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2012年6月24日、ボゴタ空港にて

Img_5259_4 Img_5262_2 韓国の李明博大統領が6月23~25日の3日間、コロンビアを公式訪問しています。画像は韓国大統領専用機(ボーイング747-400)です。ボゴタ空港にて撮影に成功しました。画像がぼやけているのは、空港ターミナルの窓を挟んでいる為です。

李大統領のコロンビア公式訪問の主目的は、何と言っても「二国間自由貿易協定(FTA)」の総仕上げでしょう。韓国は日本に先行してコロンビアとの間でFTAを進めてきました。一国の元首・大統領が決して先進国ではないコロンビアに3日間も滞在するのは特別な事情ですね。

それとは別にこの記事を書き上げた後に判明しましたが、李大統領公式訪問のもう一つの目的は、1950年に勃発した「南北朝鮮戦争」の際に、コロンビアがラテンアメリカ諸国では唯一、5,000人以上を韓国に派兵した事に対する「62年後の感謝の訪問」だったようです。李大統領は就任以来朝鮮戦争の際に派兵をした各国への御礼の歴訪を続けていたらしく、コロンビアは「最後の訪問国」だったようです。

まさかコロンビアで韓国大統領専用機、それも大型のB747-400の姿に接するとは思いませんでした。B747-400ジャンボ機は日本や中国の政府専用機にも使用されています。民間機では既に運用の主流から外れていますが、やはりこれだけの大型機・それも国家元首専用機が「ドーン」と降り立つと威圧感を感じますね。

日本とコロンビアとのFTA交渉ですが、実の所韓国や中国に比べてかなり後れを取っています。日本が政党内・政党間で足の引っ張り合いをしている間に、アジアの二強に後塵を拝しているのがとても気になります。中南米の中でも経済的には優等生であり、地下資源を持つコロンビアとのFTAや地下資源獲得競争において、韓国が日本に先行しているのは間違いありません。

日本も同型の政府専用機を持っています。早く日本の総理が当地コロンビアに政府専用機で「ドーン」と公式訪問される事を願って止みません。これは決してミーハーな意見ではなく、国策上、中・韓の二国に存在感で後れを取っているという危機感からです。

例えば、首都ボゴタで見かける一般タクシーやホテルに常駐しているバンなどの実に90%以上は「韓国車」です。テレビ・携帯電話・家電製品の大半も韓国製。店頭に並ぶ日本メーカーの家電品は一部の薄型テレビのみで風前の灯です。そしてコロンビアと中国との貿易額は昨年過去最高です。「頑張れニッポン」そんな思いです。

いつか尾翼に「日の丸」を掲げた日本政府専用機が、このボゴタに飛来する日を待ち続けます。

Img_5212 Img_5264 先日「スターアライアンス」航空会社連合に同時加盟したAviancaとCOPAですが、企業ロゴマークにも正式にスターアライアンスのロゴが追加されました。

しかし素朴な疑問ですが、今までコロンビア国内でしのぎを削り、つい先日まで商売敵だった二社が同時にスターアライアンスへ加盟した事で、この先二社間でどのように「協調」していくのか・・・アライアンス内での"対立"は許される話ではないですからね。

Img_5230 Img_5231 こちらはCOPAです。機体にスターアライアンスのロゴマークが入りました。先日ご紹介の通り、COPAはパナマとコロンビアを拠点に運行しています。それがAviancaもスターアライアンス入りしたのですから、もしかするとコロンビアの拠点を解消するかもしれませんね。分かりませんが。

いずれにしても、コロンビアにおける航空会社間の競争が今後大きく変わる可能性を持っています。

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