ビジャ・デ・レイバ再訪・2
前回に続き、ビジャ・デ・レイバ視察の記録です。この村については既に何度かご紹介しています。白壁の古い建物が並び、広場は石畳のものとしては南米最大規模を誇ります。
このビジャ・デ・レイバはもはや「化石の村」ではありません。それは"過去"の話であり、今やその美しい景観で人々を惹きつけています。勿論村の中心部も美しいですし、見渡す限りの近郊の風景も素晴らしい、これがこの村の魅力です。
今回の視察では新たな発見もありました。村自体に大きな変化はありません。全体の景観を損ねない配慮です。その中での新たな発見は「ホテル」です。
ふと立ち寄ったこのホテル、何と数日前にオープンしたばかりでした。古い建物を大改造した為、周囲との調和が保たれています。その中で客室も含め全てが新しく、浴室には何とバスタブまであります。場所も広場から数十メートルという絶好の位置にあり、これは「掘り出し物」でした。ちなみ全室1ベッドルームのみです。
内部は木材を多用しており、落ち着いた造りです。数日前にオープンしたばかりでまだ殆ど誰も知らない為、この年末年始も予約が取れるとの事。これはお勧めです。宿泊料金もこのレベルではお得です。
この場ではホテル名の公表は避けます。この年末年始にビジャ・デ・レイバへのご旅行をお考えの方々、このホテルのご予約は当社ANDES TOURSへ。内部の画像と共にご案内します。
ビジャ・デ・レイバには最近お洒落なレストランが増えてきました。現地での昼食場所は既に目星をつけています。その中で、予算に応じて週末のみご案内するのがこのイタリア料理レストランです。ここは既に以前ご紹介しています。
ビジャ・デ・レイバでイタリア料理とはピンと来ないかもしれませんね。
しばらく来ないうちに、店で使用している「パスタ」は、それまでのBarilla(バリラ)からGranoro(グラノロ)に代わっていて、店の奥にあるテラスには、何と「ワイン」で出来た「塔」が立っていました。まるで"ピサの斜塔"ですね。記念に撮ってもらいました。
それにしても、この店でワインを飲む人が相当多いのか、すごい量のワインボトルでした。
この日は「プロシュットとメロンの盛り合わせ(8,000ペソ)」とパスタ「ボンゴレ・ビアンコ(18,000ペソ)」でした。左のパンはもちもちしていてなかなかの味でした。
白(ビアンコ)ワインでムール貝の旨みを引き出すボンゴレで、画像では見えませんがそのムール貝の粒が何と8個も入った「特盛り」でした。開店最初に作った為か、使用したワインが多かったのか、ワインの香りが若干きつかったですが、なかなかイケる味でした。これで約800円はお得でした。
当社が催行するビジャ・デ・レイバツアーでの昼食は、平日と週末では異なります。その為の「試食」という意味もありました。
帰路は行きと違うルートを通りました。Raquira(ラキラ)、Chiquinquira(チキンキラ)へと向かうこのルートは、山間の断崖絶壁がない平坦な道が続きます。しかしビジャ・デ・レイバ村を出てすぐに、画像の如く道路が完全に冠水していました。
私は大型路線バスで移動した為に難を逃れましたが、知らずにこの場に差し掛かった一般車両は身動きが取れず、たまたまだったのか分かりませんが居合わせた「レッカー車」が、何と乗用車を荷台に乗せて冠水していない個所まで「ピストン輸送」していました。
片や土砂崩れ、片や冠水で、今後の降雨状況次第ですが、ビジャ・デ・レイバへ近々ご旅行される際にはご注意下さい。
以上が先日の「視察旅行」の報告です。
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