博物館・ボリーバル広場・カンデラリア地区・金博物館・そしてモンセラーテの丘などを専用車で巡るもので、ボテロ博物館二階から望んだモンセラーテの丘の景色も素晴らしいものでした。この日は本当に奇跡的なほど、素晴らしい天気に恵まれて良かったです。

そしてお客様はこの日夜の便で当地を発たれ、これで全7日間・総計4組の方々の南米コロンビア観光ツアーアテンドが無事終了しました。私にとって今回の7日間はとりわけ感慨深い日々となりました。

南米コロンビア・首都ボゴタの日系旅行会社ANDES TOURSでは、これからも他では出来ない「オリジナルツアー」を企画・催行していきます。皆様の御利用をお待ちします。

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2013年最初の収穫期を迎えたコロマ・コロンビアコーヒー農園ツアー

日本はゴールデンウイーク入りですね。当地コロンビアは本来関係ありませんが、私は日本やブラジルからご来訪される方々のアテンドが毎日びっしり続いています。コロンビアが日本人の方々にとって「観光訪問国」として完全に認知された事を実感している日々です。

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今日のコロンビアは「メーデー」で祝日ですが私は関係なく、昨今ご好評を頂いている「コロマ・コーヒー農園ツアー」を催行しました。コロンビアにおけるコーヒーの収穫期は例年5月・6月と10月・11月の二回です。今はちょうど2013年最初の収穫期に入り、園内には赤いダイヤの如き赤い実がびっしりと鈴なりでした。

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中画像、実は本来コーヒー農園では見られない「カカオ」の木です。オーナーの趣向で植えられた木に、偶然ですがこちらも実が鈴なりでした。コロンビアが世界に誇る「コーヒー」と「カカオ」両方の木と実を同時に見る事が出来るのも、コロマ・コーヒー農園の良さの一つです。

そして左・右画像ではお客様が手摘みにより赤いコーヒーの実を収穫中です。御両名様は旅慣れた方々ですが、実はコーヒー農園を観光するのは今回のコロンビアで初めての体験との事でした。時期的にもちょうど収穫期で、良い頃にご来訪されました。

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収穫した赤い実を皮と豆に分ける手回しの機械を実際にご自身で操作され、選別する作業。そして殻付きの豆を天日干しで乾燥させ、トンボを使ってまんべんなく太陽光を当てる作業、これも実演して頂きました。毎回の事ですが、ここではコーヒーの木々を見るだけではなく、収穫から加工までを実体験を交えて見学出来るのが魅力です。

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昼食場所のレストランに、コーヒー豆を入れた麻袋を満載したジープがあり、そこで記念撮影です。中画像はこの付近で収穫されるトロピカルフルーツです。これらはミキサーで砕いて生ジュースにして飲む事が出来ます。そして右画像は「バンデハ・パイサ」と呼ばれるボリュームたっぷりの当地伝統料理です。

この日のコーヒー農園ツアーも無事終了し、ご満足頂けたようです。首都ボゴタから日帰りで堪能出来る、当社ANDES TOURSの「コロンビアコーヒー農園ツアー」を御利用下さい。お待ち致します。

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