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2012年12月

ANDES TOURSオリジナルツアー、12月の「ボゴタでの乗り継ぎを利用した市内観光」(3)

明日で大晦日だというのに、まだ仕事です 昨日から今日にかけては睡眠時間が殆どありませんでした。

昨夜は日本からご到着のお客様を出迎えてホテルまでお届けし、数時間にまたホテルまで出向いてメデジン行きのフライトに合わせて空港までお届け、その足ですぐにボリビア・ウユニ塩湖の観光を終えて早朝のフライトでボゴタへご到着されたお客様の「乗り継ぎ時間を利用した市内観光」を催行しました。

今日は日本・韓国・パナマなどへ発たれるお客様方が10名近くあり、まだまだ気が抜けません。実はお取引先や各お客様に"年末のご挨拶"すらしないまま、仕事納めになってしまいました。正直今年一年を振り返る余裕がまだありません。

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この日のお客様の到着は朝7:00。荷物を一旦有料一時預かり所に託し、まずは「パロケマオ・中央市場」へ向かいました。普段この市場は「無休」ですが、年末も押し迫った日曜日に開場しているか、一抹の不安を抱えて一か八かで行ってみました。。。

結果は「やっぱり」やっていました。それも普段の日曜日以上の賑わいでした。ここには国内最大級の「青空フラワーマーケット」があり、今日の市内観光の目玉でもありました。フラワーマーケット自体は朝4時過ぎから開始しています。

切花生産大国・コロンビアだけあり、このマーケットでは例えば「バラ」が二ダース(24本)でたったの500円以下、カーネーションに至ってはバケツ一杯に押し込められている数が200本前後ですが、これでたったの500円前後です。一本あたりにすると「二円ちょっと」安いでしょう。

そして右画像は、年末・それもクリスマスを過ぎた頃から大晦日までの「限定販売」である"麦の穂"です。よく見ると、穂には紙幣のコピーや穀物類が貼り付けられています。「来年が実り多き年であるように」との願いを込めて買い求めるものです。この麦の穂が市中に出回ると、いよいよ「大晦日」という実感が湧いてきます。

この後、市場内で朝食をとり、「コロンビアオリジナルのフルーツ」を試食して頂きました。お客様にとっては珍しい体験だったと思います。

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この後、旧市街地区へ移動し、ボリーバル広場や大統領府などを徒歩で見学しました。朝から絶好の天気で散策には絶好の気候でした。画像は民芸品市場でお買い物の様子です。この市場の中には中・右画像に見られる「ボゴタグッズ」を販売している店舗もありました。

そしてタクシーを拾って空港へ向かい、お土産のコーヒー豆を購入して2012年最後のボゴタ・乗り継ぎ観光ツアーは無事終了しました。

当社ANDES TOURSが独自に企画・催行している各種ツアー、今年は一体どれだけ催行したか忘れてしまいましたが いずれも無事に催行出来、お客様が笑顔を残して発たれたのはとても喜ばしい事でした。

今年の投稿はここまでです。一息ついたらまた次のツアー催行です。私はまだまだ「究極の南米コロンビアツアー」と「南米コロンビアと日本の架け橋」を目指し続けています。

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年末の首都ボゴタを散策

私のオフィスでの「仕事納め」は28日でした。年の瀬をひしひしと感じます。今日は驚いた事に、タクシーの車内ラジオで何と「蛍の光」がバグパイプ演奏で流れました。これを聞くのは近年「紅白歌合戦」を視聴した時だけです。調べたらこの曲は元々「スコットランド民謡」だから、バグパイプによる演奏は当然ですね。

これからいよいよお客様の出発ラッシュ・そして日本その他の国から来訪される方々をお迎えします。昨夜から今日にかけて出発されたお客様方は、ボリビア・ウユニ塩湖やベネズエラ・ギアナ高地、キューバ、メキシコ・カンクン、中国、韓国、国内ではカルタヘナやレティシアアマゾンなどへ発たれました。良いご旅行を

そして我々家族は例年通りボゴタで年末年始を迎えます。お客様あっての我が家の生活です。何かあった場合に迅速に対応できる様、我が家がこの時期に長期間ボゴタを離れる事はありません。そしてこれからガイド業務もあります。

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これからご紹介するのは、そんな我が家の「年末のボゴタ散策記」です。まずはこの画像。ボゴタ市内にある韓国料理店「Myung Ga」にて家族揃って昼食を取りました。ボゴタ市内には複数の韓国料理店がありますが、この店を訪れたのは初めてです。

まずは韓国料理に欠かせない前菜です。店の評価を決める重要な一品「キムチ」です。お味は"辛い"それだけでした 美味しい韓国キムチは「旨味」もあって絶妙なのですが。うーん、ほうれん草の前菜は美味しかったですが、それ以外は評価が何とも。。。

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この他、「ビビンバ」「チャンポン」「プルコギ」を注文しました。我々夫婦はビビンバと言えば、このレストランからほど近い場所にある昔からの知り合いの韓国人が経営する別のレストランで食べているので、今回この店でも注文してみました。味は二人とも「評価が・・・」それ以上は申しません。チャンポン・プルコギは「無難」でした。

はい、これで終わりです。近々、年始の挨拶も兼ねてもう一軒の「馴染みの店」をご紹介します。この店は現在ボゴタに在住している日本人の方々は殆どご存じないようです。

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妻と二人、何となく釈然としない(苦笑)昼食を終えて、家族で付近の散策を始めました。そして出会ったのがこの車 これはすごい。紛れもなく「現役」のクラシックカーです。この車が駐車場を出た所で鉢合わせとなり、慌ててカメラを取り出して撮影しました。勿論ナンバープレート付きの現役ですから、そのまま「ブルーン」という音と共に去って行きました。。。

首都ボゴタでは、時折このようなすごい車に出くわす事があります。クラシックカーマニアにはたまらない町かも。

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こちらは首都ボゴタで最も有名()な美容院の建物です。有名且つ料金の高さも突出しています。この美容院が別の意味で有名なのが「クリスマスの飾り付け」です。そのスケールたるや半端ではありません。ここは「首都ボゴタの年末の観光スポット」にもなります。

今年は店の前に巨大な「サンタさん」がお目見えしました。この飾り付けの前で記念撮影する家族も多く、店の前には何と臨時の「移動交番」まで設営されていました。

年末もまさに押し迫っていますが、我が家・そして私の「一年の終わり」は仕事優先の為まだまだです。

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我が家のクリスマスと年末

しつこいようですが、もう年末なんですね 今年は当地在住のお客様の予約手配に加えて、日本やその他の国から来訪される方々の受け入れ(インバウンド)手配の数がとても多いのが特筆されます。

先日からブラジル駐在のお客様がサン・アンドレス島をご旅行中で、その他にも日本からのお客様がアマゾンエリアに入られました。この他にもこれから続々と当地コロンビアを旅行される方を受け入れる事になります。

そんな中、つかの間の休みとなる「クリスマス」を迎えました。今日はカルタヘナや中国・広州などへ向かうお客様がいましたが、「のんびりできるぞ」と思った矢先に空港にいるお客様から「ちょっと問題発生」とのご連絡があり、一瞬体が硬直するのが分かりました。しかし結局は「空港職員の勘違い」だったらしく、無事に発たれて何よりでした。

私はお客様のトラブルに対応出来るよう、この時期にボゴタを離れて旅行へ出かける事はありません。ケースによっては空港で出発手続きのお手伝いをする事もあります。何もなければ一番良いのですが、自宅待機中に携帯へご連絡が入ると一瞬ビックリしますね。

Img_7631 いきなり話がそれます。先日、携帯電話を買い替えました。前の機種はかれこれ5年以上使用していましたが、先日突然着信の際に呼び出し音が鳴らなくなり、電源が突然落ちるようになり、ついに使用不能となりました。苦楽を共にした携帯君、お疲れ様でした

そんな訳で買い替えましたが、これは現在流行の「スマホ」ではありません。私の場合には絶対的に「通話優先」なので、太い指で操作を間違えやすいスマホよりも、通話の際にボタンが押しやすい画像の機種に「一目惚れ」です ただ、今まで登録したお客様の番号データまで無くなってしまったので、また一から聞き直しです(SIMカードは同じなのでデータ移管は出来るらしいが、操作方法が分からない・・・)

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そして今日はクリスマスイブ。料理好きの妻が手間をかけて作った料理がテーブルに並びました。画像だけを見ると、まるでどこかのレストランで撮影したかのような光景ですね

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妻がこの日の為に時間をかけて作った料理の数々です。先日までガイド業務が続き、クリスマスを挟んでまた忙しくなる為、私にとって「つかの間の休息」で、美味しそうな料理が並びました。

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このケーキ(ブッシュ・ド・ノエル)も妻の手作りです。切り口は「切り株」をイメージしています。凝ってますね。美味しかったです。

そしてケーキには「コーヒー」が欠かせません。Kiri Cafeのコーヒー豆はボゴタ在住数十年で当地コーヒー業界では有名な桐木氏が経営しているコーヒーショップで手に入ります。豆の焼き方が絶妙で、他のショップの豆によくある「強い苦味」「強い酸味」がなく、バランスの取れた日本人向けの高グレード豆です。

早朝発やグループツアーの場合には「おにぎり弁当」をこしらえてくれる愛妻の、究極の料理を堪能しました。これからも私の手掛けるツアーでは、妻の内助の功を必要とします。感謝しつつ美味しく頂きました。

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ANDES TOURSオリジナルツアー、12月の「ボゴタでの乗り継ぎを利用した市内観光」(2)

先週末からいよいよお客様のご出発・到着ラッシュが本格化しています。先週だけで15名の方々が日本へ向けて旅立たれました。

この年末の日本行き航空券予約手配では、ボゴタで日本語を学んでいる方々の「日本への修学旅行グループ」航空券手配を二年ぶりに受注し、無事発たれた喜びもありました。昨年は東日本大震災の影響からか手配ご依頼を頂けなかったので、二重の喜びです。

私が手配を承ったお客様について、大幅な遅延やトラブルによる出発日延期などは今の所誰もいないので、まずは順調です。この時期は多くの方々からご旅行や航空券のご予約をお預かりするので気を抜けません。

そして先日ご報告しました「ボゴタでの乗り継ぎを利用した市内観光」。先日予告の通り、この日は「第二弾」催行です。

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当社ANDES TOURSが催行する「ボゴタでの乗り継ぎを利用した市内観光」は、"オリジナル"と銘打っているだけあって、観光プランはお客様の御希望に基づいています。

この日のお客様はブラジル・サンパウロ駐在の大手自動車メーカーにお勤めのご夫妻。サンパウロからボゴタにご到着後、夜に出発するボリビア、ラ・パス行きの便までの接続時間を使ってのボゴタ市内観光でした。

まずは空港から直接「金博物館」へ。しばし見学の後、標高約3,100mのモンセラーテの丘へ向かいました。左画像は、ケーブルカー&ロープウェイの駅に掲げられていた掲示板です。そこには「あなたは標高3,150mまで登ります。体調に問題があると思われる方はこの丘に登らない事をお勧めします」という意味の記述があります。

ちょっと待てよ。ついこの間、上の展望スポットで見かけた看板には「標高3,200m」と書いてあったが・・・

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夕刻近い時間のモンセラーテの丘にはうっすらとした雲海が流れ始め、下界の景色が若干霞んでいましたが、それでもボゴタ市内の様子は見る事が出来ました。

ご夫妻はこの後、標高約3,600mのラ・パスへ向かう事もあり、高度調整の意味ではこのモンセラーテの丘での酸素の薄さはちょっと参考になったかもしれません。

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その後、徒歩によるボゴタ旧市街地区観光開始です。こちらは「ボテロ博物館」での光景です。実はこのボテロ博物館は、後日ラ・パスから再びボゴタへお戻りになられた際の観光先にしていました。

ご夫妻の強い御希望があったこのボテロ博物館見学。もしも次回のツアーでこの博物館を見学できなかった場合、「後悔先に立たず」となりかねない為、予定を変更しての館内見学となりました。

ちなみにこのボテロ博物館と貨幣博物館が併設している敷地内には、眩いばかりのエメラルドと金で飾られた、見事な宝飾品が展示されています(撮影不可)

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そして「夜のボリーバル広場」を散策です。クリスマス直前のボリーバル広場には大掛かりなツリーその他の飾りが据えられ、周囲の建物は派手な電飾により素晴らしい光景を映し出していて、そんな幻想的な光景を見ようという人々が大勢詰めかけ、すごい混雑ぶりでした。

中・右画像に見えるのは、コロンビア伝統料理の一つである「アヒアコ(ポテトシチュー)」です。サンパウロからの便では機内食らしきものは殆どなく、この後また空路移動となる為、昼食兼夕食のような感じになりました。ご夫妻ともお腹が空いていた為か、完食されました。

そしてタクシーで空港へ向かい、出発2時間前に余裕で到着しました。とはいえ、前述のボリーバル広場周辺は大勢の人々で溢れ、とてもタクシーがつかまる状況ではなかった為、予定にはなかった「トランスミレニオ(二連式公共バス)」を利用して別の場所まで移動し、そこからタクシーを拾って空港へ向かったのは、自分としても「想定外」でした。

クリスマス直前のボゴタ旧市街地区は行き交う人々の数が半端ではありませんので、ご注意下さい。

そんな事で、今回のツアーも無事終了しました。ご好評を頂いているこのボゴタでの乗り継ぎを利用した市内観光。日本人向けのツアーとしては当社ANDES TOURSだけが唯一催行しています。皆様の御利用をお待ちしています。

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ANDES TOURSオリジナルツアー、12月の「ボゴタでの乗り継ぎを利用した市内観光」(1)

先日、ビジャ・デ・レイバへのツアーを催行したばかりですが、今回は「ボゴタでの乗り継ぎを利用した市内観光」のご案内です。こちらも当社ANDES TOURSが日本人の皆様向けに唯一催行しているツアーです。

当社の社長は私ではありませんが、南米コロンビアで日本人向けの旅行会社として唯一・少人数からグループまで柔軟に旅行手配を受けているのが当社ANDES TOURSです。

ちなみに、タイトルに(1)と記載しましたが、12月だけでこのボゴタ乗り継ぎ時の市内観光ツアーを四回催行する事になっています。ボゴタでの乗り継ぎで概ね6時間以上の接続時間があれば手頃な料金で御利用頂けます。

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この日のお客様の到着は朝7時過ぎ。朝陽が昇った頃の画像です。右画像を拡大すると、天界から薄日が差しているのが分かります。
この日は到着便が30分ほど遅延し、更に荷物が出てくるまでに時間がかかった為、ツアーのスタートが1時間ほど遅れました。

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市内観光の始めは「モンセラーテの丘」です。この日は前日に降った雨の影響で遠くの景色まですっきりと見える事はありませんでしたが、市内の主な場所は見る事が出来ました。

中画像はモンセラーテの丘展望台に設置されている看板です。「標高3,200m」と記載されていますが・・・あれっ、ここは確かボゴタの公式地図と高度計では「標高3,100m付近」だった筈 100m位「サバ読み」か?

そして右画像は首都ボゴタの朝食の定番「Caldo de Costilla(カルド・デ・コスティージャ、牛の塊肉が入ったコンソメスープ)の朝食です。朝は冷え込むボゴタで体が温まる一品です。お客様は朝食を殆ど取れないままボゴタに到着されたので、アンデス山脈を見ながらの朝食となりました。画像をクリックすると山々が見えます。

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そして旧市街へ向かい、徒歩による観光を行いました。大統領府付近は普段から通行が制限される事がありますが、この日は軍関係のセレモニーがあり、大統領府中庭に巨大なテントが張られ、周囲が封鎖されて一般人の通行が禁止されていました。

駄目かなと思って迂回して歩いていた所、幸運な事に通行禁止が解除されて最初に大統領府沿いの道を通行したのが我々でした。とてもラッキーでした。

そして旧市街地区の中心・ボリーバル広場にてしばし観光し、再び空港へと向かいました。お客様が国際線で到着された際に、予め国内線の接続便のチェックインを済ませたので、手ぶらでしかも次便の搭乗券を手にしたままの「お気軽ボゴタ市内観光」となりました。

1時間の遅延があった為、観光自体は少々慌ただしいものとなりましたが、ボゴタ市内の観光要所を短時間でご覧頂く事が出来ました。

当社ANDES TOURSオリジナルツアー・ボゴタ市内観光のサイトは下記です。皆様の御利用をお待ちします。

コロンビア・ボゴタの旅行会社ANDES TOURSオリジナル・ボゴタ市内観光

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ANDES TOURSオリジナルツアー、12月のラキラ+ビジャ・デ・レイバ村観光

年末も押し迫ってきました。先週末は6名様のグループが日本へ発たれ、同じ日にカルタヘナその他へ旅行された方々もあって多少の緊張感を持っていました。いよいよ旅行シーズンですが、お客様の御予約をお預かりしている私が、お客様を差し置いて旅行するなどもっての外ですので、この時期は例年首都ボゴタにいます。

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そしてこの年末は、私にとって「ツアーアテンド」が集中しています。日曜日のこの日は先日以来の「ラキラ+ビジャ・デ・レイバ村1日観光」を再び催行しました。40人乗りの大型路線バスを利用して首都ボゴタの北・約150kmにある二つの村を日帰りで観光するものです。大型バスの乗り心地は快適で、シートはリクライニング式。そしてトイレも付いています。

当社ANDES TOURSオリジナルのこのツアー、お一人様からの少人数でも割安な料金で催行しています。11月末に続きご予約を頂いたのは、一定の御支持を頂いている証でしょう。

右画像は車内でお取り頂く「朝食」です。朝5時頃にご宿泊先を出発するこのツアーでは、「我が愛妻おにぎり弁当」が付いています(妻の都合によりご提供できない場合もあります)日本から遠く離れた南米コロンビアで、日本人ガイドにおにぎり弁当。こんなツアーは当社ANDES TOURSを御利用頂く方だけの特権です。

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この日は絶好のツアー日和でした。好天に恵まれ、車窓の風景も絵になりました。途中では菜の花(らしき)畑が見られ、じゃがいもの一大生産地であるボヤカ県では畑一面に白い花々が咲き乱れていました。

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ツアーの最初に訪れるのは、焼き物の生産で有名な「ラキラ村」です。クリスマスが近い事もあり、村の中心にある広場にはキリスト降誕をイメージしたモニュメントが置かれていました。これらも勿論ラキラ村らしい、素焼きのセラミック製品です。

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本当に小さなラキラ村、メインストリートも約100m程度ですが、その中には数多くの民芸店が軒を連ね、多くの素焼き製品が並んでいます。その光景はなかなか絵になります。ツアーではこの村でしばし散策をします。

そう言えば、この村には以前日本人の陶芸関係者がいて、某所には寄贈した「ろくろ」が置かれていましたが、今回訪れた際にはすっかり跡形もなかったので、真相は分かりませんがその人がいなくなった今や「過去のもの」になったのかもしれません。

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そしてビジャ・デ・レイバ村です。強い日差しと白壁の建物が実に合っています。石畳の広場としては南米大陸最大級のこのエリアは何度見ても飽きる事がありません。

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ツアーでは、このビジャ・デ・レイバ村を徒歩で散策し、昼食をお取り頂いた後に再び大型路線バスでボゴタへ帰着するというスケジュールです。この日のお客様はボゴタへ帰着した後、夜の便で日本へ帰国されるというスケジュールでしたが、我々は余裕でボゴタへ帰ってきました。

左画像は村でも最古に近い1500年代中頃に建てられた建築物(後に改修)そして右画像はたまたま出くわした「馬車」です。古い建物に溶け込んでいますね。

コロンビア国内で唯一、日本人係員によるオリジナルツアーを通年少人数からでも催行しているのは、当社ANDES TOURSのみです。皆様の御利用をお待ちします。

ANDES TOURSオリジナル毎日催行、ビジャ・デ・レイバとラキラ村1日観光

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年末、今日も日本からのお客様をお迎え

いよいよ年末・師走ですね。首都ボゴタはクリスマスを控えて、各アパートやオフィスビルなどは夜になると華やかな電飾が美しく映えています。

当社のお客様の中には既に年末年始のご旅行・一時帰国に旅立たれた方々もあり、いよいよ旅行シーズン到来です。私も予約の最終確認と調整を続けており、更に今この段階で新規の御予約を数多く頂いています。例年ですと年末年始の新規予約受付自体は終わっている頃ですが、嬉しい悲鳴です。

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そして今年は年末のこの時期に日本その他からのお客様を迎え入れる数が多いのが特筆されます。今日は日本からのグループをお迎えしました。昔でしたらこの時期にお客様を迎える事など殆どありませんでしたが、時代と状況は確実に変わっています。

画像はボゴタ空港国際線新ターミナル・到着階の様子です。ターミナル自体は新しくなりましたが、出口に群がる人々の混雑ぶりは相変わらずです。私は180cmという身長と、目印となるものを持ってお待ちしますのでお客様との合流も簡単ですが、到着した旅客が待ち受けている人と合流するのはなかなか大変です。

Img_7413 こちらは預けた荷物を受け取るターンテーブルエリアです。これはガラスを隔てて撮影しました。全面ガラス張りで「可視化」され、到着した旅客の姿が一目瞭然となっています。

国際線で到着した旅客は2階で入国審査を受け、1階のこの場所で荷物を受け取り出口へと向かいます。旧ターミナルと比較すると、このエリアが随分広くなりました。国際空港らしい光景です。

Img_7421 代わってこちらは50年以上「国際線の玄関口」として君臨していた旧ターミナルです。現在ではAvianca航空国内線を除く各社国内線専用ターミナルとなっています。

旧ターミナルを利用する人の姿は激減し、ガランとしています。つい先日まで半世紀以上ごった返した光景が嘘のようです。

お客様が到着するまで時間があったので、久しぶりに散策してみました。私もこのターミナルとはかれこれ15年以上の仕事での付き合いですが、こちらも時代と状況は変わりました。

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旧ターミナルにはまだ数多くのファストフード店などが残っています。その数は新ターミナルよりも多いので、お客様をお迎えするまでの時間潰しには旧ターミナルの利用が便利です。

私が「夜の軽食」として時折食べているのが、旧ターミナル1階にあるフライドチキンチェーン"Frisby"の「Frisburrito Ranch(フリスブリート・ランチ)」という画像の一品(2012年12月現在・5,200ペソ、約240円)です。中にはホカホカの鶏のから揚げに似た塊が3つ入っていて、安いのに食べごたえがあって気に入っています。酸味があるアボガドソースが何となく
病み付きになるものです。

そんな訳で、年末のこの時期ですがまだまだ1年を振り返る余裕もなく仕事に邁進中です。

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