クンディナマルカ県Choachi・サンタモニカ温泉-2-
続編を書こうとしていましたが、何しろ半端ではない忙しさです。予想はしていましたが日本から来訪のお客様のアテンドが続いており、明日からまた週末も休みなしでアテンドです。本当に嬉しい悲鳴です。
当社ANDES TOURS(私)が企画する首都ボゴタ及び近郊のツアーの売りは、何と言っても他にはない独自性と料金の安さです。昨日シパキラ岩塩坑道をご案内したお客様からも、その旨御好評を頂きました。
本題の先日のサンタモニカ温泉訪問記です。標高約2,600mのボゴタからは所要時間約一時間ですが、この道のりが実に「濃い」のです。
ボゴタ市内を出ると一気に坂道を駆け抜け、およそ30分後には右画像のような背の低い高山植物しか見られない、推測およそ4,000m近い場所まで到達します。正直これはきつかった!何がきついって、ここまで来ると息苦しさを感じます。我が子達は何もありませんでしたが、小さなお子様連れのお客様は途中休憩される事をお勧めします。
しかも、この間何と「雲海」の中を通り抜けていくのです。雲がサーッと流れていくのが分かる程です。首都ボゴタも高地ですが、最高地点の光景はまさに「山岳地帯」でした。
そこから今度は一気に坂を駆け下りていきます。目指すサンタモニカ温泉は標高約1,800m。ですので2,600mのボゴタから4,000m(推測)、そして1,800mという起伏をたったの一時間で体験するのですからすごい道のりでした。
そして画像は車窓左側に現れた、まるで「テーブルマウンテン」を想像させるすごい山並み、それは太古の昔に逆戻りしたような、素晴らしいものでした。今までコロンビア国内のいくつかの道路を通過した中で、これほどダイナミックな風景は初めてでした。そして山の端に差し掛かるとそこから一気に地形が深く切り込まれ、その高低差は目測2,000m近いものでした。これは素晴らしいの一言に尽きます。
サンタモニカ温泉への一時間の道のり、ここに地形の変化が凝縮されている事をまざまざと見せつけられました。これからサンタモニカ温泉を訪れようとお考えの皆様、沿道の景色は素晴らしいの一言に尽きます。
そうして到着したサンタモニカ温泉でした。画像は翌朝、家族で敷地内を散策した際に発見した「源泉(Manantial Agua Termal)」です。ここがまさにサンタモニカ温泉の源泉でした。
朝方は気温が低い為、源泉からは湯気が立ち、プールのような一角からは熱湯がボコボコと吹き出ていました。この源泉エリアは、日帰り客は勿論、宿泊客の殆ども気が付かない場所だと思います。硫黄の臭いが立ち込めていました。
これからサンタモニカ温泉を日帰り・宿泊で楽しもうとお考えの皆様、これは一つのアドバイスです。温泉自体は快適ですが、どう言う訳かお湯の中に含まれている硫黄の匂いが強く、入浴後にそのままシャツを着ると見事にその匂いが移ります。温泉を楽しまれた後には、別の場所で温水シャワーを使って石鹸で体を洗う事をお勧めします。
ボゴタ在住の皆様、サンタモニカ温泉への日帰り旅行の車両手配は当社ANDES TOURSへ御用命下さい。
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