首都ボゴタからの日帰りツアー、コロマ・コーヒー農園で収穫体験を
首都ボゴタから日帰りで行けるコーヒー農園を初めて訪れました。
今日は「首都ボゴタからの新ツアー」造成の為、クンディナマルカ県フサガスガにある「コロマ・コーヒー農園」を日帰りで視察して来ました。現地へは首都ボゴタのパスターミナルから片道約2時間の行程でした。途中峠越えがあり、その後は下り坂が続き、結局首都ボゴタから1,000mほど下りたという計算でした。
フサガスガまで下りると、途中の街道沿いにはバナナやオレンジの木々が広がり、所々にはコーヒーの木々も見られるようになります。
このコロマコーヒー農園ですが、事前にある程度の情報は入手していたものの、実際に行ってみるとそれは素晴らしいものでした。
首都ボゴタから確実に日帰り圏内であるこの場所で、コーヒー農園を観光用に開放している為、日本人の方々向けのツアーには十分使えると確信した次第です。これでまた一つ、当社ANDES TOURSのツアーが増えました。
視察したこの日は収穫期には早く、木々に鈴なりだった実の数々はまだ緑色をしていました。そんな中でごく一部だけ赤い実が見られたのは嬉しかったです。このコロマ農園における「収穫期」は毎年5月前後と10月前後の二回です。
しかしながら、いくらコロンビアが「コーヒーの国」とはいえ、標高2,600mの高所にある首都ボゴタでコーヒーの木々を見る事はまずありません。その為、標高1,600m前後のこのフサガスガまで下りる必要があります。それが片道約2時間程度で日帰り往復出来るのです。
この農園では「カトゥーラ」「バリエダ(バラエティ)コロンビア」などの苗木種を使って生産しています。コーヒー農園としては小規模ですが、それでも視界一杯に広がるコーヒーの木々と無数についている実は、コロンビアという一大コーヒー豆生産国にいる事を実感させてくれます。
このコロマコーヒー農園の敷地内には、築100年を超すという伝統様式の建物があり、更にはコーヒー農園や蘭(カトレア)園もあって、観光地としては十分な要素を持っています。
今後、日本の旅行会社各社向けにツアー商品として販売していくにはふさわしい場所です。ボゴタ在住の方々も、一度この農園を見学されてみては如何でしょうか。
この農園では、見学後に敷地内で焙煎処理したコーヒーや、これも特産の「コーヒーリキュール」を試飲させてくれます。
Colomaブランドのコーヒーリキュールは首都ボゴタのスーパーの他、空港でも販売しており、ご覧になられた方もいらっしゃるのでは。そう、私もColomaという名前はどこかで目にしたような記憶があったのですが、それはコーヒーリキュールの名前でした。
右画像で手前の容器に入っているのがコーヒーリキュール、そして奥がブラックコーヒーです。
小さな売店では、勿論コーヒー豆やコーヒーリキュールを直売しており、その他にもご覧のコーヒーに関連するお土産品も販売していました。私にとってこれはとてもポイントが高いと思いました。
コーヒー農園をただ見せるだけではなく、コーヒーなどを試飲させてくれ、かつお土産品を直売しているのは、お土産の買いもの大好きな日本人旅行者の方々には最適な「観光地」です。
首都ボゴタから気軽に訪れる事が出来るこのコロマコーヒー農園。今後は積極的にツアー商品として紹介していきたいと思っています。ボゴタ在住の方々も、例えば出張者の方々を一日観光にご案内するのに最適な場所の一つでだと思います。
ちなみに園内は毎日開放しています。入園料はお一人様25,000ペソ。平日の方が園内で働く従業員の方々が多いので、お勧めとの事です。当社でも早速ツアー商品としてサイトを作成してみました。是非とも下記をご覧下さい。ご利用をお待ちします。
コロンビア・ボゴタの旅行会社ANDES TOURS 首都ボゴタからのコロマ・コーヒー農園日帰り見学ツアー(毎日催行)
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