日本の旅、伊勢・高松
南米コロンビアに関するブログでありながら、無関係の記事を投稿します。読者の皆さん、もうしばらく日本での休暇を楽しませて下さい。
前回ご紹介しました「ジャパンレールパス」を使っての今年の旅は、「伊勢・高松」でした。7日間JR全線乗り放題という特典を有効活用しての旅でした。画像は新幹線で伊勢へ向かう途中の富士山の光景です。美しいですね、日本一の山。それにしても新幹線の速さにはいつも驚かされます。コロンビアでこんな早い乗り物は当然なく、離陸直前の飛行機だけですね。
左から外宮、そして内宮御正宮です。今年も訪れました。「日本における聖地」全国に多々ある神社の中でも、この伊勢神宮はまさに別格と呼ぶにふさわしい、凛とした雰囲気に包まれています。心が洗われる気持ちになります。この「お伊勢参り」をする為にこの一年間ひたすら頑張った、その甲斐があったというものです。
左が荒祭宮、そして右は御正宮へと向かう「宇治橋」です。この「荒祭宮」は、いわゆる"パワースポット"とも称されています。日本人の総氏神である「天照大御神」を奉っています。大抵の方は御正宮だけを訪れて帰路についていますが、こちらの荒祭宮を訪れてこそ、願いが叶うと言われています。ちなみに私は参拝の折に願い事はしません。現状に感謝をするのみです。
伊勢の名物と言えば「赤福餅」ですね。今年は止めようと思いつつ、結局食べてしまいました。お伊勢参りをして赤福を食べないと、何か「消化不良」的な旅になってしまいそうで、後悔先に立たずでしたので
コロンビアで「あんこ」を口にする機会は滅多にないので、とても美味しかったです。
例年ですとこのまま伊勢に宿泊するのですが、今年はその足で「高松」へ向かいました。結局この日一日で鉄道に乗車していた時間は新幹線を利用しても約10時間という長旅となりました。
高松訪問の目的は、およそ10年前までの三年間ボゴタ日本人学校に勤務されていた先生、そしてご家族との「再会」、更には「さぬきうどん食べまくりツアー」でした。
こちらは「釜玉うどん」発祥の店とされ、週末ともなると数時間待ちの行列が出来る名店「山越うどん」です。この日は"奇跡的"に行列なしでうどんにあり付けました。
右がその釜玉うどんです。溶き玉子がからんだうどんだけが入ったどんぶりを渡され、つゆと薬味は自分で好みの量を入れます。麺は柔らかめで、つるっとした食感でした。
それにしても「うどんブーム」は健在ですね。朝から、それも一杯たった200円前後のうどんを食べる為に全国各地から人々が訪れていました。それは車のナンバーですぐに分かりました。何と言う事か・・・
そしてこちらが「田村」のかけうどん+揚げです。麺の硬さは普通でした。うどんの美味さもさる事ながら、ダシが癖になりそうで汁まで飲み干しました。
この店、うっかりすると見過ごしてしまう位質素で、他に比べて雑然としていますが、味は確かでした。それにしても凄過ぎです、本場のさぬきうどん。
こちらはさぬきうどん発祥の地とされる綾川町にある「うどん会館」で食べた、その名も「さぬきうどんアイス」です。うどん会館という名も凄いですが、さぬきうどんアイスとは・・・
実際食してみました。うどん味のアイス?と思いきや、何とアイスの中に長さ1センチほどの「うどん」が入っているなんという事か・・・
うどん会館の目の前に広がっていた光景は、何と一面の菜の花畑と旧家、そして今では珍しくなった「鯉のぼり」でした。何と言う素晴らしい風景
しばし散策し、そして記念に1枚パチリです。一人旅、それも短時間では決して味わえなかった光景です。これも車を出して頂き、お付き合い頂いたO先生のお陰でした。
最後は「ぶっかけうどん」を食べ、この日初めての「観光」として、高松港でしばしたたずみ、O先生とお別れをして帰路に就きました。
私の15年に及ぶコロンビア生活、そして旅行業の中で多くの方々との出会いと別れがありました。その中で「再会」するケースは珍しく、O先生・奥様、そして当時とは大分様変わりされたお嬢様との再会を果たし、とても感動しました。
私にとってコロンビア在住の日本人の方々全てがお客様としてお付き合い頂ける事は難しいと自分でも承知しています。その中で、懇意にして頂いた方々への思いは決して忘れる事はありません。それが故の高松訪問でした。O先生、ご家族様、お世話になりました。
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