ボゴタ在住の方々向け「コロマコーヒー農園ツアー」、大成功!
先日来ボゴタ在住の方々を対象に募集をしていました「コロマ・コーヒー農園ツアー」は、晴天の下で20名超の皆様の御参加を頂き催行、大成功を収めました。
実の所、募集開始直後はお申し込み数が少なく催行が危ぶまれましたが、結局は最少催行人数を突破し、お申込みの上限数まで達しての催行となりました。私としても長年当地コロンビアにおいて旅行業界に関わっている中で、ボゴタ在住の方々向けに「団体ツアー」を企画・催行するのは初めての事でしたので気合が入りました。
この日は三連休初日。ツアー催行にあたって道路状況を一番心配していましたが、これが何と「ガラガラ」普段の週末よりもスムーズに通行出来たのは意外でした。更に当初予定していた現地到着時刻よりも一時間近く早く現地入り出来たのは「嬉しい誤算」でした。
そして上記画像は現地コロマ・コーヒー農園での「コーヒーの実の収穫体験」の様子です。先日の大雨で農園側がかなりの数の実を収穫した為、先日の視察段階では赤い実が殆どなくなっていたので心配し、直前になってツアータイトルを一旦は「収穫体験ツアー」から「コーヒー農園訪問ツアー」に変更しましたが、ここ数日の好天で当日は再び赤い実が数多く見られ、その心配は無用となりました。
そして腰から籠を下げて頂き、最大の目的である「赤いコーヒーの実の収穫」を子供・大人の皆様に体験して頂きました。私にとっては「念願が叶った一時」でした。
その後はコーヒー豆の収穫から加工・出荷までのプロセスを見学して頂き、最後は自社焙煎したコーヒーの試飲・そして自社製生産のコーヒーリキュールの試飲をして頂きました。農園側も大人数のグループに対応する為、普段とは別の場所に売店を設置し、お土産の販売に熱心になっていました。
今回ご参加頂いた皆様の中にはお子様連れのご家族もおり、子供達には「コロンビアならではの社会科見学」にもなった事でしょう。私が見た限りでは、お子さん達もとても嬉しそうに赤い実を手摘みしていました。
今回のツアーは昼食付きで、築200年近い伝統家屋のテラスでお取り頂きました。お飲み物や食料は各自自由にお持込可能という事でご案内していた為、テーブルにはかなりの「ワイン」ボトルが並び、皆さん和やかに談笑されていました。喧騒から離れたコーヒー農園で昼から美味しいワインを飲むのは心地良い一時でした。
農園での昼食はコロンビア伝統料理の「アヒアコ」を中心に、アボガドを使ったサラダ、パン、そしてクアハダと呼ばれるチーズに黒蜜をかけるデザートをご提供しました。アヒアコも各自がご自身でお好きな量を皿に盛って頂くスタイルを取りました。
農園内での滞在は約4時間。しばしくつろいで頂いた後に皆さんで記念撮影です。とても良い天気に恵まれた一日で、皆さんにもご満足して頂けたものと思います。
標高2,600mの首都ボゴタから片道たったの約2時間で標高は一気に1,600mまで下がり、適度な暑さと沿道の素晴らしい風景、そしてコロンビアならではの「コーヒー農園」を気軽に散策できる事を今回ボゴタ在住の皆様に知って頂けたのは、とても良い機会でした。時間的にも朝8時に出発し、夕方4時には出発地点に帰着した「お気軽なツアー」だったと思います。
これまで15年以上に及ぶ私の職務の中で、ボゴタ在住の皆様には航空券や旅行の企画・販売ばかりを長年続けていましたが、この度初めて「ツアー」を催行し、旅行会社としての面目が立ったと自画自賛しています
これからも当社ANDES TOURSは日本人の皆様へコロンビアを「旅行地」として紹介し続けていくとともに、オリジナルツアーの企画・催行にも力を入れていきたいと思っています。
今回コロマ・コーヒー農園ツアーに御参加頂きました皆様へ、この場を持ちまして厚く御礼申し上げます。
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